双子育児を成功させるポイント

双子育児を楽しみながら成功させる3つのポイント

双子育児を楽しみながら成功させるポイントを経験談を交えて紹介していきます。双子育児は大変ですが、乗り切るコツや気をつけたいポイントを知っていれば喜びが2倍になります。もっとこうしてあげたら良かったと思えることを提案します。

双子育児を楽しみながら成功させる3つのポイント

双子育児は楽しみながらうまく乗り切りたい

お腹の赤ちゃんが双子だとわかった時、みなさんはどんなことを感じたでしょうか。私が双子だと知ったのは妊娠12週目でしたが、その時はあまり実感がなくて、むしろ自分の中に起こった小さな奇跡に喜びしか感じませんでした。夫とも、双子が産まれてきたらお揃いの洋服を着せて、いっぱい遊びに行こうねなどと楽観的なことを話していた記憶があります。

しかし、現実はそう甘くはありませんでした。双子との毎日は、最初は戦争のようなものだったからです。今では、うちの双子(一卵性・女の子)も小学校1年生になりました。まだまだ甘えん坊ではありますが、一人で色んなことができるようになり、うれしい反面さびしくもあるのが正直な気持ちです。

手がかかる時期にもっとこうしてあげたら良かったなどと、今だから反省している点が多々あります。ここでは、双子育児の大変な点や、双子育児をうまく乗り切るコツなどを私の経験談からご紹介しますので参考にして頂けたらうれしいです。

双子育児を乗り切るコツ「生まれてすぐ編」

双子育児は、とにかく1歳になるまでが大変です。それは、私が母親初心者だったせいかもしれないですが、何もかも慣れないことだらけだったために、たとえば、片方がミルクを吐いただけでびっくりして、母親に電話したり、育児書を見たりと毎日が悪戦苦闘の日々でした。

母乳を搾乳して冷凍保存する

搾乳器

私は母乳で育てたので、はじめの頃は一人ずつ授乳をしていました。同時にあげる方法も試してみたのですが、手は痛くなるし、どれくらいの分量を飲んだのかわからなくなってしまうし、時間はかかるけどその方法しかなかったのです。しかし、そんなことをしていると時間がかかり過ぎてしまって家事なんて一切出来ません。どうしたらいいのか試行錯誤して考え出した方法が、母乳を搾乳して冷凍保存することでした。

誰かに双子を預ける時にも安心

母乳を冷凍保存するメリットは、私がそばにいない時でも母乳を飲ませることができる点です。家の双子の場合はアレルギーを持っていたので、特に母乳にこだわっていました。また、土日に夫に双子を見てもらう時や、外出の際にも安心できる点が良かったです。

約2週間保存できる

冷凍保存した母乳パック

母乳を冷蔵する場合は、24時間以内に使い切る方が安全です。季節にもよりますが冷凍した場合は、2週間ほど保存できます。

  • 母乳を冷凍する場合は、母乳専用のパックなどを使用して空気を充分に抜いてから密封する
  • 搾乳した日付と分量は必ず書いておく
  • パックをジップロックなどに入れておくと安心

この方法だと、母乳が溜まって痛くて辛い時に絞った母乳も、捨てずに済むので無駄もなく本当に重宝します。

双子に同時に授乳できる

母乳を搾乳して冷凍保存する1番のメリットは双子に同時授乳ができる点です。ストックに余裕があれば、二人を寝かせたまま、哺乳瓶に入れた母乳を両手に持った状態で飲ませることができます。首が座るまでの間はとにかく大変なので、なるべくママが楽だと思う方法で乗り切るようにします。

寝かしつけは最初にきちんと対策をする

双子育児で次に大変なのは寝かしつけでしょう。双子はどちらかがスムーズに寝ても、もう一人がなかなか寝ついてくれないことがよくあるのです。これを放置してしまうと、自分が睡眠不足になるし家事は出来ないし大変なことになりますので、最初にきちんと対策することをおすすめします。

決まった時間に寝かしつけをする

並んで寝る双子

双子のお昼寝のタイミングは二人同時に、毎日同じ時刻で行うと後からの育児が断然楽になります。最初はうまくいかなくて、泣きたくなるほど辛いこともあると思いますが、一番辛いのは首が座るまでだと思って乗り越えて下さい。お昼寝の時間は2時間くらいが目安です。それ以上眠らせると、夜寝る時間が遅くなるので、もし起きなければ双子をくすぐったりして起こしたほうがいいでしょう。くすぐって起こす場合は、足の裏がおすすめです。早い段階で生活リズムをつけてあげると、ママは楽になります。

ハイローチェアなどを使用する

ハイローチェアに寝かせられた赤ちゃん

双子を寝かしつける時は、バウンサーやハイローチェアがあれば利用しましょう。2つあれば便利ですが、一つしかなくても同時に抱っこができない時には重宝するアイテムです。産後すぐのこの時期は、ママも体調を回復させることが大切なので、決して無理をせずに頼れるところは頼って、使えるものは駆使して乗り越えて下さい。

