小銭貯金を続けるコツ

小銭貯金を成功させる方法・家族みんなで続けるコツ

小銭貯金を長続きさせる方法や早く貯めるコツはあるのでしょうか?成功の秘訣をまとめました。節約や貯金が苦手な人でも、お金を貯めながらマネーセンスを磨くことができます。子供にお金の大切さを学ばせる良い機会にもなるので家族旅行を目指して小銭貯金を始めてみましょう。

小銭貯金を成功させる方法・家族みんなで続けるコツ

小銭貯金をコツコツ続ける方法

小銭貯金は、なぜかお金が貯まらない貯金ビギナーにもおすすめの方法です。かわいい空き瓶を利用したり、100均などでお気に入りの貯金箱を用意して気軽に始められるのも人気の理由になっています。

無理のない範囲でコツコツ小銭貯金するだけで家族旅行の資金になるほど貯まることもあります。地道に小銭貯金を続けていくためのコツを確認しておきましょう。

「目標額」ではなく「目的」を決める

貯金目標を考えるお母さん

小銭貯金を長く続けるポイントは、お金が貯まったら何がしたいかという目的を決めることです。「家族で旅行がしたい」「高級和牛のすき焼きが食べたい」「子供の誕生日プレゼントを買う」など嬉しい気持ちになれる目的だとワクワクしながら貯めることができます。

「1年間で10万円貯める!」というように「目標額」を決めてしまうと、500円玉を200枚貯金しなくてはならない計算になります。1か月に換算すると16枚~17枚、金額にして8000円~8500円分の500円玉を貯金箱に入れなくてはなりません。

小銭貯金はノルマ化してしまうと、楽しく続けることができません。家計の負担にならないよう、目標額よりも目的を決めて家族と協力ながら貯めていきましょう。

小銭貯金のやり方を決める

お金が貯まったら何がしたいかという目的ができたら、どのような方法で小銭貯金を始めるか考えてみましょう。小銭貯金にはたくさんの種類があり、やり方も人によってさまざまです。ある程度のマイルールを決めておくとスムーズに貯めることができるでしょう。

アイデア1.500円玉貯金

お買い物から帰ってきたときなどに、お財布に500円玉が入っていたら貯金箱にいれるというシンプルなやり方です。上級者になるとレジで500円硬貨がもらえるよう、お会計の際に工夫する人もいます。500円玉は小銭の中で一番大きい額なので、お金が貯まりやすいのがメリットです。

アイデア2.つもり貯金

貯金箱に小銭を入れる女性

つもり貯金は、貯金が苦手でついムダ使いをしてしまう人にぜひ試してほしいやり方です。1つもり=300円など、無理のない範囲でルールを決めておきましょう。

我慢の数だけ貯金が増えていきますが、ストレスが溜まって投げ出すのでは意味がありません。つもり貯金をするときは、代案を用意しておくことでひもじさが軽減します。

ママ友とカフェでお茶したつもりで、どちらかの家でお茶をする。子供とランチをしたつもりでお弁当を用意するなど楽しみながら貯金していくのがポイントです。

アイデア3.週末小銭貯金

ズボラさんにもおすすめなのが、週末小銭貯金です。やり方は週に一度、財布の中に余った小銭を貯金箱に入れるだけ。「毎週日曜日に財布の中の小銭を貯金箱に入れる」というルールを作れば、すっきり整理されたお財布で月曜日を迎えることができます。

小銭貯金を成功させた方のエピソード

小銭貯金を成功させている方に、「どのような方法でいくら貯めたか」「貯まったお金を何に使ったか」を聞いてみました。これから小銭貯金を始める人も、チャレンジしてみたことはあるけれど長続きせずやめてしまった人も、成功した方のエピソードを読んで参考にしてみましょう。

家族と協力して貯めました

夫婦で協力しました

きらら(30代前半)


私は財布の中をいつも見て10円玉と50円玉があったらガラス皿に貯めて半分くらいになったらお土産でもらったデカイ缶の中に入れて貯めるようにしています。

23歳に結婚をしてから旦那さんに「小銭をビンの中に貯めて小銭貯金を始めようよ」と言われてから、頑張りたいなと思うようになりました。23歳の時から4年間くらい小銭貯金を頑張りました。コツコツ貯めて4年間で15万円くらい貯まりました。

