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母親が嫌い…子供の気持ちと対応

母親が嫌い!理由の多くは過干渉?過保護になってない?

母親が嫌いという子供の理由は何?幼児期の子供が「ママ嫌い!」という理由や思春期の子供、そして成人した子供が母親を嫌う理由から、母親が取るべき対応を探っていきましょう。心と体がアンバランスで精神的に不安定なことも多い反抗期を迎えた子供にはどのように接していくと良いのでしょうか。

子供が自分の母親を嫌いという背景にみえること

子供が母親を嫌と言うことなんてあり得ない!そう思っていませんか?多くの子供にとって、最も長い時間を一緒に過ごす人であり、一番近い存在なのが母親です。子供にとって特別な存在であり、大好きな人であるある一方、中にはそんな母親とうまくいかない、嫌いだ、と思う人もいます。
当の母親にしてみれば、かわいいわが子に嫌われるなんて胸が張り裂ける思いなのでは…と想像してしまいますが、なぜ子供は、一番近い存在であるはずの母親を嫌うのでしょうか?

幼児期の子供はチビ怪獣!小さな子供が母親を嫌いと言うとき

幼稚園までの幼児期の子供は、無条件でお母さんが大好きです。毎日、ご飯を食べさせてくれたり、一緒に遊んでくれたり、寝かしつけてくれたり、いつ何をするのでも一緒にいてくれる存在です。

もはや母親なしでは生きていけないことを全身で訴えるかのように母親を必要とする年代ですので、基本的にはこの時期の子供が母親を嫌うということはまずないでしょう。パパと一緒に遊んでいても、眠くなったり転んで泣いてしまったときにはママじゃないとダメ、という子供も多いです。

たとえ母親にかわいがられていなかったり、心が締め付けられるような待遇を受けている子供であっても、子供は必死で母親を好きになろうとするものです。

反射的に出がちな「母親嫌い」の理由

母親が嫌いだなんて、幼児期の子供が言い出すことなんてことがあるのでしょうか。小さな子供のことなので、態度で母親に不快感を表すようなことはないでしょうが、実際に「ママ嫌い」と言われた経験のある人は多いことでしょう。

特に「第一次反抗期」「イヤイヤ期」と呼ばれる2歳前後の子供は、何を言っても「イヤ」「ママじゃいやだ」と言うこともあります。一度、二度ならともかく、毎日のように言われ続ければ、いくら子供の言うことだと頭ではわかっていても、へこんでしまいます。

それではなぜ、ママ大好きのはずの幼児期の子供が、母親を嫌いと言ったりするのでしょうか?

子どもに嫌われる親の行動とは?子供の心に届かない?り方や褒め方、子供の行動を逐一指示したり子どものSNSや交友関係へ余計な口をはさむなど、「毒親」と呼ばれる子供の接し方についても説明します。

試し行動で母親の様子を見ている

この時期の子供は、自分がこうしたら周りはどんな反応をするのか、実験と観察をすることにより、周囲との関係を作っていくときでもあります。特に一番近い人である母親に対しては、わざと怒られて嫌われるようなことをして、親の反応を見ているのです。
子供は、「こんなことをしてもママは自分のことを好きでいてくれる」という絶対的な愛情を確認したいのです。

母親が嫌いではなく怒られるのが嫌い

子供が「ママ嫌い」と言うのは、ママという存在が嫌いなのではなく、ママが「怒る」「注意をする」という「ママの行動」が嫌い、という意味のこともあります。ママのことは大好きだけど、ママに怒られるのは嫌い、でもまだそれを言葉で正確に表現できないことから、「ママ嫌い!」になってしまうのです。
自分の存在自体を嫌いと言っているわけではないと考えれば、気持ちも楽になるし、また、お互いに「確かに今の言い方は少しきつすぎたかも」と気付くきっかけにもなります。

