家事が面倒…やる気が出ない原因は?
家事のやる気が出ないことってありますよね。原因としては家事そのものが苦手な人もいますし、家事がストレスに感じてしまってやる気が出ないこともあります。なぜ家事のやる気が出ないのか、その理由についてご紹介します。
やる気が出ないのは家事そのものが苦手だから
家事そのものが苦手な人もいます。そうした家事が苦手な人は何が苦手なのでしょうか。ここでは代表的な家事についてなぜそれが苦手なのかを紹介します。
掃除・物の片付けが苦手!家にものが多すぎるパターンもあり
掃除が苦手な人は意外といます。掃除が苦手と言っても今は掃除機も簡単に使えるので、掃除機をかけるだけなら苦手な人はあまりいないと思うのですが、問題は片づけです。
右にある物を左にどかして片づけをしたと思っている人も多く、結局何も片付いていないということがあります。物を片づけるのが苦手な人が家事をやりたくなるのは理解できますね。とはいっても、物がたくさん出ていると汚く見えてしまうのが難点です。そもそも家の中にものが多すぎるという可能性もあるでしょう。
料理が苦手・後片付けが面倒で嫌い
料理の上手い下手はともかく、料理は後片付けも含めて一連の家事となるので、負担が大きいのは間違いありません。家族が「おいしい!」と言ってくれるから今日も頑張るかと思える人もいれば、どんなに褒められても、やっぱりキッチンに立つのは面倒だからできるだけしたくないという人もいます。
最近ではカット野菜や冷凍食品、献立キットなどもありますので、そうしたものを上手く使って料理の負担を軽減した方が良いでしょう。また、食洗器によってお皿洗いは大幅に時短できます。
料理を作るのが好きではないのなら、お惣菜を買ったり、外食ですませたりすることもあるでしょう。そのように対処することで、家事の一部をやらなくて良いのであればそれで良いかなとも思えます。
洗濯が苦手!干して取り込む作業が苦痛
洗濯が苦手という人もいます。洗濯って洗濯機がしてくれるのだから楽なのではないかと思うかもしれませんが、大変なのはその後。洗濯ものを干して、取りこんで、たたむという行為が苦手もしくは嫌いという人が多いです。
確かに、干して、取りこんで、たたむのは面倒くさいものです。たたんだ後も片づけないといけないですから、それも面倒くさいというのは理解できます。このようになってしまうと洗濯が苦手で、家事は苦手と思う人が多いのも理解できます。
家事のやる気が出ないのは家事をストレスに感じているから
本来は家事が嫌いではないのですが、家事がストレスになって家事をやる気にならない人がいます。子供の世話やパートナーの世話までするようになると「なぜ私がここまでやらないといけないの?」と考えてしまうこともあるでしょう。
子供の世話が大変で、家事にまで手がまわらない
子供といっしょにいるのは楽しいのですが、ずっといっしょにいると疲れることもあります。子供が増えると家事も増えます。
洗濯物、食事の支度、掃除、あらゆることが増えてきて「これでは終わらない」と家事をする気が無くなってしまいます。こうした状況は育児経験がある方なら理解できますよね。
パートナーの世話までできない!自分のことは自分でしてよ!
パートナーの分まで家事をしなくてはならなくなることもあります。洗濯をしたり、食事を作ったりするのもなぜか自分がしなければならない。
「もうこれ以上はできない」と思ってしまうこともあります。そうなるとやる気がなくなり「自分のことは自分でして」と家事をやりたくなくなるでしょう。パートナーと協力して家事ができると良いのですが、なかなか難しいところです。
家事にやる気が出ないのはなぜ?
家事が最初から苦手でやる気にならない人もいるのですが、そうであったとしても家事をやる気にならない原因があります。なぜ家事をやる気にならなくなったのでしょうか。ここではそのきっかけについて説明します。
小さいころの家庭の様子は?
家事をやる気なくなったきっかけは実は小さいころの家庭環境にあるかもしれません。小さいころの家庭での家事の分担が決まっていて、ほとんど自分が家事をしなかった、あるいは家事の分担は自分ではないと強く思っている可能性もあります。
家事は誰の役割?
