国語の苦手を克服する方法

国語が苦手な小学生が今日からできる勉強法!勉強が得意に

国語が苦手な小学生には、共通する理由や特徴があります。子供自身が苦手を自覚している場合は解決が早いのですが、自覚していない場合、周囲の大人が気付かないことがあります。特徴に多く該当したら早めの対処が必要です。勉強法もまとめているので、中学受験や高校生になる前に克服しましょう。

国語が苦手な小学生が今日からできる勉強法!勉強が得意に

国語が苦手な小学生がいるのはどうして?理由や克服法はある?

国語に苦手意識を持っている小学生は少なくありません。国語の成績が悪い、教科書の音読がスラスラできない、本を読むように言っても読まないなど、国語が苦手な子供にはどんな理由や特徴があり、その克服法にはどのようなものがあるのでしょうか。

子供の国語力が心配なママへ、子供が国語を得意になる方法を紹介しますので、小学生のころから苦手意識に取り組み、授業についていけるよう、国語が苦手な理由と、克服法をまとめました。

国語が苦手なのはなぜ?理由や特徴とは

国語は本文を読んで内容を理解し、質問の回答をその本文中から見つけ出す教科です。登場人物の心情を把握する力も必要ですが、こちらも本文の中に書かれているので、読み解く力が必要になります。

国語が苦手な理由や、国語が苦手な人にはどのような特徴があるのかを知り、そこから克服法を考えていきましょう。

国語が苦手な小学生は文章の組み立て方や作文が苦手

作文が苦手な小学生

国語が苦手な小学生は作文を書こうとしても、何をどう書いていいか分からずなかなか進みません。夏休みの宿題や、イベント後に書かなくてはいけない日記や作文、読書感想文などがまったく進まないという状態になります。

これらの宿題に苦戦しているようなら、国語が苦手な可能性が高いでしょう。稀に、読むのは苦手でもアウトプットは得意という子供もいますが、基本的に読む力と書く力は同じように上達していきます。

国語以外の教科でも簡単なミスが多い

「国語力=問題を読む力」がないと、質問を理解できず、国語以外の教科でも簡単な問題を間違うことが増えます。例えば、算数でよくある「〇〇君がリンゴを〇個持っています」という文章問題がすんなり頭に入らないので、算数の数式を作れないということが起きます。社会でも、文章を読む力が乏しいと、歴史上で起きた出来事の虫食いなどが苦手になってしまいます。

このように、国語力はすべての教科に対して必要な力であることが分かります。子供が国語以外の教科で簡単な問題を間違うようであれば、国語力のアップが必要である可能性が高いでしょう。

問題を解くのに時間が掛かる子供も、国語力が低い可能性が高いです。何度か問題を読まないと頭に内容が入ってこないので、必然的に問題を解くのに時間がかかってしまうのです。

本や漫画をあまり読まないので読解力が育たない

ゲームする小学生

文章を読むのが苦手な子供は、本や漫画を好んで読みません。読んでいるものの多くが画像やイラストが主体のものばかりなら、読みやすい文章の本や、文字が比較的多い漫画を読ませるようにしてみましょう。

文章の理解力が乏しいと、どうしても文章を避けてしまうので、子供が好んで読んでいるものを一度見直してみてください。文字が少なければ、子供と一緒に本屋さんに出かけて、見るものを変えてみるのも、学力アップのひとつの方法です。

国語の勉強法が分からないからますます苦手になる

国語以外の教科は、数式を覚えたり名称や年号を暗記する勉強なので、比較的勉強の仕方が明確です。しかし、国語は勉強法が曖昧なので分からない子も多いのです。その結果、漢字は得意だけど文章を読んで答える問題は苦手、という子供が出てきます。

生活習慣の乱れで集中力が低下しているのも原因

机の上で眠る小学生

国語が苦手な小学生の特徴のひとつとして、教科書の文章を読んでいるつもりでも、苦手意識から拒否反応が起きてまったく頭に入っていかないということがあります。教科書を読んでいるのに、内容が入ってこないので何度も読まなくてはいけなくなります。こうなってしまう理由は、国語力だけの問題ではない場合があります。

生活習慣の乱れから睡眠不足や疲れ、悩み事やストレスなどを抱えていると、目の前にある文章に集中できなくなります。子供の集中力が続かない場合、生活の中で何か問題がないか振り返ることも必要です。

私たちも、悩み事があると本を読んでいても集中できません。あなたも経験があるのではないでしょうか。子供も同じように、何か他のことに気を取られていると集中力がなくなるので、思い当たることがあれば根本的な生活の見直しが必要になります。

