子育てHOWTO

家庭での教育方針

家庭の教育方針の考え方&幼稚園・小学校が知りたいこと

家庭での教育方針を問われてもすぐに「我が家では~」と切り返しができないものです。幼稚園や小学校の受験の願書には家庭の教育方針の記入欄には何を書いたらいいのか、面接で教育方針について聞かれたらどうする?みんなは何を書いているの?家庭での教育方針の考え方や決め方、伝え方を解説します。

「ご家庭での教育方針は?」何て答えたらいい?

家庭での教育方針はありますか?幼稚園や小学校の受験の最初の難問は意外と「教育方針」の記入だったりするものです。子供云々の前に、何を書けばいいのだろうと困り果ててしまう人も少なくないことでしょう。

ある種の堅苦しさを感じてしまいそうな教育方針というワードですが、子育てをしている日常ではそんな雰囲気を取り入れようという試みすら「ちょっと無理かな」という家庭もでしょう。

ですが、流されるように子育てをしても、教育方針を持って子供に向き合う時間を設けても、育児の年月は誰しもに一定というのもまた事実。そこから変わるものがあるのだとしたら、「教育方針」について一度じっくり考えてみる時間は決して無駄にはならないでしょう。

幼稚園や小学校が家庭での教育方針に求めていること

家庭での教育方針を幼稚園の願書や小学校受験の面接で問われるですが、園や小学校は、そこから何を見ようとしているのか、何が知りたいのかを考えてみましょう。

園や小学校は入学してくる子供がどんな子なのかを一番に知りたいわけですが、どんな家庭で育っているかなどといった「子供を取り巻く環境を知る」ことも、手がかりとなります。

どういう家庭でどんな子に育っているか?

普段の家庭内の様子は子供の態度に表れます。大人の顔色ばかりを伺っている子、極端に元気がない子、親がいくら体面を取り繕っても、子供は上手に隠せません。その子が心身ともに健全に育っているかは、子供を見る大切なポイントとなるのです。

子どもの様子

集団生活をする上で好ましいのは、食べ物の好き嫌いがなく、挨拶がしっかりとできていて、後片付けがきちんとでき、友達と仲良くできる子です。

でも、園や学校が求めているのはそんな模範生ではありません。発達心理学からみても、これから入園入学しようという歳を考えたとき、子供が完璧である必要は全くないのです。できなければ、できるようになればいいのです。時間が解決してくれることはたくさんあります。

しかし、そんな長い目で見守ろうと思える子には特徴があります。「素直な子」です。素直な子はいろんなことをきちんと吸収しようと思える心を持っています。ですが、大人の顔色ばかり伺う子や、嘘をついたり裏表のある子、問題行動が見られる子は決してダメではないとはいえやっぱり心配になるでしょう。

家庭での教育の在り方に子供への愛情が垣間見える

教育と言っても勉強のことばかりではありません。子供が大人になったとき困らないように一般常識をきちんと身につけさせるのは大事な教育です。
当たり前のことが当たり前にできる、悪いことをしたら謝る、何かをしてもらったらお礼を言うなど、できる子にとっては、簡単なことかもしれませんが、極度の恥ずかしがり屋さんや、親にちゃんと教わらなかった子には少し難しいことです。

ですが、「ごめんなさい」と「ありがとう」がしっかり言える子と言えない子では、何かが起こったときにトラブルになる確率は変わってきます。

普段の小さな親の働きかけの繰り返しと手本の提示で、子供は自然と色々なことを身につけていきます。子供を親の自分とは別の人格と認め、少しでも良い未来に導こうとする親の姿勢を幼稚園や小学校はみています。

家庭の教育方針が園や校風と一致しているか?

家庭の教育方針が、幼稚園や小学校側の方針と子供の相性を確認することもやはり大事です。例えば、勉強もちゃんと重視する幼稚園や小学校に「子供はのびのび育てる」という教育方針の家庭の子が入ってきたら、子供は大変ですし入園入学後に幸せとは言えない可能性は出てくるわけです。

反対に自然の中でのびのびと子供を育てることがモットーの幼稚園や小学校に学力重視の家庭の子供が入ってきても、今度は親の不満が募るばかりかもしれません。

願書や面接では、園や学校の校風を引き合いに出し、子供の良いところや家庭での教育方針があうことをアピールしましょう。

園や学校の教育方針は事前にしっかりチェック!

