夫婦の記念日エピソード

夫婦の記念日の過ごし方!結婚記念日だけじゃない特別な日

夫婦の記念日は結婚記念日だけではなく、それぞれが思い出に残っている日を記念日としてお祝いしている夫婦も少なくありません。デートをしたりプレゼントを交換したり、食事に行くなど、さまざまな過ごし方をしています。15組の夫婦の記念日エピソードを見るとほのぼのしてきます。

夫婦の記念日の過ごし方!結婚記念日だけじゃない特別な日

夫婦の記念日は結婚記念日だけじゃない

夫婦の記念日といえば真っ先に思い浮かぶのは結婚記念日です。ですが、今回15人の夫婦にリサーチしたところ、結婚記念日以外にも記念日があり、毎年お祝いをしているという夫婦も少なくありませんでした。

お祝いの食事をするために、記念日にはレストランに行ったり旅行に行く夫婦もいるでしょう。いつ、どんなエピソードがあって記念日になったのか、覗いてみましょう。

夫婦の出会った記念日

妻に贈り物を差し出す夫

独身時代、出会った日を記念日にする夫婦がいます。まだお互い結婚する相手だなんて意識していない運命的な出会いの日を記念日にしています。きっと赤い糸で結ばれていたのですね。

初めて夫に出会った記念日

さっちん(40代前半)


私は40代前半で夫は30代前半で年齢は結構離れている夫婦です。私たちの結婚記念日以外の夫婦の記念日は、私と夫が初めて出会った日の記念日で、これはちょっと二人にとって忘れることの出来ない思い出になっているので記念日にしています。

私と夫は友達の紹介で知り合ったのですが、夫は外国人で当時夫は夫の国に住んでいて、私は留学中でまた夫の国とは違う海外に住んでいました。その時に夫の国に住む女の子の友達が夫を紹介してくれてメールとかでやりとりをしていたのですが、その後夫が私に会いに、私の留学先の国まで会いに来てくれました。

とは言っても夫は英語が出来なかったので、メールでのやりとりは全てパソコンの翻訳機能を使って内容を理解していたようで、初めて会った時に会話がなかなか成り立たず忘れられない思い出になったからです。

その後、1週間今の夫は私の滞在先の国で私と観光をし、夫が帰国後から徐々に交際が始まりました。初めて会った時のめちゃくちゃ会話がお互い忘れられなくて今でも記念日として思い出しています。

出会った記念日

まい(37歳)


結婚して今年で2年経ちます。私の方が出会った日を忘れていましたがカレンダーに主人が記念日と記入していました。覚えていてくれたのは嬉しいです。

私と主人は知人の紹介で、お見合いみたいな感じで知り合いました。主人の方が2歳下です。特にこれといってエピソードがあって記念日にした訳ではないですが、主人の中で記念日にはバラの花を1本ずつ渡すと決めているようで、出会った記念日、結婚記念日、誕生日と年に3回バラの花をくれます。意味があるようでバラが100本になるまで一緒にいてくださいという意味だそうです。

最初の頃はメッセージも書いてくれてましたが、最近は花のみですが、それでも嬉しいです。私はそのもらった1本ずつをドライフラワーにして保存してます。

100本になるのを楽しみに子供にも話してあげながらこれからも仲良く過ごしていきたいと思います。

夫婦が付き合った記念日

小さな箱のプレゼントを持って笑顔の夫婦

付き合い始めた日を記念日にするのは交際しているカップルだけではなく、結婚している夫婦でも珍しくありません。将来結婚につながる大切な日でもあったのですから。

初めて付き合った記念日

シリリ(24歳)


私達夫婦は同級生でお互いに24歳です。私達が独自に記念日としているのは結婚記念日以外に、初めて付き合った記念日をいつも一緒に祝っています。

やっぱり結婚記念日も大事ですが、お互いが初めて付き合った日というのはかなり重要だと、私達はお互いに思っています。だって付き合っていなければ結婚もしていないわけだから、やはり結婚記念日同様、かなり大事な記念日なので私達は毎回祝っています。

そもそも付き合った記念日が誕生したのは、お互いに何かしら記念日が欲しいけどなんでもかんでも記念日にしていたらきりがない、ならいっそう付き合った記念日が一番記念日っぽく一番しっくりくる記念日だということで、お互い付き合った記念日は絶対に忘れないようにしています。

