2歳で宇宙語を話す理由

2歳で宇宙語ばかり…いつまで続く?上手な対応法はコレ

2歳で宇宙語ばかり話す子供に対して、いつまで続くのかと不安に感じるママは多いでしょう。しかし、可愛い我が子の意味不明な言葉や独り言は、必要以上に心配しなくていいのです。宇宙語のことを理解し、ベストな接し方を知れば不安は一気に軽くなります。先輩ママの体験談も参考にしてみましょう!

2歳で宇宙語ばかり…いつまで続く?上手な対応法はコレ

2歳前後の宇宙語を深く知ろう

2歳を過ぎているのに、宇宙語で「ラリタラ△×○%□×ッタッタ」などと、急に独り言のように意味不明な言葉で話し出す我が子に驚くママは多いでしょう。

何かを伝えようとしているのは分かるけど、何を言っているのか見当もつかない。そんな宇宙語を話す子供に悩んでいるママは、ここで不安を解消しましょう。

そこで、宇宙語とはどんなものなのか理解するところから始めましょう。宇宙語がどんなものかを知らなければ、どう対応していいのか分からなくなります。

宇宙語ってなに?

宇宙語とは医学的な用語ではなく、子供達が理解できない言葉で話すのを親達の間でこう呼んでいます。ジャーゴンと言われることもあります。

突然意味不明な独り言を言いだしたり、分からない言葉で歌ったりすることもあります。何かを伝えたいのは分かるけど、内容が全く理解できないといったことは幼児期にはよくあることです。

宇宙語について説明しているイラスト

しかし、ママとしては、2歳の検診などで「2語文を話すか?」という質問をされると、宇宙語しか話さない我が子を心配し始めます。中には、いつまでも宇宙語だけしか話さないことで、自閉症などの発達障害ではないかと不安になるママもいます。

宇宙語と喃語の違い

宇宙語は喃語と混合されることがありますが、全く別物です。喃語は赤ちゃんが言語を覚える前段階に、「あいあい」「あうーあうー」などと、母音を使用して声帯を鍛えることです。

一方宇宙語は、子供の中では意味のあることを話しているにも関わらず、発声があいまいで周囲がそれを理解できないことです。頭の中で言語を理解しているどうかという点で大きな違いがあります。

宇宙語はいつまで続くか

言語の発音が完成するのが5~6歳と言われていますが、宇宙語を話している間は、頭の中に言語を蓄積している状態です。一度ちゃんと言語を話せるようになると、途端に溢れるように言葉が出てくるケースが多く見られます。

しかし、これも個人差があるので小学校に入学する前まで宇宙語が抜けないという子もいます。子供が大人の言葉を理解していて、他に不安になる言動がなければ、ゆったりと子供の成長を見守ってあげましょう。

宇宙語を言わなくなる時期は子供によって違います。〇歳になると言わなくなります、という単純なものではありません。

宇宙語はこう考えると分かりやすい

例えば、英語を話せない大人に「英語っぽく話してください」とお願いしたとします。すると「アイシェールオゥラッピン△×※%グーラッキー○×△・・・」といった感じで、英語圏の人が聞いても何を言っているのか分からない言葉になるでしょう。

これと同じ状況が、子供の頭の中で起きていると思うと、宇宙語のことがイメージしやすいでしょう。

子供の頭の中では、ママやパパが話している言葉が浮かんでいるのですが、それをまだじゅうぶん理解できていなかったり、発音できない状態なので宇宙語になってしまうのです。

私たちが英語を話せないことは何の障害でもなく、単に英文や単語が分からないだけです。小さな子供が言葉を発せないことも同じで、そのまま何かの障害だと決めるつけることはできません。

兄弟や姉妹でも言葉の発達は違う

長男は言葉が早く出たのに、次男はもうすぐ4歳だというのに宇宙語。このようなことは普通にあることから、お母さんが声かけをしていない、育て方が云々ということは関係ないことが分かります。

