子供の散髪に揃えたい道具

子供の散髪を自宅でするコツ!失敗しないカットの仕方は?

子供の散髪、お家でセルフカットを選ぶメリットは?美容室や床屋だと怖がって泣いてしまう子供もお家でママのカットだと安心して散髪出来ます。何を準備してから始めれば良いか、セルフカットの為の道具の選び方、ママが子供の散髪をする時に失敗しないコツや方法をご紹介します。

子供の散髪を自宅でするコツ!失敗しないカットの仕方は?

自宅で子供の散髪をするとメリットがたくさん!

子供の髪が伸びてきたのでスッキリ散髪したいけれど、自宅で子供の髪をセルフカットして失敗したらどうしよう…と思っていませんか?自宅で子供の散髪をするのにはメリットが多くあります。どんなメリットがあるのかまとめてみましたので、ぜひチャレンジしてみましょう!

子供の散髪をママがするとお金がかからず節約になる

子供の髪が伸びてきた時に、経済的なのがママが子供の散髪を自宅でするセルフカットです。子供の髪が伸びる度に美容室や床屋へ行くとなると、出費もかさみます。

子供は切る量も少ないですし、小さい頃はセルフカットでなんとかしたいと思っているママも多いでしょう。道具さえ用意すればその後の費用はかからないので、子供の散髪をママが自分でするセルフカットは主婦にとって、とても節約になります。

慣れた環境で大好きなママが散髪するので子供が安心する

自宅だといつもの慣れ親しんだ生活空間で安心してカットが出来るのでおススメです。美容室や床屋では見知らぬ雰囲気に怖がる子供もいて、泣き出してしまったり、暴れてしまったり、慣れるまでカットが難しい場合があります。

美容室や床屋へ行くまではご機嫌だったのに、椅子に座ったとたんに言う事を聞かなくなったり、ママも美容師さんや理容師さんに気を使ってクタクタで帰宅する…なんてことになります。

床屋に行く時間や都合を気にしなくてもいい

自宅で散髪する子供

自宅で子供の散髪をするのは、ママと子供のタイミングさえ合えばいつでもカットが出来ます。美容室や床屋を予約して日程を決め、さあ行こうと思ったら子供が病気になり延期になった。幼稚園、保育園の行事までにスッキリカットしておきたいのに予約が空いていなかったなど、子供の事は思い通りに進まない事が多いです。

自宅では、子供が幼稚園や学校から帰宅したら切ろう、お風呂に入る前に切ろうと、好きな時間に散髪する事が出来ます。美容室や床屋まで行く時間や待ち時間を考えると、忙しいママにとって時間を気にしなくてもいいのは大助かりです。

散髪の腕があがると旦那のカットも可能になる

ママの散髪が上手になれば、旦那の髪をカットすることも可能になります。男性も切る量は少ないのでチャレンジするママも多いです。お仕事によって清潔感を求められる旦那は、特に頻繁に散髪しに行くことになりますが、大人の料金は割高です。ママがカット出来れば家計も助かります。

カットに自信がないうちはやめておきましょう。子供だと失敗してもなんとか誤魔化すことができても、外で働いている旦那の散髪を失敗すると、取り返すがつかなくなる場合があります。

子供の散髪をする時に気を付ける事

どれも基本的な事ですが、子供相手に機嫌を取り、話をしながら散髪をするとなるとママはついつい忘れてしまいます。セルフカットをする時に頭にしっかり置いておきましょう。

  • ・仕上がりのイメージをしっかり持つこと
  • ・焦らず少しずつ切ること
  • ・鏡をきちんと確認すること

子供の散髪をするときのコツ

一気に全部終わらそうと思わないで、少しずつカットしましょう。動く子供に対して早く終わらせてしまおうとママが焦ってしまうと上手くいきません。機嫌が持たない時は、今日は前髪だけ、今日はサイドだけ、などと少しずつ慣らしていきましょう。

手順は後頭部→サイド→前髪です。カットする際には髪の毛を緩く持って子供が急に動いたときの為に余裕をもたせておきましょう。

前髪を切り過ぎない

前髪の切り方

大人のセルフカットでも失敗しやすいのが前髪です。一番に目に入る正面の髪の毛なので、女の子には特に重要ポイントです。毛先に対してハサミを縦に入れ少しずづカットしましょう。

