ママHOWTO

家事したくないあなたを救う!

家事がしたくない心理・やりたくない家事をこなすコツ

家事がしたくない!そんなあなたを救います!頑張っても終わりの見えない家事にうんざりすることは誰だってあるもの、子育てや仕事があるならなおのことです。でも…家事は女の仕事って誰が決めた?終わりなき家事との戦いに疲れた専業主婦やワーママの気持ちがふっと軽くなる家事のこなし方を紹介。

家事をしたくない原因は?どういう状態なの?

家事―――それは筋力と精神力を必要とし、やってもやっても終わりが見えず、そのうえ評価もなければ対価もない―――環境によっては当たり前のようにちょっと無慈悲な待遇をされがちなお仕事です。
子育てや仕事で忙しくなると、これらを両立するのはなおのこと大変です。もともとわりと家事が好きでむしろ楽しんで出来ていたほうなのに、気が付けば家事を楽しむ心の余裕なんでどこかに置き去りにしてきてしまったみたい…という人は私だけではないはずです。

今まで頑張ってきたけど、もう家事なんてしたくない!と思ってしまう人も少なくはないと思いますが、そう思ってしまう具体的な理由は何なのか?を考えることで、どのように負担を減らし、自分のペースで頑張れるのかが見えてきます。

家事が出来ない。から→したくない。に?

家事をやる気にならないときはありますよね。でもそれが毎日だと自分でも困ってしまいます。家事がやる気にならない原因は人それぞれ。まずその原因をしっかりと把握して、どうすれば家事をやる気になるのかその方法をご紹介します。

子育て経験者が家事をしたくないと感じる理由のひとつとしては、家事のハードルが極端に上がってしまったことが考えられます。

というのは、子供が生まれたばかりの頃は泣いてはいても、掃除や料理の邪魔はしてこないし、まだ、家事のペースは確保できる範疇。しかし、大きくなるにつれて後追いが始まったり、一緒に遊んで欲しいと駄々をこねたり、家事だけでなく全てのミッションにおいてペースも何もひっちゃかめっちゃかになっていくから。

時間の経過は無情なれど、それでも料理は旦那さんの為に作らないといけないし、洗濯や掃除もしないといけない。その横では愛しくも無邪気なチビデビルがまた!部屋を荒らし!!飲み物食べ物をひっくり返したり………さらに仕事は増え終わりなき戦いに家事や仕事をする気力は、気づかぬ間にどんどん失われていきます。更に子供が夜泣き等をするうちは、寝不足もついて回るので体力面からも限界は早く訪れるでしょう。

得意ではなく、頑張っても気付いてもらえない

家事が好きな人は、綺麗になったり家事を終えたときの達成感で満足できるかもしれません。
しかし、もともと得意ではない、どちらかというと好きではない、やりたくない場合でも結婚や出産をきっかけに全ての家事をしなくてはいけなくなったなら、人に聞いたり調べたりして自分なりに家事を頑張ります。

ですが、帰ってくる旦那さんは妻はご飯を作って当たり前、次の日着る服がアイロンしてあるのが当たり前だと思っていると、感謝の言葉も褒めてくれもしません。家事の分担なんぞどこの星の話でしょう?頑張ったことに気付いてもらえない、気付いてもらえないからアピールするけどリアクションがないOR薄いと、当然モチベーションは保ちにくいでしょう。

近所付き合いや家族との問題などで気疲れしてしまう

結婚を機に住いや住所が変わることも多いですね。引っ越し先のご近所さんやこれから一緒に住む家族とは仲良くしないといけませんが、そういった環境を苦手とする場合は無理を強いられることとなります。
家事は別!むしろ家事で切り替える!くらい家事に親しみを持てていたら、家事でリフレッシュすることも可能ですが、唯一の相談相手が旦那さんだったならどうでしょう?旦那さんの仕事が夜遅かったりするとストレスはたまりがちになるでしょう。ここに、子供の声やもの音がうるさいだとか周囲の批判が入ると、精神的に疲れ一気に心のバランスは崩れてしまいます。

家のことまでする元気がでない、さらに旦那さんと喧嘩が多くなる、旦那さんの家族とも仲良く出来ていない、ただただ気を使うだけの悪循環から抜け出すのは大変です。

家事は女性だけの仕事?全て押し付けないで!

