保育園の水筒選び・年齢別のおすすめポイント
保育園に持たせる水筒の選び方は何が基準でしたか?小さい子供とのお出かけには水筒は必需品です。保育園に入園する際に水筒を購入するママも多いでしょう。ショッピングに出かけると、いろいろなデザインやサイズの子供用水筒が並んでいますので、どの水筒を選べば良いか迷ってしまいます。
子供の保育園入園にあわせて新しく水筒を購入する予定のママに、保育園で使う水筒の選び方について説明します。子供の年齢によって水筒の選び方は変わるので、年齢にあった水筒を選びましょう。
保育園で水筒は必要?
保育園から公園に遊びに行くときや散歩に出かけるときに水筒を持っていくため、毎日水筒を持参することになっている保育園は多いです。
最近は保育園のスタイルも多様化していて、水筒を持参しなくてもいいケースがあります。共働き家庭の負担を軽減するために、保育園で準備しているお茶やお水を飲むことができる場合もあります。
通園するときに水筒が必要なくても、遠足など園外保育の時には必ず水筒が必要になります。保育園に入園したら1つは子供用の水筒を準備しておきましょう。
保育園の水筒の中身は?
保育園に持って行く水筒の中身は、お茶か水どちらかになるでしょう。どちらでも良いという保育園もあるでしょうし、こぼした時の汚れを考えてシミがつかない水を指定している保育園もあるでしょう。水筒の中身については、保育園に確認しておきましょう。
保育園用の水筒は園の入園説明会後に選ぼう!
子供が保育園で使用する水筒は、入園する保育園の入園説明会の後に選ぶようにしましょう。保育園によって水筒のタイプ(コップ・ストローなど)を指定される場合があります。
説明会前に水筒を購入してしまうと指定しているものと異なり、買い直しが必要になる場合がありますので注意してください。
保育園用水筒4つの飲み口タイプ
保育園に持って行く子供の水筒には、いくつか種類があります。子供がどのタイプの水筒が使いやすいか考えて選んであげましょう。保育園から水筒タイプの指定がある時にはそれ見合う水筒を選んでください。
ストロータイプ
ストロータイプの水筒は、水筒のフタをあけるとストローが出てくるものです。ストロータイプの水筒は、小さい子供でもこぼさずに飲むことができるメリットがあります。
ストロータイプの水筒のデメリットは洗うのが大変なところです。特にストロー部分は汚れが取れにくいので、水筒を購入する時にメーカー指定の予備のストローをいくつか購入しておきましょう。子供がストローをかじって切れてしまったり、洗う際に誤ってストローをゴミと一緒に捨ててしまい、失くすこともあります。
直飲みタイプ
直飲みタイプの水筒はフタをあけると飲み口があり、水筒を傾けて飲むことができるようになっているものです。ワンタッチでフタをあけることができ、すぐ飲めるようになっているものが多いです。
飲み口から中身が出過ぎる場合がありますので、小さい子供の場合は慣れるまで飲みこぼしをする可能性があります。直飲みタイプは、ストロータイプに比べて洗いやすいのがメリットです。
コップタイプ
コップに注いで飲むタイプの子供用水筒もあります。水筒に直接口をつけて飲まないので衛生的に使用できます。ワンタッチで注ぎ口をあけることができるタイプが多いので、慣れると小さい子供でも自分でコップ注いで飲むことができるでしょう。