どこまでが前髪か分からず切りすぎてしまう事があります。前髪は目じりの内側までを目安にし、子供の顔を確認しながら切りましょう。

カットの前にしっかりブロッキングしておくと前髪以外の髪を切らずにすみます。クリップなどで留めて切るべき場所を明確にしておきましょう。

前髪は濡らして切ったり、下を向いた状態で切ると短く切ってしまいがちです。髪の毛が乾いた状態、クセの付いていない状態で時々子供に正面を向いてもらい、常に位置を確認しながら少しずつカットしましょう。

男の子のカットは髪を持ち上げる

髪の毛を持ち上げてカット

男の子の髪の毛は短いので頭の形で印象が変わります。耳周りは髪を持ち上げてカットしましょう。ハサミで耳を傷つけないように気を付けて下さい。
どんな髪型が良いのかしっかりイメージを持ってカットしましょう。

セルフカットでおすすめされている髪型はツーブロックやソフトモヒカンです。初心者でもなんとなく形にすることが出来ます。

女の子のカットはブロッキングしてから行う

髪の量や長さのある女の子は、ブロッキングしてからカットを始めましょう。イメージする髪型の写真やカタログをあらかじめ用意しておきましょう。正面、サイド、後頭部の3パターンの写真があると分かりやすいです。

短く切りすぎる事が失敗のもとですので、最初は少しずつ切りそろえていき、徐々に形を整えていきます。イメージよりも長めの完成で止めておきましょう。

女の子は失敗してもヘアアレンジでカバーしましょう。ピンで留めてみたり、可愛いカチューシャやヘアゴムを使って可愛くアレンジするだけで、簡単に印象を変えられます。

子供の散髪方法は動画を参考にするといい

散髪動画をPCで視聴する女性

美容室で美容師さんにカットの方法を聞いてみるのもいいですが、最近では様々な美容室や美容師さんがカットの手順を動画サイトでUPしています。カットをしながら時には動画を止めたり、巻き戻してみたり、動画を見ながら自分のペースで出来るのでテクニックのないママでも上手にカットする事ができます。

できればスマホの小さな画面で見るのではなく、デバイスを使ってテレビ画面に動画を映し出し、大きな画面で確認しながらカットするのが分かりやすいです。

動画を止めたり巻き戻したりする際は子供から目を離すことになって危険ですので、必ずその都度ハサミを置いてから操作するようにしてください。

子供の散髪を始める前に準備するもの

子供の散髪を自分でするときに必要な物は何でしょう。長時間じっとしている事の難しい子供のヘアカットです。ハサミやバリカン等、子供が触ると危ない道具を使用しますので、髪の毛を切り始めてからアレがないコレがないと子供の側を離れて探しに行く事のないように、事前にしっかり準備してから始めましょう。

ヘアカット用の「ハサミ」は持ちやすいものを選ぶ

ハサミで髪をカットする

セルフカットにはプロ用の物ではなく一般的に販売されている物を選びましょう。美容室や床屋で使用しているプロ用のハサミは、ともて鋭く指を切る危険性があります。セルフカットに慣れて自信がついてから、プロ用ハサミを使うのもいいでしょう。

ハサミは自分の手に合った大きさと重さの持ちやすいものを選びます。小型のハサミは耳周りなどのカットに小回りが利くので、素人に扱いやすいとされています。ステンレス製のハサミはお手入れがしやすいのでおすすめです。

「すきバサミ」はすき率を確認する

すきバサミ

プロが使っているすきバサミと一般的に売られているものはすく量が違います。プロの使っているすきバサミのほうが繊細で、すく量が少ないのです。購入する時にすき率や刃の櫛目を確認しましょう。

100均のすきバサミはすき率50パーセントです。ハサミの開閉具合ではすき率の調節は出来ません。すき率の高いものは1回でザックリ切れてしまい、上手にすくことができないということを頭に置いておきましょう。

時間はかかっても少しずつ失敗しないように切りたいのであれば、すき率の低いすきバサミを選びましょう。

「バリカン」はコードレス式が便利

バリカンで髪の毛をすく

コードレスで充電式、アタッチメントが豊富に付いているものを選びましょう。アタッチメントで髪の長さを調節でき、失敗を防ぎます。バリカンは様々な太さのものがありますので、自分の握りやすい太さのものを選ぶと扱いやすく、カットの失敗も少なくなります。

