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子供の食べ残しを防ぐテクニック

子供の食べ残しを防ぐ完食テクニックで「ごちそうさま☆」

子供の食べ残しを減らしたい…どうしてもごはんを残してしまう少食気味な子供にはどうやって「残さない」ことを教えていけば良いのでしょうか?食事に集中出来ない・おやつばかりを食べる・好き嫌いが激しいなどの悩みを解決したい!食べ残しの多い日本の子供に食べ残しをさせないテクニックを伝授!

子供の食べ残しを減らしたい!

子育てをしていく上で、パパやママはさまざまな悩みやトラブルにぶち当たりながら、それを解決し子供と共に成長していきます。食事・トイレ・自立・反抗期など、常に悩みは多岐に渡るでしょうが、その中から今回は食事を食べ残してしまう子供への接し方についてお話をしていきます。

せっかくごはんを作っても子供が全く食べてくれなかったり、残してばかりだと、食事を作る意欲だって湧いてこなくなりそう・・・。どうしても食事を残してばかりの子供には、子供の食べ残しを減らすべくいくつかのテクニックを試してみましょう!この記事を見たら、すぐに実践したくなるとても簡単な方法をご紹介していきます。

子供が食事を残してしまうときの接し方

さて、実は意外と多くのパパやママが困っている「食べ残し」の悩み。
せっかく作ったのに、たっぷりと残された食事を目の前にして、パパやママはガッカリすることでしょう。

実はみんな困っている子供の食べ残し

具体的には、どのような点に悩んでいるのでしょうか?現役パパ・ママ達の声をまとめてみました。

中には「兄弟の食べ残しまで全部食べてしまうので、肥満気味に」という意外な悩みもありましたが・・・現役のパパやママにも、食事を残してしまう子供の対応に日々悩むパターンは少なくありません。どうやらどの家庭でも、日々の大きな悩みとなっているようですね。

ピーマンは子供が嫌いな野菜ランキングでも、常に上位にランクインしています。その理由は何なのでしょうか?今回は子供がピーマンを嫌う理由を徹底リサーチ!苦手克服レシピも合わせてご紹介していきます。

食事の食べ残し、どう対応してる?

みなさんのご家庭では、子供の食べ残しをどうしていますか?
多くが「そのまま捨てる」「代わりに食べる」「取っておいて、次の食事のときに食べさせる」のいずれかになると思います。

中でも、子供が食べた後の食事はぐちゃぐちゃになっていて、食べる気がしないと捨ててしまう方は特に多いでしょう。次の食事のときにとっておくというパターンもありますが、作りたてのものを食べさせたいと思ってしまうと、なかなかうまくは行きませんよね。

子供が残したものを食べるのは、やめるべきかも!?

「もったいないからと子供が残したご飯を食べていたら、太ってしまった」というママも少なくありません。もったいない気持ちは分かりますが、体重を増やすのは簡単でも減らすのは容易なことではありませんので、ママの体型維持の観点からはグっと我慢したいところ。その他にも重要な理由があります。

2人目以降を考えるママは要注意。子供の食べ残しでサイトメガロウイルスに感染?

サイトメガロウイルスは、昔から体内に存在している常在菌。ほとんどの人が免疫を持つヘルペスウイルスの仲間で普段、問題になることはありません。
ですが、最近は免疫を持たない人の感染が増えてきています。健康な人が感染しても特段問題のある症状は出ませんが、妊娠中に初めてこのウイルスに感染すると、胎児に母子感染して、赤ちゃんが難聴や脳障害を引き起こす可能性が高まってしまうのだそう。

サイトメガロウイルスは唾液や尿に含まれていることが多く、オムツ替えをした手にウイルスが残っていた・・・など、さまざまな感染経路が考えられますが、唾液が付着している子供の食べ残しを口にするということは、感染率を高めるということなのです。

ですから、子供の食べ残しをママが代わりに食べて片づけるという習慣は、念のためしない方が良いでしょう。ちなみに自分が抗体を持っているかどうかは、医療機関で調べることが出来ます。