小さい頃の家事の役割が決まっている場合があります。小さい頃の家庭環境で「家事は女性がするもの」と決まっていると、大人になったときに「家事は女性がするものだ」と思って育っているため、なかなか家事をしなくなります。
こうしたことは男性に特に多いです。昔は、男性は台所に立たないという人もいたので、そのような家庭に育つと家事をやろうという気がそもそも起こらないかもしれません。
小さいころから家事はしない?
小さいころに家事の手伝いはしましたか?家事はママがするものとして、家事の一切をママに任せてしまうと、家事をしようという気が起こらない大人になってしまいます。そもそも家事のやり方が分からないという人もいます。ママが何でもやってしまうのは考えものです。大人になってから困ります。
やる気が出ないのは家事をしてもやりがいがないから?
家事全般は嫌いではなかったのに、やる気が出なくなったという人もいるでしょう。なぜやる気が出なくなったのでしょうか。
仕事と比べてやりがいがなく、モチベーションを維持できない
働いていると家事よりも仕事が楽しいという人も多いと思います。そうした中で結婚し、家事の負担が増えてくると家事のやりがいが感じられない人もいるでしょう。家事を一生懸命やってもお金がもらえるわけではないですし、社会的評価が得られるわけでもありません。こうした中で家事をすることに、やりがいが感じられないと思うのも理解できます。
家事はやって当然と思われる!家族に認めてもらえずむなしい
結婚して家事のやる気が出なくなった人は、相手の分まで家事をしているのに相手が認めてくれない、誉めてくれなくて家事のやる気がなくなった人もいます。
相手が「家事は誰でもできる」と思っていると、家事に対する評価が低くなりますが「なぜ自分は家事をしているの?」とやる気がなくなるのも理解できます。
やる気が出ない家事に対してやる気を出す方法~どうすれば家事をする気になる?
家事にやる気が出ない原因は様々ですが、ではどのようにすれば家事をやる気になるのでしょうか。
パートナーや子供に家事について理解してもらう
家事をやる気になるためには誰かに認めてもらえると大きいです。パートナーに自分がやっていることを理解してもらえれば、自分のやっている家事を認めてもらえるわけですから、家事をやる気になります。
パートナーに家事の大変さを体験してもらおう
まずはパートナーに家事の大変さを理解してもらいましょう。家事をほとんどしたことがない人は家事の大変さについて理解していません。一度自分がやっている家事を代わりにやってもらって家事の大変さを理解してもらうのも手です。
大体の人が「家事ってこんなに大変だったの?」と初めて気付き、それから家事の大変さについて理解してくれます。そうなればもうこっちのものです。こんな大変な家事を自分はしているんだと認めてもらえれば、家事をやる気になります。
家事をしようと意識しない・頑張らない
家事をしようと意識しないというのもやる気を出すひとつの手です。家事をしようとするとやる気にならないのですが、リラックスした状態である意味いい加減に家事をするぐらいの方が良いでしょう。
完璧主義をやめて、手抜き家事を認める
家事をする際に、全て完璧にしなければ気が済まない人がいます。しっかり家事をしようとすると家事に対してやる気が出なくなります。ある程度で家事は終わりにして「とりあえずこれぐらいで良いかな」と思うようにしましょう。その方が家事も意識しないでこなすことができます。
音楽をかけたり、テレビを見ながらリラックスした状態で家事をする
家事をやろうと思っているとやる気が出ないので、リラックスした状態で家事をやるのもひとつの手です。例えば掃除や洗濯は集中してやる必要はないです。
テレビを見ながらダラダラやっても良いのです。リラックスした状態で家事をする。別に完璧に終わらなくても良いと思えば、家事もやる気になるのではないでしょうか。いい加減な気持ちでやっても家事が終わればいいです。
「今日はこれだけ」と少しずつ家事を始めてみる
一回家事を始めると終わるまでやらないといけないと思うと負担が多くなりますが、少しずつ家事をしていくのも手です。今日はこれだけ、明日はこれと少しずつ進めていけば良いのです。
一気に家事をやる必要はないのですから、気軽に家事をしていきましょう。
家事は家族で分担する・計画的に行う
家事をやる気にならないのは仕方がない。それならば家族で分担してしまうのも手です。全ての家事を全部自分でやる必要はありません。
また家事とひとくくりにしてしまうと全体像が見えません。やらなければいけないことを「To Doリスト」にするのも手です。そうすることで家事の全体像が理解でき、終わりが見えます。
自分のことは自分でしてもらおう
まず基本的に自分のことは自分ですべきです。自分のことを自分でしてもらうだけで家事の全体量はかなり減ります。
例えば片づけ。自分が使ったものは自分で片付けることをしてもらえれば、それだけで楽になります。
家事のToDoリストを作りましょう
ToDoリストを作ると家事の全体像が見えます。家事の全体像が見えれば計画を立てて家事をすることもできますし、家族で分担することもできます。
一回やるべき家事を書きだしてそれをどのように分担するか考えてみましょう。
やる気が出ない家事を楽にするおすすめグッズは?
