ままごと遊びのメリット

ままごと遊びって実は凄い!子供に与える影響やメリット

ままごと遊びは、女の子なら誰でも一度はやったことのある見立て遊びです。ただの遊びのようですが、キッチンで料理をしたり、ママやパパの真似をする遊びに、子供の発達にとってさまざまなメリットがあります。子供の社会性だけではなく、表現力を育むままごと遊びを子供にさせましょう。

ままごと遊びって実は凄い!子供に与える影響やメリット

子供の定番の遊びといえば女の子が大好きなままごと遊び

女の子であれば子供のころ、一度は遊んだことのあるままごと遊びですが、鬼ごっこやなわとび、鉄棒のように、いくつもある遊びのひとつという認識ではありませんか?

見立て遊びでもあるままごとを深く調べていくと、意外とメリットの多い遊びだと分かります。そのメリットや、年齢別ままごとの遊び方の特徴をご紹介します!

ままごと遊びはただの遊びじゃない!得られるメリット9つ

ままごとから得られるメリット

ままごと遊びは子供にとってさまざまなメリットがあります。協調性の向上や想像力アップなど、おままごと遊びが子供に与える効果をチェックしてみましょう。今よりもっと、子供のままごと遊びを応援したくなります。

たかが「おままごと遊び」ですが、素晴らしいメリットを秘めています。近年小さなころからゲームをする子供がが増えていますが、もっとおままごとを楽しめるよう、環境作りに協力してあげましょう。

1.友達を役を演じながら遊ぶことでコミュニケーション能力が向上

パパやママ、子供の役など、たくさんの役が必要なおままごとは、1人でもできますが大抵2人以上で遊ぶのがスタンダードです。お友達を誘って役を決め、それに沿って与えられた役割を演じるという遊びは、コミュニケーション能力を育みます。ケンカが始まることもありますが、それも人間関係を学ぶ上で必要なことです。

自分の好きな役ばかりできないので、人に役を譲ったり性格に合せて役を割り振るという、少々高度なことも学べます。ただ仲良く遊ぶだけでなく、こうしたコミュニケーションの取り方も、ままごと遊びで自然と身についていきます。

人の役を演じることで「他人の立場になる」という経験をします。こうした経験が、人との付き合い方を上達させる練習になるのです。

2.役になりきってコミュニケーションをとるので言語能力が上がる

ままごと遊びでは、家族やお店屋さんを演じながら言葉を使ってコミュニケーションを取ります。ままごとの世界では、ペット役も「お腹すいたワン」などとお喋りします。こうした遊びの中で、子供は会話の練習をしているのです。

ままごと遊びで言語能力が上がる理由には、以下のようなものがあります。

  • お友達をおままごとに誘うための話術が必要
  • 役を演じ、言葉でコミュニケーションを取りながら遊びを進めなくてはいけない
  • 自然と周囲の人の会話や話す内容を聞くようになる

なわとびや鬼ごっこという遊びより、会話が主体となって進めるままごと遊びは、特に言語能力をアップさせるのに適した遊びです。

3.喜怒哀楽を表しながら遊ぶので表現力がアップする

家族やお店屋さんを演じるままごと遊びは、子供の表現力アップにも効果があります。嬉しいときの表情、怒っている口調など、ままごと遊びでは与えられた人の役になりきり、子供は精一杯その人を演じます。これは、自分の気持ちを表現することにも使えるようになります。

また友達の前で他人を演じる練習をしていると、人前で話すことや発表する練習にもなります。

喜怒哀楽を上手に表現できないと、子供はストレスを溜め込みやすく、スムーズな人間関係が築きにくくなります。ままごと遊びでは、自分の気持ちを外に向かって、言葉や態度で表現できる力も身につきます。

4.自分の役だとどんな言動をするのか想像力が鍛えられる

ママの役をするときは母親の真似をするわけですが、それには想像力が必要です。泣いている子供をあやす母親を演じるとき、母親がどんな風に子供をあやすのか、想像して表現します。

ままごとでお買いものに行けば、買うものや値段を想像して決めていきますし、店員さんになりきったりお客さんとして買い物するという行為も、見よう見まねで後は想像でままごとを進めていきます。これら全て、想像力があるからこそできることです。

ままごとの器具が揃っていなければ、家庭で使うものを身近なおもちゃで代用します。お鍋の代わりにバケツを使ったり、お料理を木の実で代用するなど、家庭生活を再現しながら想像力をグングン鍛えていきます。

