犬が子供に与える良い影響

犬と子供はいつも仲良し!家族に迎えてよかったこと15選!

犬が子供に与える影響には多くのメリットがあり、お世話をしていく中で、命の大切さを学び、仲良し家族にもなります。子供がいる家庭で犬を飼っていて、メリットと感じられた体験談を15の家庭に聞いてみました。これから犬を飼うかどうか迷っている方は参考にしてみてください。

犬と子供はいつも仲良し!家族に迎えてよかったこと15選!

子供がいる家庭で犬を飼うメリット

犬を飼うということは、子供だけではなく、家族にとっても多くのメリットがあります。犬の散歩やご飯の準備など、お世話をしていく中で、自然と生活のリズムができてくるため、規則正しい生活を送ることができます。

人間よりも早く老いていく犬の世話をしていくことで、子供にも優しい気持ちが芽生え、愛おしいというだけではなく、労わる気持ちも生まれます。

犬種によってもともと持っている気質は違いますが、子供の親代わりや兄弟姉妹のように振舞う犬もおり、子供に与える影響はとても大きいです。

子育てママの体験談~犬が子供に与えた影響15

仰向けになっている赤ちゃんと愛犬

犬が子供に与える影響や、メリットだと感じたことを15人の家庭に聞いてみましたので、これから犬を飼うか迷っている方は参考にしてみてください。

家の中が明るくなった

捨て犬だった我が家の家族

ちびわん(40代後半)


子供2人が小学3年生と5年生の頃、夫が仕事の関係で、遠方まで通勤していた時期があります。勤務先が田舎の方だったので、夏場は夜市にもかり出されることがありました。

ある夜市の日、「犬を拾ったんだけど、連れて帰ってもいい?」と夫から連絡が。犬が3匹捨てられていて、そのうちの1匹と目が合ったそうです。急な展開に驚きましたが、私は実家で犬を飼っていた頃もあるし、一戸建てに住んでいるので「いいよ」と返事しました。

見た目はビーグルに似ているけど、捨てられていたので種類もわかりません。子供達は翌朝対面しました。

子供達にとっては、自分の家に犬がいつもいるというのは格別の気分だったようです。拾ってきた犬を新しい家族として迎え入れ、兄弟のように声かけをするようになりました。

現在、その子供達も高校2年生と中学3年生。最初の頃は洗面器の中で洗えるほど小さかった子犬も、みるみるうちに中型犬と成長しましたが、やはり家族のように関わっています。

家の中でケンカをしても、「びっくりさせてごめんね」と話しかけています。家庭の中での会話が増え、散歩やごはんなど役割も意識するようになったので、飼ってよかったと思います。

まるで姉妹のよう

はな(38歳)


飼い主にだかれて寝ている犬

賃貸マンションから、一軒家に引っ越したのを機に、以前から飼いたかった犬を飼いました。娘が気に入ったシーズー犬を飼っています。

子供の3歳のお誕生日に合わせて飼い始めました。犬を飼い始めてから、娘はお世話好きになりましたし、よく笑うようになりました。

何かあると、すぐに犬に話しかけたりして、いつも一緒に遊んでいます。犬も娘にとても懐いていて、娘の後を付いて回っています。娘もそれが嬉しいようです。

犬を飼い始めた事で、私が娘に構ってあげられない時間も、娘は退屈せずに楽しく過ごしてくれています。

また、1人で寝付けなかった娘ですが、犬と一緒なら寝てくれるようになり、私も自分の時間を長くもてる様になりました。

赤ちゃんとパグ犬

大切な家族

mai(40代前半)


子供と犬を一緒に過ごさせると、優しい子になるなど、メリットが大きいと知ったので飼いはじめました。犬種はミニチュアダックスフントです。

妊娠前から飼い始めたので、子供は生まれた時から犬と一緒に過ごしています。子供は、最初のお友だちがワンちゃんだったので、ナデナデしたり、追いかけっこをしたり、可愛がっています。

