人間関係

倦怠期の夫婦関係を乗り越える

倦怠期の夫婦の関係を改善!愛情復活で乗り越える!

倦怠期を迎えた夫婦はお互いを見つめなおし、倦怠期を乗り越えましょう。子育てで忙しく、夫にかまう時間がなかったのに子供が学校に行くようになって気がついたら会話のない夫婦になっていた…なんてことにならないよう、愛情を取り戻し、解決の糸口を見つけていきましょう。

倦怠期って何?年配夫婦だけのものじゃないの?

新婚時代はラブラブだったけれど「最近夫婦の会話が減ってきた」「相手への思いやりが無くなってきた」などが夫婦に訪れるのを倦怠期といいます。

倦怠期をそのまま放置してしまうと、夫婦仲がさらに冷めきって会話のない夫婦になってしまう可能性もありますので、愛情を再確認してみましょう。

もしかしてうちの夫婦も!?倦怠期の可能性5つ

倦怠期と一言で言っても、どんな状態が倦怠期なのかイマイチ分からないこともあるでしょう。一般的に倦怠期と言われる状態を下記に挙げてみましたので、自分の夫婦関係を振り返り、チェックしてみましょう。

1.夫婦の会話やコミュニケーションが目に見えて減った

以前はメールやライン、会話のやりとりがあったのに今は激減していて、夫婦で一緒の空間にいてもお互いスマホをいじっていたり、テレビを見ていたり、まったく別々のことをやっており、無言の状態だと倦怠期の可能性があります。

2.一緒にいてもなんとなくつまらないし幸せを感じない

恋人同士だったときは会話でさえワクワクして楽しかったのに、今は一緒にいてもなんとなくつまらない、友達や親など他の人と一緒にいる方がよっぽど楽しい、どこかに出掛けたとしても面白くない、という状態はまさしく倦怠期です。

3.ささいなケンカが毎日のように増えてきた

倦怠期に突入すると、以前に比べると些細なことでケンカをしたり、ケンカ自体の回数が増えたりしてきます。毎日毎日ケンカばかりだと倦怠期が長期化し、夫婦仲も悪化してしまいます。

4.相手の悪いところばかり見えてイライラする

相手のいろんなところを見て好きになって結婚したはずなのに、今じゃドキドキもしないし、相手の悪いところばかり目についてはいませんか?

そのような状態が続くと「悪いところが目につく→ケンカする」の悪循環に陥ってしまう可能性もあります。早急に対策をしましょう。

5.お互いに空気のような存在でいてもいなくても関係ない

結婚生活が長いと「ただ家に一緒にいるだけ」というような空気のような存在になりがちです。ただし、それが心地よいと感じるのであれば、あまり気にする必要はありません。

一方、いるだけでなんとなく落ち着かず、うっとうしいと感じるようであれば要注意です。相手の存在が疎ましく感じるレベルまで到達していないかどうか、振り返ってみましょう。

倦怠期が夫婦に訪れるのはいつ? 絶対訪れるもの?

結婚すると倦怠期がいつ訪れるのか心配になりませんか?我が家には関係ない!と思っていても、気がついたら枯れた夫婦のようになっていた…なんてことのないようにしたいものです。

倦怠期が訪れやすいのは3の倍数の時期が危ない!

カップルでもそうですが、3ヶ月、半年、1年、3年目のように3の倍数の時期は危ないと言われています。日本の四季は3ヶ月区切り、子供の成長も3年区切りのように3の倍数は変わり目の時期です。

3ヶ月ごとは季節や天候の関係で体調を崩しやすくイライラしがちなうえに、仕事や子育てなどの環境も3年区切りでガラリと変わることが多々あるので、3の倍数の時期は危ないと考えられています。

倦怠期がどれだけ続くか期間は夫婦によってそれぞれ違う

カップルと違い、夫婦の倦怠期の期間は長引きやすいです。嫌になったらさよならできるカップルと、法的に縛りのある夫婦は違います。倦怠期が解決しないまま過ぎてしまうと、夫婦関係の危機に直面してしまいます。夫婦で危機を乗り越えられた時こそ、夫婦の倦怠期の終わりと言えます。

夫婦の倦怠期はどんなところに影響が出るのか

夫婦が倦怠期に突入してしまうと、心配なのが子供や夫婦の愛情など様々な影響です。そこで、こちらでは夫婦の倦怠期が与える影響について考えて見ましょう。

倦怠期は夫婦の愛情へ影響を及ぼす

倦怠期になってしまうと、夫婦の愛情が無くなってしまうのではないかと不安になりますよ。ですが、倦怠期になってすぐに夫婦の愛情が無くなるわけではありません。

倦怠期の状態があまりにも長引いてしまうと、愛情が冷めていってしまうことも考えられます。お互いに不満があるときはきちんと話し合い、改善していけるかどうかが、夫婦の愛情存続のカギとなります。

倦怠期に夫婦仲が悪ければ子供への影響もある!