ちびちび怪獣に「ママ嫌い」と言われたときは

それでは、幼児期の子供に嫌いと言われたら、どう対処するのがよいのでしょうか?子供の言うことを真に受けて、感情的になってはいけません。

母親を嫌いと言った子供にママの感情を伝える

まずは素直に、「嫌い」と言われて自分がどう思ったかを伝えてみましょう。
具体的には、「ママはそんなことを言われると悲しくなっちゃうよ」「○○くんはママのこと嫌いでも、ママは○○くんのことが大好きだよ」と自分が思ったことを伝えると、子供も自分の言葉で大好きなママを悲しませてしまったことに気づきます。

何度も繰り返し伝えることで、子供は母親の絶対的な愛情を確認することができ、試し行動をする必要がなくなってきます。

ママ大好き!と子供に好かれるママの特徴や、子育てにおけるママの重要な役割、ママが子供に与える影響などを年齢別、男女別に詳しく紹介、男女共に「マザコン」になってしまうママの育て方についても解説します。

ママ嫌い!!の理由を聞いてみる

「ママ嫌い」と言われたら、その理由を聞いてみるのもいいでしょう。「なんでママのことが嫌いなの?」「どうして怒られるのがイヤなのかな?」と問いかけてみることで、親子ともに一呼吸おくことができ、親も落ち着いて、怒鳴らずに済みます。

子供の答えにハッとさせられることもあるでしょう。「だって、いつも妹とばかり遊んでいるから」など、まだまだ子供だと思っていた子が、意外にもしっかりした答えを返してきて驚かされるとともに、反省の材料になることもあります。

ちび怪獣のしつけは家族に協力してもらうとうまくいく

パパや他の家族が一緒のときに子供の母親嫌いが始まったら、パパや家族に協力してもらうのも効果的です。「パパはママのこと大好きだけどね」「○○ちゃんがそんなこと言ったら、ママは悲しくなっちゃうよ」とフォローしてもらうことで、子供は母親に対してどう接するべきなのかを学ぶことができます。

その際は、ふざけたり茶化したりするのではなく、あくまでも真面目に注意してもらうのがコツです。パパや家族が協力することにより、ママの気持ちも楽になり、このつらい一時期を乗り越えることができるでしょう。

いずれにしろ、「ママ嫌い」なんて、ママは自分のことが大好きだという自信があるからこそ言える言葉。もし本当に、虐待や育児放棄をされていて母親からの愛情に自信を持てない子供だったら、なんとかして嫌われまいと、そんなことは言いません。母と子の強い絆があるからこそ、そんなこと言うのだろうと受け流すようにしましょう。

母親がうっとうしい!!思春期の子供が母親を嫌いと思うとき

小学校高学年から中高生になり、子供が思春期に入ると、母親と子供の関係は一気に複雑化します。今までは庇護され甘える対象であった母親が、急にうっとうしい存在へと変化します。

思春期の子供が母親を嫌いと言う理由

反抗期の中学生は思春期もあり親に素直になれない傾向があります。反抗期は男子も女子も何かとイライラしているので接し方がわからないこともありますよね。反抗期の中学生に対する親の接し方です。

思春期は、子供が精神的な自立段階に入る時期。単に『反抗期』とも呼ばれることもあるこの時期に起こる第二次反抗期は、親(特に母親)を避けたりいちいち反抗してきたリといった行動に出る子供は少なくありません。

ですが、反抗期の変化も相成って子どもが親を徹底的に嫌ってしまうこともあるようです。小さなころは大好きであったはずの母親がうっとうしく感じられる、その原因はどこにあるのでしょうか?

常に口うるさく子供に口出しをしている

母親は子供への責任感からつい、「片づけなさい」「宿題はやったの?」とガミガミ口出ししてしまいがちですよね。ただでさえ、心と身体がアンバランスで、常に不機嫌で反抗的な思春期の子供は、親に話しかけられるのもうっとうしいと思うもの。次から次へと口を出していると、うるさいと思うようです。

干渉しすぎて母親がうざい存在になっている

小学校高学年や中学生にもなると、ある程度自分の世界ができあがり、親には話したくないことのhとつやふたつは出てきます。親と一緒にいる姿を友達に見られたくないからと、今までは一緒に出掛けていた最寄りスーパーや近場の温泉にすらついてこなくなります。逆に友達といるときの自分を親に見られたくないという子もいます。
そんなデリケートな時期に、今までと同じように子供のプライベートにズケズケと踏み込んでいくのはご法度。

