給食の白衣をどう扱えばいいの?ママたちの不満
給食の白衣についてどのようなイメージを持っていますか?当たり前に洗濯をしてアイロンをしているママもいれば、給食の白衣の洗濯やアイロンかけを面倒なものと思ってるママもいます。
給食の白衣は誰が管理していて、どのように扱うのが正しいのか、学校からの説明もなく、なんとなく今まで来たというママも給食の白衣について1度確認してみましょう。
給食の白衣への不満
- 給食の白衣について学校から説明がない
- アイロンをかけていない家庭があり、負担が偏っている
- 破れやほつれはどこまで修繕して良いものか分からない
- アイロンが面倒だ
- 共用しているものに柔軟剤を使うのはどうかと思う
- 自分の子供がシワシワの給食の白衣を着ているのは可哀想だ
- 給食の白衣のセットを土日で洗濯して持たせることが大変
給食の白衣について学校から説明がない
給食の白衣について、入学当初に説明があったと記憶している保護者は少なく、暗黙の理解として給食の白衣を洗濯後にアイロンをかけ、ボタンの取れやほつれを直しているという家庭がほとんどです。
給食の白衣について説明があったとしても、入学した当初1回だけで毎年説明があるわけではありません。給食の白衣について、どこまで手を出してよいのか迷うママも多いのではないでしょうか。決まりがないために家庭によって扱いが違い、負担が偏っていて不公平だという声があがっているのです。
給食の白衣については各学校やクラスによって扱いが違います。不満や分からないことがあれば、懇談会などで先生に聞いてみましょう。モヤモヤしたままいるよりも答えが出てママもすっきりします。
給食の白衣は給食の用意や配膳に必要
給食の白衣は袋、白衣、帽子の3点セットで、子供が学校給食の用意をする時に着用する服で、割烹着タイプや白衣タイプのものがあり、生地は繊維状に着いた細菌や微生物の増殖を抑える抗菌効果のあるものも存在します。
帽子や三角巾、マスクを付けて給食の用意や配膳をします。給食当番以外の配膳していない待機中の子供も、給食の白衣に着替えることや、マスクの着用が義務づけられている学校もあります。
給食の白衣で芽生える自覚や責任
給食の白衣を着ることで、給食当番である自覚や責任が生まれます。小学生になると自分たちで給食の用意をすることになり、小学校に入学したばかりの子供たちには難しいことですが、今まで誰かが用意してくれていた当たり前のことも、自分で用意することで子供の成長に繋がります。
給食の白衣には、ただ汚れを防ぐため、衛生面を考えて着ているのではなく、給食当番という役割をしっかり自覚する意味があるのです。
給食の白衣の洗濯は何週間に1度の当番制
給食の白衣は当番制で、子供は数週間に1度のサイクルで給食の白衣を持って帰ってきます。給食当番は名前の順や班、席で決められていて、毎日の生活に追われているママには、こんなにすぐ給食の当番が回ってきたのかと驚く人も多いのではないでしょうか。
クラスの生徒数にもよりますが、3週間から4週間で1回のサイクルで給食当番が回ってきますので、子供と確認しておくと、休日の予定や洗濯の予定も立てやすくなります。
給食の白衣の洗濯に焦るのは子供が洗濯に出していないから
給食の白衣の洗濯に焦るのは、学校から帰宅後すぐに洗濯に出していない子供が多いためです。後からそっと洗濯物に混ざっていたり、1日経って洗濯へ出す子供が多いのは、翌日が休日ということで学校の準備をする必要がなく、子供も油断していることがあげられます。
子供にも「忘れたら困るものだから、学校から帰ってきたらすぐに洗濯に出してね」と伝えて協力をお願いしておきましょう。
給食の白衣を洗濯する時は柔軟剤を使わない
給食の白衣についた柔軟剤の香りが指摘されています。最近の柔軟剤は香水のように香りがきついものもあり、人によってはきつすぎる香りに気分が悪くなる人もいるほどです。例えば、飲食店で店員がきつい香水をつけていたり、周りのお客さんからきつい香水の香りが漂っていたら食欲もなくなります。
子供が給食を用意する時の白衣に、柔軟剤の香りが必要なのか想像してみてください。給食の白衣にフローラルやムスクの香りは必要なく、無臭が理想ではないでしょうか。家庭で使っているお気に入りの柔軟剤があったとしても、子供が給食の白衣を持って帰宅した日は、次に使用する子供のことを考え、マナーとして柔軟剤を使用しないか、無臭の物で対応しましょう。
給食の白衣のアイロンがけが面倒なママが増えている
給食の白衣のアイロンがけを面倒に思っているママが増えています。土日に家族で外出していた場合、帰宅後に子供にアイロンかけてくれた?なんて聞かれて、慌てて給食の白衣にアイロンをかけたという経験はありませんか?洗濯物は天候にも左右されますし、土日で必ず洗濯とアイロンを終わらせた状態にするのはママも大変です。
給食の白衣のアイロンかけは何故面倒なの?
