子供のバレエの習い事を解説
子供をバレエ教室に!女の子に大人気のバレエを徹底調査
子供にバレエを習わせる前に知っておきたい費用や発表会について徹底調査しました。女の子に人気のバレエは費用がかかりますが、ただかわいい衣装を着て踊るだけではなく、姿勢や立ち振る舞いが綺麗になったり、礼儀が身に付いたりと将来素敵な女性になる為の要素がいっぱい詰まった習い事です。
子供のバレエはかわいいだけではなく素敵な女性になる為の習い事です
子供のバレエの習い事は、レッスン時にはかわいいレオタードを着て、髪型はシニヨン、発表会ではお姫様になったような衣装で舞台に立つことができ、女の子の憧れの習い事です。綺麗な立ち振る舞いや、素敵な女性になる為の基礎もいっぱい詰まっています。費用はかかりますが、幼い頃から芸術に触れ感性を育てるバレエはママにとっても憧れの習い事でしょう。
筆者の娘がバレエ教室に通っています。経験を交えながら、子供をバレエ教室に通わせたいママに向けて、情報を満載してお届けします!
子供のバレエの習い事に対するイメージは?
子供のバレエの習い事に対して、ママたちはどのようなイメージがあるのでしょうか。バレリーナは女の子に人気で憧れの存在ではありますが、ママにも、娘にかわいいチュチュを着せて躍らせてみたいという憧れもあるでしょう。
- 独特な世界
- 難しそう
- 敷居が高く、お金持ちの習い事
- 可愛いく可憐
- 体が柔らかくなる
- 姿勢が良くなる
子供をバレエ教室に通わせている理由や目的は?
実際に、子供をバレエ教室に通わせているママの理由や目的は何でしょうか。中にはバレリーナを目指しているという目的もありますが、ほとんどは習い事として、メリットを求めてバレエ教室に通っています。
- 将来的に姿勢や立ち振る舞いが綺麗になるように
- 体が柔らかくなるように
- 礼儀が身に付くように
- バレエをしている優雅な女性に育って欲しいから
バレエを習うことで子供が得るメリット
子供にバレエを習わせることで、厳しく、美しくをモットーに、バレエを通して礼儀作法を身に付けられます。また、姿勢が良くなり、指先までの美しい姿勢を意識して動くバレエを習っていると、普段からも姿勢が良くなったり立ち振る舞いが綺麗になります。女の子のママは将来を考えると魅力的な習い事です。
バレエを習う前は体が固く、レッスンについていけるか心配していた子供も、そんな体制ができるようになるの?と親がびっくりするくらい体が柔らかくなり、動きの順番やポジションを覚えることで頭も使いますし、ゆっくりな動きが多いからこそごまかせない為、丁寧に考え動く力が付きます。
音楽に合わせて踊るバレエですが、レッスン時も音楽がかかっていて、音楽に合わせながら動きを覚えていくこともありますので、普段からリズム感が鍛えられています。
子供のバレエ教室選びは予算を考えておこう
バレエは、敷居が高いイメージがありますが、実際バレエに通ってみたママ達によると、「気軽に習ってしまったけれど、本当に敷居が高かった」という意見があります。その一番の理由としてはバレエを習う事にかかる費用があげられます。
もう少し気軽にバレエの世界に足を踏み入れたいという人は、伝統的に続いているバレエ教室ではなく、ダンススタジオが開講しているバレエレッスンや、スポーツジムがやっているバレエレッスン等もありますので検討してみましょう。
舞台での本格的な発表会ではなく、教室内で行われる発表会をしている教室でしたら、費用もそれほどかからずに済みますので探してみましょう。
バレエ教室で見学や体験をしてみよう
バレエ教室の見学や体験をしてみて、先生や教室の雰囲気、年齢別でレッスンが分かれているのかなど、教室のHPやブログを見てもなかなかつかみ取れない部分も、実際に見学や体験をすることで分かります。教室を決める前に見学や体験をして子供に合った教室を選びましょう。
子供のバレエ教室の月謝はどれくらい?初期費用も忘れないでおこう
バレエの教室やクラス、月に何回のレッスンか、複数レッスンを受講している等により金額が左右しますが、およそ月謝は4,000円~15,000円程、レッスン日を選べるチケット制の教室もあります。
初期費用として、バレエ教室の入っている施設の入会費や利用料等1,000円~5,000円程がかかる教室がありますので、視野に入れておきましょう。
子供のバレエの習い事は何歳から可能?