子供に食べ残しをさせないためにできること

子供によって興味があるものは違いますし、大人しい・落ち着きがないなど一人一人の性格も違います。
運動が大好きな子、お絵かきに熱中する子がいるのと同じように、食に興味のある子ない子もそれぞれの個性がかかわってくることもあるでしょう。元来、食べることが好きな子は、席についてしっかりと食べることが出来ますが、食に興味が無くて落ち着きのない子の場合は、走り回って食べないこともしばしばです。

さまざまなタイプの子供がいる中で、食べ残しをさせないためには、どうしていけばよいのでしょうか?

子供の好き嫌いは栄養が偏り成長にもよくないばかりか性格にも影響がでると言われています。年齢ごとの好き嫌いの直し方、トマトやピーマンなど嫌いな野菜を調理の仕方で克服する方法です。

1.目で楽しませましょう!

子供の食べ残しに悩んでいるパパとママは【目で美味しいごはん】を心掛けるようにしましょう。

食事をする際に大切な要素は味覚だけではなく、嗅覚と視覚も大きく関わってきます。
子供がはじめてのものを食べるときには、「何だか美味しそうだな」と目で判断することがほとんどで、初めて目にする食べ物や、ホヤや生牡蠣のようなグロテスクな食材は、なかなか口にしないことも。

お料理の見た目を子供が喜ぶように手間をかけるのは大変そう・・・ですが、100均にも販売されるかわいいお弁当グッズや便利アイテムを活用すると手軽です♪
例えば、ニンジンや大根は型抜きでお花型にしてみたり、おにぎりに海苔を使ってキャラクターの顔を作ってあげたり。市販の型抜きや海苔シートを使えば、ほとんど手間をかけないで作ることも出来ます。

その他にもキャラ弁ブームの煽りを受けて様々なテクニックも充実しています。新幹線の形をしたおにぎり、ごはんに色味を出せる混ぜるふりかけを使ったカラフルおにぎり、ハムをクルクル巻いてバラの花のように見立てたおかずなど、インターネットやレシピ本も参考にして試してみましょう。

どうして子供はニンジンが嫌いなのでしょうか?今回はニンジン嫌いの理由を徹底分析していきます!理由別のニンジン克服レシピもご紹介しますので、子供がニンジン好きになるように是非ご家庭で作ってみてください。

2.少ない量で完食の達成感を覚えさせましょう!

子供がご飯を食べ残してしまうのは、総じて一食の食事量が多い、ということも考えられます。日頃からご飯を残してしまう子には一食の量を減らし確実に完食できそうな量を盛り付けて、全部食べたときの達成感を味わってもらうようにしましょう。
これには、子供に完食の達成感を覚えさせる目的があります。子供にやる気を出させるためには、小さな目標を立てて、それを達成するというサイクルが大切。完食できるとパパやママに褒めて貰えますし、自分の中でも自信につながり、食事への意欲や食事を集中していただく訓練にもつながります。

幼稚園でもはじめてのお弁当を持参するときには「普段よりも少ない量を持たせてください」とお願いされることも少なくありませんが、これは子供に1人で食べられることへの自信を持ってもらうためだと言います。お弁当を完食した際には「お皿をピカピカにできたね」「全部食べたんだ!偉いねー!」とたくさん褒めてあげると、また褒めてもらえるように子供は完食を目指すでしょう。

たくさん食べる子が偉いわけではない!

