子育てHOWTO

子供にダンスを習わせたいママ必見!

子供がダンス教室に通う前に要チェック!自宅練習方法も!

子供にダンスの習い事をさせたい時、教室選びはどうすれば良いのでしょうか。見学や体験で教室や先生を決める基準をチェックして、子供に合った教室選びをしましょう。はじめての曲や新しい曲を練習する時の自宅での自主練方法や上達法、ステージで映える人気の衣装や髪型とメイクも紹介します。

子供がダンススクールに通い始めたきっかけは?

子供をダンススクールに通わせているママ、これから通わせたいママは多いのではないでしょうか。近年のダンスブームもありますが、中学の必修科目になったこともあり、ダンス教室がとても増えました。思いっきり体を動かす場所が少なくなった現代に、ダンスは最適な習い事と言えます。どのようなきっかけでダンスを習い始めたのか、以下のようなことが多いです。

子供がダンスを習いうことで良い影響がある

子供がダンスを習うことでどのような良い点があるのでしょうか。習い事としてダンスを検討しているママは参考にしてみましょう。

ダンスを習うことのメリット

  • ダンスの授業についていける
  • 身体が鍛えられて基礎体力がつく
  • 仲間と目的達成に向けて頑張る力がつく
  • リズム感が得られる
  • 人前で踊る事で度胸がつく
  • 身体が柔らかくなる
  • 姿勢が良くなる
  • 集中力が上がる
  • 表現力が身につく

中学の必修科目のダンスに小さい頃から慣れておきたい

中学校の必修科目となったダンスですが、馴染みのない子供はダンスの授業に戸惑いがあることでしょう。自分自身の中学時代を思い出してみて下さい。明るく活発な性格の場合楽しく授業が受けられますが、大人しく内気な性格の子供に、思春期真っ只中に「踊ろう」というのも周りの目や恥ずかしさもあり、本人も辛い思いをする可能性があります。

小さいころからダンスをする環境に慣れていれば自然と身体も動きますし、度胸も付き、恥ずかしさも少なく済むのではないでしょうか。先を考えて子供の習い事にダンスを選択する家庭が増えてきています。

子供がダンス教室に通うことで学校以外でも仲間や居場所ができる

学校生活で何か挫折があった時に、ダンスを習っていると、子供に学校以外の他の居場所や仲間を確保しておく事が出来ます。学校だけの小さな社会にとどまらず、他の場所にも世界を作ってあげることで、違う視点からの見方や意見を得られたり、成長することが出来ます。

仲間と一緒に踊って身体を動かす事でストレス発散にもなりますし、人より優れているものがあれば、自分にはダンスがあると子供の自信にも繋がります。

子供のダンス教室を決める前に必ず見学や体験をしてみましょう

子供のダンス教室を決める時は、見学や体験をしてから選び、先生や教室の雰囲気、費用等も確認しておきましょう。教室が謳っているアピールポイントだけではなく、現場での声が聞けるので、実際にダンスを習っている人の意見も参考になります。

無料で見学やダンス体験が出来る教室や、体験に500円~1000円程の料金が必要な教室もあるので、見学を申し込む際は確認が必要です。

子供のダンスにはどのようなジャンルがある?

子供のダンス教室には、ダンスのジャンルがいくつかあります。まずは子供の性格や興味を示すものや方向性を考えてジャンルを選びましょう。ダンスを習うのは子供ですので、子供が続けていくことができるというのが大切です。子供の意見もしっかり取り入れましょう。

子供に人気のダンス

  • ヒップホップダンス
  • バレエ
  • ジャズダンス
  • フラダンス

ダンスレッスンの曜日や時間が重要!ライフスタイルに合った教室選び

ダンスのレッスンの曜日や時間はダンス教室によって様々です。家庭のライフスタイルに合う時間にレッスンのある教室を選ぶことが大切です。土日祝は家族で出かけたい。家族で過ごす時間にしようと思っている家庭では、土日祝に習い事があると家族の時間を優先することが出来ません。

子供が教室に通い始めて慣れてきたころに、他の曜日や時間にしている教室に移るのも難しいでしょう。初めにライフスタイルに合った教室選びをしましょう。

子供が大きくなったら一人で通える場所が便利です

小さいころは習い事の送迎は必須ですが、子供が大きくなると、自分一人で教室に通ってくれるようになります。校区内や駅の近くにある等、子供が一人でも安全に通える場所にあるダンス教室を検討してみましょう。

ダンス教室の特色や先生の趣味をチェックしておこう

ダンスを踊るときに流す曲を子供たちのリクエストで決める場合もありますが、先生によって洋楽の曲が多い、J-POPの曲が多い、K-POPの曲が多い等、先生の個性や好みが出ているダンス教室がほとんどです。どのような曲で踊っているのかチェックしてみたり、過去に踊ったジャンルや曲も体験時に質問してみても良いでしょう。

