食材のまとめ買いで食費を節約

食材まとめ買いのコツ・食費を節約してママの時間も確保!

食材のまとめ買いのコツがわかれば、食費の節約だけでなく時間を有効に活用することができます。買い物リストや1週間の献立を作っておくと、スーパーに行ったときに忘れずに買い物ができますし、野菜や魚、肉類を下ごしらえして冷凍保存したり、冷蔵庫に入れておけば、時短でごはんができあがります。

食材まとめ買いのコツ・食費を節約してママの時間も確保!

食材のまとめ買いで食費と時間を節約するコツ

油断するとどんどん膨らんでいく食費。家計のエンゲル係数が上昇して困っている方は、食材をまとめ買いすれば、お金と時間の節約になります。

食事の支度は毎日ありますが、少しの努力を継続することで自然と節約できるようになります。食材をまとめ買いするメリット・デメリット、まとめ買いに適した食材や保存方法のコツを確認しましょう。

食材のまとめ買いのメリット

食材のまとめ買いには、お金を節約できるだけではりません。食材をまとめ買いすることで得られる嬉しいメリットは以下の通りです。

食費を節約できる

スーパー売り出しにまとめ買い

食費を節約するために、食材のまとめ買いをしている人はとても多いです。近所のスーパーのセール開催日に食料品をまとめて購入したり、同じ商品でも大量パックのものを購入すると割安になりますので、大袋を購入している方もいます。

夫婦2人の時はあまり食費が気にならなくても、子供が生まれて成長するとどんどん食費が膨らんでいきます。少しでも節約して、お金を有効に使いましょう。

時間の節約になる

食材をまとめ買いすると、買い物に行く回数が減るため時間の節約になります。食材のまとめ買いは、お金だけでなく時間も節約することができるのでおすすめです。

夫婦共稼ぎで仕事をしていると、仕事帰りにスーパーに寄って買い物をするのはとても大変です。買い物の回数を減せば早く帰宅できる日が増えるので、食事の支度や子供と過ごす時間、趣味の時間にあてることができます。

食材の買い忘れや重複を防げる

毎日買い物に行くのが習慣だと、油断して同じものを2つ買ってしまったり、何か作ろうとしたときに食材が足りず、慌てて買いに行くことが多くなりがちです。

「買い物は週に一度だけ」というルールを決めると気が引き締まり、買い忘れがないように注意するようになります。

冷蔵庫の在庫をチェックしてから買い物メモを作るようにすれば、無駄なく食材をまとめ買いできます。

おかずの作り置きができる

パックされたおかず

食材をまとめ買いしておくと、時間がある時におかずを作り置きすることもできます。帰宅が遅く、夕食の支度をする時間があまりとれない時でも、作り置きのおかずが一つあれば調理時間を短縮することができます。

冷蔵庫におかずが1品入っていると、帰宅が遅くても心に余裕が持てます。子供がお腹を空かせて待ちきれない様子でも、ご飯と作り置きのおかずがさえあれば短時間で夕飯を用意できるので安心です。

食材のまとめ買いのデメリット

食材のまとめ買いには良い面がたくさんありますが、慣れるまでは失敗をしてしまうこともあります。
食材をまとめ買いすることで起こりがちな2つのデメリットを確認しておきましょう。

使いきれず無駄にしてしまう

食材をまとめ買いすると、使い切れずに無駄にしてしまうことがあります。冷蔵庫の中に入っていたのを忘れていて、気付いたときには賞味期限が切れていたという失敗が起こりやすくのです。急な外食が多くなると、使う予定の食材が使い切れないこともあるでしょう。

献立のマンネリ化

いつものおかず

食材のまとめ買いをすると、献立のマンネリ化が進む可能性があります。主婦にありがちなのが、作りやすい料理や子供の好きな料理ばかり作ってしまうこと。

食材をまとめ買いする時にいつも同じような食材ばかり購入していると、結局毎週似たような献立が食卓に並ぶことになります。

「子供の好物だから」と頻繁に食べさせていると、飽きて嫌いになってしまうこともあるので気をつけましょう。

食材のマンネリ化を防ぐためにも、たまには別のスーパーでお買い物をしてみたり、インターネットでレシピを調べて作ってみたりするといいでしょう。

食材の使い忘れを防止するためのコツ

せっかく購入した食材を使い忘れて無駄にしてしまうと、主婦としては罪悪感が出てしまいます。もったいないことをした…と後悔しないためにも、食材を無駄にしないためのコツをチェックしておきましょう。