給食の白衣のアイロンかけは何故面倒なのでしょうか。夫や自分の職業が影響していることがあります。夫がスーツを着て仕事をしている場合はカッターシャツにアイロンをかけるという毎日の習慣があり、そのついでに給食の白衣にアイロンをかけることができますが、筆者の夫はスーツを着て仕事をしていませんので、普段からアイロンをかける習慣がなく、給食の白衣のためにわざわざアイロンを用意してかけなければならないのです。
最近では夫がスーツを着て仕事をしていても、形状記憶のカッターシャツも多く、あまりアイロンはかけないという意見もあり、ママ達のアイロン離れも面倒に思う原因の1つです。
この「ついで」なのか「わざわざ」なのかが、ママの給食の白衣のアイロンかけが面倒だに繋がっているのではないでしょうか。
給食の白衣にアイロンをかけるママ
給食の白衣について説明がないのに、ママたちは何故アイロンをかけているのでしょうか。特に多い理由として、共用のものは決まりがないとしても、アイロンをかけるのが当たり前と思っていることや、自分が子供の頃に母親がアイロンをかけて持たせてくれたからという意見です。
自分が子供のころ、しっかりアイロンかけしてくれていた母親の姿を見て、自分も同じようにアイロンかけをしているのでしょう。
給食の白衣にアイロンをかける理由
- 共用のものにアイロンをかけるのは当たり前
- 自分の子供時代に母親もアイロンをかけてくれていたから
- 子供の頃にアイロンのかかっていない給食の白衣を見てだらしないと思ったから
- みんなアイロンをかけていると思っていた
- 個人のものならかけないが、みんなで使う共用のものなのでかける
給食の白衣にアイロンをかけないママ
給食の白衣にアイロンをかけていないママも多くいます。正直面倒だという理由もありますが、シワシワではないし、アイロンかけが必要ないという自己判断など、理由もいろいろあります。
給食の白衣にアイロンをかけない理由
- 仕事をしていてアイロンどころではない
- 自宅にアイロンがない
- 形状記憶なのでアイロンの必要がない
- アイロンをかける習慣がない
- 学校からアイロンなしと言われている
給食の白衣は洗濯後アイロンをかけてあげよう
給食の白衣は洗濯を忘れたり、アイロンを忘れるともう一週、給食当番をすることになる学校やクラスがあります。1週間やった給食当番をもう一週することになるので、子供にとって絶対に忘れたくないアイテムと言えます。
学校からアイロンなしと言われていない場合には、洗濯後、きちんとアイロンをかけて子供に持たせてあげましょう。アイロンをかけるのとかけないのとでは、やはり違うという意見もあります。たとえシワシワではなくても、共用するものを大切に扱うマナーとして、アイロンかけをしてあげるようにしましょう。
給食の白衣はアイロンしてくれた方が子供も喜ぶ素敵なママ
給食の白衣にアイロンをかけず、子供に持たせているというママもいます。余裕がなく忙しい為、そんなにシワになっていないから、変な折り目を付けた方が子供がかわいそうなど、いろいろな意見がありますが、できればアイロンをかけて、パリっとした給食の白衣にしてくれたママの方が素敵です。
給食の白衣にアイロンをかけることには、殺菌の意味も込められています。給食のナプキンや給食袋、ハンカチなどの子供の持ち物も一緒にアイロンかけをして、綺麗な状態で持たせてあげると子供も気持ちよく過ごすことができます。はじめから面倒なことと思わずに、少し素敵なママを目指してみましょう。
給食の白衣の上手なアイロンのかけ方
アイロンが苦手な人でも、上手にアイロンかけすることができる順番がありますので、ぜひ試してみてください。広い範囲をおおまかにアイロンをかけてから、細かい部分を仕上げましょう。