昔から、男は外で働き女は家を守ると言われていましたが、共働きが多くなった現代でそんなことを表立って言うならば、またたく間に生きた化石扱いされてしまいます。ですが、口には出さずとも心のそこでは『家のことはすべて女性がやるものだ』と思っている人は、まだまだたくさんいるのも事実。

家事の負担が体力的に、時間的に、そして精神的に重くのしかかったときは、しっかりと話し合ったり、分担の工夫をしていきましょう。そもそも旦那さんは、女性にすべての負担を押し付けないことです。たとえ妻が専業主婦だったとしても、家事を丸投げしておいて平気という顔と態度はやめましょう。妻は奴隷ではありません。

共働き世帯は今日から家事育児の負担を夫婦でシェアしよう!

共働き家庭が多い今の時代。背景には女性がバリバリ社会進出出来る時代背景のみならず、男女ともにお給料が下落している世知辛い一面が。このため、子供がいても、学費や将来の為に2人で働くという人は多くいます。普通に考えて、お母さんひとりで朝の支度、仕事、仕事おわりの子どものお迎えに家事に…と全てをこなしていくのはとても大変なこと。これを当たり前にしていたお父さんは、今すぐ『甘え』を認識しましょう。

2人で家事を負担することは大切です。大変さをシェアできれば、お互いに共感出来ることも多くなります。共感出来る人がいるだけで精神的衛生上格段に良いのですが、どちらかが風邪引いたとか、「今日仕事が終わらない!」という困ったときには頼りにできる人がいることは仕事と家事育児の両立において、必要不可欠な要素でもあるのです。

専業主婦でも子供が居れば、家事育児は2人の仕事です

家事をメインの仕事とする専業主婦の場合にも、子供がいるなら家のこと(もちろん育児の負担も)は旦那さんと協力して行うべき。初めにも書きましたが、子供がいる日常では本当にやりたいことが出来ないもの。子育てにおいては時間のコントロール能力だなんてほぼ完全に奪われてしまうのです。
1人が子供を見ている間にもう一人が家事をする…など子供中心の生活を夫婦二人の力で成り立たせていけるなら、子供も幸せを肌で感じ取れることでしょう。

パパは仕事で疲れているかもしれません。ママに家のことをやってほしい気持ちもわかります。ですが、それはきっと甘えです。ママもやらなければいけないことだらけで気力を保てないときはたくさんあるのです。家についたら子育ても、家事も二人でやりましょう。

家事をしたくなくなってしまったときを乗り切るには

毎日毎日同じことを繰り返すルーチンワークのようで、毎日毎日ご飯を考えたりあれやこれやと結構フルに頭も使い、挙句に頑張った対価が得られにくいのが家事なので、嫌になってしまうことだなんて、そりゃあもういっっっぱいあります。

家事をしたくないと思ってしまったときに、どうすれば頑張ろうと思えるようになるのか、気分を入れ替え家事を楽しめる方法はないのか考えてみましょう。

時短グッズや便利グッズを使ってみましょう

時短家事で楽しく自分時間を作りませんか!時短と聞くと手抜き?と思いがちですが、ここで紹介する時短家事術や時短料理レシピは家事効率をあげる考え方。効率が良いのです!手を抜いているだなんて言わせません!

ちょっとつまらないな、と思っている程度なら、道具でモチベーションを上げていきましょう。
たとえばご飯を作るとき、1から10まで自分でしていると時間も手間もかかってしまいますが、そういった負担を乗り切る生活雑貨に注目!千切りのためにあるにんじんしりしりだとか、電子レンジ調理専用のシリコーン容器、可愛いのに便利だったり目からウロコだったり、ちょっと気分を上げられるものを探してみて。

料理だけでなく掃除や洗濯でも、時短グッズは沢山あります。雑貨屋さんや100円ショップでも時短グッズや便利グッズは売られているはず。通信販売なんかも結構おもしろいはずですよ。

選ぶポイントとしては、『扱いやすさ』にご注目。いくら便利でも使ったあとやたら洗いにくいなどあれば、グッズの出番は減ってただただキッチンや物置をかさばらせてしまうことになりかねません。

家事を頑張った自分はがっちり褒めて!そしてもれなくご褒美を!!

