子供のサッカーは男の子にも女の子にも人気の習い事
子供のサッカーは男の子のスポーツとして人気でしたが、最近ではなでしこジャパンの活躍もあり,
女の子にも人気のスポーツです。男の子に混じってサッカーをしている女の子の姿も多くみるようになりました。
子供がサッカーを習うことを通してどのようなことを得て、成長ができるのでしょうか、子供がサッカーを始める前に頭に入れておきましょう。
子供がサッカーをすることで得るメリット
子供がサッカーをすることで得るメリットは何でしょうか。子供の頃からサッカーを続けてきた人は、自分の子供にもさせたいと考えている方が多く、メリットの多い魅力的なスポーツと言えます。
子供サッカーのメリット
- 地域のマラソン大会の1位や2位はサッカーチームの子だった
- 一緒にがんばる仲間ができる
- 同世代の子より基礎体力がついている
- 協調性が養われる
- 忍耐力が鍛えられる
- コミュニケーション能力が上がる
- 他のチームとの交流で友達の輪が広がる
- 何時間も走り回ることでストレス発散
- 体が強くなり病気をしなくなった
- 部屋でゲームをするのではなく外で遊ぶようになった
子供がサッカーを始めたきっかけや理由
子供がサッカーを始めたきっかけは何でしょうか?小学生になったことをきっかけに習い事を他のスポーツからサッカーに変更したり、幼い頃からボールで遊ぶことが好きだったり、サッカーに触れるきっかけがあったことで、サッカーチームに入る子供が多くいます。
サッカーを始めたきっかけ
- 体操をしていたが辞めることになり他のスポーツを探したところ、子供がサッカーに興味を示した
- 上の兄弟がサッカーを習っていたので自然と始めることになった
- 保育園でフットサルの授業があり、楽しんでいたのでサッカーチームに入った
- 近所にサッカーをしているお兄ちゃんがいてよく遊んでいたことをきっかけにサッカーが好きになった
- サッカーに熱心な地域に住んでいてサッカーに触れる機会が多い為
子供のサッカーの月謝はどのくらいかかる?
子供をサッカーチームに入れた場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。少年サッカーチームに入れるかクラブチームに入れるのかで費用はかなり違ってきます。どちらにも良い点がありますが、サッカーを続けていけるのかを見極める為にもまずはサッカーを経験する場を作ってあげましょう。
- 地域の少年サッカーの月謝:2,500円〜5,000円(入会費1,500〜3,000円程)
- クラブチームの月謝:5,000円〜8,000円(入会金10,000円年会費12,000円)
子供のサッカーを始める時に必要な用品は?
子供がサッカーを始める時に必要な用品は何でしょうか。サッカーチームによって揃えるものが違いますので確認して購入するよにしましょう。
はじめは費用を抑える為に安価な物を利用することも出来ますが、サッカーチームで指定のものがある場合、費用が高くなりますので購入前に注意しましょう。子供の様子を見て長く続けていけるようであれば、こだわりのサッカー用品を一緒に選ぶのも楽しいのではないでしょうか。
ユニフォームはレンタルのサッカーチームもあり、6カ月1,000円からとリーズナブルです。子供が小さいうちは色だけ合わせて購入し、公式の試合に出る年齢になれば、正式なユニホームを揃えるという家庭もあります。クラブチームは全て指定の場合もあり、初期費用が高めになることを視野に入れておきましょう。
- ユニホーム(ホーム用・アウェイ用)ボール(指定の場合有り)
- レガース(スネあて(公式の試合では義務づけられています)
- ピステ(サッカー用練習着)
- シューズ(練習用シューズ・スパイクシューズ)
- 靴下(かなり消耗するので頻繁に買い換えが必要)
- バッグや小物類(指定の場合有り)
- 水筒
- スポーツ保険代等
地域の少年サッカーチームはホームやアウェイ用にユニフォームを用意せず、ビブスで敵味方を区別する場合もあります。ビブスはチームを色分けするためのタンクトップです。幼いうちはレガースが脚に合わないことがありますのでソフトタイプの物を選びましょう。
子供のサッカーチーム選びは慎重にしよう
子供がサッカーを習いたいと言い出した時に、入るサッカーチームは慎重に選びましょう。一度入ってしまってからやっぱり合わないとなると、サッカーチームを探し直さなければなりません。初期費用も再度かかることになります。親として、子供のサッカーの習い事に関してどのように考えているのかが重要になります。
子供はサッカーをいつから習える?