- 全体の形を整える(手でシワを伸ばしてからアイロンかけをしましょう)
- 両方の袖にアイロンをかける
- 胴体部分にアイロンをかける
- ボタン周り
- タックやプリーツになっている細かい部分
給食の白衣の帽子を上手にアイロンかけできない
給食の白衣を綺麗にアイロンがけできないことも、アイロンが面倒と思う理由です。特に帽子はどのようにアイロンがけをするのが正解なのか、分からないママも多いでしょう。
本来帽子は「まんじゅう」という丸いアイロン台を使用するのですが、自宅にあるという家庭はほとんどないため、タオルを丸めて代用する方法があります。帽子の種類にもよりますが、筆者は元々の折り目に沿って畳んだ状態で上からアイロンかけをしています。丸い形を維持する必要はないので簡単にアイロンをかけることができます。
給食の白衣や帽子は子供達が共有するものですが、プロのように完璧なアイロンではなくてよいので、シワを伸ばし、できるだけ綺麗な状態になれば良いのではないでしょうか。給食の白衣についてあまり難しく考えずに、自分ができるだけのことで大丈夫でしょう。
給食の白衣の汚れや傷みは担任の先生は把握しにくい
給食の白衣は学校生活で毎日使用していますが、毎週担任の先生がチェックしていることはなく、学期末や年度末に、給食の白衣担当の先生や担任の先生がチェックして、新しいものに替えたり、傷みをチェックして給食の白衣を管理しています。そのため、忙しい先生は、毎日の汚れや傷みを把握できていません。
給食の白衣の汚れや傷みフォローしきれない分は先生へ報告しておく
給食の白衣のボタンが取れてしまったり、カレー等の落ちにくいものが付いて取りきれない大きなシミがあったり、黒ずみなど、気になる点があった場合、ボタンを付け替えたりとでるだけのことをして子供に持たせているママもいれば、見て見ぬ振りをしているママもいます。
学校で管理しているものだから関係ないとせずに、できれば連絡帳で報告したり、先生に伝えてあげるのが丁寧です。みんなで使うものだから、大切に使うという気持ちをママたちも持つようにしましょう。
給食の白衣は予備が存在する
給食の白衣には予備が存在します。配膳中に給食をこぼして酷く汚れてしまったり、給食の白衣を忘れて来た時に利用されます。子供が破れた給食の白衣を持ち帰ったり、シミや黒ずみが気になるものがあれば、担任の先生に相談やお知らせしてみましょう。予備の給食の白衣で対応することが可能な場合があります。
給食の白衣の共用を廃止している学校もある
給食の白衣の共用を廃止している学校もあります。給食の白衣を廃止した学校のほとんどが、児童が各自でエプロンやバンダナを持参して、給食当番をするスタイルに変化しました。
自分だけで使用できる点が衛生的で良いのと、共用物ではないので親も管理や取り扱いが楽ですみます。洗い替えを用意しておけば、洗濯やアイロンに困ることもなく、ママの負担も減ります。
給食の白衣を子供に気持ちよく使わせてあげよう
給食の白衣は1年間子供たちが共有して使用するものです。次に使用する子供が気持ちよく使えるように、取り扱いを考えましょう。数週間後にまた自分の子供が使用することになります。管理しているのは学校であっても、洗濯やアイロンの時に隅から隅まで目を通す機会が多いのはママたちです。見て見ぬ振りをせずに給食のエプロンにシミや破れがあったり、ボタンがほつれていたら修繕したり、お知らせをしましょう。
各家庭が最低限のマナーを守って使用していけば、給食の白衣も綺麗な状態で1年過ごすこともが可能です。他の家庭はアイロンをかけていない、我が家ばかり負担になっている、学校が管理しているものなので関係ないと思わずに、少し優しい気持ちを持って使っていければ良いのではないでしょうか。