夏は子供と海を満喫しよう!子供と海水浴を楽しむためのコツ
梅雨が終わり、暑くなってくると子供と一緒に海に行って楽しみたい!と考えているママパパも多いでしょう。でも、行こうと思っても子連れだと荷物も多くなりそうだし、何を持っていけばよいのか分からない…といった不安や疑問もあります。
また、小さな子供連れのパパママには注意してもらいたいことがいくつかありますのでしっかりとチェックし、子供の海デビューをしてみましょう!
海では潮風や貝が混ざった砂、海藻など海に行かないと感じられない物や見られない物がたくさんあります。大人から見たら大したものではない物も子供から見ると新しい発見でいっぱいですのできっと大喜びです。
子供と海に行くのはいつから?
子供を海につれていくのは、子供が1歳を過ぎて歩けるようになってからの方がいいでしょう。おすわりができれば連れて行くことは可能ですが、親が抱っこをしたりベビーカーに乗せなければならず、安心とは言えません。よちよち歩きでも、波打ち際で波と戯れたり冷たい海の水に触れたりできると子供自身が海を楽しむことができます。
子供を海で遊ばせる時に気をつけること
海では楽しいことばかりではありません。海で過ごす時の注意点をチェクし、対策をしておきましょう。
親の目の届く範囲で遊ばせる
プールとは違い海には波や潮の流れがあります。幼稚園児位になるとつい油断して、子供だけで波打ち際で遊ばせることもありますが、海は離れると危険です。必ず大人の手が届く所で遊ばせるようにしましょう。子供にもそばを離れない、と良く言い聞かせて下さい。
遊ぶ場所に危険がないか親が確認する
海はでは割れた貝殻を踏んだり、とがった岩に接触するなど、予想外のケガをすることがあります。サンダルやラッシュガードで身体を覆ったり、遊ぶ場所をよく確認してあげましょう。
海辺は紫外線が強いので日焼け対策をする
大人でも夏の海の直射日光はきつく感じます。子供が日焼けをしてしまい、ヒリヒリ痛い思いをさせるには可哀そうなので、ビーチパラソルを使うなど、直射日光を遮る空間を作ってください。
海に入っていても頭は日光を浴びる、パラソルの下にいても下からの照り返しが熱い場合がありますので、照り返しを遮断するシートや、日焼け止め等で予防してあげましょう。水分補給も忘れずに。また、日差しが強くなる11時~14時位の間を出来るだけ避けて海に遊びにいきましょう。
体を冷やしすぎないように海に入りっぱなしにしない
一歳半位までの幼児の場合、海の中で続けて遊ぶのは15分位を目安にして下さい。身体が小さい幼児は冷たい海水で、思ったよりも早く身体が冷えてしまいます。
海水温にもよりますので、子供の様子を見て、いつまでも海水につかっていないようにしましょう。
唇の色など、子供の様子を良く見てあげ、寒そうにしているなら海からあげ、よく身体をよくふいてあげて下さい。
海水が目や口に入らないようにゴーグルを使用する
海水は綺麗なプールと違い衛生的ではありません。多量に飲んでしまえばお腹を壊すこともあります。また、目に入ってもしみる事がありますので、ゴーグル着用するようにしましょう。
遊ぶ合間に休憩をとる
ずっと海の中にいたり太陽の下にいると、かなりの体力を消耗します。子供の場合、楽しいと休憩を挟むのを嫌がることもありますが、しっかり休憩を取らせましょう。
また、大人も楽しくて遊びたりない時でも、子供が疲れてきたなと思ったら切り上げて帰るようにしましょう。
子供をつれて海に行く時に持って行くもの
海辺は公園で遊ばせるのとはわけが違います。暑さや紫外線対策、子供が海で楽しめるグッズなどを持っていきましょう。
体を日差しから守る「ラッシュガード・帽子・日焼け止め」
日焼け対策は必ずしてあげて下さい。小さな子供ならラッシュガードはかぶるタイプのものが着やすく、動きやすいです。帽子も首元まで隠れるUVカット加工の物の方が安心です。
日陰を作るための「パラソル・テント・断熱シート・冷却材」
休憩場所に日陰を作りましょう。普通のレジャーシートだと薄くて砂浜の熱が遮断できないので、断熱シートのような物が安心です。
身体が火照った時にすぐに冷ませる冷却材は用意しておきましょう。ペットボトルを凍らえて持っていくと溶けて時に飲めるので一石二鳥です。
小さな子供には必須「浮輪・アームヘルパー」
小さな子供の場合、浮輪やアームヘルパーがあった方が子供も楽しめますし、安全面でも良いです。
海に入らなくても遊べる「砂場遊びグッズ・ビーチボール」
シャベルや小さなバケツなど、お砂場セットがあった方が、より楽しめます。休憩を嫌がり海から出てこない時にも砂場で遊べるものがあれば誘導しやすいです。
水分補給は絶対に!空腹にも注意!「飲み物・食事・おやつ」