バレエ教室によって異なりますが、自分でお着換えやトイレが可能な3歳頃を目安にしましょう。年齢別でレッスンが分かれている場合は良いですが、3歳~小学生が一緒にレッスンをする教室もあります。
集中力が長く続かない為走り回ってしまったり、機嫌が悪くなってしまう等、幼いうちは考えられますので先生と相談しつつレッスンに参加できるようにしましょう。子供が「習い事」としてしっかり自覚しレッスンに通えるよるになる5歳~6歳くらいだとスムーズに始められます。
バレエ男子を目指して男の子もバレエ!
女の子の習い事として人気のバレエですが、もちろん男の子も習えます。女の子に混じってのレッスンですが、お姉ちゃんがバレエを習っている、ママがバレエを習っていたという流れから一緒に習い始めたという男の子もいます。
ママが現役でバレエをしている場合は一緒に舞台に立つこともできますし、将来お姉ちゃんとペアで舞台に立つと言うのも素敵です。
子供がバレエを始めるのに必要なバレエ用品は?
バレエを始めるにはレオタード、タイツ、バレエシューズが必要です。レッスンの時には汗を拭くタオルや、水分補給の為の水筒を用意しておきましょう。かわいいレッスンバッグを用意してあげると子供のやる気もアップします。
バレエ用品を買うならファストブランドは避けよう
レオタード、タイツ、バレエシューズは子供の成長により、その都度全て買い替えが必要です。教室によってデザインや色が指定されていたり、ママがなるべく安価に揃えようと思っても、思う通りに行かないこともあります。
外資系ファストブランド等にもお手頃な価格でレオタード等が販売されていますが、実際縫製が甘かったりするとすぐに破れてしまいます。ゆったりした動きのイメージがあるバレエですが、想像を超えたポージングや動きがあります。ハードなスポーツをしていると思って、素材やレオタードを選びましょう。
バレエ教室によってはスカート付きのレオタードが禁止の場合がある
バレエ教室や年齢によって、スカートの付いたタイプのレオタードが禁止されていたり、スカート部分が長いと先生が子供の脚の動きが見ずらく、スカートを切らないといけないことがあります。
せっかく購入したレオタードを切ることにならないように、レオタードの購入時にはどの様なレオタードが良いのか、先生に確認をとってから購入するようにしましょう。
自分で着替えが可能な年齢は後から付けられるスカートや巻きスカートタイプが便利です
自宅でバレエの練習は必要?
バレエの知識のないママは、自宅で一緒に練習するのは難しいものです。レッスンが見学可能であれば、バレエの動きや動きの名前を確認しておきましょう。帰宅後、その日のうちに復習すると子供も記憶していて、次回のレッスンまで練習することができます。
体を柔らかくする為のストレッチをするだけでも効果はありますので、お風呂上りにストレッチを兼ねて練習してみるのも良いでしょう。習い始めは脚の番号や動きの名前など覚えることが沢山ありますが、子供は飲み込みが早く、レッスンを重ねていくにつれ、自然に覚えることができます。
バレエの歴史を勉強してやる気アップ!
小学生くらいになったら、バレエの歴史を勉強してみるのも良いでしょう。夏休みの自由研究等、バレエのルーツを知ることで子供もより楽しめます。バレエについて調べ勉強することで、普段のレッスンからは学べないことを知り、本人のやる気アップに繋がります。
あまり知られていないバレエの発表会の裏側が知りたい!
発表会の写真や報告は教室のHPやブログで確認できても、実際の発表会の流れや必要なもの、経費は記載されていません。後から知って驚くママも多いのが現状です。ある程度頭に入れて置きましょう。筆者の経験から、発表会の裏側を紹介します。
子供のバレエの発表会を運営するのは保護者会
ほとんどのバレエ教室で、発表会を運営するのは保護者会です。発表会前から連絡を取り合ったり、集まったりと、ママは準備に大忙しになります。
発表会運営の為の役割は
- 会場係:テーブル、張り紙等の会場の準備や忘れ物のチェック等
- 受付:誰でも入ることができないよう、チケットの確認やプレゼントの受け取りをする
- ドア係:演技中は出入り禁止の為、ドアの前に立って出入りを阻止する。DVDにドアの開け閉めによる光が入ってしまったり、声が入らないようにする為
- 衣装運搬係:レンタルの衣装は持ち帰ることができないため、衣装運搬係がバレエ教室まで持ち帰る
- お世話係:お弁当の手配や子供たちのお世話をする
子供のバレエの発表会は1日がかりです
子供のバレエの発表会は、朝一に会場入りしてもリハーサルや身支度で夕方開演になり、演目が全て終わると夜になっています。子供はお腹が空きますので、おやつや簡単に食べられる菓子パン等を用意しておきましょう。小さな兄弟が会場に来ている場合も、機嫌を取れるアイテムを用意しておきましょう。
ママが知りたいバレエの発表会に実際にかかる費用は?