すぐに下ごしらえをする

食材の使い忘れを防ぐには、まとめ買いをしたら出来るだけ早く調理してしまうことです。特に、ほうれん草などの葉野菜は、時間が経つと鮮度が落ちてしまいますので、購入したらなるべく早く茹でてしまいましょう。

冷蔵庫・冷凍庫の中を整理しておく

整理された冷蔵庫の中

冷蔵庫や冷凍庫の中がグチャグチャだと、奥に入れてしまったものを使い忘れて腐らせてしまう可能性も高くなります。
食材の使い忘れを防止するためにも、冷蔵庫や冷凍庫はきちんと整理整頓しておきましょう。どこに何が入っているか一目でわかるようにしておくと買い忘れや食材の被りを防ぐことができます。

冷蔵庫掃除の方法・庫内のカビやにおいも解消!
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一週間の献立メモを作る

一週間の献立メモを作っておくと、まとめ買いした食材を無駄なく使い切ることができます。無駄な食材を買うことや食材の使い忘れを防ぐこともできます。

毎日の献立は主婦の悩みの種です。時間のある時にまとめて考えておけば、心に余裕が生まれますし、すぐに食事の支度に取りかかることができます。

まとめ買いに適した食材【野菜・果物編】

節約のためにまとめ買いをしても、すぐに腐らせてしまったり、傷みやすい野菜を多く買ったせいで「早く使わなきゃいけない」と焦るのはもったいないことです。まとめ買いに適した食材とその保存方法を把握しておきましょう。

根菜類

根菜類

根菜類は、日持ちがするのでまとめ買いに向いています。根菜類は、重たい物が多いので、車で買い出しに出かけた時に買っておくと楽です。

まとめ買いに適した根菜類

  • ジャガイモ
  • 人参
  • かぼちゃ
  • サツマイモ
  • 玉ねぎ

特に、ジャガイモ・玉ねぎ・人参は、和食・洋食・中華を問わず利用できる野菜ですので、常に常備しておくと便利です。根菜は冷蔵庫の野菜室に入れておけば、2週間程度は日持ちします。

りんご

日持ちがする果物と言えば、りんごです。冬場なら常温での保存が可能ですので、冷蔵庫に入りきらない場合でも助かります。カットしたり、皮をむいていない丸のままの状態なら、2週間から1か月程度は保存可能です。

リンゴを野菜室に入れておきたい場合は、1つずつ新聞紙に包み、ビニール袋に入れて保存しましょう。りんごから出るエチレンガスで野菜や果物が傷みやすくなるのを防ぐことができます。

みかん

みかんも、買いだめすることができます。ミカンを箱買いした場合には、涼しい場所に保管し、中身が傷んできていないか定期的にチェックしてください。

みかんをまとめ買いしたい場合は、新鮮なものを購入することをおすすめします。鮮度が落ちているとすぐに傷んで食べられなくなることもあるので、信頼できるスーパーや農家直送で購入するといいでしょう。

まとめ買いに適した食材【肉・魚編】

豚のスライス肉

野菜や果物だけでなく、冷蔵庫や冷凍庫に肉や魚のストックがあると便利です。ご家庭の冷凍庫は開け閉めする回数が多いので、温度変化が激しくなります。肉や魚を冷凍保存する時には、比較的温度変化が少ない冷凍庫の奥の方に入れるようにしましょう。まとめ買いに適した肉や魚は次の通りです。

ひき肉

ひき肉は傷みやすいので、2週間程度で使い切れる量を購入するようにしましょう。牛豚合い挽き肉、豚ひき肉、鶏ひき肉など種類を揃えておくとハンバーグやチャーハン、そぼろなどいろいろな料理に活用することができます。

ひき肉を小分けにして冷凍保存しておくとすぐに料理に使えます。ハンバーグや鶏そぼろなどは、調理してから小分けにして冷凍しておくと、解凍するだけで完成するので非常に便利です。

鶏肉

鶏肉を購入したら一口大に切り、唐揚げ用・親子丼用・シチュー用など用途別に小分けにして冷凍保存しておきましょう。

唐揚げ用のお肉は、タレにつけたまま冷凍しておくと味がよくしみて美味しいです。唐揚げは子供に大人気のメニューですので、唐揚げ用の鶏肉が冷凍庫にストックしてあると助かります。

魚の干物

干物は長期保存することができるので、まとめ買いにピッタリの食材です。一枚一枚ラップに包んでチャック付きの保存袋に入れるのが一番ですが、面倒な場合は家族の人数分ごとにラップに包んで小分けにしておきましょう。

魚の切り身

ストック用に生魚をまとめ買いしたい場合は、一尾ではなく切り身の方が保存しやすいです。鰤(ぶり)の切り身は、タッパーに入れて照り焼き用のタレにつけたまま保存しておくと、解凍してそのまま焼くことができます。

食材の冷凍保存はメモを忘れずに!