5.おじいちゃんおばあちゃん役がいることで優しい気持ちを育む

ままごと遊びによく登場するのがお年寄りのおじいちゃんやおばあちゃんです。近年、お年寄りと一緒に暮らした経験のない子供も多くなりました。おままごとの中で、お年寄りが登場することで、労わる気持ちや優しい気持ちを体験できます。

「おじいちゃん、元気でしたか?」「元気じゃよ」といった会話も、お年寄りと接する機会の少なくなった現代の子供たちには、とても貴重な体験になります。

6.ままごとで擬似生活をすることで家庭生活の流れやルールが分かる

ままごと遊びで家族の誰かを演じていると、家庭生活の流れが分かるようになります。朝、バタバタと自分と子供の準備をしているママを演じれば「ママは大変だ」ということが理解できます。

家族に朝食を作って食べさせ、保育園に子供を預けお迎えに行き夕食をつくり、パパはお仕事を頑張って帰宅して…という流れを経験して、よりその気持ちは強まります。

大人の動きを真似する中で家族が1日をどう過ごしているかが理解でき、ママやパパの大変さが分かり、お手伝いをすすんでやってくれる協力的になる子が多いのです。

ママを演じながら「野菜も食べなさい」「もう8時だから寝るのよ」と言いながら、自然と家庭のルールも身につけていきます。

7.家族の言動を再現して遊ぶので観察力が身につく

ままごとをするには、見本となる家族を観察していなくてはいけません。子供に「観察している」という意識はなくても、自然とままごとで家族を観察する力が身につきます。

子供は見ていないようで、意外と親の言動を詳しくチェックしています。おままごとでは、家庭の中のママやパパを演じるので、観察されていることを頭の隅に置いておかなくてはいけません。

子供にとっては、自分と違う人を観察し、相手がどのような感情でいるのかなどを理解できると、今後の人間関係に活かせます。

8.物を作ったり料理の真似事をするので手先が器用になる

ままごと遊びの中では、料理や物作りのマネをすることがあります。こうした作業は、手先を使うので器用さが身につきます。ごっこ遊びの中では他にも、大工さんごっこやスーパーのレジごっこなどでも、同じような効果があります。

ままごとをしている子供を観察していると、食べ物を折り紙で作ったり、簡単な工作をして家庭にあるものを再現していることがあります。こうした作業も手先を器用にしますし、クリエイティブな考え方ができる人間性を養います。

9.人を真似て遊ぶままごとは脳の発達につながる

人を真似るということは、相手の行動や口調を記憶して表現するという高度な技術が必要です。これは脳をフルに活用するので、脳に良い効果をもたらします。また、手先を動かして遊ぶことで脳に刺激が伝わり活性化します。

ままごと遊び~年齢によって遊び方が変わる

ままごと遊びは年齢があがるにつれて具体化した内容になっていく

ままごとは、いつからできるのか、我が子の年齢ではどんなままごとをして遊ぶのか、年齢別にままごと遊びの楽しみ方を見ていきましょう。

はじめてのままごとは3歳くらいからスタート!

1~2歳頃は、言葉も発達段階なので、上手くおままごとを進めていくのは難しい年齢です。しかし、この年齢から、ママやパパの真似をし始めます。これは、おままごとの練習のような作業です。

ママのマネをして「あい、どーじょ(はい、どうぞ)」と持っているものを渡したり、パパが会社に行くときのマネをして「いってきまぁす」と言ったりします。

3歳以上になると、ある程度お友達と言葉でコミュニケーションが取れるようになります。「〇〇ちゃんは、赤ちゃんね」などと、子供同士で役を決められるようになるので、正しいおままごとがスタートします。

4~5歳は具体性が出てきてより高度なおままごとになる

4~5歳になると、おままごとが急に高度になります。おままごとだけでなく、ごっこ遊びにより具体性が出てきて、見ているママやパパも驚くような再現をして見せるでしょう。買っていたおもちゃも器用に使えるようになるので、料理やお掃除の真似も上手くなります。

言葉の発達も進み、大人が驚くような言葉を使ってままごとをしていることも。コミュニケーションも上手くなるので、お友達ともスムーズにままごとを進めていくようになります。

小学校低学年では大人の真似をするので日ごろの言動に注意!