子供がサッカーをしたいと言い出した時に、何歳からサッカーチームに入ることが可能なのでしょうか。小学生になるとサッカーチームに入りませんか?という勧誘の手紙を学校から貰ってきます。大人数のスポーツなので、子供1人につきっきりになるわけにはいきません。自分のことはある程度自分でできるようになっている歳からがサッカーを始めやすいのではないでしょうか。
練習自体も、小さいうちから何時間も走り続けることはしんどく、年上の子供たちについて行けなくなり、大きくなるまで一度辞めてしまうということもあります。
子供のサッカーチームの種類
子供がサッカーを習うにはどのような場所があるのでしょうか。住んでいる地域によってサッカーが盛んで選択肢が多い場合もありますが、予算や通いやすさを考えると、地域の少年サッカーチームが支持されています。
- 地域の少年サッカー団
- クラブチーム
- 小学校のミニサッカー部
子供のサッカーチームを選んだ理由
サッカーチームを選ぶ基準として、自宅から通いやすいのかどうかが重視されています。スポーツの習い事は親の当番が大変だという噂を耳にしているママも多く、できるだけ当番のないサッカーチームを選んだという意見もありました。
- 自宅から近かったから
- 当番制のないサッカーチームだったから
- 校区内の学校でしているサッカーチームだから
子供のサッカーチームを選ぶ時は見学&体験をしよう
子供のサッカーチームを探して決める時に、何を基準にしますか?家から近いから、通っている学校が練習場になっているから、月謝が安いから、友達が通っているから、いろいろな理由があります。
しかし、簡単な理由で決めてしまうのではなく、子供のサッカーチームを探す時には、必ず見学や体験をしましょう。練習の風景を見ることで、チームの雰囲気やコーチの雰囲気が分かります。
親から見て、子供がついていけそうな雰囲気なのか、コーチがしっかり練習を指導してくれているのかを見極めましょう。
子供のサッカーチームも雰囲気を確かめよう
子供のサッカーチームを決める時には、見学や体験をしたサッカーチームの雰囲気を確かめましょう。楽しくサッカーをしているのか、だらだらしているのか、ピリピリした雰囲気なのか、サッカーチームの雰囲気を見て、自分の子供は入ってやっていけるのか、このチームで本当に良いのか考えましょう。
知り合いやママ友の子供がサッカーチームに入っている家庭があれば、リサーチしてみるとサッカーチームの実態が知れて、子供のサッカーチームを選ぶ時の参考になります。
子供のサッカーチームの方針を確認する
子供のサッカーチームの方針を確認してみましょう。「小さいうちは楽しくわいわいサッカーを行います」というチームなのか、「技術取得の為に日々厳しく指導します」というチームなのかで内容が大きく変わってきます。
コーチと話す機会があれば、子供のサッカーチームの方針をコーチに確認してみましょう。楽しくサッカーができなければ、子供が辞めたいと言い出すことが考えられ、成長には繋がりません。
監督が計画性を持ってスキルアップの為に厳しく指導をしてくれるサッカーチームもあります。将来を考えてどんどん子供にサッカー技術をスキルアップして欲しいのか、そこまでは望んでいなくて仲間と楽しくサッカーを続けて欲しいのかいによって、選ぶサッカーチームは変わります。それぞれの魅力がありますので、親の期待、子供の思いに合うチーム探しをしましょう。
子供のサッカーを親がサポート可能か考えよう
子供がサッカーチームに入ることで、親のサポートも必要になります。親がどこまでサポートできるのかも、サッカーチームを選ぶ基準になります。普段の練習が自分で通える距離なのか送迎が必要なのか、当番がある場合対応できるのかもしっかり考えておきましょう。
特に仕事を持つワーキングマザーの場合は、細かい対応が難しかったり、休みの日が全て子供のサッカーで消えてしまうことが考えられます。自分がどれだけサポートして動くことができるのか、無理のない範囲でできるように検討してみましょう。
子供のサッカーの当番
子供のサッカーチームの当番制は大変だと言われていますが、実際の所はどうなことをするのでしょうか。サッカーチームによって役割が変わりますが、当番の例としてご紹介します。
ひとつひとつの役割は簡単なものですが、送迎や当番で何時間も練習時間に拘束されることが大変とされています。
当番の内容
- 練習を見守り怪我をした時の応急処置
- コーチへ飲み物を出す
- ゼッケン等の備品を集めて洗濯をする
- 救急箱を次の当番へ引き継ぐ
- 写真撮影
子供のサッカーチームのコーチはどんな人?
