子供にゲームをいつからさせて良いか
子供にゲームをいつから与える?ルールを決めて遊ばせよう
子供にゲームをいつから与えるかは、約束が守れることがカギです。小学生になると友達とゲームの話題が多くなりますが、ゲームばかりしないよう、家庭内で時間やゲームを持ち歩かないなどのルールを決める必要があります。子供にゲームをいつから与えるかは、約束が守れるかどうかがカギになります。
子供にゲームをいつから与える?知っておきたいゲームとの付き合い方
子供にゲームはいつから与えて良いのか躊躇している家庭も多いでしょう。小さいころからゲームを与え、外出時にも携帯ゲーム機を持ち歩き、四六時中ゲームをしている子供を見かけることも少なくありません。
小さいころから子供にゲームを与えることによる悪影響や、基準となる年齢はあるのでしょうか。テレビで流れるゲーム機のCMを見て子供がゲームを欲しがったり、子供同士の会話でゲームの話が出た時に、家庭でゲームとの付き合い方を話し合う必要があります。
子供にとって悪影響と言われることが多いゲームですが、賛否両論ある子供のゲームとの付き合い方について考えましょう。
子供にゲームをいつから与えるかはそれぞれに合った時期を見極める
子供の成長の度合いはそれぞれ違います。学校の宿題や用意も自分で出来るようになった、そろそろゲームを与えても大丈夫かな?小学生になったけれど、自分のペースがまだ出来ていないのでゲームはまだ無理かな?お兄ちゃんがゲームをしているのに弟が出来ないのは可哀想かな?などと、親が子供に合ったゲームを与える時期を見極めましょう。
毎日の生活に支障をきたさない年齢になったら、ルールが守れるようになったらと、子供にケームをいつからさせるかの基準はたくさんあります。
子供にゲームをいつから与えるかについて各家庭での考え方
子供にゲームをいつから与えようか考えたとき、よそはよそうちはうちとしながらも、親の都合でゲーム機を与えられ、外出先で幼い年齢なのにゲームに夢中になっている姿に、心配や疑問を持っている人が多いのが現実です。
- 未就園児がゲームに夢中になっている姿を見てどうなの?と思ってしまった
- 幼い子供がゲームをしている姿を見て、字が読めるの?使い方が分かるの?と驚いた
- まだコミュニケーションも上手く出来ていない年齢でゲームを与えるのはちょっと違うと思った
- 幼いうちからゲームをしている子供は、外で遊ぶことを知らない子供に育っていると見ていて思う
- 外出先にまでゲームを持ち歩く感覚が理解できない
子供にゲームをいつから与えるか時期を提案する
子供がゲームが欲しいと言ってきたらどう返答しますか?「まだ早い」と言われるだけでは子供も納得ができません。「何才になったらね」「小学生になったらね」「〇〇が出来るようになったらね」と子供に合った明確な答えを示してあげましょう。子供も納得して今は諦めることができますし、目標にすることも出来ます。
子供にゲームを与えない選択肢もあえる
子供にゲームをいつから与えるのかは家庭での判断になりますので、無理に与える必要はありません。子供がゲームをすることには良い点も悪い点もあります。我が家はゲームより、外でいっぱい遊ぼう!という教育方針です。
子育ての方法は家庭によって違います。ゲームは与えていないけれど、他の遊びを考えたり、特に不自由なく過ごしているという意見も多いです。
- ゲームを与えていないけれど特に問題ない
- 小学生高学年になるが、家ではボードゲームを楽しんでいる。ゲーム機がなくても平気
- 欲しがることもないので買い与えていない
- 体を動かす方が楽しそうでゲーム機には興味がないようだ
子供にゲームを与えない選択をして自宅にゲーム機がなくても、子供とゲームについてのルールを決めておき、友達の家でのゲーム機の扱いや約束を守ることを話しておきましょう。
子供にゲームをいつから与えるか祖父母に伝えておく
子供にゲームを与えるきっかけで多いのが、祖父母が簡単にゲーム機を与えてしまったということです。祖父母の家に遊びに行って、帰ってきたらゲーム機を持っていた。誕生日にゲーム機が届いた。という祖父母が子供にゲームを買い与えてしまったパターンです。
自分自身の親の場合であれば考え方が一緒のことが多いですが、義母義父の場合、ゲームについての考え方や感覚が自分と違うことが多く、このようなことが起こります。
子供が手に入れたゲームを取り上げるわけには行きません。あらかじめ祖父母に、子供にゲームをいつから与える予定なのか話をしておいたり、さりげなく話題にだして釘を刺しておきましょう。
子供がゲームに興味を持つのは小学校入学前後