子育ては非常に疲れるものです。なぜ子育てはこんなにも疲れるのか、イライラして疲れる理由にはどのようなものがあるか、そしてどのようにリフレッシュできるのか説明します。

家事を頑張っても旦那さんはちっとも褒めてくれやしない…そんなときは多分旦那さんは気付いていないのです。男って結構そんなところがあるものです。いちいちふてくされずに「見て!頑張ったの!!」とアピールしましょう。

ですが、アピールしても軽くあしらわれてしまって悲しさ倍増してしまったり、自分から褒めて褒めて!と言えないタイプだったりするのなら、自分で自分をガッチリ褒めてあげましょう。ご褒美だけでなく、「よくやった自分!こんなに床がピッカピカじゃない!素敵すぎか!フゥ~~~♪」くらいに褒めちぎり、そして自分へ思いっきりご褒美を。

ちなみにご褒美の金額にこだわらないこと。ケーキ一個でモチベーションが保てないのであれば、エステで脱毛してくると良いと思います。もう脱毛済みのあなたは痩身や美肌コースを。そんなに思いきれない節約志向のあなたは、自分のへそくりをはずみましょう。

とにかく、しっかり自分をほめること、ご褒美は「また明日も頑張ろう♪」と思えるような自分ご褒美であることがポイントです。

家事代行サービスを利用しましょう

家事をしたくないときは、エネルギーが枯渇気味なのかもしれません。そんなときは家事代行サービスを使いましょう!自分の代わりに家事をしてくれるというサービスですが、自分でできることにお金を払うのはもったいないと利用を躊躇する人は少なくありません。

ですが、これまでちゃんとやっていた家事をこなすエネルギーがないというときは、体も心も休めたいときでもあります。「自分でできるからもったいない」のではありません。家事の労力を買う感覚です。確かに自分でやればタダかもしれませんが、他人にピッカピカにしてもらってリフレッシュする価値は必ずあると思いますよ!旦那さん側もまた然り。もしあなたが妻の家事負担の実態を知らないのであれば、家事代行の利用を否定してはいけません

プランなどは会社によっても違いますが、家事全般を時間制でしてくれたり、場所を特定して掃除をしてくれたりも。少しでも休むことが出来るうえに、プロの仕事ですから普段手の届かないところまで掃除してもらえるので「使って良かった~」という人は結構多いんですよ!

好きなことをしながら家事をしてみましょう

そんな簡単なこと?と思うかも知れませんが、これが結構プラスに働いてくれます。歌いながら・踊りながら家事をしたり、誰も見ていないので、言ってみれば何をしても良いんです。子どもに見えないように、1人こっそりお菓子を食べながら、掃除をしたり洗濯をしても良いんです。むしろ、こういった手軽な楽しみを持てるなら、利用しないなんてもったいない!

負担に感じる家事をしている時間に『楽しい要素』をぶち込むのです。理由は至ってシンプルで、子供のお迎え行かなきゃ…とか、パパが帰ってくるまでに…だとか「早く終わらせなければ」「効率的にやらなきゃ」というプレッシャーが多い家事と、楽しい家事とではどっちが前向きに取り組めるでしょうか?
つまり、金の斧か普通の斧かと聞かれて大真面目に普通の斧を選ばなくたってOK!金の斧を持って楽しく仕事をしましょう!

お母さんが笑って楽しそうにしていると、子供も『お手伝い』したくなるでしょうし、ママもうまくいかないことや子どもの失敗にイライラしない心の余裕が生まれるかも?

家事をしない方法も取り入れましょう!