過干渉を続けることで、子供に嫌がられるだけでなく将来の親子関係や子供の自立にも悪影響を与えるので、注意が必要です。

子供に頑固・偏見・考えを押し付ける

母親が頑固で偏見が激しいタイプだと子供は反発しやすい傾向にあります。
赤ちゃんのときから、親のルール、各家庭のルールで育ってきた子供たち。学校に通うようになり、違う環境でさまざまな刺激を受けることにより、次第に子供は、今まで100%正しいと思ってきた母親の価値観以外のものもあると理解するに従い、ほんの少しずつ自分のルールを取り入れるようになります。

特に反抗期の時期は、親の意見より友達の意見や価値観を大切に思う時期。それを頭ごなしに子供や友達の意見を否定するようなことを言うと、子供は「キレる」という方法で伝えようとすることになりかねません。

母親が極端な自己中心的考えを持っている

自分のことばかりで子供に構わなすぎる、行き過ぎた放任主義の母親だと、子供は自分への愛情を信じることができません。

また、子供のためといいながら実は母親自身の見栄や保身のためであると子供が思ってしまったり、子供に言うことと母親自身がやることが違ったりすると、子供は母親に対して信頼感を持てなくなります。自分の都合のいいことには目をつぶり都合の悪いことが起きるとすぐ怒る、子供の都合など気にかけないで自分勝手に言いつけてくる・・・そんな自己中心的な人は母親でなくても嫌悪感を抱きますよね。

子供が何をしても母親に褒めてもらえない

人は自分に自信をもつことで目標を設け果敢に取り組んでいくことができます。そして、子供の自信は親が育てます。そのためには勉強やスポーツでどがんばった姿やそれまでの努力を褒めることはもちろん、日常的にも子供の意志を尊重する必要があります。

ですが、思春期に入っても半人前の子供ですから、親から見て詰めの甘さは必ずあります。失敗するから、もっと合理的に効率的にできるはずだから、といちいち子供の主張を覆していては、自分自身を認めてもらっていないと子供は捉えます。
承認欲求が満たされない子供は自信をなくし、またその不満が母親への嫌悪感へとつながっていってしまうのです。

「親がうざい」と言われる回数を少なくしたいなら

思春期の子供が親に反発心を抱いていちいち突っかかってくるのはもう自然の摂理です。「ウチの親うざくてさぁ~」などと他所でぼやいたりするくらいなら、内心では「お、健全に育ってるやん!子育て成功!」くらいにとらえましょう。

ですが、もちろん子供が非行に走るなど、危険なことをしたり人に迷惑をかけるようなことをしたときには、親としてしっかりと叱る必要があり、子供に嫌われたくない、うっとうしいと思われたくないと思うばかりに甘やかすのは論外です。それでは、子供を叱ったり注意をしたり、またスムーズな自立へと導くためには、どのように接したらいいのでしょうか?

子供に対して上から目線で命令しない

もう自分では一丁前だと思っている思春期の子供は、親から自立し、自分で考えて自分で行動したいと思っています。上から目線で命令されると自尊心が傷つき、反感を覚えます。子供に何かしてほしいときには、依頼の形をとる(「○○してくれると助かるんだけど」)、または選択形式にする(「宿題しなさい」ではなく、「お風呂と宿題どっちを先にする?」)といいでしょう。

また、子供の行動をいちいちコントロールしようとするのもいけません
親とすれば、こうすればいいのに、とアドバイスをしたつもりでも、子供は自分の意志を無視して指示されたと感じるかもしれません。危険がない限り、子供に失敗を経験させるのも大切です。子供の失敗するという体験のチャンスを取り上げないことです。

子供の世界を邪魔しない

子供には子供の世界があります。親としてはまずは勉強をしてほしいところですが、子供の世界では勉強以外にも興味のあることがいっぱいあるでしょう。スポーツ、音楽、ゲーム、本を読む、絵を描くなど、子供が熱中していることを邪魔してくる親ほどうっとうしい親はいません。子供が家庭内の最低限のルールを守っているのなら、子供の世界を尊重し、なるべく邪魔しないようにしましょう。