空腹になりすぎても体調を崩しやすいです。海の家も混雑している場合があるので、小腹を満たすものや飲み物が多めにあると安心です。
小さな子供は、お腹が一杯の時に海に入ると嘔吐してしまう時があるので、少し落ち着いてから遊ぶようにしましょう。
海でもしものことがあったときのために「救急セット・保険証」
ケガをした場合に対処できるように簡単な消毒液、絆創膏などの救急セットを持参しましょう。また、念のために保険証や母子手帳も用意しておきましょう。
子供と海に来たらやりたい「海遊び」
海には子供の感性を育てる良い刺激になるものがいっぱいです。せっかく海に遊びにきたのですから海でしか体験できない遊びをたくさんさせてあげましょう。
浮輪やボートでゆらゆらと浮く
浮輪や空気で膨らますボートなどを用意して、海にぷかぷか浮かばせてください。水遊びが初めての子供ならきっと不思議な感覚になります。
波で酔ってしまことがありますので注意が必要です。
浅瀬の海に潜ってみる
狭いプールだとなかなかしづらいですが、広い海なら思い切って潜ることができます。ゴーグルをつけて潜ったら、目を開けて海の世界を見てみましょう。
海の中はプールと違って自然のもので溢れています。大きな子供なら、海の中の世界にもっと興味がわいてくることもあるでしょう。
海なら濡れてもへっちゃら!水鉄砲で遊ぼう
水鉄砲はプールだとなかなか遊べないおもちゃです。海なら水の調達もすぐに出来ますし、砂浜でも遊べます。ただ、周りへの配慮は忘れないようにしましょう。
波打ち際が描きやすい!砂浜にお絵かき
波の近くの砂浜に文字や絵を書いて遊びます。波が来たら消えてしまうので、波が来る前に☆マークを描くなど、ゲーム感覚だとかなり楽しめます。小さな子供でも、水に触れながら遊べます。
体や水着がどんなに汚れても大丈夫!砂遊び
公園にも砂場はありますが、海だとさらに水を組み合わせ、思い切り遊ぶことができます。大きなトンネルを作って水を流して遊んだり、泥団子を作ったり、砂と水があれば無限大に作品ができます。
いつもなら洋服を汚さないかハラハラしますが、水着なら気にせずに泥遊びでも遊ばせてあげることができます。
砂浜で貝殻探し
砂浜の海水浴場だと貝がたくさん砂に交じって落ちています。大きさや種類も様々で、宝探しの様な感じで拾って集めても楽しいです。綺麗なものや子供が気に入ったものはお土産に持ち帰っても良い思い出になります。
砂浜で漂着物探し
砂浜には貝だけではなく、流木や海藻など、いろいろなものが流れてきます。カニの抜け殻など、おもしろい物が落ちていることもあります。
ビーチフラッグ
簡単な棒や、旗を用意するだけで簡単に遊べます。砂浜を走ることも、砂に飛び込んで身体中に砂がつくのも海ならではの遊びです。
汚れをまったく気にせずに身体中を使って思い切り遊べ、親子や兄弟対決もできます。
スイカ割りやバーベキュー
海の定番といえばスイカ割りです。丸ごとのスイカを見るだけでも子供は大喜びです。普段は食べ物では遊べませんが、海水浴の日は特別なので皆で楽しみましょう。
また、バーベキューなど、外でご飯を食べる事も子供にとっては良い経験です。
子供と海で遊んだ子連れ海水浴の体験談
子連れで海水浴に行き、気をつけたこと、持っていって便利だったものや失敗だったものを6人のママに聞いてみました。今年の夏の参考にしてみましょう。
皆で楽しむことができました
あやえ(20代後半)
私は海で育って、結婚してからも海の近くに家があるので、子供も1歳のころから海で遊ぶようになっていました。
小学生になってからも毎度毎度、親が絶対に海についていくことが海に行く条件だったので、毎回行きたいときは私がついていっていました。海は楽しいだけではないので、毎回しっかりと見張るというのは気を付けていました。
海で遊ぶ上で一番は浮き輪。これは私が引っ張ってげることができるので凄く良かったです。海から出たあとは寒いので、パーカーも必須です。ただ、いらないなと感じたのはビーチボールです。どっかに飛んで行ってしまいますし子供は追いかけられないので凄く困ります。子供との遊びには向いていないなと思いました。
昔、子供がいなくなってしまい、焦ってすごく探していたのですが、実は砂浜に隠れていて、私を驚かせようとしていたというのにも、凄くびっくりと安心といろいろな気持ちがありました。
帰りの親の体力を温存しよう
ゆきり(40代)
小学校低学年と高学年の娘を連れて海へ行きました。私自身海に行くのが久しぶりだったので、ネットで着替える場所や休憩所について下調べをしてから行きました。
更衣室、売店、ビーチ、トイレなど必ず大人が付き添いました。砂浜が熱く、歩けない程だったのでビーチサンダルのまま海に入りましたが、すぐに脱げて流されそうになってしまうので、次回行くことがあればちょっとお金を出して、水中で履けるシューズを購入していこうと思います。