肉類などは冷凍してしまうと中身がわからなくなる場合があるので、冷凍保存するときに、保存容器やビニール袋に保存した日付と品目を記入しましょう。冷凍庫の食材を使用するとき日付の古い物から使うと無駄が出ません。

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乾物・缶詰・調味料もまとめ買いがお得!

乾物

生鮮食品以外にもまとめ買いをしておくと便利な食材が沢山あります。安い時にまとめ買いしておくと安心な乾物・缶詰・調味料などを把握しておきましょう。

ひじき・切り干し大根

ひじきや千切り大根は、副菜が足りない時にストックしてあると助かる乾物です。ひじきや千切り大根の煮物は、お弁当のおかずにもピッタリなので、作り置きしておくことも可能です。しっかり味付けしておくと冷蔵庫で数日は保存することができます。

乾燥わかめ

乾燥わかめの袋を開封した後は、密封できる容器やビニール袋に入れて冷暗所に保存してください。
乾燥わかめは、水戻ししなくても使用出来るので、忙しい朝も助かります。乾燥わかめはお味噌汁のほか、ラーメンやうどん、酢の物など、いろいろなお料理に使用することができます。

高野豆腐

高野豆腐も、ストックがあると便利な食材のひとつです。食べやすい大きさに初めからカットされているものや、あらかじめ味付けやダシがついているもの、電子レンジで調理できるものなど、時短料理向けの高野豆腐が販売されています。
高野豆腐に人参や椎茸などの野菜をプラスして調理すると、彩りもよく栄養価も高くなります。夕食のおかずが一品足りないときは荒野豆腐を活用するといいでしょう。

干しエビ

干しエビは値段が安い時にまとめ買いしておきましょう。干しエビは、チャーハンやお好み焼き・焼きそばだけでなく、スープの隠し味に使うこともできます。大根葉やゴマと一緒に炒って、手作りふりかけを作るのもおすすめです。

缶詰

常温で長期間保存できる缶詰も、安い時にまとめ買いしておきましょう。缶詰はそのまま食べられるものも多いので、調理時間を短縮することができます。

ストックしておくと便利な缶詰

  • ツナ缶…ツナサンド・ツナサラダ
  • コーン缶…コーンスープ
  • トマトの水煮缶…トマトスパゲティ・牛肉のトマト煮
  • サバの水煮缶…サバ味噌煮・中華スープ

調味料

調味料

調味料は重たい物が多いので、車で買い出しに出かけた時にまとめ買いしておくといいでしょう。毎日使用するような基本の調味料はなくなると困るので、ストックを切らさないように気を付けておきましょう。

まとめ買いしておきたい調味料

  • しょうゆ
  • 料理酒
  • みりん
  • さとう
  • みそ

まとめ買いに不向きな食材

キュウリ、トマト、キャベツ、キャベツ

すぐに鮮度が落ちる、賞味期限が短いなどの理由で、まとめ買いに不向きな食材もあります。誤ってたくさん買うと、無駄にしてしまう可能性があります。とくに野菜や果物は、鮮度が落ちてしまうと美味しくなくなってしまうので注意しましょう。

まとめ買いに不向きな食材

  • キュウリ
  • トマト
  • キャベツ
  • レタス

食材のまとめ買いは宅配が便利

食材のまとめ買いをすると買い物に行く回数をへらすことができるだけでなく、節約効果が高いので家計が助かります。

生協やネットスーパーの宅配で、食材のまとめ買いをすると、自宅まで届けてくれますので、非常に便利です。

せっかくの週末を食材の買い出しに使いたくないという方や重い物を運ぶのが大変という方はぜひ試してみましょう。

スーパー宅配のメリットデメリットを経験者15人に聞いてみた
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生協やネットスーパーの宅配は、一定金額以上購入すると宅配料が無料になるサービスを実施していることが多いです。注文する時にはある程度まとめて注文するとお得に買い物ができるでしょう。

大手通販サイトでも食品を扱っており、大量に購入するとかなりお得な金額になる場合もありますので、頻繁にチェックしておきましょう。

食材のまとめ買いで家事効率は上がる!

食材のまとめ買いは、上手に行えば食費を節約できますし、買い物の時間も節約することができます。初めのうちは失敗することもあるので、無駄なく買い物して使い切ることを心がけましょう。

慣れるとどんどん買い物上手になれますし、時間もお金も節約することができます。時短家事で効率アップも参考にして、家事の効率化を目指しましょう。