子供に対して感情的にならない

ときには思春期の子供が親に向かって暴言を吐くこともあるでしょう。でもそこで母親も熱くなって感情的に言い返すと逆効果です。子供の側もイライラしていることが多い時期ですが、母親がヒステリーを起こすと子供もまともにとりあう気を失い、いつまでたっても建設的な会話になりませんし、ますます母親を嫌いだと思う気持ちやうざいと感じるのが強くなってしまいます。

頭に血が上っても、ここは大人としてぐっとこらえて、冷静に対応するようにしましょう。またそういう姿を見せることで、意見が対立した場合でも、お互いに冷静に話し合うことが大切であると子供に教えることもできます。

世間体を気にして子供にあれこれ言わない

これも一般的に特に母親に多くみられる特徴ですが、親が見栄や世間体、近所の目を気にしていことを子供は非常に敏感に感じ取ります。
「あなたのためを思って○○大学のほうがいいと言っているのよ」と言っても、母親は本当に自分の将来や適性を考えてではなく、世間体のために言っているのだということくらい簡単に見透かしているものなのです。そして子供自身のことより世間を気にして言うことを聞かせようとするエゴ丸出しの親を軽蔑するようになります。

子供を信じて見守り極力口出ししない

「親」という漢字は、「木の上に立って子供を見守る」と書きます。究極には、それこそが親の最大の役目であるということです。思春期という年齢にもなると、親は子供を信じて、どっしりと構えていることも必要ではないでしょうか?

子供が自分の意志や意見を主張してきたなら、それを信じ見守ってあげましょう。たくさん失敗したっていいのです。むしろ今は失敗を重ねる時期でもあります。

人様に迷惑をかけないことを大前提に、ある程度のことは自己責任として見守り、子供が悩んだり困ったり、問題を起こしそうになったときには親として助言してあげましょう。

それまでちゃんとたっぷりと愛情をかけて育ててきた子供なら、親が見守ってくれているという安心感はしっかり伝わっていますし、その安心感こそが、デリケートな思春期の子供を支える強力な後ろ盾となるのです。

反抗期の起こる年齢は大きく分けて幼児期、思春期におとずれます。子供の反抗期は心の成長過程でもあり子育てでぶち当たる壁でもあります。子供の反抗期について、それぞれの年齢にあった特徴や対処方法を解説。

子供が落ち着くまで待ちましょう!

思春期の子供たちは、自分自身の中でもさまざまな感情を消化しきれずに葛藤を抱えて日々過ごしていますが、先にも説明した通り成長過程がもたらすもの。ほとんどの場合、高校を卒業する頃までにはちゃんと自我が確立し、反抗的な態度は落ち着いてきます。

子供が素直に歩み寄ってこれるような環境を整えてあげながらも、反抗期という嵐が過ぎ去るのを静かに待つ姿勢でいることも大切です。

大人になっても母親が嫌いな人とは

以上のように、思春期に母親に対して反抗したり嫌いになったりするのはよくあることですが、最近では、成人した後でも「母が重い」「母がしんどい」と感じて悩んでいる人が急増中だといいます。特に女性にその傾向が顕著なようで、母親との関係が難しいと思っている女性が多いようです。

成人した子供と母親がうまくいかない理由

以下では、思春期を過ぎて大人になってもまだ、母親との関係がうまくいかない理由をみてみましょう。

過干渉で子供が大人になっても子離れできない親

一人っ子など子供の人数が少ないために親と子の距離が近いことに慣れすぎて、なかなか子離れできない過干渉タイプの母親が増えています。
特に、子供が娘の場合、「娘は自分の一番の理解者であり、いつまでも自分のものである」という意識がある母親もいて、娘の結婚後も、娘の家庭や子育てに口を出すようになることもあるそうです。

子供たちが巣立ってしまったために自分の存在意義を見失い、いつまでも「自分は必要とされている」と思いたい、親側の承認欲求を満たしたいがためにいつまでも子供に依存しているのだといえるでしょう。

過去のトラウマ

幼児期からの虐待、育児放棄や、兄弟と比べられて差別されてきた、ひどい言葉で傷つけられた、などの過去の経験がトラウマとなっている場合も、大人になってからも母親が嫌いと感じる原因となります。