子供からのゲームの情報を親が避けていても、小学校入学前後くらいの年齢になると子供同士が遊びについての会話ができるようになり、ゲームの話も出てきたり、ゲームについての情報を知ることになります。
楽しく魅力的なゲームですので、もちろん子供は興味を示します。ゲームが欲しいとお願いしてくる子供と、どのように向き合っていくのか家庭で話合いましょう。
ゲームに興味があるのは最初だけの子供もいます
子供が欲しがったゲーム機やソフトを買い与えたものの、張り切って遊んでいたのは最初だけで、今は全くゲームをしていない。そんな子供も中にはいます。
学校で話題になるとどうしても欲しくなるのですが、ゲームが難しかったり、ゲーム自体が苦手な子供もいます。子供も学校での流行に流されてゲームを欲しがっている可能性があります。本当に必要なものなのか、子供の年齢や能力に合ったゲームなのかを見極めてから子供に与えるようにしましょう。
上に兄弟がいるとゲームを知るのも早くなる
子供がゲームを始めた年齢が幼い理由には、上に兄弟がいることがあげられます。お兄ちゃんやお姉ちゃんがゲームをしていたら自分も同じようにしたいと思うのは当然のことです。
子供のゲームをいつから与えるか、弟や妹の前ではゲームをしないなどの家庭内でのルールや約束ができていない場合、下の子供のゲームを幼いうちに与えてしまったり、曖昧なことになってしまいます。兄弟でのゲームのルールも決めておきましょう。
子供のゲームは兄弟喧嘩の原因になることが多い
子供のゲームをめぐってよく起こるのが兄弟喧嘩です。使い方の分かるお兄ちゃんやお姉ちゃんと、まだ字が読めない、手も小さな幼い弟や妹が一緒にゲームをして、トラブルが起きないわけがありません。喧嘩を避けることは難しいですが、なるべく上手くやりすごせるように工夫してあげましょう。
原因1:ルールやゲーム機の使い方が分からない
幼い子供にゲームのルールを説明してもまだ理解できないことや、コントローラーの使い方が分からない、手が小さくコントローラーが扱いきれないことがあります。上手くできないと子供の機嫌も悪くなって、兄弟ケンカの原因になってしまいます。
原因2:負けるとイライラしたり機嫌が悪くなる
勝ち負けのあるゲームをした場合、幼い子供は負けることを嫌がります。誰でも勝負に勝てば嬉しくて気持ちの良いものですが、ゲームに勝ち負けがあることをまだまだ理解しきれていない幼い子供は、自分が負けることが許せなかったり、ゲームの途中で嫌になって泣いてしまうこともあるでしょう。
幼い弟や妹でもできる簡単なゲームに変えてもらう
ママやお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に出来るものや、ボタンを数個押すだけで済むもの、コントローラーを持って動くだけでいいなどの、小さな子供でも参加できるゲームに変更してもらいましょう。
お兄ちゃんお姉ちゃんにはきっと物足りない時もありますが、下の兄弟に合わせることを学び、一緒に遊ぶことを経験するのも大切です。
お姉ちゃんお兄ちゃんに下の兄弟の気持ちを理解してもらう
弟や妹がゲームを貸して欲しいと言ったら渡してあげる、上手く出来なくても褒めてあげる、何でも興味を持ちやってみたいというまだ小さな弟、妹の気持ちをお兄ちゃん、お姉ちゃんに話しておきましょう。
しかし、いつも弟や妹に取られていてはお兄ちゃんお姉ちゃんも嫌になってしまいます。触られて困るものは、弟や妹の手の届く所に置いておかない、一緒にいる時に目の前でゲームをしない等の対策も考えておきましょう。
下の子のゲーム対策
まだ幼く、ゲームのルールやコントローラーを扱えない時は、使用していないコントローラーやリモコンを渡してお兄ちゃんお姉ちゃんとゲームをしている風に演出してあげましょう。意外とお兄ちゃんやお姉ちゃんが触っているコントローラー自体を触ってみたいだけの場合があります。
一緒にゲームがしたいと泣いている子供でも、充電切れや電池を抜いたものを渡してあげるだけでも気持ちが落ち着くことがあります。
子供のゲームは年齢に合ったものを提案してあげよう
子供には年齢にあったゲームを与えましょう。興味があるものはもちろんですが、難しくて子供ができないのであればゲームが無駄になりますし、喧嘩ばかりで楽しくできない物は意味がありません。年齢に合っていて子供が楽しくできるもの、歳の差がある兄弟でも楽しめるものを提案してあげましよう。
子供がゲームをする時のルールを決めておこう
子供がルールや約束を守れることを前提に、ゲームを与えましょう。子供の躾ができていないのに、ゲームをさせている場合じゃないという意見もあります。最低限のルールや約束が守れることが前提で、子供にゲームを与えるようにしましょう。