また、エサやおやつを食べる時、水を飲む時など、近くに行ってじぃーーっと観察しています。

寒くて外に出られない日など、お散歩に行かなくても家の中で犬と追いかけっこをして退屈もせずによく笑い、触れあうことで双方ともにほどよく疲れるようなので、よく寝てくれます。

どこへ行くにも、何をするにも一緒で、今では友達ではなく、大切な家族です。

心優しく自主性が育った

犬のおかげで生活のリズムができた

ゆっこ(30代前半)


子供が2歳3ヶ月の時に犬を飼い始めました。もともと犬好きの夫婦で、実家で犬を飼っていた事もあり、息子は赤ちゃんの頃から犬に慣れ親しんでいました。

そんな事から、子供も犬が大好き。実家に行くと犬とお別れするのが嫌で帰りは泣いてしまう事もありました。息子のそんな姿を見ては犬を飼うか悩み続け、子供が私達の言っている事を理解出来ていると感じた2歳2ヶ月で迎えいれる事になりました。

旦那の実家と同じ犬種のコーギーです。実家のサイズよりも小さいコーギーに子供はちょっと固まりつつありましたが、慣れるのはあっという間でした。

常に気にかけていたり、散歩にも必ずついてきたり、ご飯のお手伝いをしてくれたりと、2歳児でもこんなに頑張れるんだと感じたほどです。

子供は今9歳、一人で散歩にも行けるようになっています。一人っ子の期間が6年あった息子にとって、いい相棒のような存在になりました。

犬のおかげで早起きやお散歩など、規則正しい生活がずっと続いているのも良い事だと思っています。

命の大切さ

nanae(20代前半)


座り込んでいる犬

私がチワワを飼い始めたきっかけは、子供に命の大切さを教えたかったためです。当時は子供が3歳で、やっと犬という生き物の存在も分かり始め、きちんと餌をあげたり、トイレを掃除するなど、お世話してあげることが大事なんだということを教えつつ、楽しく過ごしておりました。

子供も率先して世話をすることを楽しんでいましたし、生きていくためには、きちんとご飯をあげないといけないということを少しずつ分かっていきました。

犬がいることで話の内容も弾むことがありますし、何よりも一番は子供にとっての遊び相手でありつつ、しっかりと生き物を大切にするということを学ばせることができるのでメリットがたくさんあると思います。私は犬を飼うことをお勧めします。

一人っ子でも寂しくない

みゆねえ(25歳)


以前から、いつか犬を飼いたいと夫婦で話していたところ、知人から犬の赤ちゃんを飼わないかと声をかけられたため、子供が1歳の頃に、柴犬の子犬を迎え入れました。

子供は、見慣れない生き物が自分の家にいることが嫌だったのか、よく怒っていたり、わたしから離れなくなったりして困っていましたが、1週間ほどで慣れて、背中を撫でたり、自分の大切にしているアンパンマンのおもちゃを渡してあげたりしています。

愛犬に留守番をさせてでかけようとすると、子供は愛犬の名前を呼び、一緒に出かける!と主張しています。

うちの場合、子供より愛犬の方が幼いので、息子は愛犬のお世話をしたがっています。

一人っ子なので自分だけの世界でしたが、愛犬がうちに来てからは、自分のお菓子やおもちゃを分けてあげようという、他者との関わりの部分が広がってくれたのでよかったなと思います。

赤ちゃんと犬の記念写真

思いやりのある子になった

ゆゆ。(40代後半)


子供が小学校高学年の頃、アパートから一軒家に移り住み、念願の犬を飼うことにしました。里親募集のネット掲示板で見つけたチワワとマルチーズのミックス犬です。

犬を飼うことを子供には内緒にしていて、空輸できた犬を空港まで迎えに行き、遊びから帰ってきた娘にサプライズしました。

それはもう大喜びで、率先してお世話をし、トイレを覚えるまで、粗相をしても嫌な顔もせずに掃除をして、汚れた犬を洗ってくれました。

最初の1匹を皮切りに、同じミックス犬を迎えて子供ができ、多頭飼いの大所帯になりましたが、日ごろのお世話や散歩、病院など、変わらずにお世話をしてくれています。

言葉を話せない犬たちが何を考えているのか、どうしてほしいのかをいつも考え、とても心優しく育ってくれました。

虹の橋を渡った子もいますが、動物は人間よりも長く生きられないこと、命の尊さも涙と共に学び、残っている犬たちのことも時には厳しく、そして益々やさしく、かいがいしくお世話をしてくれています。

