ブーツの収納方法や省スペースになるアイデア16
ブーツの収納は、靴の中でも収納が難しいと頭を悩ませていませんか?収納場所がなく、何足も下駄箱の外に出ていたり、横や斜めにしたりして、下駄箱などの収納に押し込んでいる人は多いのではないでしょうか。
そんなブーツの収納方法やアイデアを、オンシーズンのアイデア10とオフシーズンのアイデア6に分けて紹介します。少しの工夫でブーツはスッキリと収納できるので、できそうなアイデアがあれば取り入れてみましょう。
【オンシーズン】ブーツの収納方法と注意点10
ブーツの収納で頭を悩ませるのがオンシーズンではないでしょうか。秋から冬にかけてブーツを履く機会の増えるオンシーズンは、履いたブーツをそのまま下駄箱の外に置きっぱなしにしていませんか?
下駄箱の外に置きっぱなしにしていると、見た目も悪いですし踏まれたり倒れたりして、ブーツを傷めたり、型崩れを起こしてしまうこともあります。
1.オンシーズンになったらカビや汚れをチェック
ブーツを収納から出すタイミングの季節が来たら、履く前に、収納している間にカビや汚れ、臭いなどが付いていないかチェックしましょう。履いて出かけた後に気付くと面倒なので、季節の変わり目に一度チェックしておくと安心です。時間があれば、オンシーズン前にブーツをすべて日陰干しして、一度風を通しておくとさらに安心です。
2.下駄箱に入らないブーツの収納は専用の箱でおしゃれに
ブーツの収納場所がない場合や、下駄箱にどうしても入らず、他の収納場所も見つからない場合は、ブーツ専用の箱を準備して下駄箱の横に並べておくとスッキリします。
出して収納する場合は、極力同じデザインの箱にすることがコツです。玄関を広く見せたいなら、白や半透明にするのがオススメです。
オンシーズンは、玄関に並んだ箱が少々邪魔になる場合もありますが、そのままブーツを出して並べるより見た目がキレイです。また、オフシーズンになったらそのままクローゼットや押入れに収納できるので楽です。
3.無骨な木箱で「見せる収納」にするとおしゃれ
ブーツの収納は、下駄箱の横にスペースがあれば、ワイン箱や木箱にブーツを並べて収納するのもおしゃれです。ゴチャゴチャしたイメージになる場合、木箱の前に布を垂らし目隠しするとスッキリします。
木箱は玄関のイメージに合わせて色を塗るのも簡単なので、壁紙に合わせて白にしたり、インテリアに合わせてアンティーク調にしたりすることも可能です。ステッカーやシールをプラスすればオリジナルの収納ができますので、楽しみながらDIYしてみましょう。
また、玄関に入りきれない場合は、廊下にブーツ1足の横幅に合わせた細めの棚を作り、そこに並べて収納するのもおしゃれです。広さに余裕のある場所を探して、見せる収納を楽しんでみましょう。
アパートなどで玄関に箱を置くスペースがなければ、冬の間だけでも玄関扉の上のスペースにつっぱり棒を2本、もしくはつっぱり棚を渡して、そこに箱を置くスペースを作ると玄関の収納力がアップします。
4.ブーツ収納専用のラックをDIYする
ブーツの収納がどうしてもできない場合は、スノコを使ってDIYするのも、楽しくDIYできておすすめです。加工しやすいスノコだとDIYビギナーでも簡単に棚を作れますし、ブーツは風通し良く収納した方がいいのでその点でも優秀です。
スノコを組み立てる際は、ブーツ程度の重さであれば接着剤やボンド、専用の両面テープなどで組み合わせることが可能です。収納したブーツを見せたくないなら、前面にお気に入りの布を両面テープで取り付けて垂らしておけば、簡単にスッキリ見せることができます。
また、スノコのラックは接着を緩めにしておくとブーツのシーズンが終了したら、分解したり折りたたんだりしてラックごとコンパクトに収納できます。あなたのお家の収納事情に合わせて試してみてください。
5.つっぱり棒とシューズハンガーで吊るすブーツ収納
玄関にブーツを吊るすスペースがあれば、つっぱり棒を渡してフック付きのシューズハンガーで吊るして収納することができます。シューズハンガーは100均にも売っているので探してみてください。
吊るす収納の良い所は、ブーツの型崩れ防止になることと、玄関の掃除がしやすくなることです。土間に置く収納の場合、掃除のときに毎回持ち上げたりずらしたりという手間がかかりますが、吊るしておくとその手間がありません。