国語が苦手だと思い込んでしまっている

成長の過程で「自分は国語が苦手だ」という状況を経験すると、子供は自分に「国語が苦手」というレッテルを貼ってしまうことがあります。最初から国語に苦手意識を持っているので、文章を見ても拒否反応が出てしまい、問題に本気で取り組むのが苦手になります。

子供自身が「国語苦手~」と発言することが多ければ、そのレッテルを払しょくすることから始めなくてはいけません。簡単な問題を解かせる練習をして苦手意識を無くす勉強をすれば、国語の成績は上がっていきます。

国語が苦手な子供は、他の教科も伸び悩んでしまうので、早めに対処してあげなくてはいけません。子供が上記の特徴に該当したら、これから紹介する克服法を試してみてください。

塾に負けない!国語が苦手な小学生への克服法

これまでご紹介した国語が苦手な小学生の特徴に子供がいくつか当てはまった場合、国語が好きになるように苦手を克服させてあげましょう。簡単にできることが多いので、子供と楽しみながらトライしてみてください。読む力や書く力がアップすると、子供は国語がどんどん好きになり、国語が得意になります。

国語が苦手な小学生には短い文章を音読させる

音読をする小学生

国語が苦手という場合、まずは短い文章をスムーズに読み進める練習を、音読を通じてやっていきます。音読では、「見る・聞く・言葉にする」という3つの機能を使って、文章を読みあげることで理解力をアップさせます。

アウトプットするということは理解力を深めるとともに、パパやママから間違いを指摘してもらえるという点も学力アップになります。

また、子供は意外と間違ったまま文章を読んでいることがあるので、周囲の手助けは国語力をあげる近道です。特に「は」や「わ」、「も」や「を」などの、文章のつながりが上手くできないことが多いので、音読をすることで間違いが分かりやすくなります。

短い文章というのには理由があります。国語が苦手な小学生は、そもそも文章を読むのが苦痛に感じるので、簡単で楽にできるレベルの短い文章にすることで、勉強を継続させることができるためです。

国語の教科書の音読の後に大人が文章の内容について質問する

親と一緒に勉強する子供

国語の教科書の音読をより学力アップにつなげるために、子供が音読した後「どんなところが面白かった?」「本に出てきた〇〇は、どんな気持ちだったとおもう?」といった質問をするようにしましょう。

国語が苦手で音読を「させられている」子供は、内容をまったく理解できないまま音読していることがあります。音読後、周囲の人が本の内容に対して質問することで、読みながら内容を把握しようと努力し始めます。

簡単で理解しやすい本や文章からスタートして、できたら褒めてあげることを繰り返し、子供に自信をつけてあげましょう。音読が本当に苦手であれば、未就学のときに読んでいたような、簡単な本からスタートしてもいいです。成功体験をたくさんさせてあげてください。

中学受験を控えている子は、より難しい問題に取り組もうとしてしまいますが、国語の苦手が解ったらレベルを一度下げて勉強をスタートする方が、学習力アップの近道になります。

教科書を読むのが苦手ならマンガでいいので文字に馴染む

国語が苦手な子供に、急に読書をしなさいと言っても無理があります。文字を読んでいても、頭に入って行かないので面白さが分からず継続できず、その経験がさらに苦手意識を高めてしまいます。

マンガや雑誌など、子供が興味を持っているものでいいので、文字に触れる機会を増やしてあげましょう。文字を読むことが楽しいと感じられるようになれば、自然と学習で触れる文章もスムーズに読めるようになります。

国語力をアップするために日記を習慣にする

日記をつける小学生

その日1日の出来事を思い出しながら書く日記には、国語の能力が必要です。その日にどんなことがあり、それについてどう感じたのかを書くことで、文章を読むときも出来事と登場人物の気持ちを自然と理解できるようになります。

最初から完璧な日記を求めず、何があったか箇条書きにして、その横に自分の気持ちを書かせるといった方法からスタートしてもいいでしょう。それに慣れたら、起きた出来事とそれに対する感想を文章にしてつなげる練習をしていきます。

国語が苦手だと子供に言わない

親や先生が「あなたは国語が苦手ね」と、言葉で何度も伝えていると、子供は自分に「国語が苦手」というレッテルを貼ってしまいます。一度こうしたレッテルを自分に貼り、国語に苦手意識が出てしまうと、克服に時間が掛かります。