コップタイプの水筒は子供の発育に良い影響を与えると考えられており、コップタイプの水筒を推奨している保育園や幼稚園も多いです。
コップタイプの水筒を使用するメリット
コップタイプの水筒は、飲む前にコップ部分を回して水筒から外す必要があります。コップを回す動作は子供の指先の発達を促してくれます。コップにどれくらいの量を注げば、こぼさずに飲むことができるかなど、子供なりに考えてお茶を注ぐようにもなります。
2WAYタイプ
2WAYタイプの水筒は、飲み口が直飲みタイプとコップタイプ両方ついていて、交換できるようになっているものです。常温タイプ・保冷タイプどちらの種類でも、2WAYタイプの水筒は販売されています。
2WAYタイプの水筒なら、保育園など子供が一人で持ち歩く時には直飲みタイプとして使用して、家族でお出かけする時にはコップにするなどシーンに合わせて飲み口を替えることが可能です。
保育園水筒の容量
水筒選びで重要なのが容量です。子供の年齢により飲む量は異なりますので、子供にあった容量の水筒を選んであげましょう。一般的な子供用水筒の容量をみていきましょう。
300~400ml
初めて子供に持たせる水筒に選ばれることが多いのが、容量が300~400mlの水筒になります。2~3歳の子供が自分で下げて歩くのにちょうどいいのがこのサイズでしょう。保育中にお茶がなくなったら補充してくれる保育園もあります。
500ml
幼児向けの水筒で多いのが、500ml容量のものです。500mlなら魔法瓶の水筒でもそれほど重くなりません。子供が自分で持ち歩くことができるでしょう。300~400ml容量の水筒を毎日全部飲みきるようになったら、ワンサイズ大きい500mlの水筒に買い換える時期です。
800ml
800mlの水筒は園児には少し大きいように感じられますが、公園遊びなど外での保育が多い園やスポーツを保育に取り入れている保育園に通わせる場合は、ちょうどいい容量である可能性もあります。
水やお茶を入れるとかなり重くなりますし、子供にとっては大きな水筒になります。体が小さい子供の場合、首や肩に下げて歩く時、足に水筒が当たってしまうこともあるでしょう。
1,000ml
1,000ml容量の水筒は、一般的に小学生が使用しているサイズになります。小学校入学が近付き、水筒を買い換える時には1,000mlサイズの水筒が良いでしょう。小学生になると1,000ml容量の水筒であっても、下校時までに飲み干してしまうことも多いです。
水筒の素材
水筒は飲み口のデザインだけでなく、素材によって重さや価格が異なります。子供用水筒に多い2つの素材を比較していきます。
プラスチック素材
プラスチック素材の水筒は、保冷機能はありませんが軽いので持ち歩くのが楽と言うメリットがあります。プラスチックの水筒は、比較的お手頃な価格で購入することができるのも魅力的です。プラスチック素材の水筒は落としたり、固いものとぶつかると割れてしまう恐れがあるので取り扱いには注意が必要です。
ステンレス素材
ステンレス素材の水筒は保冷機能がついているのもが多いです。真夏にたくさん外遊びをするときなどは、ステンレス素材の保冷水筒がおすすめです。
ステンレス素材は衝撃にも強いので、子供が誤って水筒を落としても割れる心配がありません。お茶を入れる部分がステンレス素材でも、飲み口はプラスチックになっているものがありますので、落としたときに飲み口部分が割れてしまうことがあります。
保冷タイプの水筒は便利?