逆に、幼児期に虐待を受けていても、そのときは自分が悪いと思うことで母親を嫌いになる気持ちを抑え込んでいたのが、大人になって初めて「あれは虐待だった」と気づくケースも多いでしょう。

母親が嫌いな人へのアドバイス

かつては、親のことは尊敬しなければならない、親のことを悪く言うなんていけないことだ、という固定観念から正直に打ち明けることがタブー視されてきた傾向もある『親との不仲』。ですが、最近では正直に親が嫌いであるという気持ちを受け入れる人が増えています。

近年、「母が重い」「母がしんどい」といったネガティブな内容の本が売れていることからも、いかに母親との関係で悩んでいる人が多いかうかがい知れます。母親との関係がつらくなっている大人は、今後の関係はどのように対応したらいいのでしょうか?

母親に変わることを求めないこと

人はそう簡単に変われるものではありません。母親とは言え、あなたとは違う人間。『母親』は、話せば分かり合かってくれる要素にはなりません。

母親に変わることを求めるより、自分の考え方を変えるほうが現実的です。母親に過去に虐待されたり、ひどいことを言われたという事実は変わらないなりに、これから先は過去のトラウマから解放されて自分が楽になる考え方、自分にとって都合のよい考え方を選んでいきたいものです。

母親のせいで、と思うこともたくさんあるかも知れませんが、母親を恨んだって解決にならなないのであれば、これ以上母親に振り回されるのをやめて、自分主体で生きる、それこそが真の自立であるといえるかもしれません

被害者意識を持ちすぎない

過去のことは、確かに母親が悪いのかもしれません。でもすべてをそのせいにしていても何も始まりません。親を嫌う人はたくさんいますが、そこから先はその人次第。

嫌だった親を反面教師に自分はいい親になろうと努力する人、自分も同じような親になってしまう人、自分が親となってみて初めて自分の親を受け入れられた人・・・受けた心の痛みは誰かと比較できることではありませんが、なぜこのような違いが出てくるのでしょうか?これは受けた心の痛みの『受け取りよう』がカギとなります。

ただ一つ言えることは、被害者意識につかっているだけではそこからは何も生まれません。もし、あなたが過去の経験をトラウマとして抱えると同時に被害者意識を持っているのなら、その被害者意識から抜け出し、親と同じ過ちを繰り返さない意思を持ち生きていくことが自立への第一歩となるはずです。

親のあるべき理想像を求めない

真面目な子供ほど、親にはこうあって欲しいという理想を追い求めてしまいがちです。しかし親も完璧などではなく、一人の弱い人間です。子育てをしてきた時期には、夫婦関係や仕事、金銭面など、つらいことや苦しいこともあったことでしょう。自分も大人になれば理解できたり共感できることも増え、母親もいろいろつらいことがあったんだ、と人間として認めてあげると、気持ちも楽になります。

まじめな子を育てていて不安や心配はありますか?「まじめ」というのは必ずしも良いイメージばかりではありません。まじめな子に対するイメージやまじめな子を育てていて感じる不安や心配を紹介します。

子供と距離をおいてみる

それでもどうしても母親を認められないのなら、一度距離をとってみるのが一番です。
他人でもどうしても性格が合わずに友達になれない人がいるように、身内だからといって必ず母親と子供の性格が合うとは限りません。それならなるべく関わり合いにならないようにするほうが平穏に過ごせるでしょう。

また、自分の母親だと思うから許せないのであって、もしかしたら少し離れたところから他人目線で見てみると、意外と大したことではなかったと思えるかもしれません。

母親嫌い!の時期を上手に乗り越えていい関係を築こう

長い子育ての間には、子供が母親に反抗することも、ちょっとしたことで嫌われてしまうこともあるかもしれません。大切なのは、自分のものさしで測るのではなく、子供の視点に立って、子供の視点で考えてみるということ。思春期の対応いかんで、その後の母と子の関係が決まってきます。子供の母親嫌いの時期を上手に乗り越え、子供が成人してもいい関係が築けるといいですね。