動物に興味をもつようになった

あゆみ(20代後半)


私が大学生の時からミニチュアダックスフントを飼っています。飼い始めたきっかけは、弟が友達から貰ってきたことです。

私には現在1歳5ヶ月の娘がいますが、産まれた時から一緒だからか、犬ととても仲良しです。いつも犬を追いかけたり、一緒に机の下に潜ったりして遊んでいます。

ただ、ハイハイ出来るようになるまでは、噛まれたりしないようなるべく近づけないようにしていました。また、知人の子供が犬アレルギーだったので、娘もアレルギー反応を起こさないか注意をしていました。

先程も述べたように、現在とても仲良しで、動物に対してとても興味を持っていると思います。テレビで動物が出てきたら反応が早いですし、散歩している他の犬にも自分から近づいていきます。

動物を飼うと優しい子に育つと聞いたことがありますが、まさしくそのように育っているのではないかと思います。

愛犬が子供の面倒をみてくれる

子供のめんどうをみてくれる犬

きらら(30代前半)


家は子供が犬と触れ合って心が豊かな子供に育って欲しいなと願って飼い始めました。何の犬が良いかペットショップで探しに行った時にチワワがとても可愛くて愛らしい動き方をしていたので一目惚れで買ってしまいました。子供が3歳の時でした。

犬を飼い始めてからの子供は興味津々でしたが、あまり犬に触れようとしませんでした。ですが、犬の側にいるとすぐに寝てしまう癖がつきました。

すると犬は、横で子供の背中を頭でスリスリする感じで、子供をあやしているように見えました。

犬を飼ってから子供の笑顔がとても増えたなと思います。おもちゃで遊んでいるよりは、犬と遊んでいる方が笑顔が増えたな、と親ながらに思うので嬉しかったです。犬も子供の面倒を見てくれている感じがいいなと思いました。

親代わり?の愛犬

きえらママ(37歳)


結婚したばかりの頃、2年間子供が出来なくて塞ぎ混んでいた私を元気づける為に、夫は犬を買ってきました。その時に買ってきたのは秋田犬の子犬で、人なつっこかったのを覚えています。

秋田犬を飼い始めてすぐに私の妊娠が発覚したので、この子が赤ちゃんを連れてきてくれたんじゃないかと夫と話したものでした。

子供は産まれた時から犬がいる生活だったので、寝る時も普段もいつも一緒に居て、犬の姿が見えないと泣いてしまう事も多々ありました。

私はずっと子供についている事が出来ないのですが、何故か犬が近くにいると泣く事がありません。子供が危ない事をしようとすると止めに入るので、親としてはペットとしてではなく家族として頼りにしている部分があります。

犬を飼ってると、動物を大切にしようという感情も育つようなので、飼って良かったと思っています。

赤ちゃんと犬の赤ちゃん達

愛犬が子供の相手をしてくれる

バンピンク(30代)


子供が生後8ヶ月の頃、友人が飼っているチワワに子どもが産まれ、1匹を我が家の一員に迎えました。

始めはお互いがとても怖がっていましたが、近づいても危害を加えないのが分かったのか、一緒に横になって寝ていることが増えました。同じようなポーズでも寝ていたり、とても可愛いです。

歩けるようになってからは、子供の方が構って欲しくて追いかけて家の中を探し回ることが多いです。

私自身が料理や片付けをしている時などは、愛犬が子供のとてもいい遊び相手になっていると思います。また、おもちゃと違って様々な表情を見せてくれる、1人の相手として仲良くしているように感じます。