どんなに国語の成績が悪くても、どんなに音読が苦手でも「あなたは国語が苦手」だと言わないようにしてください。逆に「国語は勉強すればすぐ得意になる」「あなた本当は国語が得意なんだよ」と逆のレッテルを貼ってあげるように意識すると、苦手意識を払しょくできることもあります。

例えば、私たちも「お前料理下手だな」と言われると、自信がなくなり料理に苦手意識が出てしまいます。苦手だと思い始めると、料理を作っていても不安になり、徐々に料理が嫌いになります。大人が何気なくいう言葉で、子供は苦手意識を持つことがあるので注意してあげましょう。

簡単な国語のドリルを毎日5~10分勉強する

国語のドリルに書き込む小学生

国語力をあげるには、前学年用の国語ドリルを準備して、簡単な問題をどんどん解く練習をしましょう。最初から読み解く力を上げようとするより、国語の問題に慣れさせ、問題を解くコツを体感で分かっていく方が、学力がアップします。

国語の問題は、文章を読んでその中にある答えを見つけていく作業が必要です。何度も国語の問題を解いていると、答えを見つけるコツが分かってくるのです。

国語の成績が上がれば、自然と文章が好きになっていくので、そこから読書に興味を持たせ読解力を上げていく方が勉強法としてはスムーズです。

国語が苦手でもコツコツ勉強を継続することがポイント

どんな勉強も同じですが、1~2日で根を詰めて勉強しても、学力アップにはつながりません。毎日コツコツ継続することが大切なので、難しいことをさせず、簡単なことを短時間でできるように学習プログラムを組んであげましょう。

子供が「これくらいなら毎日しよう」と思えるようなものを積み重ねていくことで、国語力は確実にアップしていきます。最初は音読を2~3分したり、簡単な国語の問題を3問程度させるといったベビーステップで進めていきましょう。

習慣にするには、今ある習慣に紐付させると成功しやすいので試してください。例えば「毎日お風呂から上がったら音読を3分する」「ゲームを始める前に2ページだけドリルをする」といったように、今の習慣にプラスして勉強すると継続しやすくなります。

国語の文章力アップ!パパやママと手紙のやりとりをする

タブレットでメールを読む小学生

文章を作る練習のひとつの方法として、手紙のやりとりも楽しみながら国語力を上げる方法のひとつです。子供が書くだけでなく、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんにも協力してもらい、手紙をやりとりする習慣をつけてみましょう。

手紙は、相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを文章にするという練習ができます。子供の国語力を上げながら、家族のコミュニケーションもできるのでおすすめの勉強法です。同じ理由で交換日記でもいいでしょう。楽しく文章をやりとりできる方法を考えてみてください。

手紙が難しい場合は、ラインやメールからスタートしてもいいでしょう。子供は意外とデジタルなやりとりの方が、すんなり始められるということもあります。子供に非公開のブログを書かせてみるのも、面白い勉強法です。今後、パソコンスキルはあって損はないので、親子でトライしてみてください。

この方法を試す際は、流行りの言葉や絵文字で文章を曖昧にさせないように注意して、しっかり相手に伝わる文章を書かせるように指導してあげてください。

音読や問題の答えを間違っても叱らない

音読やドリルをしていると「こんな簡単な問題がどうしてできないの?」「ここ間違ってるじゃない!」と叱ってしまいそうになります。しかしぐっと我慢して、叱らず改善点を伝え、できたら褒めることに集中しましょう。

せっかく苦手を克服しようとしているのに、叱られると余計に苦手意識が大きくなってしまいます。間違いを指摘することは必要ですが、叱るより褒めて自信をつけさせることが克服への近道です。

子供に楽しく勉強させる方法を考え、毎日少しずつでいいので継続させることが大切です。国語の勉強は、コミュニケーション能力にも関わってくるので、親子で楽しく進めていきましょう。

国語が苦手な小学生でも楽しく勉強することで克服できる!

子供が国語に苦手意識を持っているようなら、さっそく今日からでも親子で日記をつけ始めてみましょう。忙しいママにとっては面倒な作業になりますが、これを機に1日を振り返る習慣をつければ、人生が上向きになるヒントが得られる可能性があります。

音読も楽しくできる範囲で続けることで、子供の国語力は確実にアップします。毎日できなくても、時間があるときには積極的に本を読んでもらうようにすると、それが親子のコミュニケーションにもなります。

また、国語が苦手なのですから、国語の勉強をしたくないということもあるでしょう。勉強のやる気を出す方法~子供のモチベーションを上げるにはを参考に、子供が笑顔になるような勉強法を、親子で考えてみてください!

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