付き合った記念日なんてごく普通かもしれませんが、意外と結婚したら結婚記念日しかやらなくて他の記念日はなくなってしまうことが多いと思います。だからこそこの付き合った記念日だけは、絶対に結婚記念日同様に大切にしていきたい日になりました。

付き合った記念日

万葉(30代)


夫40代、私30代の夫婦です。結婚記念日は毎年ささやかなお祝いをしていますが、その他にも「付き合った日」も記念日として大事にしています。

同じ職場の同僚として出会った私たちは、職場内にも内緒でお付き合いをスタートしました。仕事の仲間としては、よくお互いを知っていましたが、付き合うなんて想像もしていませんでした。

しかし、職場で少し嫌なことがあり、落ち込んだ時にたまたま同じ部屋で残業をしていた夫とドライブにいくことになりました。そして長い時間のドライブの間で、勢いもあり何故か付き合うことになってしまったのです。夫に確認したことはありませんが、夫も私に好意を持ちながらも、多分、「大好き」って程ではなかったと思うのです。絶対に勢いだったと。

ですが、そんなきっかけから2年の交際を経て結婚しました。今でもとてもいい関係が続いていると思います。でも、冷静に考えると、あの「付き合うことになった日」がなければ、今の幸せはなかったと思うのです。

だから、結婚記念日以外にもこの日は大事にしています。

始まりの日

あーこ(20代後半)


一目惚れの男女の出会い

夫婦ともに20代後半です。結婚記念日は主人の誕生日なのですが、私たち夫婦は結婚記念日以上に付き合った日を大事にしてきました。

お互い初めて会った日に一目惚れですぐに交際を始めました。現在、付き合い始めてから8年経ちますが、付き合い始めたころの気持ちをいつまでも忘れないように、毎年付き合った日はお祝いをしています。

現在、子供が2人生まれ大事なもの、守らなければならないものが増えましたが、お互いがお互いの事を思いやれるように今後も付き合った日記念日を大切に過ごしていくつもりです。

今でもお互いメールアドレスや車のナンバーなどには記念日を入れたりして、この日を大切にしています。

今では子供たちが1番大切な人になりましたが、子供たちがいるのは大切な主人がいるからです。子供が大きくなって自分たちが年を重ねていってもこれからもこの日を大切に主人だけではなく子供たちともお祝いし続けていきたいです。

交際記念日

ころ(25歳)


私たちは夫婦ともに25歳の同級生夫婦です。結婚記念日以外の記念日といえば、交際記念日です。本当はお付き合いをした日と同じ日を結婚記念日にしたかったのですが、仕事の都合でその日にすることがどうしてもできなくなってしまいました。なので、どちらかというと交際記念日の方が私たちにとっては思い出深い記念日です。

交際記念日と結婚記念日はちょうど1ヶ月違いの同じ日です。少しややこしいのですが、1ヶ月後にまたお祝いできるので幸せだなと思っています。

ほかに夫婦の記念日といえば、プロポーズ記念日を思い浮かべるのですが、なぜかそっちはついついわすれてしまっています。嬉しさでいえばプロポーズ記念日が一番うれしかったはずなのですが、不思議です。

記念日は多い方がマンネリ化しなくてよいのかもしれませんね。これからもいろんな記念日を大事にしていきたいです。

付き合った記念日

じゃま(30代前半)


ビールジョッキで乾杯する男女

15年前に今の主人と付き合ってから毎月付き合った日にちに美味しいものを食べに行っています。お互い記念日やお祝い事など必ずしたいという考えの私たちだったので、年に1回だけでなく付き合った日にちにも何かしたいと思って、毎月美味しいものを食べに行こうと決めました。

初めはイタリアンやフレンチなど洒落たお店に食べに行っていましたが、だんだんお互い素が出せるようになり、居酒屋などお酒を飲みながら話ししたりするのが楽しくなりました。

今では結婚して子供もいるのでなかなか付き合った記念日の日に外食が出来なくなりましたが、15年も続けてきた記念日なので、ケーキを買ったり夕飯をお寿司や焼き肉にしたりして家でお祝いするようになっています。