犬も吠えたりすることが無く、子どもを見守るような優しさが伺えます。外で同じチワワを見つけると、ペットと同じ名前を連呼しながら話しかけに行ったりと、動物に対する怖さが無くなったのが有り難いと思いました。

人とは違う生き物として仲良くしていることによって、身近なところでの優しさや愛情が芽生えるような気がします。

命を大切にすることを学べた

思いやりの気持ちが育った

ルミ(30代前半)


眠り込んでいる愛犬

犬を飼い始めたきっかけは、里親募集の掲示板を見た事でした。私の幼少期は犬が絶えた事が無かったので、娘にも犬がいる環境で過ごして欲しいと思い、里親募集の掲示板を見て、御縁があり私達の家族の一員となりました。

飼っている犬種はトイプードル3頭、ゴールデンレトリバー1頭の計4頭です。犬を飼い始めた時の娘の年齢は1歳3ヶ月の時です。

犬を飼い初めてから、着実に娘はお姉さんになっていきました。初めは娘もまだ小さかったので、犬と遊ぶ事が中心でした。

ですが、少しずつお世話をしたがるようになり、犬にご飯をあげ、一緒にお散歩へ行き、可愛い可愛いとまるで弟や、妹の様に可愛がっていました。

叩くと痛い事、怒ると悲しい表情をする犬、命は大切。犬も人も叩けば痛い。怒れば悲しい。という事が犬と生活する事で自然と身に付いたと思います。

犬と24時間常に一緒に生活し、人としての優しさ、命の大切さ、母性本能が自然と備わって犬と共に生活している事はとても素晴らしい事だと思いました。

子供の心と体が育つ

ドーニ(34歳)


結婚前から夫がチャッピーという名前のチワワを飼っていたのですが、子供が生まれて半年間はアレルギー等を心配し、実家に犬を預けていました。

その後、子供が少し大きくなったことを機に、子供が7ヶ月の頃、実家からチャッピーを戻し、我が家で飼い始めました。

最初は犬が吠える声に驚いて泣くこともありましたが、2週間もすれば慣れて、私が料理や洗濯をしている間に二人でじゃれあっていることもありました。

チャッピーも、子供を自分の弟のように思っている節があり、家の中にいる時はいつも子供の側にいるようになりました。

犬がいることで、子供の感受性や生き物を大事にすることの大切さが育まれると感じています。

また毎日一緒にお散歩に行ったり、外で犬と遊ぶことを通じて、肉体的にも成長していると考えています。

ソファーに座る犬と子供

大切な家族

y.mam(27歳)


我が家が犬を飼い始めた理由は、夫婦共に犬好きで、実家で小型犬を飼っているため、結婚当初から犬を飼いたいという想いが強かったからです。

そして、長女が5歳、次女が4歳のときに念願の犬を飼い始めました。我が家が家に迎えいれたのは、当時生後2ヶ月の黒白パーティーのチワワです!

とっても人懐っこい性格で元気いっぱいのチワワ、まめちゃんが我が家に来てからは、長女も次女も、毎日大きな声で「ただいまー!」と嬉しそうに帰宅します。

少しでも出かけるときは「いってきます!」と必ず声をかけて、積極的にお世話をし、ごはんをあげるお当番を決めたり、お散歩をしたり、寝るときも遊ぶときもずっと一緒!

とってもとっても嬉しそうです!犬を飼う最大のメリットはやはり、命の大切さを学べること、家族になれることだと思います!毎日まめちゃんが大好き!と大切にしています。

犬を飼う前に考えること

犬が好きだから、一人っ子で寂しそうだから…など、犬を飼おうと思うきっかけは、家庭によって様々でしょう。確かに、子供にとって犬を飼うということは、たくさんのメリットがあります。

犬を飼うと、思いやりの心が育まれたり、優しい心を持った子供に育つという体験が多いですが、犬任せにせず、パパママも、優しい子供なるような育児を心がけましょう。優しい子に育てるには?を参考にしながら、犬のいる生活を楽しんでください。