貯めた小銭貯金は、子育てに必要な物に使いました。楽しく続けるコツは、財布の中に50円玉があった!とか、10円玉がこんなにあった!とか思いながら貯めていくと長続きします。

1人でやるよりも、夫婦でやる方が長く続けられると思います。「貯まったら何をしよう」という気持ちでワクワクしながら取り組むと楽しく続けることができます。

ピカピカ小銭で子供のやる気もUP

かぁる(30代後半)


貯金箱をもつ子供

私の小銭貯金の方法は、きれいな小銭を缶にためる事です。家族の協力もありましたが、3年間で26000円ほど貯まりました。

貯まったお金の使い道は子供のお小遣いです。子供はピカピカのお金をもらえて喜び、一石二鳥です。お釣りでピカピカの小銭をもらったりするとテンションが上がるので、そんなきれいな小銭を口の広い気に入ったデザインの缶に入れていくのです。

缶に入れたままにしておくと、特に10円玉などは古くなってくるので、汚れた小銭はたまにきれいな小銭との両替を繰り返し、なるべく缶の中をきれいな状態にしておく事に集中します。

貯金箱にしている缶の口が広いので、フタを開ければ中はピカピカの小銭たちがよく見えます。たまにふたを開けて中をみることで、自ずとテンションが上がり「また貯めよう」という気持ちになれます。

500円玉貯金をしました

10万円たまる貯金箱がいっぱいに!!

りんご(30歳)


出産後、仕事の産休育休中に小銭貯金を始めました。100円ショップで購入した貯金箱に500円玉を貯金していく方法です。

買い物のお釣りでもらったものを最初はためていましたが、貯金が癖になってからは、自ら進んで500円玉でおつりがくるように意識して買い物をするようになりました。

最初は「小銭を貯めても大した金額にはならないだろう」と考えていましたが、クセになり身についてくると、早く貯金箱を満杯にしたいと考えるようになりました。

今では最初に始めた10万円たまる貯金箱がいっぱいになり、2つ目に突入しています。1つ目がたまるのには2年近くかかりましたが、貯金をする習慣が付いたのでこれからも続けていきたいと考えています。

気楽に続けています

nanae(20代前半)


小銭を貯金箱に入れている人

私の家では、お釣りなどでお財布に500玉が出てきたら貯金箱に貯金するという方法を2年間、実践しております。貯金箱がいっぱいになったら旅行や自分の好きなことに使いたいと考えながら、定期貯金のほかに500玉貯蓄を日々頑張っています。

我が家の500玉貯金のコツは「気楽にやること」です。お買い物の際に500円玉が出たときは、最初からなかったものと考えて貯蓄をします。

貯金箱にお金を入れるたびに貯まったお金でやりたいことを考えて、楽しみながら貯蓄をしています。義務にしてしまうと重荷になってしまうので、一番は気楽に・楽しく行うことが大事です。

家族で美味しいものを食べました

りぐみ(40歳前半)


私が実践した小銭貯金のやり方は、お釣りなどで500円玉がでたら貯金箱に入れるという方法です。小銭貯金で貯めた金額は1年間で2万円程です。

あまり500円玉が手に入らない月や金銭的に余裕がなく、どうしても500円玉を使わなくてはならない月は、あまり貯金できませんが毎月コツコツ小銭貯金を続けました。

小銭貯金の使い道は家族旅行の一部に使いました。家族旅行で行った先で、美味しいものを食べるときに少し奮発することができたので良かったです。

小銭貯金を楽しく続けるコツは、やはり1年間でどれだけ貯金するかの目標額を明確に決めることです。楽しいことに使えるように目的を決めておくと、楽しみながら貯金することができると思います。

子供用に小銭貯金をしています

のの(40歳)


中が見える貯金箱

10万円たまる500円玉専用の貯金箱を100均で購入しました。中が見えるタイプのものです。仕事から帰って、財布に500円玉があるとそこに入れるようにしました。

貯め始めて3ヶ月目で4万円以上になりました。貯金箱を購入する時に、これは子ども達のクリスマスプレゼントやケーキ、誕生日プレゼント、お年玉に使うお金にする!ということを決めていました。