バリカンを使うと細かな髪の毛が出ますので、使用後のお手入れを考えると水洗いができるバリカンがメンテナンスしやすく、長く使うことができます。

ケープ・マント・タオル

カットした髪が服につかないようにする事や、片づける際に手間をとらないのがケープやマントです。細かな髪の毛が首筋から服の中に入り込むと肌がチクチクしたり、不快になって子供が嫌がって動き出してはカットも出来ません。

ゴミ袋やスーパーの袋、大判の風呂敷を代用する方も多いですが、首元から髪の毛が入り込む事や、定期的にカットをする事を考えると、100均等で手軽に購入できるので、ケープやマントをひとつ用意しておくようにしましょう。

また、タオルを1本用意してケープを利用する際に首元に巻き、その上からケープをつけて、カットした髪の毛の侵入を防ぎましょう。

「クシ」は持ち手の先が細くなっているもの

櫛とハサミ

髪の毛をとかしたり分けたり、長さを整えるのに使います。すきバサミを利用した時は切った髪の毛がそのまま髪の毛の中に残っている事があります。そのまま切り続けると失敗の元になりますので、時々とかして髪の毛を落としてあげましょう。

霧吹き

子供の髪の毛は細く柔らかいので飛び散りやすいです。霧吹きをして周りに飛ばないようにします。濡らし過ぎてしまうと髪の毛が乾いたときに思っていたより短くなってしまう事がありますので、要注意!湿らせる程度にしておきましょう。

チークブラシはあれば便利

顔に付いた細かな髪の毛を払うのに使用します。肌についてしまうと汗や皮脂でくっつき、細かな髪の毛はなかなか払う事が出来ません。子供の目に入ると危険ですのでカットが終わったら払ってあげましょう。

新聞紙やレジャーシート

切った髪の毛を集めるカバー

カットをする際に床に敷いて使います。新聞紙はそのまま捨てれるので片づけも楽です。玄関やお風呂場で散髪する場合は場合によっては必要ありません。

いずれの道具もお手入れのしやすいものを選びましょう。きちんとお手入れすることで長く利用できます。

自宅で子供の散髪をするのに適した場所はどこ?

自宅で子供の散髪をする際に良い場所はどこでしょうか。掃除のしやすさをとるのか、子供の気を引く事を優先するのかで場所が変わります。いろいろ試してみてベストポジションを見つけましょう。

「お風呂場」で散髪すると体についた髪の毛をそのまま流せる

乾いた状態の床のお風呂場で散髪をします。ほとんどのお家でお風呂場に鏡がありますので鏡を見ながらカットする事が出来ます。カットの後にそのままシャワーで髪の毛を流すことができますので、子供もスッキリして出てくる事ができます。

散髪した後の髪の毛は細かく、そのままシャワーなどで流してしまうと排水溝の詰まりにつながりますので、ある程度拾い集めて捨てるようにしましょう。

「リビング」はテレビがあるので子供がおとなしく座っていてくれる

リビングに新聞を広めに敷き、その上に椅子を置き、カットします。テレビやお気に入りのDVDを流して、動き回る子供の興味をひきながら散髪することが出来ます。

「庭やベランダ」は散髪後の掃除が楽

天候に左右されますが、庭やベランダでカットする人もいます。家の中よりも汚れを気にしなくてすみますし、後片付けも楽です。子供も外の景色を見ながらカット出来るので楽しみながらカットが出来ます。

子供の散髪は失敗しても大丈夫!

切りすぎてしまった!予定と違う所を切ってしまった!それでも可愛いのが子供です。前髪を生え際近くでカットしてしまい、つんつんになっていても、それはそれで個性があって可愛い!となります。

子供が気にしていなければOK!ママも勉強中です。回数をこなさないと上手にはなれません。子供もママのとっても似合ってるよ!の一言で喜んでくれることでしょう。セルフカット術を取得して自宅での子供の散髪時間を親子の楽しいコミュニケーションの時間にしてください。

自宅で子供の散髪をする前に、どんなイメージになるのか、最初は美容室や床屋でカットしてもらい、仕上がりイメージをするのもいいでしょう。その後、髪の毛が伸びてきたら自宅で散髪にチャレンジしてみましょう。子供の美容院初めて体験談!何歳から行きましたか?を参考に、自宅で子供の散髪をする足がかりにしてみましょう。