人間関係

休みが合わない夫婦の過ごし方

休みが合わない夫婦のコミュニケーション術を15人に聞いてみた

休みが合わない夫婦の場合、重い買い物ができない、遠出ができないと悩みはあるものの、家事を分担したり、どちらかが休みを合わせてとって旅行に行ったりと、皆工夫をしています。休みが合わない夫婦が円満に行く秘訣は、割り切って1人の休みを満喫すること、コミュニケーションをとることです。

休みが合わない夫婦はどうやって生活しているのだろう…

結婚したあとも妻が仕事をして夫婦共働きをしていると、お互い仕事の休日が合わないことも少なくありません。にも関わらず、夫婦円満でいられる秘訣はどんなことなのでしょうか。

休みが合わない夫婦だからと言って不満に思うことなく、これまで円満でやってきた15人に仲良しの秘訣を聞いてみましたので、ぜひ参考にしてみましょう!

夫婦で一緒にいる時間を大切にしています

休日を一緒に過ごせない夫婦が夫婦円満を続ける秘訣は、とにかく会話をたくさんして夫婦のコミュニケーションをとることです。自分1人の時間も大切にしつつ、わずかな夫婦の時間も大切にしています。

一人の時間がある

たけちゃん(44歳)


私44歳、妻30歳、介護福祉士と看護師です。働いてる職場は違うのですが、グループは同じ法人で勤務をしています。

休みが合わないで困る事は、まだ子供二人が保育園なので、急に病気になったり土日保育園が休みだと子供の世話などが、1人になるのでかなり大変です。主にお互いが平日休みが多いので、休みの日は家の事をするのがほとんどです。掃除や家事など男女関係なくやっています。

夫婦円満の秘訣は、夜はだいたい一緒なので1日の出来事や子供達の事などを話してます。以前は、あまり会話が無かったんですがどことなく、ギクシャクするので、いまはとにかく会話をする様にお互いに心掛けています。

その結果かどうかはわかりませんが、ここ2年くらいは、喧嘩など無く平和に暮らせています。両親が仲良しだと、子供達も兄妹喧嘩も無く笑顔が多くなった様に思います。

遠出ができない

なおみ(30代前半)


ともに30代前半の夫婦です。休みがあわないと1日一緒にどこかに出かけることが少なくなるので困っています。

別々の休みになるのでそれぞれ好きに過ごしています。特に用事がなければ家でごろごろしていたり、実家がそれほど遠くないところにあるので、時々帰って親孝行をするようにしています。また、仕事が休みのほうが基本的に家事をすべてやるようにしています。夫は料理があまり得意ではありませんが一生懸命つくってくれます。

夫婦円満の秘訣としては、やってもらったことに対してありがとうと言葉に出して言うことです。それと、晩御飯はなるべく一緒に食べるようにしていることです。

別々の休みだと、どうしても会話の量が減ってしまうので、一緒にごはんを食べながらその日にあった出来事を話すようにしてコミュニケーションをとっています。

時間の有効活用ができる

Hide(38歳)


30代後半の夫婦ですが、お互いがサービス業で別々の職場で働いているため、なかなか休みが合いません。

お互いの休みが合わずに困ることといえば、旅行や家族のイベントを組むのに非常に苦労することです。旅行も季節ものを見に行く際は、なかなか休みが合わせられなくて断念したこともありました。

ただ、休みが合わないなら合わないなりに、有意義に過ごせることもあります。常に一緒というわけでないので自分の時間というものがある分気持ちも楽になることもあります。掃除や洗濯もそこまで多く時間を取られることもなく、空いた時間を買い物や自分の趣味に充てたりしています。

実際そんな自分たちですが、休みはなかなか合わなくても夕食はとにかく家で2人で食べることを徹底しています。1日何があったとかそういったコミュニケーションをとれる時間をしっかり確保することでお互い情報共有ができるからです。

時間は合わなくても…

コーヒー(29歳)


休みが合わないことで一番困ったのが、子供との「お出かけ」や「旅行」です。近場へのお出かけは、休みの日に連れて行ってあげることはできます。それでもお父さんだけ、お母さんだけというのがどうしても多くなってしまいます。

子供からすると、お父さんお母さんと一緒にいる時間が少なくなってしまうので、申し訳なく思ってしまいます。旅行なんてなおさら大変です。親同士の休みを合わせるだけではなく、子供の行事等に被らないように連休を入れる、というのがなかなかできません。ですので、私の家では旅行は一大イベントになっています。

別々の休みの日は、お互い家事をやったり、用事を済ませたりで大体終わってしまいます。ただ自分のやりたいことをやれる時間が取れるのでリフレッシュにはちょうど良いと感じることもあります。

夫婦円満でいる秘訣は夜ご飯から寝るまでの時間の使い方です。寝るまでにその日の出来事を話し合っていると、お互い頑張ってるというのが伝わります。時間は短くてもお互いのことがわかれば、ケンカすることもなく毎日頑張れています。

お互い満喫してれば問題なし!