子供のサッカーチームのコーチは、チームメイトのお父さんであったり、もう何年も続けているベテランの方、元学校の先生や地域のサッカー選手を引退された方、子供が好きで指導にあたってくれている地域の方など、経歴は様々です。
子供のサッカーチームは良いコーチだけではない
子供のサッカーの見学や体験の時だけでコーチの本質を見極めることは難しく、ただルールを教えるだけではなく、練習メニューをしっかり考えたり、目的を持って練習をしていたり、試行錯誤練習方法を考えてくれているコーチは信頼できますが、残念ながら子供のサッカーチームには名ばかりで指導もできず、子供の気持ちも考えられないコーチも存在します。
目的のない練習では、子供もサッカーが上手くならないので意味がありません。何年も続けていくことを考えると、良いコーチの下で指導を受けた方が、本人のやる気にも繋がります。
子供がサッカーチームを変わる時は子供の意思を尊重する
子供がサッカーチームで頑張ってサッカーを続けているのに、親が子供を預けることに不信感を抱いてしまうようなコーチであれば、他のチームへ変わることを考えましょう。
親も子供も新しい場所で心機一転して始める方が、良い場合も考えられます。その場合は子供の「今のサッカーチームで続けたい」「今のサッカーチームを辞めたい」という意思を尊重してあげて話し合いをしてみましょう。
子供のサッカー観戦をする時に親はどうする?
子供のサッカーを観戦する時の親のマナーや心得を頭に入れておきましょう。試合では相手のサッカーチームの保護者も来ています。観戦しているお客さんではなく、親もチームとして見られますので行動には気を付けましょう。
子供のサッカーを観戦する時の服装
野外のスポーツなので夏は暑く、冬は寒いのがサッカー観戦です。特に冬は動かずにじっと見ているだけで体が冷え込みます。親も子供と同じくベンチコートを着て観戦していることが多いのですが、たまには立ち上がり体を動かしたり、温かい飲み物で体を温めるるようにして練習を見守ります。
子供のサッカーの試合での審判のジャッジ
審判のジャッジに不服でも、マナーを守って観戦できるようにしましょう。親のマナーが悪いと子供のサッカーチームの印象も悪くなってしまいます。周りが見ていて不快な思いをしないようにマナーを守って観戦をしましょう。
自分の子供だけではなくチームを応援
子供のサッカーを観戦する時は、自分の子供だけを応援するのではなく、チーム全体を応援するようにしましょう。サッカーは個人プレーではありませんので、チーム全体を見て応援できるようにしましょう。
子供にサッカーのことを口出ししすぎない
子供にサッカーのプレイについてあまり口出ししないようにしましょう。サッカーをしているのは子供本人です。観戦しているとついつい親も熱が入り、口出ししたり、アドバイスを言ってしまいます。経験者ではない限り、サッカーについては子供の方が分かっていますし、コーチからの指示もあるでしょう。親が口を挟みすぎて子供のやる気をなくすことだけは避けましょう。
子供のサッカーは楽しくないと上達しない
子供はサッカーを楽しいから続けることができ、楽しいからもっと上手になりたいと考えます。もちろん楽しいだけではなく、忍耐力が鍛えられる面もありますが、そこをどんな風に親が乗り越えられるように導いてあげるかが問題です。
本人がやる気がない状態で続けていても上手くなることができません。やる気を引き出す方法を試行錯誤してみましょう。
子供のサッカーから親が得る感動
子供のサッカーはサポートも大変です。サッカーを続けていく限り、そのサポートも続いていきます。ワーキングマザーは休みも返上して子供のサッカーの習い事に注ぐわけですが、ママ自身も頑張ってきて良かったと、感動を味わえる場面も多く有ります。
辛い時も見てきた分、試合に勝てた時の感動や、一生懸命頑張ってきて負けてしまった時の悔し涙、くじけるかな?と思っていた子供の成長など、沢山の場面で感動を得ることができ、こんなに子供が頑張っているとママ自身も励まされることが多いのです。
子供のサッカーは体も心も成長できる
子供のサッカーは体が鍛えられ、基礎体力がつくことの他にも精神面が鍛えられます。試合のメンバーに選ばれず挫折することもありますし、サッカーが上手になりたいと思うことで、子供が自分で考え成長することができます。
子供のやる気と親がどれだけサポートができるのかによって、選ぶサッカーチームも変わります。子供に合ったサッカーチームを見つけて、子供の成長を楽しみましょう。