下駄箱に吊るすスペースがなくても、玄関の壁と壁の隙間や他の収納にスペースがないか確認してみると、案外見つかるものです。ぜひ試してみてください。
6.スカートハンガーでも吊るす収納が可能
ブーツを吊るす収納をする場合は、専用のシューズハンガーでなくても、持っているスカートハンガーに挟んで吊るすこともできます。収納する際は、ショートブーツとロングブーツを交互に吊るすと省スペースで収まります。
他にも、通常のハンガー+洗濯バサミでブーツ用のハンガーを作ることもできます。まずはお家にあるもので、ブーツ用のハンガーを作ってみましょう。
7.100均を活用して安く省スペース収納
100均でも売られているブーツ用のホルダーを活用して、2足分のスペースを1足分にして収納するのは定番です。まだ使っていない人は一度使ってみてください。ブーツを自立させてスッキリ並べることができるので、下駄箱の横に置いておくだけでもそれほど邪魔になりません。
またエアーインタイプのキーパーを使うと、オフシーズンはエアーを抜いてコンパクトに収納できます。このように、100均にはブーツをキレイに収納するグッズがたくさんあるので、下駄箱の寸法を測ってピッタリのグッズを探しに行きましょう。
8.ショートブーツはファイルボックスでも収納可
ブーツの収納にファイルボックスを利用すると、ショートブーツや曲げても支障のないロングブーツをキレイに収納することができます。また、下駄箱の上部しか空いていない場合も、ファイルボックスに収納しているとブーツを取り出しやすくなります。
ボックスに何が入っているのかすぐ分かるように、イラストや文字で中のブーツの特徴を書いておくといいでしょう。ボックスのデザインやサイズは統一した方がキレイなので、お気に入りを見つけて試してみてください。
ファイルボックスは、ブーツの他にも子供の小さなサンダルなら2~3足分収納できますし、長靴などもスッキリ収納できるので、買っても無駄にはなりません。
9.ブーツを脱いだら収納前にケアして臭いや汚れを撃退
ブーツは湿気や臭いがこもりやすいので、一度履いたらすぐお手入れするようにしましょう。どんなに下駄箱でキレイに収納していても、玄関に変な臭いが漂っていては意味がありません。消臭効果のあるブーツキーパーを利用すれば簡単ですが、0円でできるアイデアもたくさんあります。
定番のものでは新聞紙です。新聞紙は、湿気防止や消臭効果、型崩れ防止などさまざまな効果があります。ブーツキーパーがなければ、新聞紙をクルクル巻いて棒状にするだけでキーパー代わりになります。
新聞紙が格好悪いなら、履かなくなった黒いタイツやストッキングを新聞紙に履かせて、可愛いリボンで口を縛るとおしゃれなキーパーに変身します。
他にも消臭方法もたくさんありますが、一番簡単な方法は10円玉を数枚ブーツに入れるだけという方法です。10円玉に含まれる銅イオンは消臭効果があるので、手軽にブーツの臭い対策ができます。
10.靴を減らすことで収納の買い足し不要
収納が足りなくなると、つい色んなグッズを買ってたくさん収納できるように工夫してしまいますが、本来持ち物が少なければ収納グッズの買い足しは不要です。下駄箱でも同じで、ブーツが収納できなければ、他の靴で履いていないものがないかチェックしてみましょう。
履いていない靴があれば処分して、愛用しているブーツの収納場所を確保します。捨てる靴がない場合は、シューズホルダーなどで今ある靴を工夫して収納すると、ブーツを置く空間ができます。ブーツの収納が足りない場合は、他の靴にも目を向けてください。
ブーツは収納方法に困る形状ですが、工夫次第でコンパクトに収納することは可能です。紹介した方法をいくつか試してみて、あなたの玄関にピッタリな収納を見つけてください。
【オフシーズン】ブーツの収納方法や注意点6つ
シーズンが終わったブーツをそのまま放置しておくと、次のシーズンで履けなくなったり、型崩れして不格好になったりすることがあります。お気に入りのブーツなら、オフシーズンのお手入れや収納方法もしっかり考えるようにしましょう。オフシーズンのブーツの収納方法や、収納する際の注意点をまとめました。
1.収納する前にお手入れはしっかり済ませる
暖かくなるとブーツの季節も終わり、半シーズン収納することになります。収納する前は、大切なブーツを長持ちさせるために、必ず以下のことを済ませるようにしましょう。