51ch(30代前半)


私が33歳、主人が30歳です。お互いの仕事の休みが合わなくて一番困るのは、旅行など遠出したい時に、どちらか有休を使って休みを合わせなければならないことです。

旅行が好きな私達は、日帰りで行けるところは良いとしても、県外への旅行や帰省の際は休みを取らなければなりません。その為、近頃は旅行の回数もめっきり減ってしまいました。

別々の休日は「家事楽デー」と称して、お弁当をお休みします。朝飯もパンにして、家事の負担をお互いに減らすようにしています。私が休みの時は、近くの公園までウォーキングしたり、ショッピングに出かけます。主人が休みの時は、趣味の自転車でサイクリングに出かけています。お互い別々の趣味や時間を満喫することができているので、そこまで不満やストレスもありません。

夜、仕事から帰ってきたら、二人で他愛もない話をしながらテレビを見ます。普段の生活でのコミュニケーションを大切にしているので、休みが別々でも、喧嘩も無く仲良く暮らしています。

夫婦でお互いに思いやることを大切にしています

休日に一緒にいられないことで困ることもありますが、何事もプラス思考にとらえて生活をするのが夫婦円満のポイントです。お互い仕事をしているのですから、思いやりの気持ちが大切です。

マイナスなことを考えない努力

はに(31歳)


30代夫婦です。旦那は平日がお休みで、私は週末がお休みです。お休みがお互い合うのは大型連休の時くらいです。酷い時は時間帯のずれなどもあり、顔を見ないこともありますが、それでも夫婦生活はうまくいっています。

旦那さんとお休みがかぶらず困ったことも当初は色々おありました。重たいものを買いに行けない、妊娠中はどうしよう、など頼りたい時に頼れないからです。

ですが、そこで自分の心をマイナスに考えないようにコントロールして、乗り越えて行く行動をしていました。お休みが別々なので、それぞれの時間がたくさんありますが、お互い好きなことをしたり、旦那さんがお休みの日に買い出しや、家のことをしてくれることもあります。とても助かりますし、感謝の気持ちになります。

夫婦円満の秘訣は相手を思いやる気持ちを忘れないことです。時間のズレは不仲の原因として大きな問題ですが、そういった気持ちにならないように一つずつ壁を乗り越え今に至ります。今は今の時間でも十分幸せだと感じています。

休日の不一致

やまが(30代後半)


私は30代男性になります。妻は少し下ですが同じ年代です。私はサービス業に従事しておりまして土日は大体出勤になるので基本的には休日は合いません。

妻の仕事は以前勤めていた会社でパートタイマーとして雇われており、休日も融通が利くため、昼間どうしても2人で用事を済ませなければいけない時などは妻が休みを取り、私に合わせてもらっています。

妻には友人が多く、私は趣味がたくさんあり平日時間を共にできる友人も多く、1人で行動することも厭わないのでお互いに暇を持て余すことはありません。

サービス業といっても24時を越えて仕事をすることは少なく、ほとんどの日は夕食を一緒に食べることができます。少しのことでいいと思うのですが、夜でも少しドライブに行ったり、たまに外食したり。

あまりサプライズ過ぎて仰々しくならない方が私はいいと思っていて、記念日だけにそういうことをしようと思っています。

家事を分担してお互いが楽になるようにしています

休日が合わないということは、お互い仕事をしているということです。日ごろ妻が家事をしているのに、夫が休日のときは何もせずにいると愚痴も出てしまいます。夫も簡単な家事を休日に1つするだけでも、夫婦仲を保つための秘訣になります。

しょうがないとお互い理解しています

ゆう(30代前半)


私は現在35歳で、妻は一つ年上の36歳です。今年で結婚して5年目になります。妻は私と結婚する前から現在も同じ職場で働いていますし、それなりの役職についている事もあって結婚前に妻から条件を出されました。