子供が少食なら「うちの子、○○くんみたいにご飯をおかわりしなくて・・・」「残さずには食べるけど、全体量は少ないの」と気になってしまうこともありますが、たくさん食べる子が偉いわけではありません。体格や性格、食に対する興味、運動量などによって1人1人の食べる量にも違いはあるもの。
少食な子にはたくさん食べることがえらいと思わせるのではなく、自分に適した量をきちんとバランスよく食べられたことをほめてあげましょう。

3.とにかくお腹を空かせる

大人はお腹が空いていないと、食事を1日2回にしたり、量を自分で調節していきますが、子供には1日3食を出来るだけ規則正しく同じ時間に食べさせるようにします。しかし、子供だってときにはあまりお腹が空いていないのに、食事の時間になってしまうこともあるでしょう。

そこで、食事の時間にはしっかりとおなかが空いているように、身体を思いっきり使って遊ばせるようにしましょう。家の中でお絵かきやテレビを見ているだけでは、なかなかお腹は空きませんが、走ったり、お友達とたくさんおしゃべりしたりとさまざまなアクティビティを通して、エネルギーを使うなら、モチロンお腹は減ってきます。

空腹は一番の調味料!少食な子だってお腹が空けばたくさんご飯を食べたいと思うはずです。食べ残しが気になるときにはとにかくお腹が空くようにたくさん遊ばせてあげましょう。

4.一緒に料理をする

正直ありがたいんだかありがたくないんだかわからない、小さな子供のお手伝い。
子供と一緒に料理をするのは、忍耐力が必要なだけでなく、キッチンには包丁やガラスのコップがありますので、このスペースに子供に居られては気が気じゃありません。また、毎日家事や子育て、仕事に追われているパパやママは、いかに効率よく全てをこなしいていくのかが目標であって、子供と料理をするよりも一人でパパッと作ってしまいたいというのが本音。

しかしながら、子供と一緒に料理をする時間を確保することが、ともすると子供の食べ残しを減らすために一役も二役もかってくれるかもしれません。子供は「これは自分が作ったもの!」という意識が、食べたいという意欲を湧かせますし、調理を通して食に対する興味も高まっていきます。
ポテトサラダ用のじゃがいもをマッシュする、トーストにジャムを塗る、ヨーグルトにバナナを切って入れるなど、本当に簡単なことで良いので自分がひと手間加えたことで、食べたいという意欲がアップさせてみましょう。

最後に、子供のテンションが思わず上がってしまうような料理名を付けてみましょう!
「○○くんの手作り!お星さまにんじん入りのポテトサラダ☆」「○○くんが作った、あまいあまいジャムトースト♪」などと名前を付けてあげれば、子供のテンションはアゲアゲ、食事への意欲もひとしおです。

5.出来るだけ食べやすいメニューにする

子供が食べ残す原因の1つに「食材の食べにくさ」が考えられます。大人は普通に食べられるものが、子供にとっては食べにくく、飲み込みにくいことがあるのです。

例えば、脂肪分が少なくタンパク質が豊富な白身魚は、離乳期に大活躍する食材ですが、2歳~4歳にかけては少し食べづらい食材になってしまいます。というのも、たらなどの白身魚はパサパサしているので口の中で広がってしまいやすく、飲み込みにくいから。
鶏のささみや胸肉も同様で、他にも白菜やキャベツなど繊維質の多い野菜も飲み込みにくいと言われています。

喉に引っかかってしまうような食材は、年齢に合わせて食材の調理方法も変えていき、子供が食べやすいようにしていきましょう。あんかけにしてトロミをつけて飲みこみやすくする、少し大きくなって来たら食材1つ1つの大きさを変えて食感を楽しめるようにすることがオススメです。

参考にして欲しいレシピをまとめてみました♪

・鱈のきのこあんかけ・・・とろみのあるソースで食べやすくなる
・ササミの細切りフリッター、タルタルソース添え・・・ササミは筋に添って切り、揚げる。タルタルソースで子供が好きな味に変身
・白菜のクタクタ煮・・・繊維質が多い白菜は、じっくり煮込んで旨味をアップ
・ロールキャベツトマト煮込み・・・子供が大好きなひき肉とトマトの組み合わせ。キャベツもしんなりして、噛みやすい!