入園入学希望前には、幼稚園や小学校の入園説明会や入学説明会に参加しましょう。一番簡単で効率良く園や学校の方針が自分の家庭の教育方針や、我が子にふさわしいかどうかをチェックできます。
説明会では、その幼稚園や小学校のセールスポイントをアピールしてくるので方向性や教育方針がわかりやすく、質問や疑問が生じてもその場で聞いて解決することもできます。説明会の前準備としては、パンフレットを入手したりネット検索したり…などという方法もあります。

家庭でその教育方針を持つ理由は?

どうして家庭でその教育方針を持つのかを問われることがあります。一歩踏み込んで「園や校風に合うか」を観察したいのだとも言えます。

ですが、子どもの人生は子供のもの、学校だけがすべてではないはずですから、「園や校風にぴったりアピール」は適度でOKです。。あまりにも園や学校を「ヨイショ!」したような、あざとさが見えるトークならば面接慣れしている側には見抜かれることもあります。園や校風を踏まえた上で自然に回答していくのが望ましいのではないでしょうか。

特に幼稚園・小学校が注目すること

幼稚園も小学校も、父親からはその家の格式を、母親からは教養のレベルを推し測る面もあります。ですが、饒舌さを求めているのではありません。落ち着いて誠実な受け答えをしましょう。

幼稚園が注目すること

幼稚園が特に知りたいことは、園の教育方針と家庭の教育方針にズレがないかということはもちろん、子供の基本性格や個性、現時点での社会性や協調性、日々のしつけといった部分です。

難しいことができなかったり失敗があっても、当たり前のことをこなそう、挑戦しようという気持ちが重要です。挨拶や好き嫌いのない食生活、着替えやトイレのマナーなども気をつけてあげましょう。

小学校が注目すること

小学校が特に知りたいことは、どんな子供に育っているかということにプラスして、学校への親の理解度のほか、親の経済能力を気にする学校もあります。

私立はビジネスとして教育を提供している面もありますので、6年間の学費の支払い能力はあるのかは重要です。学費を支払えるだけの安定した収入のある仕事か、転校等の可能性も視野に入れて仕事内容を聞くこともあります。

家庭の教育方針その1.子育ての方向性を把握する

家庭での教育方針とは、子供のしつけの方針のことです。「大切な子供をこういう風に育てたい」「こういう風に育って欲しい」という願いそのものです。

これまで教育方針を打ち立てていなかった家庭も一度、しっかり考えてみることで子育ての道筋も具体的に考えられるようになるのではないでしょうか

子供の将来像から逆算して教育方針を打ち立てる

園や小学校の入学時点の子供のことを一番良く分かっているのは、もちろん一番そばで子供を見守ってきた親でしょう。子供の特性を見極めて、どう伸ばしてあげられるかを考えることが大切です。

「こんな人間になってほしい」という親の願いを今一度、思い返し、子供に何を教えたいかを絞っていきましょう。

例えば…夢を追いかけ続け叶えられる人

企業家や冒険家でも、自分の夢を追いかけられるならばきっと充実した人生を送れるのでは、と考えることができます。いずれにせよ、そうなると自分の人生を自分で切り開く強さが必要です。

子供に必要なことは、色々な経験であり、いろいろなことへの興味や好奇心、学ぶ意欲と想像できます。失敗や挫折でめげない心を育んでいきたいものです。。

例えば…友達が多い人格者

みんなに慕われる人とはどんな人でしょうか。相手の気持ちに立って考えられる人、人のためになるようなことができる人、人に喜んでもらえることを進んでできる人ではないでしょうか。勉強の積み重ねだけでは決して手に入れられないこれらの価値観は、きっと「幸せ」に結び付くと親は知っています。

また、誰にでも慕われる人格者であれば、慕われない人よりに比べて人生において、愛のある助けが得られることでしょう。そのために、子供に学んでほしいことは色々な経験と考える力です。人とのふれあいが心を育ててくれるでしょう。

我が子から友達ができないと打ち明けられたら、いったいどのように接していけばよいのでしょうか?幼稚園から小学校までの子供たちに友達ができない原因や悩みを打ち明けられたとき、親にできることを探り解説。

例えば…社会的地位の確立

官僚や政治家、有名企業のトップ、先生と呼ばれる職種。色々な人が敬うような職種について欲しいと思っていても、親のエゴを押し付けないようにしましょう。特に、同性の親は子供に自分を重ねてしまう傾向があるとされます。

親ができることは、子供がその選択肢もチョイスできるように、ある程度の年齢まで誘導してあげることだけです。基本的に、自分とは別の人格を持つ人間が望む人生を応援するスタイルを忘れないようにしましょう。

