雨の日でも安心!室内でも楽しめる遊びを紹介します
2歳は、魔の2歳児とも言われるように、走り回ったり飛び跳ねたりすることが楽しい時期です。
イヤイヤ期でもあり、雨の日やお出掛けが出来ないときなどでも、遊びたくて仕方がないので泣いたりして、お母さんは大変です。
なので、そんなときにこそ、普段出来ないような遊びや新しい遊びなどを教えてあげて、室内でも十分楽しめるように工夫してあげましょう。
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子供が安全に遊べるように室内の環境を整えましょう
子供は、色々な物が気になり触ったり口に入れたりするので、普段からお部屋の掃除や配置などには気を付けていると思いますが、遊ぶとなると、また違った所で気にしないといけないことも出てきます。
例えば、かくれんぼなど、色んな場所を使うような遊びの場合は、どこを隠れるのに使っていい場所かを、ルールとしてキチンと決めることが大切です。
ルールにしても、やんちゃ盛りの子供は、ダメな所に入ってしまったりもするので、鍵がかけられたり、入れないように出来るのであればなお良いですね。
自分の子供が好きな遊びをさせてあげましょう
2歳というと男の子女の子問わず走り回ったりしたい頃なので、外で遊ぶことが好きな子が多いです。
室内で遊ばせるなら、思い切り走り回ったり出来ないかわりに、色んな遊びを考えて好きなことをさせて、室内でも楽しめるということも教えてあげましょう。
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体を動かす遊び
しっぽ取りゲーム
ただ単に、追いかけっこをするだけでも楽しめますが、それに飽きてきたら、しっぽ取りゲームをしてみましょう。ハンカチなど、しっぽになるような物をズボンのお尻の所に入れ、鬼がしっぽを追いかけて、取ったら鬼の勝ちです。
子供と大人で鬼を交代しながら遊ぶと、簡単ですがとても楽しんで遊んでくれます。
マンションなどで足音が気になる場合は、鬼も追いかけられる方もハイハイするルールにしたりすると、あまり我慢することも無く遊べます。
アスレチック
アスレチックと言っても、布団や段ボールなど家にある物で作ります。
布団を重ねてダイブしてみたり、段ボールのトンネルをくぐってみたりと沢山の遊び方があり、長い時間飽きずに遊んでくれるはずです。
布団を沢山重ねることで、怪我をする心配も少なくなりますが、はしゃぎすぎると布団で滑って転んでしまったり、段ボールの角が当たってしまうこともあるので気を付けてあげましょうね。
おもちゃを使う遊び
2歳児になると、まだおもちゃ本来の使用目的に沿って遊ぶことができませんが、言葉を理解しているので徐々におもちゃを使いこなせるようになります。
積み木
まだ難しいものは作れませんが、いくつかを積み上げて崩してを繰り返して遊びます。
子供は積み木やブロックなどを、崩したりすることで想像力が養われます。
大人が簡単な物の形を作ってあげて、これは何かな?とクイズをしてみても、楽しんでくれるでしょう。
子供が何人かいる場合、固い積み木を使うときは、振り回して目や頭に当たらないように気を付けながら遊びましょう。
お絵かき
クレヨンとお絵かきノートを渡し、自由に書かせてあげるだけです。
まだまだ、線や曲線を描くだけで何を書いているのか分かりませんが、これは何?誰?と聞いて、「すごいね」「上手だね」と褒めてあげましょう。
たまに、大人が絵をかいてあげると、すごい!と真似をして書こうとします。
まだ、上手く書けないので、落ち込む子も中にはいるかも知れませんが、いっぱい練習して書けるようになったんだよと言ってあげると、落ち込むことも無くなり努力することも覚えるので良いことばかりですね。
ごっこ遊び
室内でする場合、沢山道具があるので色んなごっこ遊びが出来ます。
理解しながら遊ぶことが出来るようになるので、自然と会話をしながら手を動かして遊びます。
大人も、ご飯を食べる真似をするときは仕草だけではなく、「パクパク」「もぐもぐ」と言うなど、音を付けると子供も真似をして遊んでくれます。
たまにどんな設定!?と思うこともありますが、しっかり付き合ってあげましょうね。
テレビやDVDを見る
好きな番組を見たり、DVDを見て歌って踊ったりするだけでも楽しんでくれますが、他にも遊び方はあります。
まねっこ遊び
テレビやDVDに出てくる人やキャラクターの真似をして遊びます。
普段している動物のまねとは少し違って面白がって遊んでくれるはずです。
お金のかからない物でも十分楽しく遊べます
おもちゃではなくても、家にあるものを子供のおもちゃ代わりにして楽しく遊ぶことができます。お金もかからず、使い終わったら捨てることもできますので、家の中がおもちゃが散乱しているということも少なくなります。
段ボール
段ボールをそのまま使って、中に入ってみたりトンネルにしてくぐるのも十分楽しめますが、大人と一緒に切ったり貼ったりして遊んでみましょう。
パズル
好きな大きさの段ボールの広い面を2枚切り取り、1つに絵を書いたり写真などを貼ります。