子供に合うダンス教室選びは教室の雰囲気をチェックすること

レッスンが少人数制、先生が数人付く、厳しそう、アットホームな雰囲気など、ダンス教室には見学や体験をしてみないと分からない、いろいろな特徴があります。1回の見学や体験で全てを読み取るのは難しいですが、雰囲気は伝わります。子供が通い続けることが出来るのか、子供に合うダンス教室かどうかをチェックしましょう。

友達と一緒ならダンスも始めやすい

内気で人見知りな子供に、一人で「さあ踊っておいで」と言われてもできるものではありません。そんな時は、友達も一緒なら教室に入って行きやすいでしょう。仲良しの友達やママ友と一緒に通うのも楽しいのではないでしょうか。一緒に始めたり、友達が習っているダンス教室を紹介してもらうのもおすすめです。

本格派のダンス教室と気軽に楽しむダンス教室

ダンス教室によっては、近年のダンスブーム前から続いている本格的な教室もあります。大きな大会に出たり、さまざまなステージでダンスを発表する機会が多い等、本気でダンスがしたいという子供には向いています。

もう少し気軽に、身体を動かす事を楽しんで欲しいと言う考えの場合は大きな団体ではなく、先生が個人でされているような教室がおすすめです。

ダンス教室の月謝以外の費用も視野に入れておく

ダンス教室で、毎月の月謝以外にステージで発表会がある時は、ステージ代や衣装代等でプラス費用がかかります。衣装を購入する場合や手作りする場合、なるべく親の負担にならないように費用を抑えてくれている教室もあります。

バレエ教室は毎年の発表会の費用に数十万近くかかることもあり、月謝がお手頃でもその後の費用が負担になる場合があります。習い始める事でかかる費用を全て視野に入れておきましょう。

子供のダンスの自主練の仕方や上達法

ダンスを習い始めた時や新しい曲の練習がはじまった時は、周りについていくのも大変です。少しでも追いつけるように自宅で自主練をしましょう。

アーティスト名や曲名のチェックを忘れずにしておこう

現在、ダンス教室で練習している曲が、誰の何という曲なのか確認しておきましょう。後から子供に聞いても横文字が多く、ハッキリ答えがでてこない場合があります。誰の何という曲か分からないと練習する事も出来ません。新しい曲の練習が始まったら、先生や周りに確認しておきましょう。

はじめはママも一緒にダンスの練習をしよう

はじめは子供もどうやって練習してよいのか分かりません。子供とのコミュニケーションになる良い時間ですので、ママも子供と一緒に練習しましょう。そのうちやり方も分かり、時間を見つけて一人で練習をするようになります。

ダンスを練習するための動画を参考にする

最近は、アーティスト自身がダンス動画を配信しています。特にK-POPは、スタジオで撮影された練習用のダンス動画が豊富です。流行りの曲は、ダンス教室やダンスをしている人が動画をあげています。子供は見て練習するのが基本ですので、曲が決まったらまず誰かが動画をあげていないかチェックしてみましょう。

ダンスがオリジナルの振り付けで、インターネットに動画がない時や教室内にママも一緒に入れるという時は、携帯電話やスマートフォン、ビデオカメラで練習風景を撮影しておくと、帰宅後に今日習った振り付けを復習出来ますし、普段の練習にも利用することができます。

子供のダンスの練習に反転カメラが必須

子供のダンスを自宅で練習するために動画を見る時には、動画を反転させないといけません。動画と同じ向きに動いて覚えてしまうと反転して覚えていることになります。最初から反転している動画で練習をするか、動画を反転させてから練習をはじめましょう。

ダンスの練習しはじめはスローモードが便利

スローモードの動画やスローで動画を再生できるアプリ等を利用しましょう。アップテンポの曲は、はじめからそのままのスピードで流しても、細かい動きが分からず適当に覚えてしまったり、速さに付いていけないということがあります。止めたり、戻したり、子供が動きを確認しながら練習出来るようにしましょう。

ダンスの練習をするモチベーションを上げたり時間を作ってあげる

子供が自宅でダンスの練習をしたくても、学校の宿題や家の手伝い、下に兄弟がいると邪魔をされたり、練習する時間をわざわざ作ってあげないと練習する事ができません。本人のモチベーションをあげられるように工夫してみましょう。

筆者宅では、下の子供達がパパとお風呂に入っている時間を利用して、上の子供がダンスの練習を行っています。誰にも邪魔されない時間を確保することで、本人も集中して練習することができます。

