子供服の処分方法

子供服を処分するには?あげる・ゆずる・売る方法まとめ

子供服の処分方法を考えましょう。子供服の処分にはポイントがあります。子供服をただゴミとして処分するだけではなく、今はリユースという選択肢が広がっていますので、サイズアウトした子供服の状態によりいろいろな形の処分を検討してみましょう。

子供服を処分するには?あげる・ゆずる・売る方法まとめ

いらなくなった子供服はどう処分すればいい?

子供服の処分はどうしていますか。クローゼットにサイズアウトした服が沢山入っている状態になっていて、どう手をつけて良いのか分からない人もいるでしょう。子供の成長は早く限られた収納ではすぐにいっぱいになってしまいます。いらなくなった子供服は適宜チェックして、まだトレンドで綺麗な状態のうちに有効に処分したいもの。使用用途のない子供服の為に家賃を払いつづけることにならないようにしましょう。

子供服はなかなか処分しにくい

子供服はどうして処分できないのでしょうか。子供の成長の思い出や、お祝いで貰ったもの、着る期間が短い子供服は大人の服のように簡単に処分できないものです。

  • お気に入りのものでよく着ていて思い入れがある
  • お祝いで貰った高価なもので捨てられない
  • まだ着られるものが多くもったいない
  • ブランドの子供服でもったいない
  • ほとんど着ずにサイズアウトした
  • 下の子供に着せようと思っている

子供服の処分をもったいないと思うことは大切なこと

子供服を手にとって見る主婦

昔と違い、ファストブランドが増え、子供服も安価な値段で購入できる時代になりました。いつでも簡単に安く手に入ることから必要以上の服を持ってしまったり、物で溢れている人がいます。まだ使えるものを処分するのはもったいないと思う気持ちは大切なことです。だからこそ、そのまま保管するのではなく、本当に必要な次の人へ繋ぐリユースという形を選択する必要があります。

まだ着られる子供服を処分する方法

子供服の処分を考えた時に、まだまだ着れるのにサイズアウトしてしまった服や、この服高かったのにあまり着てないなと思う服が出てきます。子供には新しいものを買ってあげたいという考えのお母さんもいますが、保育園へ通っていて汚れが気にならない服が何枚もいる場合や、子供服はすぐにサイズアウトするので中古品でも気にしないというお母さんも多いです。自分には不要でも誰かが必要としていることがありますので、処分するのに迷う子供服があれば、再利用を考えて見ましょう。

子供服の処分方法1.兄弟へお下がりさせる

兄弟

子供服を処分せずに下の子供へ着せようと考えている場合には、クローゼットで保管する予定の年数を考えましょう。筆者の場合、長女と次女の歳が5年離れています。子供服といっても5年経つと流行が違います。定番のデニムのズボンでも、5年の時を得て着せて見ると形が流行遅れになっています。5年の間に筆者の服の好みが変わって「ちょっと着せられないかな」という結果になり、5年間もクローゼットに閉まっていた子供服を結局捨てることになりました。

5年前は綺麗な状態だった子供服も黄ばみが出ていたりシミができていたりと、5年間綺麗に保存するのも大変です。筆者のようにクローゼットに何年も保管することになるのであれば、綺麗な状態のうちに必要な人へ譲った方が価値がありますので、処分する方向で検討してみましょう。

子供服の処分方法2.親戚兄弟や友人にお下がりとして渡す

いらなくなった子供服は、兄弟がいなくても親戚や友人にお下がりとして子供服を渡すことができます。「貰えると助かるしありがたい」という人もいれば、「貰っても困る」人がいますので、事前に写真を送って「この服いるかな?」と聞いてみるのが良いでしょう。良かれと思って渡しても、不要なものを渡されて迷惑になるのは悲しいことですので、親しい仲でも一言聞くことを忘れずにしましょう。

子供服の処分方法3.リサイクルショップに持って行く

リサイクルショップの古着コーナー

子供服を取り扱っているリサイクルショップは、不要になった子供服を買取してくれます。リサイクルショップによっては子供服を取り扱っていないお店もありますので、事前に調べてから行きましょう。子供服をリサイクルショップへ持ち込む場合は、シーズンのもの、これからシーズンになるものを持ち込むと買取価格が高くなる場合があります。近くに店舗が無い場合は、箱に詰めて送るだけで買取してくれるシステムもありますので利用してみましょう。