6.日本は世界でも、食べ残しが多い国だと知る/知らせる

食事を楽しく食べられる工夫が一番ですが、ときには「ちょっときついけど頑張って食べよう!」と言う気持ちも大切。食べ残しへの認識があまりないのであれば、子供のために食の大切さに触れさせる機会も必要かも知れません。

平成27年度時点での日本の食料自給率は、39%となっていて、私達が口にしているものの大半が、輸入に頼っているという部分は見てとれます。しかしながら、日本国内の年間食品廃棄量は、全体の食料消費に対して、約3割を占めています。
このうち、本当ならば食べられたはずなのに捨てられてしまった「食品ロス」は、なんと年間で約632万トンにも及び、食べるために輸入しているのに、結局は残して捨てているという状況が当たり前のように行われているのです。
「もったいない」という日本語が脚光を浴びることもあった裏側にある食品ロス―――世界では満足に食事ができない子がいる一方で、日本では食べられるはずの食糧がどんどん捨てられているのですから、決して良い状況とは言えませんよね・・・。

どうして子供に食べ残しをさせたくないのか子供に教えるときには、お行儀が悪い、食材と料理を作った人に対しての失礼などと合わせて、日本の食品ロスについても教えてあげましょう。世界にはあばら骨が浮き出てしまうほど、ガリガリに痩せている子供がたくさんいるのに、日本では当たり前のように食べ残しがされていることを、現代の子供達はもっと真剣に受け止めなければいけません。

食べ残しの原因「好き嫌い」とは気長に向き合おう!

好き嫌いがないことは理想とはいえ、おとなになってからは好き嫌いがない人も子供の頃から何でも平気で食べられたわけではないでしょう。多くの人が何か知らの好き嫌いがあったのではないでしょうか?

好き嫌いがあるからと言って、子供を叱る必要はありません。子供の好き嫌いはパパやママにも苦手な食べ物があるのと同じことです。

好き嫌いでの食べ残しを放置しない

好き嫌いは1日で治るものではありませんが、放置しているといつまでたっても改善されないものです。好き嫌いがどのようなきっかけで克服できるかは様々ですが、味を感じる味蕾が変化する思春期の後半には子供のころに食べられなかった食材が食べられるようになることは多くあります。

けれども、子供のころに嫌いだから食べなくてもいいと許容していると、大きくなっても、そのままであるケースも多く、学校給食で苦労したり、大人になってから好き嫌いの多さを指摘されたり・・・。アレルギーなどがない限りは小さなころから苦手なものにもなある程度免疫をつけておくことが大切です。

子供の食べ残しが好き嫌いによるものであるときには、親が神経質にならずに気長に向き合ってあげること、苦手だからと避け続けるのではなく挑戦させる気持ちを育てましょう

好き嫌いを克服していく工夫をしよう

嫌いな食材が出てきたら、そのまま出すのではなく、好きな食材と組み合わせて出してみましょう。ピーマンが嫌いな子に対して、ピーマンの肉詰めやピーマンのお浸しを食べさせようなんて、ハードル高めであることは明らかですね。細かく刻んで大好きなハンバーグに混ぜたり、カレーなど味が濃いものの中に入れてピーマンを隠す工夫をしましょう。

子供が嫌いな食材を食べられたときには「この中に大嫌いなピーマンが入っているけど、○○ちゃん食べられたんだよ!すごいね」と、きちんと褒めてあげることもお忘れなく。

お皿をピカピカにしようを合言葉に

「また、食べ残して!ダメじゃないのッ(怒ッ)」「残さないで食べなさい!」ときつい口調で言っても、子供の意欲を引き上げることは出来ません。
そこで、今日から、パパとママ、子供達の間で食事の前に「合い言葉」をかけ合ってみませんか?
その合言葉とは「お皿をピカピカにしよう!」です。誰が一番キレイにお皿をピカピカに出来るのかという競争心を高めながら、家族みんなで食事を楽しむことが出来ます。

子供が食べ残すからといって、無理に口に押し込んだり、終わるまで絶対に席を立ってはいけないと力ずくで縛り付けるのではなく、子供が楽しく食べられるように、親が工夫してあげるようにしましょう。楽しい食事の時間を過ごすことが出来れば、自然と食べ残しも減っていくと思います。