倦怠期によって子供に影響が無いか心配です。ただ単になんとなくつまらない、お互いにとって良くも悪くも空気のような存在であるというような状態であれば、子供にとってそこまで影響はありません。

夫婦ゲンカが頻繁にある、お互いに口も利かないギスギスした状態であるというレベルに達していると、子供は不安定になってしまいます。子供が不安定にならないためにも、子供の前でのケンカは避け、穏やかに過ごせるように努力することが大切です。

家庭が不和な状態で幼少期を過ごし続けると、思春期や大人になった時に、大きく影響が出ることがあります。子供が元気に育ってくれるためにも、倦怠期を解消することはとても大切です。

倦怠期が夫婦に訪れる原因を知っておこう

倦怠期を夫婦で乗り越えるためには、倦怠期の原因を知っておくことが大切です。ご自身の状況と照らし合わせて、考えてみて下さい。

夫婦のコミュニーケーションが取れずすれ違いが増えた

共働きで休みが違ったり、生活時間帯が夫婦で異なったりする場合、どうしてもすれ違いが増えてしまいます。気が付いたらずっと顔を合わせていないなんてこともあるでしょう。

そのため、コミュニケーション不測で夫婦としての時間が減り、何のために結婚しているのか分からなくなってしまうということが起こってしまいます。

子供が生まれて夫婦2人きりのの時間や会話が減った

子供が生まれると、育児に追われて2人の時間がなかなか取れなくなってしまいます。特に3歳未満と子供が小さい場合、ママは常に子供につきっきりになります。育児だけで疲れ切ってしまい、夫に対して以前ほど対応することができなくなってしまいます。

おしゃれをしなくなったのでお互いときめきがなくなった

子供が小さいと、動きやすく汚れてもいい格好をしがちで、ヘアスタイルやメイクに気を使ったり、女性らしい服装はなかなか難しくなってしまいます。

一方、夫も以前はパリッとしておしゃれだったのに、結婚後はいつも部屋着姿でだらだらしている状態なんてこともあるため、お互いに異性として見られなくなり、ドキドキしなくなってしまうことがあります。

非日常が少なくなり同じ毎日を繰り返している

新婚時代は、ちょっと素敵なレストランで食事をしたり、旅行でデートスポットを周ったり、非日常の連続でとても楽しいです。

一方で、子供が生まれてからは、マイホーム、子供の学費、老後資金と考えると思うようにお金が使えません。休日も買い物をしたり、部屋の掃除をしたり、洗濯をしたり、やることはたくさんあります。いちいち調べて、デートプランを考えるのが面倒に感じてしまいます。

子供がいると、おしゃれなレストランや大人向けの旅行はなかなか難しいです。子供に合わせてファミレスや、近所の公園でピクニックになってしまいますので、夫婦でロマンチックなデートは難しくなってしまいます。

相手への気遣いや思いやりの気持ちを忘れてしまう

結婚する前はお互いに気遣いができていても、結婚してからはそれが日常になるので、お互いに「やってもらえて当たり前」になってしまうため、おたがいに「もっと〇〇してよ!」と要求がエスカレートしてしまい、夫婦げんかの原因になってしまいます。

倦怠期を夫婦一緒に乗り越える方法

結婚するときは、生涯の伴侶と選んで結婚したのに、一緒に生活していく中で馴れ合いすぎ、いなくても平気な相手になってしまうのは寂しいものです。

嫌なところばかりを見るのではなく、相手の良いところを見直し、愛情を再確認してみましょう。

たとえ喧嘩をしていても毎日の挨拶は欠かさないようにする

「おはよう」や「おやすみ」、「おかえりなさい」や「いってらっしゃい」といったあいさつを欠かさないようにしましょう。どれだけ喧嘩していてもあいさつだけはするというルールを設けている夫婦も多くいます。

喧嘩をして口を利かない状態あっても、あいさつをきっかけにお互いの心が和みます。また、会話のきっかけにもなります。ぜひこの機会に習慣化してみてはいかがでしょうか。

ときどきデートや旅行を思い切り楽しむと夫婦の距離が縮まる

独身時代のように、思い切きりデートや旅行を楽しむのもおすすめです。特におすすめなのが、恋人だったときの思い出の場所や、カップルが多い定番のデートスポット、おしゃれなレストランやホテルです。

思い出の場所に行くことで、カップルだったときの思い出や気持ちがよみがえります。また、デートスポットやおしゃれなレストランやホテルでは、非日常的な体験ができるので、自然と2人の距離が縮みます。

子供が小さくて出かけるのが難しい場合は、両親に預けておしゃれなレストランにディナーを食べに行くのもいいでしょう。ディナーであれば2時間程度ですので、短時間だけ子供の面倒をお願いしてみましょう。

結婚式のムービーやアルバムを見て初々しかった頃を振り返ってみる

大切な家族や友人から祝福された結婚式は、2人にとって素敵な思い出の一部です。初心に帰るためにも結婚式のムービーやアルバムを見てみるのはいかがでしょうか。

プロポーズのことや、結婚式までの段取り、さらに当日の思い出などがよみがえります。たくさんの人に祝福された日を思い出すことで、改めて結婚の良さを思い出すことでしょう。

2人の思い出の写真やグッズを飾って当時の気持ちを思い出す

一緒に行った旅行のお土産や、思い出の写真を目につく場所に飾るのもおすすめです。2人の思い出の物を目につく場所に飾ることで、楽しかった時のことをいつでも思い出せます。

押し入れにしまい込んだままになっているなら、お気に入りの雑貨と共に玄関先やリビングなどに飾ってみましょう。

相手の良い所を言葉に出して褒めるようにする

相手の悪いところしか見えなくなってきたり、思いやりが無くなってきた場合、積極的に良い所を見るようにしましょう。さらに、言葉にして褒めると効果抜群です。

相手も良い所を褒めてもらえば、喜ぶ上に、さらに率先して行動してくれるようになります。うまくいっている夫婦ほど、お互いを良く褒めることが多いです。

言霊という言葉があるように、良いことを口にしていると、気持ちがプラスに働きます。気が付いたら相手の悪いところが気にならなくなったなんてことも珍しくありません。

倦怠期を乗り越えてさらに夫婦の絆を深めましょう

夫婦の倦怠期はいつ訪れるか分かりません。ですが、倦怠期が訪れたからといって、それまで築いてきたすぐに夫婦の絆や愛情が全く無くなってしまうわけでは決してありません。

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