絵を書いた方の段ボールの中をくり抜き、枠と中に分け、中の部分を大きめのピースになるように切ります。
もう1つの段ボールに枠を貼り付けピースを中に入れれば、自分だけのパズルの出来上がりです。
的あて
段ボールを好きな形・大きさに切ります。(的にするので小さすぎるのは使えません)
そこに10点などの点数を書き、大きめの段ボールに適当に貼り付け壁に掛けるか、立てかけます。
ボールを投げて、当たった点数を競います。
壁に向けて投げるので柔らかいボールにしましょう。
小麦粘土
小麦粉300g位にサラダ油を少々、塩を一つまみ入れて、水を少しずつ入れながら粘土っぽくなったら出来上がりです。
食用色素を混ぜて、様々な色の粘土を作ると、もっと楽しいです。
食べられる物で出来ているのでお母さんも安心して子供を遊ばせてあげられます
新聞紙
子供はぐちゃぐちゃにしたり壊したりすることで色んなことを学ぶので、ちぎりたいだけちぎって貰い、雪のように飛ばすととても喜びます。
このとき、大きい段ボールや子供用プールなどがあれば、その中で遊んでもらうと片付けも楽になります。
他にも、丸めてボールにして遊んでも怪我をしにくいので安心です。
子供の体力を消耗させて夜しっかり寝かせましょう
子供はしっかり食べ、しっかり遊んで疲れると、夜しっかり寝てくれます。
ですが、室内だと走り回ったりすることがあまり出来ないので、疲れずに夜寝られないということもあります。
うまく体力を消耗させて、しっかり寝てもらいましょう
夜寝られなくなる理由は?
雨の日などは外に出られず走り回れないので、運動量が足りず疲れていない為に、夜寝られなくなります。
また、昼寝が長かったり、遅い時間にとっている場合も寝られなくなる原因の1つです。
1日のバランスを考えながら、しっかり遊ぶ必要があります。
とにかく運動して体力を消耗させましょう
運動不足の場合はとにかく遊んで体力を消耗させるしかありません。
その方法として、追いかけっこなどもありますが、こちょこちょをしたり、タオルを引っ張り合って遊ぶことでも体力を消耗できます。
引っ張り合ったりするときは、怪我をしないように気を付ける必要があります。
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室内でも危険がいっぱい?気を付けるべき点を確認しましょう
普段から気を付けていても怪我をしてしまうことが多々あります。
おもちゃで遊んだり、いつもとは違う遊びをすると、事故が起きる可能性も少し上がります。
子供の事故で多い原因は何なのか、どのように気を付ければよいのか、考えてみましょう。
子供に最も多い転倒と誤飲事故に気を付けて遊びましょう
転倒
歩けるようになっても、まだまだ頭が重くバランスが悪いので転げやすい時期です。
遊んでいると走ったり飛び跳ねたりすることもありますが、その拍子に転げると普通に転げるより怪我をしやすく、家の中には家具や柱・段差の角が多いのでとても危険です。
角にカバーを付けておいたりカーペットやマットを分厚めの物に変えるなどの対策をしましょう。
誤飲事故
子供は何にでも興味を示し口に入れてしまいます。
誤飲事故というと、おもちゃの部品などを思い浮かべるかもしれませんが、誤飲事故で多いのはタバコや薬、硬貨など大人が使用しているものです。
室内で遊ぶ場合には、危険な物は手の届かない場所へ移動し手の届く所にある収納には、開かないようにロックをしましょう。
他にも、お菓子の袋や乾燥材なども多いので、お皿に入れ替えたりごみはすぐ捨てるように心がけましょう。
高所やお風呂での転落事故にも注意しましょう
子供は外の天気が悪く、外で思い切り遊ぶことができないとフラストレーションがたまり、思いもよらない行動をとることがありますので注意が必要です。
高所からの転落に注意
雨の日だから室内で遊ぶとなっても、屋根があればベランダに出たりすることもあるかも知れません。
柵があっても何か台になるようなものがあれば超えられるかも知れませんし、隙間が広めなら子供は力を入れれば通れてしまうかも知れません。
他に部屋の中でもソファーやダイニングテーブルなども子供からすれば高所です。
好奇心旺盛で、登ってしまうことも多いので、目を離さないことと背の高い物の近くに台になるような物を置かないことが事故を防ぐための1つの方法です。
お風呂には子供だけで入らせない
お風呂は床が固く、転んで頭を打ってしまうと大けがになる可能性もあります。
他にも、浴槽を覗き込んだり入ろうとして、浴槽に落ちてしまうことが多いです。
事故を防ぐためには、お風呂には子供だけで入らせないことが大事です。
浴室のカギを外から閉められる場合は閉めたり、洗面所のドアがスライドのドアでなければ、閉めておけばドアノブに手は届かないので安全です。
安全に気を付けながら楽しく室内で遊びましょう
室内で出来る遊びは沢山あり、外で遊びたがっている子供でも飽きることなく楽しんで遊んでくれます。準備から片付けまで全てを遊びながら出来るように工夫することで、お片付けも上手な子になります。しかし、2歳児はまだまだ危ないことが沢山あるので、しっかりと注意しながら楽しく遊んでくださいね。