逆立ちのコツ

逆立ちのコツ3つ!親子で練習するやり方と補助のポイント

逆立ちのコツを知っていますか?子供が「僕(私)、逆立ちをしてみたい」と言われても、どのように教えれば良いのか迷ってしまうお父さん・お母さんも少なくありません。そこで今回は「逆立ちのコツ」を伝授します。きっとできるようになりますので、一緒に確認していきましょう。

逆立ちのコツ3つ!親子で練習するやり方と補助のポイント

逆立ちのコツを知ろう!逆立ちができたらかっこいいね!

「お母さん、逆立ち教えて!」という子供の突然のお願いに、困ってしまった経験はありませんか。クラスで1人逆立ちができるお友達がいると、すごくかっこよく見えて、自分もできるようになりたいと目をキラキラと輝かせる子も多いでしょう。でも、逆立ちってそんなに簡単なことではありません。

人間は、地に足を付けて生活するのが当たり前なので、逆さまの姿は本来のあるべき姿ではないからです。なにより、お父さん・お母さん自身ができないのに、子供に逆立ちのコツを教えられないのも仕方のないことです。でも、大丈夫です。逆立ちができなくてもOK、「子供に逆立ちを教える時のコツ」を伝授いたします。

逆立ちって誰でもできるの?何才頃からできるものなの?

逆立ちしている女の子達

「逆立ちって、ジャニーズジュニアを目指している子しかできないと思っていた」と、主人が面白いことを言っていました。確かに0歳と4歳の現役ママであり、元陸上部の筆者も逆立ちは出来ませんし、元バスケ部の主人も逆立ちは未経験のようです。

逆立ちができない人にとって、逆立ちができる人は、すごくキラキラして見えます。我が息子が逆立ちができるようになったら、その次はバク転ができるようになって、ジャニーズジュニアか・・・と、どんどんへんてこな妄想が膨らんでいきます。

そもそも、逆立ちって誰でもできるの?

ママ友の1人に、ご主人が体育の先生をしている人がいたので、率直な質問をぶつけてみました。「ご主人に聞いて欲しいの!逆立ちって誰でもできるの?」と。聞いた瞬間はビックリして大笑いされましたが、きちんと聞いてくれたようで、後日返答がきました。

その答えは、「逆立ちはやろうと思えば誰でもできます」でした。つまり息子も、アラサーの私も、アラフォーの主人もできると捉えてよいのです。でも、ママ友が言うには「やっぱり逆立ちをしやすい年齢は、あるみたいなの」ということです。

何才頃からできるものなの?

野原で逆立ちの練習をしている子供

いったい何才頃から逆立ちができるのか?また、逆立ちしやすい年齢を確認していきましょう。赤ちゃんや1歳の子に、逆立ちの練習をさせるのは危険なので、やめましょう。しかしながら、2歳後半、まもなく年少さんとして幼稚園に入園するくらいの時期なら、比較的筋力もついてくるので、逆立ちの練習をスタートしても良いでしょう。

3歳~5歳なら筋力不足で逆立ちができないということは少なく、コツさえ掴めば誰でもできるようになるようです。標準体型であれば、自分の体を支えられるというわけです。ただ、逆立ちはコツがいるので、1人でできる子は珍しいです。補助をしてもらったり、壁を支えにして逆立ちができる子は、比較的いるとのことです。

しかしながら、ベストタイミングを逃してしまうと、反対に逆立ちがしにくくなります。幼い頃はみんな体が柔らかかったのに、小学校高学年になると体が柔らかく前屈が得意な子と、体がかたくて前屈が苦しそうな子に分かれてきます。小学校5~6年で体がかたい子は、逆立ちをしようと蹴り上げる時に両足の開きが悪くなり、なかなか逆立ちができなくなってしまうのです。

つまり体が柔らかく、自分の体を支えられる程度の筋力が付いている年齢、小学校1~4年生が逆立ちを習得するベストタイミングだと言えるでしょう。

【心の準備編】逆立ちを教えるコツ

実践的な逆立ちの方法をご紹介する前に、逆立ちを教える際の「親」と「子供」の心準備についてまとめてみます。前向きな気持ちが無ければ、絶対に成功はしません。ぜひ、実践編に移る前にこちらを確認してください。

心の準備1.簡単なチャレンジではないと伝える

カップを持ちながら子供と会話している母親

「逆立ちを教えてと言われたから教えたのに!うちの子、すぐに諦めた」というケースも、非常に多いです。簡単にできると思っていたのに、なかなかできないと子供はガクンとやる気をなくしてしまいます。