子供服の処分方法4.保育園や幼稚園のバザーに出す

もう着ない子供服は、保育園や幼稚園のバザーを利用することができます。バザーを利用する時は中古品でも出品できるのか事前に確認しておきましょう。1枚数十円から数百円の値段になりますが、再利用でき、サイズアウトの子供服を処分することができます。保育園では汚れてもいい服が何枚も必要なことがあり、バザーでの子供服の出品が助かるという声があります。

子供服の処分方法5.フリマアプリを利用する

スマホで売りたい子供服を撮影する

フリマアプリを利用して子供服を処分するなら、しっかりと検品をして、ひとつひとつきれいな状態にしましょう。出品する時は、子供服の状態を購入者に誠実に伝えることが大切です。ブランドの子供服なら1点ずつの出品でも売り切ることが可能ですが、ノーブランドの物はなかなか買い手がつかない場合がありますので、まとめてセット売りするとお得感が増し売り切ることができます。

子供服の処分方法6.有効活用してくれる団体に寄付する

子供服は寄付する場所によって使用方法が違い、保育園等の施設に寄付される場合や海外へ届けられることもあります。子供服を寄付することを検討しているのであれば、子供服の利用方法を確認して、役立てて欲しい寄付先を選択するのが良いでしょう。

子供服の処分方法7.回収ボックスに入れる

海外のファストブランドなどは店舗に回収ボックスが設置されていることがあり、買い物のついでに袋に入れて持っていくだけで回収してもらえます。次回使えるクーポンを配布しているお店もありますので事前に方法を確認してから行きましょう。

まだ着られる子供服を処分するタイミング

子供服を処分するタイミングが分からず、そのままにしておくと、大量のサイズアウトの子供服を抱えることになります。収納が多い場合はよいですが、クローゼットから溢れるようでは困ります。サイズアウトの子供服を一気に処分するとなると大変ですから、できれば定期的に確認をして子供服を処分できるようにしましょう。

衣替え

衣替えで衣類を整理する主婦

子供服の処分は衣替えのタイミングで行いましょう。子供服を衣替えしていると必ずサイズアウトした子供服が出てきます。サイズアウトした子供服はクローゼットに戻すのではなく、処分の仕分けをしましょう。

新しい子供服を購入した時

子供服を処分するタイミングの2つ目は、新しい服を購入した時や、新しい服をプレゼントしてもらった時です。タンスやクローゼットにある子供服を一度確認しましょう。いつのまにかサイズアウトしていたり、シーズンオフのものが紛れていたり、汚れが目立つものが見つかります。子供が自分で服を選んで着るようになるとタンスの中を隅々まで見る機会は減りますので、子供服を購入した時に確認をする習慣をつけておきましょう。

年末の大掃除

子供服を処分するタイミングの3つ目は、年末の大掃除です。クローゼットやタンスの中をスッキリさせて新年を迎えましょう。初売りなどで子供服を購入する予定の場合、新しい服を入れるスペースの確保にもなります。大掃除のついでにクローゼットの整理整頓も行いましょう。

まだ着られる子供服を再利用として処分する時は必ず検品をする

子供服を洗濯して干す女性

子供服を処分する時に、客観的な目で仕分けや検品を行いましょう。客観的に見て、綺麗な状態なのか、まだ着れるのか、貰った時にどう思うのかを考えましょう。特に古着として販売する場合は、値段相応の物かどうかの見極めが大切です。届いてがっかりなんてことにならないように、客観的な目で確認しましょう。

子供服を処分したいけれど、販売したり、寄付したりする前の手入れが面倒だと思う人もいることでしょう。確かにゴミ袋に詰めて捨ててしまえばそれで処分が終わります。しかし、物が簡単に手に入る時代だからこそ、物を大切にする、使えるものは再利用するというリユースを考えて行かなければ行けません。めんどうな手入れも、次その服を着てくれる子供へ繋ぐ為の手段です。