ブーツのお手入れ法
- 靴底の汚れを落とし軽く拭きとる
- 表面の汚れやホコリをブラッシングで取り、汚れていれば拭き取る
- 内部に除菌スプレーをして日陰で完全に乾かす
- レザーには専用のワックスやクリームを塗っておく
ここまでしておくと、翌シーズンはすぐにお気に入りのブーツが履けます。お手入れをサボるとカビや汚れでブーツが履けなくなることもあるので、長期保管する前は注意してください。
2.ブーツ専用のクリアケースを準備して収納
大きめのクリアケース(プラスチックケース)や衣装ケースを利用して、ブーツをまとめて収納すると分かりやすいですし省スペースです。ひとつずつ箱に入れて収納した方が型崩れは防げますが、それだけスペースを取ってしまいます。
ひとつのケースに入れる際は、ブーツに折り目が付かないようにすることや、湿気がたまらないようにすべてのブーツをしっかり乾燥させることなどに気を付けましょう。クリアケースに収まったら、寝室などのクローゼットや押し入れに収納すると玄関はスッキリします。
ひとつクリアケースを準備しておくと、ブーツと入れ替わりで夏用のサンダルやシューズを入れて収納することができます。少し面倒ですが、季節ごとに靴を入れ替えると下駄箱に余裕ができるので、収納がしやすくなります。ケースには湿気取りのために新聞や除湿シートを敷いておくのも忘れずに。
3.100均をフル活用してリーズナブルにブーツを収納
100均にはたくさんの収納グッズが売られています。オフシーズンの収納も100均を上手く活用して賢く収納しましょう。ブーツ専用の収納袋や箱、型崩れ防止のキーパー、消臭剤など使えるグッズはたくさんあります。
ニットやムートン、柔らかいレザーのブーツなら、圧縮袋を利用するとコンパクトに収納できますし、箱を使いたくない場所では、本やDVDを収納するための布製ボックスも使えるアイテムです。
本来ブーツ用ではなくても、アイデア次第では便利な収納グッズになります。100均を上手く活用してブーツ収納を制しましょう。
4.エコバッグに入れて壁に吊るしてブーツを収納
オンシーズンでも使える方法ですが、エコバッグなどの袋にブーツを入れて、壁に吊るして収納する方法も便利です。クローゼットには壁際にデッドスペースができやすいので、隙間があればフックを取り付け、そこにブーツを掛けて収納してみましょう。
おしゃれな袋を使えば、玄関に吊るして見せる収納にすることも可能です。下駄箱と壁の細い隙間や、棚を置くほど幅が広くない玄関にも使える方法なので、まずは1足から試してみましょう。
5.湿気の溜まりやすい場所にブーツを収納しない
クローゼットや押入れの下部、ベッドの下などは湿気が溜まりやすい場所なので、ブーツを収納するには不向きです。収納なら上部に入れるようにしましょう。また、乾燥剤を一緒に入れたり炭を置くなど、湿気対策はじゅうぶんに行ってください。
できれば、オフシーズンでも1~2度は収納から出して風を通すと安心です。特別にお気に入りのものだけでもいいので、梅雨明けなどのタイミングでチェックしてみましょう。
6.履かなかったブーツは収納したままにせず処分する
ものが少なくなれば、収納スペースも少なくて済みます。ブーツはワンシーズン過ごした後に履かなかったものがないかチェックし、あれば処分するようにしましょう。あまり履いていないものなら、リサイクルショップに持っていくのもおすすめです。
ブーツの形は流行りがあるので、何年も前に買って今は履いていないもの、痛んでいて履けなかったものなどがあれば、思い切って捨てることで収納が省スペースで済みます。ブーツ以外の靴も同様に、履かない靴は処分するように心がけるだけで、下駄箱はスッキリします。
オフシーズンの収納は、省スペースに効率的に収めることも大切ですが、押し込みすぎてブーツを傷めることのないよう、お手入れをしっかりすることも大切です。
ブーツの収納はアイデアと工夫で快適に!
ブーツの収納は、お家に合った収納法を見つけるまでは厄介に感じるものですが、改善しながらピッタリの収納法を見つけられれば玄関もクローゼットもスッキリします。
それぞれのお家で収納事情が違うので、紹介したアイデアや工夫を取り入れ、あなたらしく改善しながらピッタリのものを見つけてください。