逆立ちを教える時のコツ「心の準備編」で一番大切なのは、親が子供に簡単なチャレンジではないと伝えることです。「逆立ちは、すぐにはできないよ。それでも、一生懸命頑張ってみる?」「逆立ちは難しいけど、できるまで練習をきちんと続ける?」とワンクッション置いてみてください。

簡単なチャレンジではないのだと、はじめから自覚させておけば、できないからと言ってすぐに諦めないでしょう。やる気の意思確認は、子供が新しいことにチャレンジする時には、必要不可欠です。

心の準備2.褒めるが基本

以前、オリンピック選手の幼少期の映像をまとめた番組で、両親が子供を厳しく叱るというスパルタスタイルで、練習をさせているシーンを目にしました。確かに厳しく接して、子供のやる気をかきたてて、ストイックに練習させるのも一つの方法です。

しかしながら、ほとんどの子供たちは、それでは心が折れてしまうでしょう。怒られ過ぎてモチベーションが下がってしまうケースは珍しくありません。逆立ちの練習もコツをつかむまでは長丁場になりそうですから、やる気をキープするためには、本人を褒めて前向きな気持ちにしてあげるのが一番です。

「この前よりも、すごく足が上がるようになったね」「バランスがよくなった」などと、練習中は常に褒めてあげてください。オリンピックを目指している子たちと同じ方法で教えても、子供のやる気を無くしてしまうだけです。良いところを見つけて褒める→すぐに達成できそうな次の目標を見つける→達成したら褒めるという繰り返しが、前向きな気持ちでの練習につながっていきます。

実践的な練習を始める前に、心の準備をしておくのはとても大切です。縄跳びなどを教える場合もそうですが、手さぐり状態で教えていくよりも「練習は長丁場になる」「とにかく褒めて伸ばすのが、親の役割」と心得た上で子供と向き合っていくべきです。

縄跳びのコツ5つ!子供に教えたい跳べるようになる練習法
縄跳びのコツ5つ!子供に教えたい跳べるようになる練習法

【実践編】逆立ちを教えるコツ

それでは、逆立ちを教えるコツ【実践編】に移ります。逆立ちを簡単に表現すれば、両手をついて足を高くあげて、ひっくり返ることです。しかしながら、そんな簡単にできるはずがありません。逆立ちを成功させるためのコツは、一度に完成形を目指すのではなく、段階を経て少しずつ完成形を目指していく練習方法にすることです。

ここでは、ゆっくりと焦らず逆立ちを習得するコツをご紹介します。「こんなことをしていて、本当に逆立ちができるようになるの?」とイライラするのは、禁物です。意味のないことなどご紹介しませんので、ご安心ください。

逆立ちのコツ1.腕で体を支える練習をしよう

幼稚園~小学校低学年の子供に逆立ちを教える時には、腕で体を支える練習は必須です。その力が身についていなければ、逆立ちは絶対にできません。また、体が逆さまになることへの恐怖心を取り除く目的もあります。それでは、腕で体を支える練習を実際にしてみましょう。

腕で体を支える練習の方法

  1. 腕立て伏せをするようなスタイルになり、足は高さのある台の上にのせる。
  2. 少しずつ、台の高さを高くしていく。つまり、足の位置を高くしていく。
  3. この時、子供達には「腕で体を支えていることをしっかり感じて」「台が高くなっている時、体をどこで支えているのかイメージして」と伝えて下さい。このように、イメージや感覚をつかむことが大切です。
  4. この状態で、大体3分間はこらえましょう。
  5. 体勢がつらいと思いますので、休憩をとりながら1日に5セットほど試して、筋力をつけていきます。

腕立ての姿勢で足を台に乗せる男の子のイラスト

ちょうど良い高さの台が無い場合には、手押し車のようにお父さん・お母さんが子供の両足を持ってあげても良いでしょう。

逆立ちのコツ2.補助ありで早速逆立ちに挑戦

できれば、最初の練習でしっかりと感覚と筋力を身に付けるべきなのですが、筆者にも子供がいるので十分に理解できます。それは「子供が同じ練習ばかりを楽しんでやるはずがない!」ということです。4歳の息子は「ねぇ、次は何するの?」「もう、これやだ」の繰り返しです。

親としては満足がいっていなくても、子供を飽きさせないで楽しませながら、逆立ちの練習をさせるのが一番大事。ある程度慣れたら、補助ありの逆立ちに挑戦させてあげましょう。それでは、子供へのアドバイス方法を具体的にご紹介します。

まず、頭をぶった時のリスクを軽減できるように、マットの上でおこないましょう。「ママが助けるから、逆立ちをしてみよう。最初に1本の足で思いっきり床を蹴って上にあげてごらん。ママがキャッチするからね。」最初のアドバイスはこんな感じです。次に「そうしたら、すぐにもう1本の足も思いっ切り蹴り上げてみて。ママが両方キャッチしちゃうから」と伝えましょう。