心無い人は「ちゃんと声をかけてあげてるの?」などと平気で言ってくることがあるでしょう。しかし、そんな言葉は気にしなくてもいいのです。言語の発達や宇宙語が続くことは、ママのせいではありません。

2歳を過ぎても宇宙語を話していた子供を持つ先輩ママ・パパたちは、当時を振り返ると「面白かった」「可愛かった」と話します。今は言語を話さない我が子が心配になりますが、いつかそう思えるときが来るので安心してください。

宇宙語を話す子供との接し方

宇宙語を話す子供に接するとき、どんな対応をするのがベストなのか見ておきましょう。ママは親としての責任もあり、不安や心配で心が揺れることもあるでしょう。しかし、周りに流されず穏やかな気持ちで接してあげてください。

子供が宇宙語を話していた時の接し方をまとめたイラスト

宇宙語を否定しない

稀に宇宙語を止めさせようとするママがいますが、それはNGです。子供の頭の中では、大人と同じように話しているつもりです。それを「やめなさい」と言われることは、「話すな」と言われているのと同じです。

子供が意味不明なことを話している姿は、何とも微笑ましいものです。ママが思っているより、周囲の人を癒しているので、どんどんお話しをさせてあげましょう。引け目を感じる必要はまったくありません。

言葉を訂正しない

何かを指さして宇宙語を話し始めたとき「ワンワンでしょ?」などと、正しい言葉を押し付けないようにしましょう。子供はちゃんと分かっています。ただ言葉として出ないだけなのです。

何となく何を言っているか分かる場合は「ワンワンだね」「ブーブーかっこいいね」などと、会話をするように、正しい言葉を重ねて言ってあげるようにしましょう。

他の子と比べない

同じ年齢くらいの子が集まる公園や児童館などでは、発達の違いが大きく分かります。明らかに我が子より小さい子が言葉を話し、会話しているのに対し、我が子が意味不明な言葉を話していると気が重くなることもあるでしょう。

言語に限らず子供の発達を他の子と比べてもまったく意味がありません。お喋りが早い子遅い子、歩くのが早い子遅い子、積極的な子大人しい子…子供の個性に良し悪しはありません。全て素敵な個性を持って生まれてきています。

どうしても比べてしまうクセのある人は、他の子と比べず昨日の我が子と比べましょう。毎日小さくても成長していることを実感できます。

昨日までは理解できなかった言葉が、今日は「ラリタリダッタ!」と何となく意味が分かった。これだけでも大きな成長です。

宇宙語とは楽しく会話する

子供と楽しく会話しているママ

子供が話す宇宙語と、楽しく会話してあげましょう。何を言っているか分からないときは「そうなんだ、すごいね」「楽しかったんだね」などと前後の状況や、子供の表情を見て返事をしてあげてください。

稀に適当に返事をしていると、怒ったような表情をすることがあります。これはちゃんと子供なりに何か意味のあることを話していて、ママがまったく違う反応をしているというサインです。そのときは、しっかり表情や仕草を見てお返事をしてあげてください。

必要以上に気にしすぎない

宇宙語を話す子供を、発達障害ではないかと心配する気持ちは分かります。3歳、4歳と大きくなるにつれて、その不安は大きくなるでしょう。他の言動を観察していて不安を感じるときは、専門家への相談も必要ですが、幼稚園や保育園に入った後も宇宙語だけという子はたくさんいます。

周囲の目や心無い言葉もあり、不安になったり悲しくなることもあるでしょう。しかし、子供は子供のペースでどんどん成長しています。ママが不安になっていると、子供も伸び伸びと成長できません。どんな子も得意不得意があるので、大らかな気持ちで構えてあげてください。

できることに目を向ける

ママは子供をちゃんと育てなくてはいけないという責任感から、できないことに目が向きがちです。アレができない、コレができないと不安にならず、今我が子ができることに目を向けてみましょう。

宇宙語ばかりの子供でも「お絵かきできたね」「ダンスが上手だね」という風に、できたことを褒めてあげてください。昨日よりできたことや、先週より上手くなったことに目を向けて、子供の成長を親子で楽しみましょう。