それは結婚前から働いている現在の職業を続けたいので、それをきちんと理解する事が結婚条件の一つでしたので、当然休みは全然合いませんが一か月に一度だけはお互いに仕事のスケジュール等を調整して、お互いの休みを一緒にしています。

付き合っている時もこんな感じでしたので一か月に一度の合わせた休日は2人の共通の趣味であるディズニーに行って思いっきり楽しんでいます。これが私達が上手くいっている理由です。

またそれ以外は全然休みや出勤時間帯も全然違うので、家全般の事を私が休みの時は行いますし、妻が休みの日は妻が行なっています。家事等も休みの人がするシステムですのでそういう分担も上手くいっている秘訣だと思います。

イライラ

晃(30代前半)


夫婦別々の休みはけっこうあります。そして困ることもありますが最近は慣れてきたせいか、なにも思わないこともあります。とくに平日しかできないない用事があるとき、はどちらかが休みだとできるのでありがたく思います。

土日が絶対休みじゃないのは2人休みが合わず、合わせるのが大変ですということです。お互いぎ休みが別々でとくにやることもないなら、あとは自分の好きな時間に使えるのが本当にうれしいです。

お互いが休みが一緒でやることもなければ邪魔者扱いされたりするので、1人で休みなら家でゆっくりとできたり、自分の行きたいとこに相手のこと考えずに自分のペースで出かけれるのは嬉しいことです。

あとは休みがお互いに別々なら家事分担はきっちりやってあげたらお互い夫婦円満でやっていけると思います。

もう気にならなくなりました。

ワイズマン(30代後半)


夫婦が共働きをしており、妻がサービス業に従事しているため土日出勤であることが多く、土日の休みが合わないことがここ10年ほど続いています。

困ったことといえば、一緒に旅行に行けないくらいでしょうか。私も、妻が出勤しているときは、掃除洗濯食事をしますので、役割分担をすることで、お互いうまくやっています。最初は、妻がいないと不便で困ったのですが、自分でなんとかすればよいと思い、「自分だけの時間を過ごせる」と考えると、こっちのほうが気が楽です。

別々の休日なので、どうしても1人で行動することになりますが、お互いに友人がいますし、わたくしも休日に自由に外出できるので、不自由な点はないですね。自由度が広がって休日を思いっきり楽しめます。

夫婦の休みが合わなくても、役割分担をしっかりしておけば、特に問題なく過ごせると思いますよ。

夫婦が程よい距離感でいられるのはいいことだと考えています

四六時中一緒にいたいと思う夫婦もいますが、中にはそうではない夫婦もいます。休日が合わないことで程よい距離感が生まれ、うまくいっている夫婦もいます。

なんとかやっていける

わかな(42才)


夫49才、私42才の夫婦です。仕事の休みが合わない夫婦です。夫が土日祝日が休みでたまに土曜出勤もありで、私がほぼその逆で平日休みが多いです。

困ったことといえば泊まりがけの旅行に行けないと、か遠出するのに一緒には行けないとかそういったことです。別々の休日でもそれなりに過ごせています。撮りたまったテレビの録画したものを見たり、たまった家事を片付けたり、子供と過ごしたりといった感じです。

かえって一緒にいる時間が長くない事で、夫といる夕飯あたりの時間で意識的にかいつまんで話をしたりもできるのでいいのかなという気がします。多分うちの場合はそうやって一緒にいすぎないことが夫婦円満につながっているのではないかと思います。

でもその分少しでも時間をともに過ごそうという意識もお互い大事になってくるのかなとは思うので、それぞれの生活リズムや考えを理解するというのは欠かせないことだったりします。

割り切って夫婦それぞれの休日を楽しむようにしています

休日が合わない夫婦の中には、割り切ってそれぞれの休日を楽しむ人も少なくありません。特に、趣味が合わない夫婦の場合、それぞれの休日に思い切り趣味を楽しむことができ、ストレスの発散にもなります。

自由な時間も必要です

華子(42歳)


私の場合、まずは休みが合わないことが基本でした。というのも、子供4人を育てていくにあたって、どちらかが子供たちを見れる設定をし、私が働きに出るようにしたからでした。ですので、別な言い方でいうなら「たまに合う休日」を一緒に過ごすという考えになります。