小学生になるとままごと遊びは減りますが、それでも仲の良い友達との間では楽しんでいる子もいます。ままごとというよりは、人の真似を楽しんでいるという遊びになり、表現の方法も変化が出てきます。

現代らしいのは、ドラマや動画を見ている子が多いので、大人が驚くようなシチュエーションでままごとをしていることです。また子供は家族の日常を真似るので、ママが真っ赤になるようなことを真似されたりもします。ままごとで再現されては困るようなことは、子供の前では控えておきましょう。

ままごと遊びのベースは、自分の育っている環境=家庭です。家でママやパパがやっていることを、子供は素直にままごとに反映させます。子供の前では、油断しすぎないように注意しましょう。

おままごと遊びに使えるおすすめのおもちゃ

丈夫で安全な木のおおちゃがおすすめ

ゲームやテレビより、もっとおままごとを楽しんでもらうために、パパやママが揃えてあげると盛り上がるおままごとにおすすめのおもちゃや道具を紹介します。

ある程度大きなおもちゃが揃ったら、後は細部まで揃えすぎないようにしましょう。足りないものを作り出す作業で、子供は工夫し成長します。できる範囲で器具を揃え、後は子供の自由な発想に任せましょう。

ままごとの料理や洗い物に使えるミニキッチン

ままごと遊びといえばミニキッチンです。これがあるだけで、ままごとは一気にリアルになり子供達のテンションも上がります。キッチンと一緒に、マジックテープ式になっている食材セットも欲しいところです。本当に料理をしている気分を高めるので、おままごとには欠かせません。

最近では、自宅のオシャレなインテリアを邪魔しない、シンプルでオシャレなミニキッチンが増えています。木製のものや、白でまとめられたスタイリッシュなものまで、お部屋に合せて選べるので、リビングに置いていても様になります。

また、段ボール素材でできているものもあるので、置き場所や子供の年齢、性格に合せて選べます。

お買いものをリアルにするレジスター

ままごと遊びでは、たまにママがお買いものにいくシーンも再現されています。そんな時に、よりリアルな状況を作り出すのがレジスターのおもちゃです。

ペット役だった人がレジの人になり、いつの間にか、お買いものごっこになっている…なんてこともままごと遊びの楽しいところです。買い物の仕方を覚えることもできるので、レジのおもちゃもあると便利です。

パパ役が日曜大工を楽しめる工具セット

男の子がままごとに参加するときや、パパ役の子が家の修理に使うために、持っていると気分が盛り上がるのが工具セットです。「パパ~、ここ治して」というママの声に、小さなパパが奮闘する可愛い姿が見られるでしょう。

手先を使うおもちゃなので、脳の発達にも一役かってくれます。

時代を反映させているスマホのおもちゃ

時代を反映していると感じるのは、ままごとにスマホが登場することです。パパとの連絡に使ったり、ママがキッチンで料理サイトをチェックしている所まで再現する子もいて、あればままごとが盛り上がるアイテムです。

購入しなくても段ボールで手作りしたり、かまぼこ板で作ってもOKでしょう。子供と一緒に作ると、ままごと以外にも楽しみができます。

スマホをおままごとに使っているとき、パパ役の子が会社から帰ったらスマホでゲームばかりしている、ママ役の子が電話ばかりしている、なんてことがあったら、自分たちがそれをやっている証拠です。ドキッとしたら子供の前では、スマホばかりいじらないよう注意しましょう。

乱雑に使っても安心木のおもちゃ

プラスチック製のものより、少々高額になりますが木のおもちゃがおすすめです。少々乱暴に扱っても壊れにくく、割れてもケガにつながりにくい点が優秀です。また、使わなくなったら人にあげたり売ったりするにも便利です。

木のおもちゃの魅力~積み木やスロープで知育をしよう!
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ままごと遊びは保護者も一緒に楽しもう!

大人が見ていると、大人の真似をしてままごとをやっている子供を見るのは微笑ましいものです。日常で子供が普通にやっている遊びの中にも、成長させる要素がたくさんあることが分かります。

大人は、ままごとを楽しめる環境を整え、できるだけ口出しせず温かく見守ってあげましょう。誘われたら、一緒におままごとをして楽しんであげてください。子供達は遊びを通して、毎日少しずつ成長しています。

ままごと遊びは見立て遊びのひとつでもあります。見立て遊びにはさまざまなメリットがありますので、見立て遊びの重要性は?子供の想像力を養う為にできることを参考に、ますます子供の能力を引き出してあげましょう。

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