子どもは思う存分はしゃいで楽しく遊んで良い1日となりましたが、一緒になって遊んでしまった私たち夫婦が帰りの車中どっと疲れてしまい、途中のパーキングでコーヒーを飲んだり仮眠をとったりと、眠さ対策をしながら帰宅することになりました。
海で遊ぶのに便利だったのは浮き輪。波があったのでただ浮かんでいるだけでも楽しかったです。邪魔だったのはビーチボール。人が多くてボールで遊ぶどころではありませんでした。
めちゃくちゃ満喫
もんちゃん(30代前半)
私は毎年家族で海へ海水浴に行くのですが、バーベキューをしたり、みんなで泳いだり、砂のお城を作ったりと毎年満喫して帰ってきます。ただ日焼けが凄いのでテント、日焼け止め、ラッシュガード、帽子は欠かせません。子供にも日焼け防止は念入りにしています。
今は小学生2年生ですが、4歳の頃から毎年行っているので、子供も海へ行くのを楽しみにしています。しかし、海は危険なので浮き輪やライフガードと水中メガネはつけて溺れないようにしっかり親もそばについて泳ぐようにしています。
暑くてバテそうだけど、海を見ながら皆で食べるお肉や魚介類は本当に最高ですね。
私は必ずシャンプーとボディーソープも持って行き、帰りの車内が汚れないような準備万端で行っています。海水浴ってめちゃくちゃ疲れますが行ってみるとめちゃくちゃ楽しいですよね。
新種の虫発見?
かな(35歳)
4歳の子供を海に連れていきました。はじめての海だったので、海ではママたちから決して離れないこと、ガラスなど落ちたものを触らないことなど海の楽しさだけでなく、怖さを教えるように気をつけました。
持っていって良かったものは浮き輪、ゴーグル、大きめのタオル、塗り直したりしたので日焼け止めです。逆に邪魔だったのは、浮き輪を膨らませる空気入れです。なぜなら自動空気入れが海水浴場に用意してありとても便利だったからです。他にも子供の帽子はどうせ濡れてしまうので使いませんでした。
はじめての海で子供は大興奮でした。海の中に潜らなくても水中の様子が見えるゴーグルが大活躍で、どうみても私たちにはゴミにしか見えないものを、子供が嬉しそうに「新種の虫だ!大発見!」と言い張る姿はとても面白く可愛かったです。
日焼けをしたり、貝殻を拾ったり、思い切り海で泳いで貴重な素晴らしい思い出になりました。
手軽に行ける海
はるか(33歳)
5歳の娘を連れて、愛知県常滑市の海水浴場に行ってきました。中部国際空港のすぐ対岸にある海水浴場ですが、高速道路のインターを降りてすぐそばと言うことでとても便利でした。
さらにこの海水浴場の目の前には、巨大なショッピングモールがあり、そのショッピングモールの横にスーパー銭湯も付いています。このため海で泳いで、体がベタベタになってしまっても、帰りにスーパー銭湯によってきれいになってから帰ることができたのでとても便利でした。
さらにショッピングモールがあるので、海で遊んで、疲れたらショッピングモールに行って休憩をしたり、食事をしたりすることができました。狭い範囲に、いろいろな遊ぶことができる施設が集中しているので、とても楽でした。
海水浴場は、そんなに広くはありませんでしたが、遠浅のきれいな砂浜でしっかりと整備されているので安心して海で遊ぶことができました。
はじめての海に息子が号泣!
ちぃ(29歳)
息子が1歳半のときに、はじめて海に連れて行きました。家で小さなビニールプールをしたことはありましたが、大きいプールなどには行ったことがなく、息子は恐がりなので少し心配はありました。
海について、砂浜を歩いているときはとても楽しそうにはしゃいでいましたが、いざ海に入ろうと連れて行くと、波が怖いのかすごい勢いで嫌がり泣き出しました。足を海水につけるだけでも恐がり海には入れそうにありませんでした。しばらく様子を見ようと思い、持って行っていたお砂場セットで砂浜遊びをしました。砂浜遊びで穴を掘って中に海水を入れたりして少しずつ海水や波に慣れてもらおうと思いましたが、最後まで海に入ることはできませんでした。
パラソルやテントを持って行かなかったので日差しも強く、海に長くいることはできませんでした。次回行くときは、テントなどしっかり準備してから行きたいと思いました。
子供と海に来たら思いっきり遊ぼう
注意点や持ち物はたくさんあり大変ですが、海はプールや普段の遊びではできない経験がたくさん出来る場所です。また、夏ならではの思い出を作るには最高の場所です。子供が海を嫌いになってしまわないように注意すべきポイントをしっかり押さえて楽しい一日にして下さい。
泊りがけで海水浴に出かけるのも、疲れて帰宅するのと違っておすすめです。家族旅行はいつまでできる?意外に短い子供との時間を参考にし、今しかできない家族旅行に海水浴を取り入れてみましょう。