子供がゲームをする曜日や時間を決めておきましょう
ゲームをするのは週末だけ、水曜日だけとゲームをする曜日を決めてしまいましょう。毎日ゲームをしていると、ついついルールが守れなかったり注意もしてしまいますが、今日はゲームをしても良い日と曜日が決まっていれば、その日は見守ることが出来ます。
また、子供がゲームをする時間を宿題と翌日の学校の準備が終わってから1時間、ママが夕食の準備をしている時間帯だけOKなどと決めておかなければ、いつまでもダラダラとゲームをし続けてしまうことになります。
子供がゲームをする時に休憩時間もとらせよう
子供はゲームに夢中になりますが、目が疲れてしまうので決められた時間内に休憩時間を作るようにしておきましょう。自分で休憩時間をとれる子供はいいですが、夢中になりすぎて気がつかないこともあります。ゲームをするなら必ず休憩時間を作ることを前提にしておきましょう。
何かのご褒美としてゲームをできる時間を作ってあげる
お手伝いをしたり、何かのご褒美としてゲームをしていい時間を作ってあげることもできます。目標にできるので子供も頑張ります。「すべきことが終わってから」を徹底できるので、部屋が散らかっているのにゲームをしているということになりません。
ただし、宿題をするのは当たり前のことなので、ご褒美のネタにはしないようにしましょう。前述通り、宿題後にゲームをやるというルールを徹底しましょう。
親の都合でゲームを与えないようにする
親が都合の悪い時にゲーム機を与えて、子供の気をそらすことがあります。しかしルールや約束を決めているのであれば、親の都合でルールを破ってはいけません。
特に外出先では人の目が気になり、騒ぐ子供を静かにさせる為のアイテムとして、携帯ゲーム機を利用しているお母さんも多いのではないでしょうか。子供が騒いだりすることはおさえられますが、毎回その場面を目の当たりにしている友人や周りの人達には、心配されていることもあります。人目を気にして幼い子供にゲーム機を与えていることが、余計に人目を集めていることになっているのでしょう。
いつもゲーム機に任せるのではなく、たまには本を読んであげたり、外の景色を見せてあげたり、騒ぐ子供の気をそらせるように、違う方法を見つけてみましょう。
子供と一緒に親がゲームに夢中にならない
ゲームが趣味で大好きなパパやママもいることでしょう。親がゲームに夢中になりすぎて、約束の時間をついつい伸ばしたり、一緒になってルールを破ることのないようにしましょう。
パパやママがゲームをよくする環境を作っている場合、子供にはゲームとどのように付き合って欲しいのか一度考えてみましょう。テレビ画面や小さな画面を見続けたりすることは、幼い子供にとって疲れることです。自分と同じ基準で判断しないように、大人と子供のゲームの付き合い方やルールを分けて考えましょう。
ボードゲームは単純だからこそ楽しく遊ぶことができる
手軽に持ち運べる携帯ゲーム機や、スマホのアプリで簡単にゲームを楽しめる時代になりました。ですが、単純だからこそルールが分かり、自分達でルールを作り出す事も出来るボードゲームは、ゲーム機やスマホアプリと違い画面を見て触るのではなく、実際に手で掴み触り動かすことで幼い子供でも遊ぶことができます。
ボードゲームやトランプなどのカードゲームは、ルールの分かる大人とチームになって遊ぶこともできますし、自分でもできるゲームがあるのは、子供も嬉しいのではないでしょうか。ゲーム機とは違い、機械に慣れていないおじいちゃんやおばあちゃんとお正月やクリスマスや、人が集まるお盆などにボードゲームをして一緒に遊ぶことも可能です。
最近はひと昔のゲーム機がゲームリバイバルして登場しています。単純だからこそ面白い、みんなが楽しめる魅力がボードゲームにはあるのです。
子供にゲームをいつから与えるのかは親が見極めることが大切です
幼い子供にゲーム機を与えた時に考えられることはたくさんあります。小学生くらいになると、ゲームから学べることやストレス発散などの良い点も多くありますが、視力の低下や、幼い大切な時期の会話が減ってしまったり、コミュニケーションが減ってしまうことは避けるべきです。
幼い子供はお母さんや友達とたくさん話しをして言葉を学び、人とのコミュニケーションなどのいろいろなことを経験して成長している時期です。ゲームを与えることでゲームばかりしている状態になったり、子供の成長の妨げにならないように、家庭でしっかり子供にゲームはいつから与えるのか、与えたあとのルールを話し合っておく必要があります。