子供の逆立ちを受け止める母親

子供は、ママがキャッチをしてくれるという安心感で、思いっきり蹴り上げることができます。もし怖がっていたのなら「思いっ切りおいで。ママが絶対に受け止めるよ」と言ってあげれば、安心します。両足を受け止めたら「背筋をピン!上からグーッと、引っ張られているような感じに足を伸ばしてみようか」とアドバイスしてあげてください。

みなさん、褒めることを忘れてはいけません。足の上がりや蹴り具合、そして足の伸ばし方まで細かく褒めてあげましょう。

逆立ちのコツ3.補助を取ります

イメージは、自転車の補助輪をはずす練習です。「ママ、しっかり押さえていてね」と言われますが「持っているよー持っているよー」と言いながら、こっそり手を離しているという状況を、逆立ちでも試してみましょう。補助ありの逆立ちができたら、何気ない会話をしてその場を和ませます。

「昨日のお弁当、どうだった?」「今度どこに遊びに行こうか?」と子供と会話をしている最中に、少しずつ支えている手の力を抜いていきましょう。パっと離すのはバランスを崩しやすく危険なので、あくまでも手の力を抜いて、少しずつ足からはなしていきます。

この繰り返しです!

逆立ちの基本的な練習は、以上です。後は、逆立ちのコツ2と3を繰り返しておこなうだけになります。「もう少しで補助なしでできそうなのに・・・」という段階からが、非常に長いのが逆立ち練習の特徴です。転んでしまったり、頭をぶつけて痛い思いをすると恐怖心が芽生えてしまうので、なかなか思いっ切り蹴り上げられなくなります。

お父さん・お母さんは、子供の集中力が持続しているのかを見極めながら、怪我のないように練習をさせてあげてください。我が家では、集中力が切れたら即終了にしています。集中できない中での練習は非常に危険ですし、おそらく逆立ちも成功しないでしょう。

【注意編】補助のコツをしっかりと身に付けよう

体操教室に通わせて逆立ちの練習をするのなら、親としては心で応援しておけば大丈夫です。先生たちは、正しい補助の方法もきちんと学んでいますし、子供への接し方慣れています。しかしながら、自宅で逆立ちの練習をする時には、体操教室の先生の役割をお父さん・お母さんが担うのです。子供がケガをしないように、正しい補助の方法をきちんと学んでおきましょう。ポイントを以下にまとめてみました。

補助のポイント1.横から補助をする

逆立ちを補助する女性と感心している女性のイラスト

子供の逆立ちを補助する時に、真後ろに立つのは危険です。子供が蹴り上げた足が、どの方向に行くのか予想が付かないので、お父さん・お母さんの顔を蹴り上げてしまう可能性があるからです。そこで、横から補助をするのが基本です。

補助のポイント2.足首ではない。腰周辺を支えよう

「どこをつかんで、支えてあげるのか?」と迷ってしまう人も、少なくありません。目線が届きやすい足首をつかんでしまいがちですが、ポイントは腰周辺です。足だけをギュッとつかむとグラグラしてしまうので、腰の周辺から足までをガッチリ支えてあげるようにしましょう。

補助のポイント3.ひざを付いてかがんだ姿勢で腰痛防止

子供の逆立ちの練習に付き合っていて、ぎっくり腰になってしまう人も珍しくはありません。中腰で力を入れると、腰痛持ちの方は簡単にぎっくり腰になってしまいます。補助する方も気を付ける必要があります。ひざを床に付けない中腰は、ぎっくり腰を招きやすい危険なポーズなので、ひざを付いてかがんだ姿勢を取って、補助する方もバランスを取りましょう。

補助のポイント4.補助終わりはゆっくりと

「よーし、離すよ」と補助の手をぱっと放すのは、危険です。子供がバランスを崩してしまうので、補助を終わりにする時は声掛けをして、子供の足が地面に着くところまで手を添えてあげましょう。子供達も安堵感から気が抜けているので、補助終わりにケガをしやすくなっています。逆立ちは足から上がって、足から降りるものですから、補助も同じような感覚でおこないましょう。

逆立ちはコツをつかめばできる!

逆立ちは、実際におこなう子供達にも、補助をするお父さん・お母さんたちにも、コツが必要です。お互いの集中力が高い時にしなければ、ケガをするリスクも高まるので十分に注意をしましょう。逆立ちは簡単にできるものではありませんが、地道な練習で誰でもできるようになります。柔軟性・やる気・腕の筋肉・集中力を備えて、逆立ちに挑戦していきましょう。

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