もう少し子供が大きくなったら今度は3人で美味しいものを食べに外食出来たらいいなと思います。

交際記念日

ぷれお(40代後半)


私達は40代後半の夫婦です。私達の記念日は、交際記念日です。どうしてこの交際記念日があるかというと付き合う事になったのが東日本大震災の3月11日だったからです。震災の日なので、記念日にするのは不謹慎ですが、この日は忘れてはいけない意味もあり記念日になりました。

震災の日の夜に、私の住んでいる所は、ライフラインは大丈夫だったのですが、主人の所は全部止まってしまいました。まだ友人だったのですが、心配になり電話をしたら、泣きそうな声で寒いと。慌てて家にあったものを一通りもち、湯たんぽと食料を手にアパートにいくと、毛布にくるまった主人がいました。

二人でパンと私が持っていった温かいコーヒーで、ほっとした主人に交際を申し込まれ付き合う事になりました。なので、毎年この日がくるとあの日の懐中電灯の灯りで過ごした事を思い出します。

毎月の「肉の日」が記念日です

あすか(30代前半)


私達夫婦はともに30代前半ですが、出会ったのはまだ社会人1年目のときでした。入社した会社の同期だったのです。

私達が入社した会社は、新入社員全員が一か所に集められて3カ月間の研修を受け、その後全国の配属先に散らばっていきます。私と夫は、研修クラスが同じことから一気に仲良くなりました。

しかし、私は東京配属、夫は関西に配属されることが決まっていて、例え付き合ったとしても遠距離になることが分かっていたのです。そのため、正式なお付き合いをすることを、お互い言い出せずにいました。

研修最終日。夫から私に電話がかかってきました。ある場所に来てほしい、という話で、私はすぐに指定の場所へ向かいました。私が到着すると、夫は私に告白してきたのです。私は嬉しくて、すぐに承諾したことを覚えています。

この日が、6月29日だったのです。それ以降、私達は毎月29日を「肉の日」と呼んで大切な記念日としてきました。結婚した現在でも、毎月229日には記念日を祝っています。

初めてデートした記念日

ワイングラスとワインボトルを持って夫に笑いかける妻

ワクワクドキドキし、めいっぱいおしゃれをし、ウキウキして初デートに出かける様子が目に浮かびます。とってもほのぼのとする初デート記念のエピソードです。

初めてのデート記念

ゆか(27歳)


私27歳、旦那30歳です。バイト先で出会い、同じシフトだった日の帰り道に告白されて付き合いました。

しかし付き合ってから、なんだかバイト先以外で会うことが気恥ずかしい気持ちと、わざわざデートしなくてもバイト先で会えるということで、なかなか初デートまでたどり着きませんでした。その結果、私は「これじゃあ何のために付き合ったのか分からない。ただのバイト仲間だった頃と何も変わらない」と思い始め、そのことがきっかけで、メールで喧嘩になりました。

しばらく経って、彼が謝ってきて「前からデートはしたかったけど、恥ずかしくて誘えなかった。今度映画に行こう」と言ってくれました。やっと実現した初デートの日は、初めての仲直りの日でもあり、念願の初デートの日でもあるので、お互いにとってとても思い出深い日になりました。

今でも「もうすぐ初デートの日だね」というほど、大切な日です。

プロポーズ記念日

婚約指輪を女性の指にはめる男性

プロポーズがないまま結婚した夫婦もいる中、プロポーズされた日を記念日にできるのは素敵なことです。きっと記念日にはプロポーズの言葉を思い出すのでしょう。私はプロポーズの言葉もないまま結婚してしまいましたが…幸せです。

プロポーズ記念日

ちぃこ(30代前半)


夫婦共に30代前半です。結婚記念日以外の夫婦の記念日は、プロポーズ記念日です。

当時、富士山登山に行っていました。あとから聞いた話、主人は富士山の山頂でプロポーズしようと考えていたようですが、当日の天候不良で山頂には行けませんでした。ご来光を見たかったのでとても残念でした。お互いの体調が悪くなったのなら諦めきれますが、天候不良なので諦めきれませんでした。