保冷タイプの水筒なら、暑い季節にも冷たい飲み物を飲ませてあげることができます。真夏の炎天下で水筒を外に持っていくと中身がぬるくなってしまいますし、衛生面での心配もでてきます。保冷タイプの水筒であれば時間が経っても冷たさをキープすることができて便利です。
保冷タイプの水筒は魔法瓶構造になっていることもあり、プラスチックの水筒と比較するとやや重いです。中身の重さも加わりますので、子供に合ったサイズの水筒を選ぶことで重さ対策をしましょう。
保育園用水筒の選び方【1歳児】
1歳児向けの水筒は、ストロータイプで200~300ml程度ものがオススメです。母乳やミルクを卒業すると、水筒でお茶を飲むようになります。1歳児の場合は水筒を振り回したり、逆さまにして中身をこぼしてしまう場合があります。
紐があると首に巻き付けてしまう恐れがあります。水筒を自分で持ち運ぶことがない場合は、紐を付けないほうが良いでしょう。
保育園用水筒の選び方【2歳児】
2歳になると、直飲みタイプの水筒から上手に飲める子供も増えてきます。容量も300mlは必要になってくるでしょう。
子供の成長には個人差があるので、2歳になっても直飲みタイプの水筒では上手に飲めない場合もあります。子供の成長にあったタイプの水筒を選びましょう。
保育園用水筒の選び方【3歳児】
3歳頃になると自分で水筒を首に下げて持ち歩くことができるので、紐付きの水筒を準備してあげましょう。紐の部分が取り外しできるタイプのものだと、紐と本体を分けて洗うことができて便利です。3歳になると500ml以上の水筒が必要になるでしょう。水筒の飲み口は子供にあったものを選ぶようにしましょう。
保育園の水筒は消耗品と考える
保育園に水筒を持っていく場合は、毎日使うので気付かないうちに汚れがついてしまいます。長く使えるようにと大きめサイズの水筒を購入するママも多いですが、ちょうどよいサイズになるまでに壊れて使えなくなることもあるでしょう。水筒は消耗品と考え、子供の成長に合わせてちょうど良い水筒を選んであげましょう。
キャラクター柄の水筒のメリット・デメリット
子供と一緒に水筒を選ぶと、子供が自分のお気に入りのキャラクターのついた水筒を欲しがることがあります。子供の好きなキャラクターの水筒を購入する前に、メリットとデメリットを頭に入れておきましょう。
キャラクター水筒のメリット
- 子供のお気に入りのものを選んであげることができる
- 子供が水筒を持って保育園に行くのが楽しみになる
キャラクター水筒のデメリット
- 子供が途中で飽きてしまう可能性がある
- ブームが去ると下の子に回すことができない
- 新しいキャラクターのものを欲しがるようになる
保育園用水筒選びのポイント6つ
水筒は安いものではありませんので、1度購入すると長く使用したいと考えるでしょう。水筒を買ってから後悔しないためにも、保育園に通う子供の水筒を選ぶ時には、以下の点に注目して選ぶようにしましょう。
<水筒選び6つのポイント>
- 容量…子供にあった容量か?
- 飲み口のタイプ…子供が一人でこぼさず飲むことができるか?
- 重さ…子供が自分で下げて歩くことができる重さか?
- デザイン…長く使えるデザインか?子供が気に入るデザインか?
- 機能…保冷機能は必要か?
- 洗いやすさ…洗いやすくお手入れしやすいものか?
保育園水筒の相場は?
子供用水筒の値段は、機能や素材により差があります。プラスチック製の保冷機能がないものだと、安いものでは1,000~2,000円で購入することができます。保冷機能がついたステンレス製のものになると値段が上がり、3,000円程度のものが多いでしょう。キャラクターやブランドによってはさらに値段の高い水筒もあります。
保育園用水筒を安く購入するコツ
子供用の水筒は保育園の必需品になりますが、定価だと値段が高いと考えるママもいるでしょう。少しでも安く購入したいママに、保育園用の水筒をお得に購入するためのコツを紹介します。
旧モデル品を購入する
新しいモデルが登場すると旧モデルの水筒は安くなります。旧モデル品はインターネットの通販サイトで安く販売されていますので、探してみましょう。
子育て特典を利用する
ショッピングモールの会員登録をすると、子供がいるママ向けに定期的に子供用品の割引セールを開催することがあります。高い水筒が欲しい場合は10%割引でも得した気分になるものです。近所のショッピングモールの情報を集めてみると、お得に買い物ができることがあるのでチェックしてみましょう。
保育園用の水筒は子供の使いやすいものを選ぼう
水筒は子供が毎日保育園に持っていくものです。子供が楽しく通園できるように、使いやすいお気に入りの水筒を選んであげましょう。
保育園入園までに、子供が自分で水筒を開け閉めしてお茶を上手に飲むことができるように、何度かお家で練習しておくと安心です。
水筒の量が足りているか心配になったら保育園の先生に聞いてみましょう。仕事と育児の両立で忙しいママは、保育園の連絡帳の書き方を参考にして、連絡帳を通して相談してみると先生とのコミュニケーションにもなります。