成長記録を書いているママも、言葉が出ない不安を書いたら、同じだけ「今日上手にできたこと」も書いてあげてください。自然と子供ができることに目が行くようになり、育児が楽しくなります。

心配なら専門家へ相談を

宇宙語ばかりで不安になり、子供とのコミュニケーションにも障害が出始めたら、しっかり相談できる専門家を探しましょう。お住まいの地域の保健センターや、児童相談所を探してみてください。小児科でも紹介してくれる場合があります。

言語聴覚士がいる医療機関でも、子供の言語について相談できる場合があります。調べて医療機関に電話で確認してみましょう。

我家の宇宙語はこうだった!

笑顔で寝転がる幼児

上手に宇宙語期をやり過ごした6人のママの体験談です。子供がなかなか言葉を話さないと心配になりますが、体験談を見ると、ママたちは皆明るく対応しているのが分かります。

身振り手振りで対応

りいりい(31歳)


女の子が二人いますが、二人とも一歳を越えた辺りから宇宙語を話始めました。上の子「なにdfgdさfhbあ」と受話器のおもちゃを持ちながら宇宙語を話していました。

私の電話する姿を真似して「もしもし」と言おうとしているのがわかりました。ですから、その後は身振り手振りを付けて話すように対応すると、どんどんコミュニケーションがとれるようになりました。

下の子も「ありがとう」の場面ではお辞儀をしたり、「わかった」の場面では手をあげたりしながら話すようにすると、宇宙語でも大分会話が成り立つようになりました。

上の子は2歳になる前にほとんど宇宙語がなくなりましたが、下の子はいまだに宇宙語を話します。宇宙語を一生懸命話す姿、とてもかわいいのでもうしばらくこのままでも良いかなと思います。

子どもによって話さなくなる時期は違いますが、遅かれ早かれ宇宙語が出なくなるので今しか聞けない宇宙語を楽しみましょう。

繰り返して共感

ひそまま(30代後半)


もうすぐ二歳になる男の子がいます。上にお兄ちゃんがいるので喃語や宇宙語を話し始めるのが早く、一歳半前から話していました。

TVがすきでドラえもんのアニメが流れると「だぁdlsん」と指をさしていたので、自分でわかるときはどらえもんだねーと、正しい言葉で返していました。

何を伝えたいのかわからない場合の宇宙語のときは、同じ宇宙語を繰り返してみたり、わかったふりをして子供に共感していました。

下の子は二歳前なのでまだ宇宙語真只中ですが、上の子は二歳半前にはだいぶ伝わりやすい言葉を話せるようになっていました。

ただ、母親の私自身はわかるのですが、父母や知人にはわからないということは多々ありました。

毎日一緒にいると自然と理解できるような言葉もありますし、親でも全くわからない言葉もあるので、あまり神経質にならずに楽しくやりとりできれば子供も喜びます

子供と楽しく接している母親

宇宙語へは宇宙語返し

ゆい(30代前半)


我が家では、息子が2歳になる少し前頃から宇宙語を話し始めました。本人は一生懸命話しているのですが、何を言っているのかよくわかりませんでした。

周りの状況やそれまでの過程から判断したり、お兄ちゃんに翻訳してもらったりしながら会話を成り立たせていました。

それでもわからない時は赤ちゃんの頃の喃語に大人も喃語で返していたように、同じような宇宙語を真似してみて返事をしていました。

おうむ返しでやり過ごすこともありましたし、何かを見つけたような言い方をする時は「○○見つけたの?すごいねー」と返事をしたりしていました。

本人は大人と同じように話している気分なので、あえて言い間違いを正すことはせず、話の中で正しい言い方を使って本人が上手に話せる日をひたすら待ちました。

もうすぐ3歳になろうかという今でも時折不思議な言葉は出てきますが、概ね会話が成り立つようになりました。

宇宙語ばかりの当時は会話ができず大変でしたが、話していた言葉を記録に残しておいて後で振り返っていますが、とてもいい思い出です。

とりあえず返事は必ずする

ホワイト(30代)