なので、地元に帰ってきてからの駐車場の中でプロポーズしてくれました。どうして、駐車場?と当時は思いましたが、富士山でできなかったからかと理解できました。

ちょうどその日は、主人の名字とロゴ合わせできる日にちだったので、それにも運命を感じました。

それからは、結婚記念日の他にプロポーズ記念日には主人は気づいているかわかりませんが、ささやかですが、ご馳走を作ったりしています。

一生に一回のプロポーズ

かな(35歳)


30代後半、結婚10年目の夫婦です。私たちは結婚記念日以外にも、プロポーズをされた日も夫婦の記念日として毎年欠かさずにお祝いしています。その日だけは、祖父母に子どもの面倒を見てもらいちょっと高めのディナーを予約して食べるのが毎年の恒例行事となっています。

なぜプロポーズの日まで記念日になったのかというと、当時私たちは遠距離恋愛で数ヵ月に一度しか会えない状態でした。会えない分、寂しさがつのるのに実際に会ったときはお互いの不満をぶつけるようになり、その日もちょっとしたことから喧嘩になりました。

するとなんと、その喧嘩の勢いで彼がプロポーズしてきたのです!嬉しさとイライラが同時にやってきたのですが、喧嘩中ということもありその場で返事はしませんでした。

冷静になり後日OKの返事をするときに半分冗談で「こんなプロポーズ嫌だから、毎年謝罪の意味も込めてその日は何か美味しいものでも食べさせてね!」と言ったのです。

冗談で言った記念日も、はや10年。忘れずに覚えてくれている主人に感謝しています。

こんな日も記念日

披露宴で乾杯する夫婦

結婚記念日以外で、意外な記念日を持つ夫婦もいます。自分たちが一生思い出と記念にしたい日が記念日です。忘れずにお祝いしていけるというのは素敵なことです。

本当にお疲れ様でした記念日

ころころ(40代前半)


私達夫婦は入籍日に結婚式、半年後に披露宴を行いました。私の母が、「結婚式はやってほしいわ」と言ったので、親孝行のつもりで結婚式を挙げたら、「次は親戚にお披露目してね」と言われたからです。

夫婦ともに両親が歳をとってからの子どもなので、年老いた親の希望をむげにもできず…。披露宴には友人も会社の人も来てもらい、2人で引出物を作ったり、流すビデオを作ったり、全員にメッセージカードを用意したりと、ものすごい労力をかけました。終わったらもうやり遂げた感がハンパなく、2人で熱を出すほどでした。

最初の共同作業ではないけれど、この先大抵の苦労は乗り越えていけそうだと思わせてくれた結婚披露宴だったので、毎年「本当にお疲れ様でした」記念日を祝っています。

その日は毎年ケーキを焼いて、ものすごく豪華なごはんを作り、夫は毎年花を買ってくれます。頑張っといてよかった!

私の誕生日

あたん(20代後半)


うちの夫婦は20代後半の同い年です。結婚は授かり婚をして、妊娠発覚から日付の近かった旦那の誕生日に入籍をして、結婚記念日にしました。

子供が生まれお金がかかることから、結婚当初はお互いの誕生日のお祝いは無しにしようと決めていましたが、結婚記念日のお祝いの際に流れで旦那の誕生日も祝うので、不公平だと、私が言い出して誕生日も記念日にしてもらいました。

大袈裟なプレゼント無くてもいいから、とにかく記念日にしてほしくて、半ばわがままを言い、強引に記念日にしてもらいました。

結婚記念日以外にも息子の誕生日など家族の記念日はたくさんありますが、夫婦だけの記念日は結婚記念日と私の誕生日だけです。結婚記念日も誕生日も特別な事はあまりしませんが、記念日とゆうことで、子供を預けて夫婦で出かけて二人だけの時間を楽しんでいます。

夫婦には必ずある結婚記念日

さまざまな夫婦の記念日がありますが、必ずあるのが結婚記念日です。入籍日と結婚式が別の日の場合、どちら結婚記念日なのか分からない夫婦もいるでしょう。

結婚記念日の過ごし方から見る夫婦円満の秘訣を参考に、どちらを結婚記念日にするか、また、結婚記念日にはどう過ごすのかチェックし、ずっと仲良く、幸せ夫婦で記念日をお祝いしましょう。