どうしても寝なかったら様子を見る

それでも、どうしても双子が眠らない場合は、しばらく様子をみることも大事です。とにかく寝かせようと焦るのが一番良くありません。赤ちゃんは疲れれば、自分で寝てくれるので、よほど泣き方がおかしいとかではない限り少しは放置しても大丈夫なのです。

沐浴は1人でやるコツをつかむ

双子育児で寝かしつけの次に大変なことは沐浴でした。家の双子は9月生まれでしたが、室温は25度くらいに設定していました。また、家は双子で小さかったこともあり、大事をとって、首が座るまで沐浴を続けました。本当は夫の帰宅を待っている方が楽でしたが、いつも夫の帰宅を待ってからお風呂に入れると生活リズムが狂ってしまうので、一人で入れることが多かったです。

シンクにベビーバスを置いて立った状態で沐浴させる

シンクにベビーバスを置いて立った状態で沐浴させる

本来ならお風呂場で屈んだ状態で沐浴させるのだと思いますが、うちでは双子だったので立ったまま沐浴できる場所を選びました。これは、後から考えたら正解だったと思っています。おかげで腰が痛くなることもなかったです。

衣服を脱がせる場所と着せる場所をそれぞれ確保する

双子を同時に沐浴させるとき、脱がせる場所にはバスタオルを置いて、着せる場所には衣服を重ねてオムツもセットしておくと便利です。私の場合は、これをあらかじめ2セット用意しました。こうしておくと体を拭いてすぐに、移動して作業できるので時間の短縮になります。洋服を着せている間に、沐浴用のお湯を入れ替えましょう。

待たせている双子は安全な場所に寝かせておく

まだ首が座っていないからと言っても、赤ちゃんを一人で放置するのは心配なので、待たせている方を必ずママの目が届く安全な場所に寝かせておきましょう。待たせている方の双子が泣いた場合のことも考えて、メリーやおもちゃなどを用意しておくと安心です。

双子育児を乗り切るコツ「3ヶ月~1歳までの寝かしつけ編」

首が座り、5ヶ月くらいになると双子の睡眠時間が今までの3時間ほどから5~6時間に増えるので双子育児がかなり楽になります。私は、徹底して添い寝をしなかったので効果を得るのが早かったのかもしれないです。この頃までに、二人同時に寝てくれるようであれば、ママの睡眠も確保できるようになるでしょう。それでも、なかなか寝てくれない時は以下のことをチェックしてみましょう。

おしゃぶりを使ってみる

おしゃぶりは、嫌がる子もいますが、もし気に入ってくれるようであれば、かなり優秀なアイテムです。うちの双子は、おしゃぶりが好きだったので、とても助かりました。したがって、まずは合うかどうか試してみると良いでしょう。

一人をおんぶしてもう一人を抱っこする

一人をおんぶしてもう一人を抱っこする

赤ちゃんの首がしっかり座ればおんぶや抱っこが可能になります。ママの体力次第ではありますが、片方をおんぶ、片方を抱っこする方法だと、ママのぬくもりを感じて安心するせいか、かなり効き目があります。疲れている時は無理せずに、体力がある時だけでもいいので試してみて下さい。

双子育児を上手に乗り切るコツ「3ヶ月~1歳までのお出かけ編」

子供を連れてのお出かけは基本的に夫が一緒ということが多かったのですが、急遽双子と私だけで出かけなくてはいけないことも多々あり、本当に大変でした。

双子が小さなうちはキャリー型のベビーシートが便利

お出かけは、基本的に車でした。双子が2歳になる頃までは、義両親から出産祝いで頂いたキャリー型のベビーシートを使っていました。これは双子を同時に移動させることが出来るので、本当に重宝します。けれど、うちの子はなぜか車が嫌いだったので、走り出した途端二人ほとんど同時に泣き出してしまうのでいつも困り果てました。その都度、おしゃぶりで泣き止ませたり、お菓子を持たせたりして対策するしかなかったです。

一人はおんぶ、一人は抱っこ

うちは私一人でお出かけする際はあえて、ベビーカーを使用せず一人はおんぶ、もう一人は抱っこで対応しました。それというのも、私の住む地域は坂が多く、散歩するのもベビーカーでは大変だからです。おんぶと抱っこというスタイルは、見た目的にはかなり昔風だと思うのですが、私的には一番安心できました。

普段はネットスーパーを利用していましたが、どうしても玉子だけ足りないとか醤油を切らせてしまったなどという時には仕方なくスーパーに行った事が多々あります。そういう時は一人はおんぶ、一人は赤ちゃん用のカートに乗せて移動することが多かったです。

双子育児を上手に乗り切るコツ「離乳食編」

双子二人分の離乳食作りでは、作るのも、食べさせるのも、とにかく一番きつい作業でした。特に最初は慣れていないので、完璧にやろうとしてしまいがちです。けれど、大切なことは楽しみながら双子の育児をすることなので、しんどい時には適度に手を抜くことも大切になります。

炊飯器を活用する

炊飯器で炊く主婦

離乳食をまとめて作っておくと、慌てなくてすみます。双子の場合は食べる量も2倍なので、ママはどうしたら楽ができるのか考えるのが1番いいです。時間の余裕はあるときに、炊飯器でおかゆを多めに炊いておき、冷凍室でストックしておくと便利です。