家事をしないといけないと義務的に感じているので、余計にやる気が無くなってしまうのかも知れません。子供の頃に勉強したくないと思う気持ちと似ています(子どもの勉強と大人の家事とではその解消法に対するアプローチこそ違いますが…)。

家事を義務的に考えてしまっているときは、少し楽観的に考えてみることで「自分がしなくてもいいわよね?」「毎日しなくてもいいんじゃない?」といった頑張り過ぎの部分が見つかるはず。
気持ちが少し楽になったら、気持ちだけでなく実際にそれらの家事をしない方法も考えてみましょう。

言葉巧みに旦那さんや子供の協力を得る

家事に休日がないのはおかしな話です。専業主婦は普段働く旦那様を支えているのですから、いわば家事は旦那さんの業務の裏方作業です。専業主婦の場合でも旦那様のお休みの一日は嫁に権利があると考えましょう。
ただしこれをわかってもらうまでが大変そう…というときは、上手く言いくるめて、旦那さんや子供にも家事を手伝ってもらったり、ご飯を作ってもらったりしましょう。

どんな言い方をすればいい?

「友達の旦那さんはしてくれるのに」と人と比べた言い方や、「これをして、あれをして」と命令のような言い方をすると、そんなに嫌じゃなくても協力したくなくなってしまいます。
ちょっと演技我入りますが、「さすが~♪料理できるなんてカッコいい!」とか言って気分良く動いてもらいましょう。ちなみに男性も子どもも基本は『褒めて伸ばす』です。そして、旦那や子どもが頼み事をしている間は、なるべく水をささないこと。

また、お礼も大切。何か小さなことでも家事などをしてくれたときは、キチンと「凄~い♪ありがとう。助かった!」とわかりやすく気持ちを伝えるお礼を忘れずに言いましょう。

家事スキルを育てよ!小さなことからの積み重ねが大切

旦那さんでも出来る簡単作業は旦那さんにお任せです。
ゴミ出し担当や夜ご飯の洗い物担当など、曜日や交代で行うだけでも毎日やる訳では無いので、イライラも少なくなるはずです。小さな家事の積み重ねは、必ず旦那さんの家事スキルをあげていきます。自分から「朝のお弁当は俺!」「休日にはあの料理に挑戦してみよう」「お前に洗濯は任せられん!」という気持ちになるように促していきましょう。

外出を増やして、家事を減らしましょう

家に居ると、必然的にやることも増えていきます。ご飯を作るとゴミが出て洗い物も出る、子供がいる家庭では部屋を汚されたり、散らかった衣類やおもちゃの片付け…などなど。いっそ外出する時間を増やしてみるのも1つの手段です。

修一ペースでご飯を外で食べてお料理や後片付けの手間を消滅させたり、子供が遊べる公園や室内遊園地などに行けば、家は汚れず子供も遊び疲れるので、家に危害を加えることなく夜はよく眠ってくれるでしょう。

そもそも家事は完璧じゃなくて良い!自分のペースで頑張りましょう

片付けられない人を変えるには?あなたを片付けらない人にしている5つの思考の癖を直して片付けられない女を卒業しましょう!片付けは意外と簡単、片付けのコツは考え方を変えて取り組むことです!

毎日、全ての家事をこなさなくても、他所の誰かに迷惑のかかることにはそうそうなりません。完璧主義が追い付かなくて家事がしたくないと思うのであれば、自分の中のその概念は早いところ覆しましょう。家事は夫婦でやるものです。

結婚が終わらぬ家事に埋もれる修行の日々だとわかっていたら、あなたは結婚生活に飛び込んでいましたか?また、夫は文句言うだけの男ではなかったはずです(結婚当初は)。旦那さんや子供に手伝ってもらうことも、自分がしっかりしていないからなどではなく、旦那さんや子供とのコミュニケーションにもなり、子供が大きくなってから困らない為にも必要な経験でもあります。

夫婦二人で、または家族で家事の負担も子育ての幸せもシェアしながら、上手くストレスを逃し逃し生きていきたいですね!