別々の休日には、私は趣味の家庭菜園や子供たちとのショッピングを楽しんでいますし、主人も趣味でクワガタ飼育や釣り仲間と出かけていきます。子供が大きくなってきたら平日出勤にしてなるべく合うようにすべきだったかもしれませんが、お互い自由な時間を確保できるのがよかったのでしょう。

むしろ、主人は計画性はないので、行く宛てもないのに車で彷徨っている時間は、私には勿体なかったです。それが夫婦円満であるかと言えば、やはり人それぞれなのだと思います。

明けても暮れてもいちゃいちゃしていたい夫婦では物足りないでしょうし、クールに生活同居人としてのスタイルの人には向いているかもしれません。

私は一人の時間を満喫

みち(3代前半)


結婚して4年目になる、私は33歳、夫35歳の夫婦で子供はいません。夫は土日祝日が休みで、私は夜勤のある不規則な仕事をしています。仕事の休みが合わなくて困ったことは特にありません。

必ず休みにしたい日は、前もって希望を職場に伝えておけば休みになるためです。私は元々独り暮らしが長かったため、一人の時間が寂しいとは思いません。特に趣味がないので、家の中でダラダラして過ごしますが、一人の時間は大事な時間だと思っています。

しかし、夫は結婚前まで実家暮らしであり、休日は誰かと過ごすことが多かったようで、一人の時は、何をしたら良いのか分からないと言っています。

金銭的には余裕があり、3ヶ月に1回は旅行をし、贅沢をしています。また、月に2~4回程は休みが合うため、そんな日は映画や外食など近場に出かけたりしています。

このように、限られた日数ですが、休みが合うときには一緒に楽しい体験をすることが夫婦円満の秘訣だと思っています。

重い買い物が出来ない悩み

Runa(42歳)


主人と仕事の休みが合わなくて一番困る事は、買い物に行っても重い米など買えないことです。運転免許を持っていないので、自転車で10キロの米を運ぶのは結構大変です。

自分が休日で、朝ゆっくり寝ていたいけれど、主人のお弁当を作るので起きなければいけません。自然に目が覚めるまで寝ていたいと最近よく思います。

自分が休日の日にはパソコンしたり料理をしたりが多いです。主人の方もオンラインゲームしたり、私が帰宅するまでに洗濯を済ませてくれていることがあり、助かります。

喧嘩もするけど別々だからこそ上手くいくのかなと思う時もあります。自分が仕事してるのに相手が一日寝ていても文句を言わない事が一番ですね。帰宅した時にゲームに夢中で「おかえり」の言葉が無くても怒らない事です。

どうして私だけ!と考えるとキリがないしイライラします。次の自分の休みには自由があるので、我慢する事もうまくやっていけてる秘訣なのかなと思います。

別々の休日は夫婦円満の秘訣

ごまごま(40歳)


私の家庭は、私が月火休み、妻は土日休みと休日が1日も被る事がありません。休みの日が合わない事をマイナスにとらえる方もいらっしゃいますが、私は逆だと思っています。

我が家はお互い、休みの日に家事を担当します。そうすることで妻の家事の負担も減らす事が出来ますし、妻の苦労を知る事も出来ます。また、結婚生活が長くなるとたまに一人で休日を過ごしたくなる事も出てきますから良い気分転換になっています。休日、一人で自分の趣味にしっかり時間も割けるのも良いです。

男性が女性の家事の苦労を理解する事、家庭の中でも自分の時間が確保できる事の2点は夫婦円満の秘訣だと思っています。

そしてもう1つ。2人の時間を忘れない事も大切です。我が家は半年に一度、有給・代休を利用して必ず3日以上、休日を合わせるようにしています。そして、旅行に出かけています。

今まで別々の休日に対して不満を感じた事はありません。むしろ、別々の休日の方が良いと思っています。これから先も休日を合わせる予定はありません。

休みが合わない夫婦でもコミュニケーションがあれば大丈夫

お互い仕事をしている夫婦では、勤務体制に大きな違いがあると、顔を合わせることもままならなくなります。夜しか一緒にいる時間がないという夫婦もいるでしょう。皆工夫をして、割り切って1人の休日を満喫したり、たまに休みを合わせて小旅行に行ったりと、コミュニケーションをはかっています。

たまに休みが合うことがあれば、夫婦デートを楽しもう!行くならこんなところ体験談15を参考にして、楽しい休日を過ごしましょう。