うちの娘は現在2歳2ヶ月です。宇宙語のような言葉を話し始めたのは、1歳半くらいでした。たくさんお話してくれるようになり、ますます可愛いお年頃です。

もちろん聞き取れる単語や文もありますが、全然わからない言葉も多々ありました。よく母親だからわかるでしょと言われる事がありますが、正直全然わからないです。

でも回数を重ねるごとに発見があります。例えば、この子はこの発音が難しいのかなとか、この発音をしようとするとこうなるな、などです。そこがわかってくるとなにを伝えたいのかがだんだんとわかってくる事もあります。

それでもやっぱりなんて言っているのかわからない事があります。その時はとりあえず返事を必ずします。うんうん、そっか、と相槌をして、○○なの?と予想して言ってみます。

反応を見て、間違ったかな?と思った時は、もう一回教えて?と言ってみたりもします。もう絶対にわからないなという時には違う話題を振ってみたりもしました。会話の練習にもなります。うちの娘は2歳くらいには宇宙語を卒業しました。

宇宙語をまねする

さーちゃん(30代前半)


現在2歳の男の子の子育て真っ最中です。宇宙語を話し出したのは1歳頃でした。ゴニョゴニョゴニョゴニョグリグリグリグリーなどとにかく長文です。

身ぶり手振りも交えながら何やら言っていましたが、何を訴えているのかほぼ理解できずでした。

はじめは、何?なにが言いたいの?と真剣に理解しようとしましたが、考えても分からないし、途中でイライラしてきて、分からない!と言うと子供もわーんと泣いたりと、毎回対応することに疲れました。

理解することは諦め、とりあえず子どもの宇宙語をまねすると、おもしろいのか子どもも喜びました。

その後、~なのよね、うんうん、わかった、など同調する言葉をかけると、子どもも分かってもらえたと思うのか、納得してニコニコという感じでした。

今は2歳になり、だいぶ言葉もはっきりしたので、宇宙語はほとんどなくなっています。

笑顔で子供と寝そべる親子

笑顔でそっか?!

さとみ(30代後半)


うちの娘は一歳まで、喃語しか話さない子供でした。そんな娘が、一歳半ごろから、何やらわからないけど、何かを訴えるようになりました。

お話したいことはたくさんあるけど、大人に分かる言葉が話せないだけです。そんな一歳半の娘に、最初は真面目に聞き取ろうとしていました。しかし、完全にヒアリングするのは難しいので、相づちをうつようにしていました。

相づちをうっているうちに、大人にも分かる単語が出てくれば、その単語のみ復唱します。それで娘はわかってもらえた、とニコニコしていました。

ニコニコしている間に大人は想像力をフル稼働で、最近子供が体験したこと、食べたもの、遊んだことなどを思い返すと、大体は言いたいことの見当はつくようになりました。

2歳を過ぎると、だいぶ話も分かるようになって、お喋りするのが楽しくなりました。大事なのは分からないから、と無視するのではなく、話を聞いているよ、という姿勢なんだと実感しました。

2歳の宇宙語が不安なママへ

宇宙語に悩むママは多く、発達障害などを心配する人もいます。特に、同じ年齢のお子さんが近くにいて、その子のおしゃべりが上手だと余計に不安になってしまいます。しかし、子供の発達には本当に大きな差があるので、他の子と比べても意味がありません。

大抵の場合は、発音が上手くできるようになった途端に、溢れるように理解できる言葉を話し始めます。子供の宇宙語は、ほんの数年で終わってしまいます。今の可愛らしい表現方法を楽しんであげましょう。

2歳を過ぎたころの言葉の発達にはどんなことが必要なのか、2歳の言葉の目安って?言葉の遅れを防ぐサポートのコツを参考にして、ゆったりとした気持ちで見守ってあげましょう。

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