子どものための貯金だと思うと、貯金箱からお金を抜き取って途中で使うこともありませんし、買い物をしていても500円玉が財布に残るようにお金を出しているように思います。

最近では、千円札より500円玉を使う方が惜しいように感じてしまいます。1週間に5枚は貯めよう!という簡単な目標を立てました。目に見えるように貯まるのが見えると結構楽しいです。

中身が見える貯金箱で500円玉貯金

nappa(28歳)


外出先から帰宅したら、お財布の中身をチェック。500円玉が残っていたら貯金箱に入れるようにしています。とても単純な方法ですが、3か月間続けて2万円くらい貯めました。

貯まったお金は空気清浄機を購入するときの足しにしました。500円玉貯金は無理にコツコツ貯めようとはせず、たまたまお財布にあったから貯金箱に入れるくらいの軽い気持ちでやると長続きします。

中身が見えるタイプの貯金箱にすると達成感が出てきてやる気もアップします。あまり高望みせず、貯まった後の使い道を妄想しながらゆるく楽にやることが大切です。楽しく貯金をすれば自然と長続きします。

無理せずゆるく500円玉貯金

なぎなぎ(40代前半)


貯金箱とコイン

500円玉専用の貯金箱を購入し、買い物をした後に、お財布に500円玉があれば貯金をしていました。1月~12月までの1年間で110枚貯まりました。

合計5万5千円で、月平均5,000円弱貯めた事になります。貯まったお金は、一度貯金箱から出して銀行に預け入れをし、国内旅行で遊ぶ時に引き出して使いました。

子どもがいると自分の買い物はあまりできません。独身の時と比べたら、自分のために使うお金は半分くらいになりました。

無理をしすぎるとストレスになるので、お財布に入っていたら貯金するくらいの気楽なさやるといいと思います。

貯めたお金で家族旅行をしました

家族旅行に行きたいな

ミラージュ(30代後半)


母の友人の竹細工職人の方に、竹を加工した貯金箱を頂いたのがきっかけで小銭貯金を始めました。大きな竹を節のところでカットしてあるもので、貯金箱としては大きなほうだと思います。この貯金箱が満杯になるといくらくらい貯まるのだろうと疑問を持ち、試してみようかなと言う軽い気持ちで取り組んでいました。


貯金箱をもらってすぐに、財布の中に入っている小銭をすべて貯金しました。竹なのでどれだけ貯まっているのか目に見えませんが、貯金箱を持ってみるとずっしり重くなっているのを感じました。

貯金箱が重くなっていくのが楽しみで、お会計の時にたくさんおつりがもらえるようにしたり、家族にも小銭貯金していることを伝えて、ときどき小銭を入れてもらいました。だんだんと貯金箱が重くなっていくのが毎日楽しみになっていました。

貯金を始めて8ヶ月ほどで満杯になり、もうこれ以上は入りません。この貯金箱を開けるには竹を壊さなければならないのでまだ開けていません。貯金額を知るのがとても楽しみです。このお金で家族旅行に行けたらいいなと思っています。

ディズニーランドへ行きました

りっちゃん(28歳)


私は500円玉貯金をして、1年間で5万円ほど貯めました。貯まったお金を使って家族でディズニーランドに日帰り旅行に行きました。

もともと貯まったらどこかに旅行に行きたいと思っていたので、子供が行ってみたいと言っていたディズニーランドに行くことにしました。

私は今までも何度か500円玉貯金にチャレンジしていましたが、お会計の時に500円がもらえるように計算して支払うなど、頑張りすぎてしまい長続きしませんでした。

あまり頑張りすぎず、お財布に500円玉があったら使わないようにして、気が向いた時にまとめて貯金箱に入れるようにしていました。気楽にやる方がストレスもなく長続きしました。

家族でディズニーへ!