バレエの発表会代金として、10万前後の金額を教室として提示していても、そこから数着分の衣装代、タイツやバレエシューズ、衣装の下に着るものや小物類、DVD代、写真代、お花代や先生へのお礼など、トータルにすると20万近くのお金がかかります。
発表会代金を積み立てにしてくれている教室もあるので1度で払う金額ではありませんが、当初考えていた金額より多くなることは間違いありません。
バレエの発表会の衣装はほぼレンタルの為持ち帰れない
バレエの発表会の衣装はレンタルの場合が多く、値段を公表していないお店もあります。公表しているお店でも1着が約6,000円~30,000円程のレンタル料金がかかります。出演する演目や出演する回数により衣装も変わるので、金額が増えることになります。
例えば1着10,000円で、オープニング・出演する演目・ラストと3つ出演する時は3着衣装が必要になりますので、衣装代は30,000円です。
衣装以外にも発表会に向けて新調するものがあります
レッスンに使用している物では穴や毛玉があったりするので発表会に使用できません。発表会用のタイツ、シューズ、衣装の下に着るボディーファンデーションやショーツ、シューズカバー、髪をまとめるもの(ジェル・ネット・ヘアピン)裁縫道具等が必要です。初めて発表会に出る場合や、子供の成長により新調することになるので発表会の度に購入する必要があります。
バレエの発表会の舞台メイクは誰がしてくれるの?
バレエ教室によって違いますが、保護者が発表会のメイクをする場合、年上の先輩お姉さんがしてくれる場合があります。舞台メイクは濃く、落とすのは大変です。
楽屋に保護者が入ることを禁止されている場合は、子供が自分でメイクを落とさないといけません。メイク落としは洗顔するタイプより、小さい子供のうちは拭き取るタイプのメイク落としが便利です。
基本的に子供の舞台は鑑賞することができない
発表会会場の運搬は保護者会で行われる為、基本的に子供の舞台を鑑賞している余裕がありません。発表会での晴れ舞台を鑑賞できず、がっかりするママもいます。
外にモニターがある場合はモニターで見たり、保護者の人数が多い場合、自分の子供の出番は誰かに役割を変わってもらったり、融通が聞けば鑑賞することができます。
本番を見ることが出来なくてもゲネは見れる!
本番の鑑賞が難しくても、ゲネを見ることが可能な場合があります。会場が近い場合、子供を送った後は開演の時間の前まで帰宅することができますが、本番が見ることができない場合、ゲネだけでも見たいと残るママもいます。事前に先生や他のママに聞いておきましょう。
ゲネ(ゲネプロ)とは
ゲネとはドイツ語のゲネラールプローベの略語です。バレエやオペラ等の本番の前に行う、メイクや衣装なども本番のもので、最終リハーサル、通し稽古のことを言います。
バレエの発表会は小さい子供でも鑑賞可能?
演目が始まると出入りが禁止されていますので、小さい子供がぐずぐず泣き出してしまい外に出たくても出ることができません。客席も暗くなり、大きな音で音楽も流れますので小さい子供はびっくりしてしまったり、怖く感じることがあります。禁止されている場合を除いては子供の様子を見つつ、ロビーで待機したり、演技の邪魔にならないようにしましょう。
写真購入やDVD撮影禁止は徹底している
SNS時代の今はつい写真を撮りたくなりますが、口酸っぱく注意されるのが写真撮影の禁止です。衣装合わせの時も撮影は禁止なので、かわいい衣装を着た子供の姿を写真に残すことはできません。
写真や舞台での演技はDVD購入が鉄則となっています。プロが撮ってくれているので素敵な写真ですが、スナップ写真も1枚700円~と高めの値段設定です。予算を考えて購入するようにしましょう。
子供がバレエを習っている影響でママもバレエデビュー
子供がバレエを習ってから、いつのまにか姿勢が良く、綺麗な立ち振る舞いになった子供を見て「あんな風になれるなら」とバレエデビューしたママもいます。最近では「大人のバレエ」として健康や美しさを保つ為の教室があります。自宅でも子供に教わりながら一緒に練習すると、親子の良いコミュニケーションにもなります。
子供のバレエの習い事はママにも達成感がある
大きな舞台でのバレエの発表会は、半年や1年かけての集大成です。準備に追われますが、無事に発表会が終わるとママの達成感もひとしおです。費用はかかりますが、バレエの世界を経験して綺麗な立ち振る舞いや感性を成長させることができます。今までバレエとは無縁だったママも世界が広がる素敵な習い事です。
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