子どもに伝えたいことは「行動」に変えて日々の生活に取り入れる

子供がどんな人に成長して欲しいかには色々な意見があると思いますが、子供は親の勝手に理想通りには育ってくれません。言って言うことを聞く子供なんてこの世に存在せず、親が行動で示す意義は大きいと言えます。子は親の鏡、親である私たちも子供と一緒に日々心を鍛えていきましょう。

何でもチャレンジ精神をもって取り組む人間になってほしいなら

失敗から立ち直って立ち上がれる子、チャレンジ精神を持ち続けられる子、そのために親が必要なことは先回りをせず、子供が失敗しても叱らず、辛抱強く見守る姿勢です。

子供が転んだとき、手を差し伸べるのも優しさですが、一人で起き上がれるまで見守るのも親の愛だと思いませんか?失敗しても見守り続けてくれる、失敗した自分をいつでも受け入れてくれるあなたの存在が子供のチャレンジ精神を育てます。

失敗まで愛しましょう!

チャレンジ精神を持ち続けることと同様、失敗を恐れない強い心を育てるのは失敗ごと受け止めてくれるあなたの存在です。子供のことは愛していても、子供の失敗までは愛せない。これでは子供は怖くて失敗できません。

周りの人を大事に出来る優しく強い人になってほしいなら

自分が愛され、大切にされた経験がない人は、なかなか人を愛したり、大切にすることができません。「大事にされる感覚」を文字や知識ではなく、かけがえのない親子のスキンシップを通して経験を重ね身についている子供は自然と他の人を大切にできるでしょう。

そういった意味では優しさと強さは一見、対義語のようですが、筆者は同義語だと考えます。子供に優しさの感覚を教えてあげたいものです。

家庭の教育方針その2.必要な要素を検証する

家庭の教育方針は、お父さんやお母さん、どちらか1人の考えの押し付けでは成り立ちません。大人が同じ方向を向いて導いてあげることが大切です。

教育方針は身近なことでOK

例えば「10ヶ国語を話せるように」という教育方針を持ったとします。様々な国からの留学生を受け入れているとか、それが可能な環境であれば無理なく習得していけるのでしょうが、普通はなかなか自然に習得できるものではありません。

実際に、10ヶ国語だなんてうちの子には絶対真似できないと思っていますし、まず親である筆者がそれを習得できる環境を用意できません。

誰が聞いてもすごいと思われる教育方針も素晴らしいのですが、背伸びせず親子が楽しみながら実践できる教育方針も素敵だと思いませんか?

生活習慣におけるしつけ

いくら勉強ができても、何かに秀でていても、一般常識がない人や他人に全く優しさを持てない人は、やっぱり敬遠されがちです。まずは当たり前のことを当たり前にできる人を目指してみましょう。

挨拶

朝は「おはよう」、昼は「こんにちは」、夜は「こんばんは」、ご飯のときは「いただきます」と「ごちそうさま」、寝る前には「おやすみなさい」。

挨拶は気持ちを表し、挨拶をさぼると他者への感謝の気持ちも薄くなってしまうものです。親が積極的に挨拶していないと、子供はなかなか挨拶の練習ができません。挨拶は躾の基礎です。結構周りの人は子どもを通して親のしつけを見ているものです。

お手伝い

高度なお手伝いができなくても、お皿を運んだり、お茶を注いだり。年齢に見合ったお手伝いができれば十分です。「ママ、手伝う?」の声が自発的にでれば尚良いですが、初めはあなたがお願いしてからやってもらう形でも大丈夫です。お手伝いを通じて、自分の家庭での役割や責任感、色々な物を学ぶことができます。お礼の言葉は忘れずに伝えてください。

規則正しい生活

夜更かしすれば朝起きられないのは大人だって同じです。子どもの自立は難しくもありますから、親がしっかりコントロールをしてあげましょう。

生活環境等の変化で、今の子の就寝時間は昔に比べて1時間以上も短くなってしまっています。それに加えゲームやスマホなど、大人でも目の前に魅力的なものがあれば、なかなか眠れないでしょう。子供はもっと眠れません。

たっぷりの睡眠は子どもの脳と体をしっかり休ませ元気な明日に備えるだけでなく、成長ホルモンが分泌されますので、体の成長を促される大切な時間です。小学校のうちは遅くても21時には寝る環境を整えてあげましょう。