よりじ(30代前半)


普段のお買い物はカード払いにしているのですが、カードが使えない時など、現金で払った後にお釣りを貯金箱に入れることにしています。毎回お釣りを全額入れるわけではありませんが、少し余裕のある月は多めに入れています。

私たち家族はそのお金が貯まったら、みんなでディズニーランドに行くと決めています。お金に余裕のない月は、ためらう時もありますが、前回家族でディズニーランドに行ったときの写真を貯金箱の横に飾り、貯金が貯まったらまた行けるように頑張って貯金をしています。

簡単に開けられない貯金箱を使っているので、いくら貯まったのかはわかりませんが、1ヶ月でだいたい3千円くらいは貯めています。

最近は旦那も協力してくれるようになり、仕事で良い事があった日などは、家族にアイスを買ってくれて、そのお釣りを貯金箱に入れてくれることもあります。

おつりで気楽に小銭貯金しました

貯金を楽しむ女性"

おつり貯金は結構貯まる! 

さなえ(40歳)


実践した小銭貯金のやり方は、買い物をして釣銭が出たらそれを全て貯金箱の中に入れるという方法です。

金額にはこだわらず、50円や500円を入れていきます。小銭で貯めた金額は2万~3万円位です。貯めた期間は半年くらいでした。

小銭が貯まったら郵便局に行き、預け入れをしてもらいます。1週間でトータルでみて週末にあまった費用(食費など)があれば全て貯金します。

小銭貯金を楽しくやるコツは、小銭が出たら貯金箱に入れるのを習慣にする事です。最初のうちはちゃんと貯まるか心配でしたが、今では私のマイブームになっています。

郵便局に持っていきます

タルト(40歳)


子供用の可愛い貯金箱をいただいたので、家族みんなで小銭貯金をしています。毎日いくらと決めずに、その日お財布にある小銭を全部入れるというのが家族の日課になっています。

帰ってくると子供が夫婦の財布を取り出して小銭をじゃらじゃら入れています。最初は子供が親戚からもらってきたお金を入れるようにしていましたが、楽しそうにしている姿がかわいくて毎日やりたがるので子供の仕事にしています。

成果がわかるように毎月20日には貯金箱を郵便局に持っていくようにしています。今回は6ヶ月で5万貯金することができました。

だんだん子供も調子に乗って、親戚の家に遊びに行くときは貯金箱を持っていくようになりました。まだ子供が小さいので、親戚のおじさんおばさんも面白がってたくさん入れてくれるので助かります。

コンビニでお金を使うときなどは、必ず1000円札を出すようにして小銭を作るようになんとなく意識をしています。

365日貯金

みかん(36歳)


鉄製の貯金箱

私の小銭貯金の方法は365日貯金というものです。楽しくて知らない間に貯まるのでおすすめです。スマホアプリを検索したら、無料でできる365日貯金のアプリがたくさん出てたので、そのアプリをダウンロードして使っています。

毎日無理のない範囲で貯金箱に小銭を入れて、アプリで入れた金額の所を塗り潰していきます。お財布にあるおつりを入るだけなので、簡単に続けられます。

365日貯金は順調にいけば、1年後には6万ほどの貯金になります。私は、自分なりにルールを決めて4カ月で終了させるペースで小銭を貯めています。毎日3コマ塗り潰せば4カ月で6万貯金が成功する計算になります。

貯まったお金で、プチ旅行に出かけることもありますし、そのまま、通帳に貯金しに行くときもあります。かれこれ5年ほど365日貯金を続けていますが、365日貯金は、1円から始められるので気持ちが楽です。

500円玉貯金もやったことあるのですが、これは長く続きませんでした。私のように、4カ月で貯めるなどマイルールを作ると楽しいと思います。

小銭貯金は頑張りすぎずに楽しむのが正解!

小銭貯金を成功させた方の体験談には、頑張りすぎず気楽にやったという声が多かったです。自分に合ったやり方で長続きさせることが大事なので、厳しいルールにしないことがポイントになります。

小銭貯金の良いところは、努力が必ず結果につながるところです。お子さんがいるご家庭なら、小銭貯金をすることでお金の教育にもなるでしょう。

子供にお金の大切さを学ばせるためにも、お小遣いを渡すご家庭も多いです。小学生のお小遣い金額の相場を参考にして、しっかりとお金の使い方を教えていきましょう。