家事のやる気が出ないのであれば、なるべく簡単に家事を済ませたいと思うのは当然です。家事を楽に終わらせるためにはさまざまなグッズがあります。
掃除を楽にするおすすめグッズは?
掃除といっても様々あります。トイレ掃除と部屋の掃除を楽にするためのグッズをご紹介します。このようなグッズを使えば掃除も楽になり、お掃除も楽しくなるかもしれません。
トイレ掃除は楽にする「トイレスタンプ」
トイレ掃除を楽にする方法はずばり掃除しないことです。最近では液体を付けて流すだけできれいになるものや、トイレスタンプクリーナーなど流すたびに便器がきれいになるものまで販売されています。
もちろん、これだけしておけば全く掃除をしなくて良いわけではありませんが、掃除の回数はかなり減ります。
部屋の掃除を楽にする「ロボット掃除機」
部屋の掃除を楽にするグッズと言えば「ルンバ」などのロボット掃除機です。毎日勝手に掃除してくれて、勝手に充電してくれます。
その姿が可愛いと思って、ルンバそのものに愛着を持つ人も多いです。ルンバを買えば、掃除が楽になるのは間違いありません。
料理を楽にするおすすめグッズは?
もうひとつ、楽になったらいいなと思うのが料理です。あまりに手抜きをしてしまうと、「これで良いのかな」と不安になることもあります。料理をどのようにすれば楽になるのでしょうか。
電子レンジ調理は時短になり、洗い物も減らせる!
電子レンジは火や油を使わないだけで片づけがかなり楽です。タッパーに必要な食材と調味料を入れて、レンジでチンすればそれだけでとてもおいしい食事ができます。
今は電子レンジにオーブンもついているし、蒸すことも可能です。電子レンジを上手く使って楽をしましょう。
一から手づくりの必要なし!半調理具材を買おう
半調理具材というのはカットしてある物や、下ゆでされているものなどがあります。それをただ炒めるだけ、茹でるだけで大丈夫です。
これだけでも結構楽に料理できます。最近では具材と合わせるだけでおいしいおかずが出来るものまで販売されていますから、そうしたものとも組み合わせると楽にできます。
家事をしたくない時は外食で済ませる
これはグッズではなくひとつの選択です。たまには外食を家族でしてしまえば楽です。そうすることで料理を作る必要はありません。毎日お料理するのは大変なので週に何回かは外食も良いかもしれません。
気楽にやろう!家事にやる気が出ないのは完ぺき主義だから
家事は頑張ってやろうとすると大変です。しかもやろうと思えばいくらも家事は出てきてしまいます。
「家事をやらないと」と思うのではなく、気楽に家事をするようにしましょう。そうすれば家事のやる気がなくても、家事は進んでいきます。完璧主義はやめて気楽にやりましょう。疲れた時、やる気が起きない時は家族にも協力してもらうことも忘れないでください。