市販の離乳食を利用する

離乳食は赤ちゃんの成長に合わせて少しずつ変化させていく必要があります。この頃は、子供の食事の習慣を作る時期でもあるので、豊富な食材を食べさせることも重要なポイントでしょう。しかし、ママにだって体力の限界があります。疲れている時や調子が悪い時には、無理をせずに市販のベビーフードを利用することも視野に入れてみましょう。市販の離乳食は、お出かけする際にもとても便利なのでおすすめです。

離乳食の食器は分けるのがマスト

双子に離乳食を食べさせる場合、食器を分けるかどうか迷うママもいると思いますが、一緒にしてしまうとどちらがどれくらい食べたのかさっぱり分からなくなります。今は100均でかわいい離乳食の食器が販売されていますので、うまく使い分けましょう。

双子育児を乗り切るコツ「1歳から編」

子供が1歳を過ぎると、双子同士が仲良く遊んでくれることが多くなるのでママはかなり楽になります。しかし、段々と活発になるので、基本的には目を離すことはできないでしょう。さらに自由に歩けるようになると、じっとしていることがありません。

うちの双子は、棚の引き出しを勝手に開けて中味を全部ばらまいたり、テッシュの箱からペーパーを出して部屋中に散らかしたりして本当に大変でした。そういう時には、私の場合、してはいけないことや危ないことを何度も繰り返し話して聞かせました。果たして双子が理解できたのかどうかは謎ですが、2歳を過ぎた頃からいたずらが減ったので良かったです。

また、おもちゃやどうでも良いものの取り合いが始まります。双子同士は最強に仲が良い反面、最強のライバル同士なので譲り合うことがないのです。そういう場合はどう対処すればよいのかポイントを整理します。

あえて同じおもちゃを与えない

双子に違う玩具を与える

双子には同じものを与えれば喧嘩しないという考え方もありますが、我が家ではあえて同じおもちゃは買わず、誕生日には違うおもちゃを一つずつ与えるようにしました。そして、ないものは借りる、貸してもらったらありがとうを言うなどと教えました。それでも喧嘩する時はするのですが、少しの間見守っているとわりとすぐに仲直りしています。

あまりにも喧嘩が長引く時には他の遊びを提案する

それでもどうしても双子同士が喧嘩を止めないこともありました。そういう時には、ママの方から他の遊びを提案していったん、他のことに目を向けさせてみて下さい。意外とケロッと忘れてしまいます。

子供の喧嘩で親が仲裁に入るべきタイミングとメリット
子供の喧嘩で親が仲裁に入るべきタイミングとメリット

双子育児を成功させる大切な3つのポイント

子供は一人育てるのも大変なのに、双子となるとさらに大変です。ママ一人ですべてをやり切ろうとすると精神的にも肉体的にも厳しくなるので、頼れるところは頼って楽しく乗り越えて下さい。双子育児を成功させるポイントは3つあります。

1.無理をしないこと

双子育児において大切なことは、とにかく無理をしないことでしょう。それはなぜかと言うと、赤ちゃんは完璧なママが好きなわけではないと思うからです。何でもかんでも一人で頑張ってしまうと、心が悲鳴をあげてしまいます。そんなことにならないように、双子だから2倍頑張るのではなく、いかに手を抜けるかそのポイントを楽しく見つけていきましょう。

2.公共の支援制度を活用する

双子育児はママ一人では本当に厳しいことが多いです。しかし、親も遠くに住んでいたり、旦那さんも多忙だったりで、誰にも言えず一人で悩んでいる方も多いでしょう。そういう場合には、各自治体の支援制度を利用することも視野に入れてみて下さい。公益社団法人が全国に展開しているサービスの中にはベビーシッターを利用した場合、双子の家庭は1回に付き9000円の補助ができる制度があります。

3.双子ならではの可愛さを満喫する

双子が並んで笑顔

当たり前のことですが、双子育児はずっと続くわけではなく本当にきついのは1歳になるまでです。人生の大きな枠で考えると、あっという間に過ぎていくでしょう。そう考えると、双子だけの双子にしかないプラス面を考えて過ごすことが大切になります。双子が並んで笑っている姿、同じポーズで寝ている姿、そしてペアの洋服で並んでいる時、それはもう本当に可愛くて「時よこのまま永遠に止まれ」と祈りたくなることもありました。

双子育児は完璧を目指さないで

双子を育てる中で、私もいっぱいいっぱいだった時期があります。もう、どうすることも出来なくて母に相談したり、友達に愚痴をこぼしたりしながら何とか乗り越えてきました。しかし、その原動力になったのはやはり今になって思えば、双子の魅力でした。

育児に対する理想は人それぞれあるのでしょうが、親が理想としていることはそのまま子供が望んでいることとは限らないと思うのです。もちろん、そんなこととは関係ないくらいに双子との日々は格闘でもあるのですが、その中でも可愛くて胸が締め付けられるような愛しい双子との時間を大切にして欲しい、頑張り過ぎないで、双子ともっともっと向き合って欲しい、そう願っています。