友達とのかかわり/社会的コミュニケーションのしつけ

人生において勉強はもちろん大切ですが、円滑な社会生活を営むためには人とのつながりは欠かせません。誠実に生きることで、ときに損をすることもあるでしょう。それでも、誠実でいることにはデメリットをはるかに上回る充実した人生観を与えてくれます。

思いやり

目の前にいる人が何かに困っていたとき、何か自分にできることはないかと自然に考えてあげられる人、困っている人に自然と手を差し伸べることができる思いやりのある行動は、やろうと思ってできることではありません。
損得勘定だけではない人間愛に満ちた価値観は、私たち大人がお手本になって育てましょう。

約束を守る

どんなに優しい人でも、約束を守れない人はそれなりの評価しか得られません。約束を守ることでどんなメリットがあったか、約束を守らないことでどんなデメリットがあったか、物語などを利用して分かりやすく教えていきましょう。実体験では子供が約束を守れたなら、しっかりとほめてあげること。ですが、約束だらけにしてしまわないことも大切です。

嘘をつかない

信用を育てるのには時間がかかりますが、壊れてしまうのは一瞬です。やってしまった悪いことを正直に話したなら、ときに叱られてしまうこともありますが、人との信頼関係を育むうえでは嘘をつかない姿勢は大切です。嘘をつかず正直に生きる、誠実な態度は必ずその人の大きな魅力となります。

子供が嘘をつくのは原因があります。子供の心を受け止め嘘に適切な対処をしましょう。子供が嘘をつく時期や年齢、その年齢毎に変化する嘘のつき方など、子供の心理状況を解説。正しい子供の嘘との向き合い方です。

子供の知的好奇心を育てるお稽古事や教養

教養は子供の財産となり、たくさんの経験が子供を育て、子供の生きる力を養います。お稽古事は、子供自身が興味を持ち「楽しい」と思えると、長く続けることができる習い事になります。子供の個性によっては自分から興味を向けられない子もいますので、最初は体験クラスにチャレンジしてみるのも良いでしょう。

スポーツ

野球、サッカー、バスケット、バレー、水泳など、色んなスポーツがあります。親がやっていて自然と興味を持って始めた子、親が入部させた子、友達に誘われて始めた子、始めるきっかけは人それぞれですが、団体競技では練習や試合を通してチームワークや仲間の大切さを学ぶでしょう。

個人競技でも仲間と励ましあった経験は仲間の大切さを学び、ひとりピンチと戦いやり抜いた経験からは簡単には屈しないバイタリティを得るでしょう。

音楽

ピアノ、ヴァイオリン、ギターなどの色々な楽器がありますが、音楽は子供のころから育みたい教養のひとつです。音楽に触れることで音感や感受性を磨き、また指先を活発に動かすことで脳の活性化にも役立つとされています。

音楽の音感、リズム感は磨くたびに研ぎ澄まされていきます。音楽で育む感受性や情緒は、人生が潤う要素となるでしょう。

自然体験

ボーイスカウトのように屋外での活動を通じて自然や自然界に暮らす生き物とふれあい、その生態を知ることで、むやみにエサをあげるなどの人間のエゴではなく、本当の意味での生き物への優しさを学びます。

テレビや本で知るよりも匂いや感触など五感に訴えることで感動も伴いますし、強い記憶となって残るでしょう。

伝統芸能

日本舞踊や太鼓、能や民謡など日本の美しさや歴史を体で学びます。小さなころには所作が窮屈に感じるかもしれませんが、自然と礼儀作法や言葉遣いが身につきます。

精神論

体を鍛えると共に心を鍛えることで、人生に待ち受けるいろんな困難に立ち向かう強さを養いましょう。

子供の力でやりとげさせましょう

子供が自身の力で何かをやり遂げるのを見ると、親も子供の成長を感じ非常に嬉しい気持ちになります。でも完成度にこだわるあまり、親があれこれと口を出していると、子供から創意工夫するタイミングを奪ってしまいます。必要なのは高い完成度ではなく、何かを自分の力で成し遂げた自信です。

チャレンジ精神を育てましょう

子供の好奇心を大切にしましょう。興味を持ったものに「これは危ないからダメ」「これはあなたにはまだ早い」と逐一ストップをかけるのではなく、「失敗してもいいからやってみなさい」と背中を押してあげることも大切です。失敗しても諦めない心の強さを身につけてもらいたいものです。

自発的な行動を認めてあげましょう!