子供の可愛さが増す人気のダンス衣装

衣装やメイクがバッチリだと上手に踊れるように見えますし、本人のやる気に繋がります。教室で衣装やユニホームが用意されている場合もありますが、自分達で相談して決めたり、手作りしたりと衣装の用意の仕方も教室によって違います。子供がステージで映える人気の衣装を考えてあげましょう。

同じ衣装でも小物でアレンジしてオリジナル色を出す

同じ場所で踊っているだけではなく、複雑に場所が入れ替わる曲だと、団体のチームの場合は全く同じ衣装の場合も多く、子供を見つけるのが大変です。ダンス衣装にアレンジを加えて自分の子供を見つけやすくしておくと、ビデオカメラで撮影する時の目印になります。

ダンス衣装のアレンジに使えるアイテム

  • 帽子:顔が見えにくいという難点がありますが、かっこいいイメージになります。周りと差を付けたい場合は、帽子でアレンジしてみましょう。
  • バンダナ:頭にカチューシャ風に付けたり、腕に付けたり、腰に付けたりと用途は沢山あります。
  • リボン、ネクタイ:制服風の衣装や、リボンやネクタイを付ける衣装の時、リボン派が多いのであればネクタイにしてみたりと、浮かない程度のアレンジが出来ます。

ダンスの発表会やステージの時のメイクは大袈裟なくらいがちょうど良い

舞台メイクのようにオーバーなメイクにしないと、遠くからではメイクなしのいつも通りの顔に見えます。少しオーバーくらいが丁度よく、ステージでも映えます。

ステージメイクはママの化粧品や100均コスメで十分

子供の肌に使うものなので、100均コスメが不安という方も多いでしょう。最近の100均コスメは成分が一般的に販売されているものと変わらないような、優秀なコスメも増えています。ママの化粧品で使えるものがあれば、メイク時に利用してみましょう。

アイシャドウやアイラインで十分目力アップ

化粧に慣れていない子供がマスカラや付けまつげをすると、落ちてしまうこともあります。無理に付けなくても、アイシャドウやアイラインを入れるだけで目力がかなりアップします。子供の目の形にもよりますが、太めにアイラインを入れることで舞台でも映える顔になります。

子供も喜ぶ目元のシールやキラキラ

タトゥーシールを利用して、目元やほっぺたに付けると華やかになります。子供のダンスのステージに合うメイクに仕上がりますし、最近はタトゥーシールも素材がキラキラしたものも出ていますので、子供も喜んで付けてくれます。

子供の綺麗な肌はノーファンデで大丈夫です

子供の肌は綺麗なので、ダンス教室から指示がなければノーファンデの状態でも大丈夫です。外で活発に遊んでいる子供は日焼けしていることも多く、ファンデーションを塗ると白く浮いてしまうこともあります。ノーファンデででも綺麗な肌なので、チークやアイシャドウ等でメイクアップするだけで、華やかな印象に変われます。

ダンスのステージで子供が映える髪型は?

同じ衣装でも、髪型で雰囲気が変わります。子供がかっこよく踊れるように髪型をアレンジしてあげましょう。男の子の場合はキャップをかぶることが多いですが、そうではない場合、短いヘアスタイルを目立たせるようにセットするのがポイントです。

特にハロウィンの仮装時期は、100均の商品が潤っていますので、カラフルなパッチンエクステや、肌に貼れるシール等あらかじめチェックして用意しておくのがおすすめです。

ダンス中の写真撮影の決まりは事前に確認しておく

ダンスの衣装によっては露出の激しいものもあり、関係者以外が子供を写真撮影できないようにしていることが多いです。撮影許可証を首から提げていなければいけない、関係者席からでないと撮影できない等、決まりがあります。

バレエの発表会はオール撮影禁止がほとんどです。発表会のDVDの撮影に音が入らないようにと言う理由や、写真はプロの写真屋さんから後で購入すると言う決まりになっています。

リハーサルや事前にロビーで子供の写真を撮ることも禁止されていますので、保護者として観覧する時やお呼ばれして観覧する時には、しっかりルールを確認しておきましょう。どのジャンルのダンスもその場のルールを守って、子供のステージを楽しめるようにしましょう。

子供のダンスはメリットが沢山!続けられる環境を作ってあげよう

子供がおもいっきり体を動かして楽しむことのできるダンスは、続けていくことでメリットが多くあります。やる気がないと辞めてしまったり、他の習い事で手がいっぱいの子供は練習する時間がなく、レッスンに付いていく事ができない為、辞めてしまうことがあります。

子供が楽しくダンスに通う為には、教室や先生選びが最初の基盤となります。子供がモチベーションをあげ、自分からやる気を出してくれる工夫を生活の中でしてみたり、他の習い事との調整をして、子供に合ったダンス教室をしっかり選んであげましょう。