子供服の処分方法を考え、寄付をしたり、古着として販売したり、譲渡する場合には必ず洗濯をして、次の人が気持ちよく使うことができる綺麗な状態にしてください。無料で寄付するのだから、安価な値段なのだからと思わずに、綺麗な状態、清潔な状態にしましょう。

子供服を「捨てる」「もう着られない」を決断するポイント

子供服を処分する時は、高価だったもの、まだ使えるもの、もう着られないものに仕分けしましょう。仕分けをすることで、高価だったものや綺麗な状態のものは中古品として販売し再利用することができますし、もう着られないくらい汚れている子供服は潔く処分することを決断できます。

服の状態によって処分を決める

サイズアウトして着られない

子供服の処分を見分けるポイント1つ目はサイズアウトしていることです。いくら綺麗な状態の服でも着ることができなければ意味がありません。子供が成長してもう着ることができない、もう着る人がいない子供服は処分しましょう。

破れている・生地が薄くなっている

服が破れていたり、薄くなっている箇所がある場合は処分してしまいましょう。活発な男のコはズボンの膝部分が薄くなったりしますのでチェックしてください。

落ちないシミがついている

どうしても落ちないシミや、目立つ大きなシミがある場合は処分しましょう。首元や汗をかきやすい場所に黄ばみがあることも考えられます。

ゴムが伸びているヨレヨレになっている

子供服の首元や全体的にヨレを感じたら処分しましょう。使用や劣化でゴムが伸びてしまっている場合、新しいものに付け替えることで再利用できる場合もありますが、付け替えが不可能なこともあります。ゴムの劣化は気をつけて見ておきましょう。

毛玉ができている

活発に動く子供は生地が擦れて毛玉ができやすいものです。取り着れないような毛玉ができていたり、モケモケになってしまったセーターは処分しましょう。

付属品やボタンがない

子供服にリボンや付け襟が付いていたのにない、ボタンがない等はありませんか。目立たない場所なら替えでごまかせることもありますが、特殊なボタンの場合替えのものを付けると違和感があることもあります。場所によっては悪目立ちすることもありますので、付属品やボタンに欠けがないかチェックしておきましょう。

色褪せが目立つ

あまり着ていない子供服でも、洗濯の繰り返しや、太陽の光で色褪せしていることがあります。特に色褪せが目立つ色がネイビーです。全体が元の色から随分変化してしまっている場合や、一部の色褪せが気になる場合は処分を検討しましょう。

流行遅れ

オーソドックスではなく流行ものだった子供服や、今流行りの形やデザインではないものは処分しましょう。子供服の流行は数年で移り変わります。サイズアウトしたらすぐに手放すことで次の人がまだ着ることができますし、クローゼットに保管しておいて、少し前に流行った服で使い道がないということにならずに済みます。

どうしても子供服を捨てられない・処分できないならリメイクしてみよう

ミシンでリメイク作業をする女性

もう着られないし、汚れているけれど子供服をどうしても捨てられない場合は、無理をしないで思い出として残しておく選択肢がありますが、生地として再利用し、新しいものに生まれ変わらせる方法もあります。子供服には子供の成長の思い出が詰まっています。記憶や写真に残っていたりするものですが、全て処分してしまうのはなんだか寂しいものです。

筆者は実際に娘が着ていたチェックのスカートを生地として再利用して、くるみボタンにしてヘアゴムをハンドメイドしたことがあります。お気に入りのスカートがまた違った形で生まれ変わり、子供も喜んでくれました。

汚れていないものや、しっかりした生地、柄のあるものは生地としての目線でみて再利用するのも良いでしょう。お人形の服を作ったり、布小物を作ったり、違う形で生まれ変わることができますので処分する前に確認してみましょう。

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子供服の処分は定期的にチェックしよう

子供服の処分は定期的な仕分けが肝心です。衣替えや新しい服を購入した時に、今ある服のサイズアウトをチェックをして、処分方法別に仕分けをしましょう。サイズアウトのの服が溜まりすぎて手がつけられなくなる前に、チェックを習慣づけてるようにしましょう。