子供はもともと自発的な行動をよくしませんか?「こんなことできるよ!」「見て見て!」「これもできたよ!」私たちに「自分の方を向いて欲しい」とサインを出してアピールしてくることもあるでしょう。でも、そのサインもアピールも無視してしまったら子供は次第に自発的な行動をやめてしまいます。

一度手を止めて子供の行動を認めてあげてください。色々な経験が新しい自発的な行動をするための知識となります。

元気な子に育てるためには、正しく褒めること・正しく叱ることが大きなポイントとなります。褒めることは自信や価値を見出すのに効果的であり、正しく叱ることで目標に向けて努力するという姿勢が生まれるのです。

周りのために我慢ができたら褒めてあげましょう!

子供の社会にも一定の秩序があります。遊具の順番やおもちゃや本の貸し借り、自分が先!自分が!自分が!と前に出てくるばかりでは、いつか子供の世界でも敬遠されてしまいます。全体のために、ある程度は我慢ができる子はたいしたものです。

ですがこういった我慢や、他にも叩かれたけど叩き返さなかった、小さな子に文句を言われたけど言い返さなかった、など秩序を守るための我慢は子供には大きなストレスになります。それに耐えた我が子はしっかり褒めてあげましょう!

家庭の教育方針その3.要素をまとめて子育ての方向性を絞り教育方針とする

どの家庭でも教育方針はよく話し合って決めると思いますが、2つ以上の意見に分かれたとき意見をすり合わせるのは大変なことだとことです。

子供が幸せになるための最善の方法を教育方針にしたいわけですから、意見が分かれることはある意味自然なことなのでしょう。

ぶれないことが大切!夫婦でしっかり話し合いを

教育方針については両親がよく話し合い、共通の認識を持つことが大切です。お父さんは「のびのび育てたい」お母さんは「学業優先」と意見が分かれてしまったら、子供はどっちの言うことを聞けばいいのか分からず混乱してしまいます。教育方針の食い違いなくし、子供を混乱させないことが重要です。

教育ママはテストや成績の結果を重視するあまり子供の意志を無視して学習を強要したり自分のコンプレックスの埋め合わせをするかのように子供に学習を押し付ける自分勝手な怖いママ?肝心なのは教育の捉え方ですよ!

教育方針はお飾りじゃない!有言実行する日々の子どもとのかかわり方

立派な教育方針を掲げていても、中身が伴っていなければ薄っぺらいものになってしまいます。例えば「うちは毎日2時間勉強させています」と言う方がいます。子供は出された課題に2時間取り組んでいるのでしょう。その間、親はスマホをいじりっぱなし、なんてことでは子供は疲れる一方です。一緒に考えたり笑ったり、教育に積極的に関わる姿勢を子供に見せてあげてください。

また、どんなに立派な教育方針を掲げていても実行できていないのは、具体例の乏しさや子供の態度ですぐバレます。かっこいい教育方針や見栄えのする言葉よりも、子供の姿が真実をうつします。何も飾る必要はありません。

保護と甘やかしは違う

保護とは外からの危険に対し気をつけてかばい守ることです。対して甘やかしとは、非常識な行動を親がしたり、子供がするのを許すことです。何でも際限なく買い与えたり、何に対しても我慢をさせなかったりすると、子供はそれが悪いことだと学ばないまま成長してしまいます。

無駄に叱らない育児

叱るとは気付きを与えることが目的です。言い聞かせたり注意をすることも「叱る」に当てはまります。そして怒るとは、感情をぶつけること、腹を立てて大声を上げることです。

叱ることと怒ることは全然違います。感情にまかせて大声をあげるばかりではなく、子供の言い分を聞き、子供の目線に立って同調しながら話し合うことができるといいでしょう。

本来の叱らない育児とは、叱る前に子供の意見を聞くこと、同調すること、子供の気持ちを一番に考えたうえで、子供が理解できるようにきちんと言い聞かせることです。

それがいつの間にか、注意しない育児、野放しの育児と解釈されてしまったような気がします。子供に嫌われないように機嫌ばかりとるのは親の身勝手なエゴでしかありません。

叱らない子育ての本当の意味とは?叱らない子育てではどんな子が育つのでしょうか?叱らない子育ての効果、実際の子育てに活かす方法や子育てに生かしたい心理学などちょっと小難しい話も分かりやすく解説。

手出し口出ししすぎは注意!自分でやらせること

過干渉や過保護、○○しすぎという状態です。親があれこれ世話をやけば子供は楽なのかもしれませんが自主性ややる気を確実に奪ってしまいます。良い意味で、子供に楽をさせないこと、考えさせるクセをつけましょう。

失敗させる/失敗は叱らない!

過干渉、過保護、○○しすぎの結果、子供は失敗することができなくなります。失敗する前に親が手を差し伸べるのですから当然です。先回りしすぎて失敗の経験ができない状態です。

小さな失敗や挫折の経験がないまま大人になり、そこで大きな失敗や大きな挫折をしてしまったとき、子供はきっと対処の仕方が分からないでしょう。そのとき、本人はどれほど落ち込み、どれほど傷付くことでしょう?どうか、小さいうちにたくさん失敗させてあげてください。

子供が学校で落ちこぼれ自信を失ってしまったときには子供が落ちこぼれた背景や英語がネックになりやすい中学、高校・進学校で違う勉強の意欲を失った原因から親ができるサポートや解決の糸口を探っていきましょう!

願書や面接の場合は家庭での教育方針の「伝え方」も重要

家庭の教育方針の内容がある程度整っていても、伝え方はボロボロで伝えたい内容が伝わらないのでは、願書や面接においては一大事です。

日々の取り組みの様子を具体例を交えて話せるように

なんだか実態が見えない、想像し難い教育方針よりも、子供に無理をさせ過ぎない具体的な教育方針を話せるようにしましょう。

例えば「我が家の教育方針は優しさをはぐくむことです」では、何に重きを置いているかの根本は見えなくもありませんが、これだけでは教育方針としてどう日常生活へ取り入れているかが伝わってきません。

もう一例。「うちでは自分のことは自分でさせています」少しは具体的ですが、今度はあまりにぶっきらぼうで、何に重きを置いた結果かがわかりません。具体例を交えながら人間社会を生きる上で何を重視しているかなどを添えるべきかも知れません。

具体的にどんなことをさせているか、そのとき子供はどんな反応をするか、幼稚園や小学校が想像しやすいように伝えましょう。

伝わるように文章を簡潔に!ポイントは「詰め込み過ぎない」

面接の時間は限られていますので、伝えたいことはたくさんあればあるほど、実際に伝えられる内容は限られてきてしまいます。そんなとき、偉人の格言や名言などを使うとより簡潔に趣旨を伝えることができます。

「我が家の教育方針は優しさをはぐくむことです。うちでは動物を飼っているのですが子供がエサをあげる係をしていてよく可愛がっています。最近、動物に子供が生まれて子供も喜んでいます。親が子供を一生懸命育ているのを見て、うちの子供も努力の大切さを学び、一生懸命努力して最近自転車に乗れるようになりました」

詰め込みすぎていていますし、後半は内容が変化していますので、受け取る側も何が言いたかったのかよく分からなくなります。

願書や面接では、あらかじめ要点を押さえて簡潔に具体的に伝える事前準備をしておくことが重要です。また、就職の面接ではありませんので横文字を多用しすぎないようにも注意しましょう。

まずは思いのままに書いてみよう

入園や入学願書となると、ある

受験する幼稚園や小学校へのラブレターのようなものでもありますので、幼稚園や小学校のどこに魅力を感じたかなどが主たる内容となるわけですが、その中でも教育方針の記載欄には、子供にどんな願いや思いを込めて育ててきたのか、子供の日常生活、1日の行動パターンや挨拶、片付けや食べ物の好き嫌い、友人関係、いつも気をつけていることなど、受験する幼稚園や小学校への熱意、情熱をぶつけてみましょう。

教育方針を記した文章だけで合否の判定はされませんので、常識の範囲内であれば、あなたの言葉でアピールしたって良いのです。そこから、相手に伝えたいこと、伝わる文章を形作っていきましょう。

家庭での教育方針と親の務め

所謂お受験では面接と子供の実技は重要視されますが、その他にも大半の幼稚園や小学校では願書が提出され、受理された時点で入園や入学が決まります。その分、「教育方針って何だろう、どう書けばいいんだろう?」と思い悩んだりします。

教育方針が定まっているブレない育児では、躾などではいちいち戸惑うことは減るでしょう。とはいえ教育方針自体には育児を楽にするお札的な力はありませんから、教育方針を持ち子供に向き合っても育児の壁にぶち当たってしまうことは多々あります。

ですが、あなたが日々思い悩んで子育てをしようとする限り、子供も自身でいろんな困難に立ち向かう心を持って成長していこうとするはずです。その困難が難しい学問であっても、人間関係であっても、仕事のことであっても。なによりも、後ろで親が受け止めてくれるという安心が子供を立派な大人にしてくれることでしょう。