トイレトレーニングが進まない!

トイレトレーニング進まない!トイトレあるあるを切り抜ける

トイレトレーニングが全然進まない!入園やママの社会復帰を目標にトイトレをスタートさせたけど、トイトレが全くはかどらない!トイレトレーニングが進まない理由は何なのか、焦燥感と滅入る気持ちの切り抜け方やトイレトレーニング完了までに踏んでいく段階などをまとめてみました!

トイレトレーニング進まない!トイトレあるあるを切り抜ける

トイレトレーニングが進まないとき、何がいけないの?

トイレトレーニングを始めるときには「そんな簡単にはいかないのだろうな」とある程度覚悟していたママも、度重なる失敗や、おもらしの処理、掃除などを重ねるうちに、どんどんイライラしてきて、憂鬱になることもあると思います。

少しでも前進が見られるとその喜びは大きいものではありますが、その前進が見られず、なかなかトイレトレーニングが進まないとき、「何だかうまくいかないな」と思ったとき、一体何がいけないのか、原因を探り解決策をまとめてみました。

子供の心と体の準備ができていなかった

トイトレを始めた赤ちゃん

2歳で始めるお友達が多いから…そろそろ始めないとかな、とタイミングを見て始めたトイレトレーニングが、実は我が子のタイミングではなかった、という経験談は非常に多くあります。

トイレトレーニングを始める目安とされる、身体的発達(自立歩行ができる、ある程度の意志疎通ができる、など)が整っていても意外と整っていないのは心の準備です。

子供自身がトイレトレーニングにやる気を出しているか、トイレに興味を持っているか、トイレで排泄するよさが分かるか、という点です。この準備が整っていないと、ママがいくら工夫をしても、うまくいかないことがよくあります。

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イヤイヤ期と重なっている

2歳前後からトイレトレーニングを始めると、ちょうどイヤイヤ期と重なってしまうことがあります。
トイレトレーニングが嫌なのではなく、とにかく気に入らないことはすべて嫌、という状態です。
これは子供の健やかな発育過程の一種なので、時期が過ぎ去るのを待つしかない、というのが正直なところです。

特にトイレトレーニングが嫌がるような原因など心当たりがなく「あ、これイヤイヤ期かもしれない」そう思ったら、いっそイヤイヤが軽くなるのを待ってから再スタートするのがよいでしょう。

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ママの余裕がない?子供のやる気を削いでしまった

イライラしてはいけない、そう思っても失敗されるとつい怒ってしまう、後から始めた子の方が早く外れて焦っている、そんな経験がある方も多いと思います。かくいう筆者もその一人で、おもらしの掃除をしながら「全然できないね!」などと怒ってしまったことがあります。

ママに余裕がなく、子供を叱りすぎてしまうと、子供がトイレトレーニングは嫌なこと、ママに怒られるからもう嫌だ!などと思い、パンツをはくこと、トイレに行くことを拒否する原因ともなります。

ママも人間ですから、そうなってしまったときには「あなたがいけないわけではないのに、怒ってしまってごめんね」などと伝え、自分に余裕ができるまでやめてみるのも一つ。自分の感情をコントロールする方法を模索して続けるも一つ。

トイレトレーニングで親子の関係が悪くなってしまうのでは本末転倒です。自分と子供にとって、このタイミングが正しいのか再考してみるとよいでしょう。

優しく!を心がけすぎた!おむつでしてもまだまだいいんだと思わせてしまう

トイトレが楽しい女の子

トイレトレーニングって怒っちゃいけないのよね!そう思って、とにかく優しくできるママ。
すごいことです。気持ちに余裕があるとトイレトレーニングも進みやすい、などとも聞きますが、それなのにトイレトレーニングが進まないということも。この場合は、実はそのママのやさしさが原因の一つになっているのかも知れませんよ!

子供にもそれぞれ性格があるので、親の優しすぎる態度が裏目に出てしまうこともあるのです。
優しいママは厳しいママのように、子供を委縮させることはありませんが、失敗を繰り返しても「大丈夫よ、次は頑張ろうね」だけがひたすら続くと、子供がトイレで排泄する意味を理解しないこともあります。

「おむつでしてもいいんだ。もらしてしまってもいいんだ。だったら遊んでる途中で我慢してトイレにいかなくてもいいや」

こう思ってしまうとなかなか進まなくなりますよね。
なるべく怒らない、というのを大前提に置いておいて、子供にもトイレでしないと不都合が生じることを教えてあげましょう。

「失敗しちゃったね。じゃあお掃除しないとだから手伝ってね」

後始末を子供に手伝わせるとかえって時間がかかる…その気持ちはよくわかりますが、自分の後始末を子供にさせることによって、「おもらししてもママは怒らないけど、トイレでしないと大変だ…」というようにトイレトレーニングへの理解につながります。

たまには…

子供がおしっこやうんちが出るのはわかっていたのに面倒がってトイレに行かない様子などが見られた場合は、ときにはしっかり言い聞かすことも大切です。ただし、感情的に怒るなら子供は何故叱られたのかがわからなくなりますので、叱りかたには気を付けて!

生活環境の変化による逆戻り

今まで順調にステップアップしていたのに急に逆戻りした、そういったパターンで多いのが下の子の出産や引越など環境の変化によるものです。
子供は繊細なので、環境が変わると今までできていたことができなくなったりといったことがしばしばあります。

環境変化のタイミングなど、日程や予定がわかっている場合は、それが落ち着いてからトイレトレーニングを始めるというのもいいかもしれません。というのも「せっかくできていたのに」となってしまうと、ママの精神衛生上もよくありませんし、モチベーションも下がってしまい、それが子供に伝わると子供も落ち込んでしまうこともあるからです。

急な環境の変化の場合は、まずはその環境にならしてあげることを優先し、トイレトレーニングは思い切って中断してしまうというのもよいでしょう。

こんなときどうしてる?トイトレあるあるな困ったときの対処法

トイトレよりも遊びに夢中の男の子

トイレトレーニングが思うように進まないとき、どうしたら少しでも前進できるのか?ママはいろいろ悩みますよね。
そんなトイレトレーニングにまつわる様々な悩みと、その対策をご紹介します。

トイトレあるある1◆トイレに行くこと自体を嫌がる

トイレトレーニングをしようにも、そもそもトイレに行ってくれない!そのような悩みを抱える方は多くいます。

スタート時点から嫌がる場合、トイレ自体に何か不安なところがある可能性があります。
例えば、寒い、暑い、暗いなど環境的な要因が挙げられます。環境で拒否しているようなら、その環境をできるだけ改善して再度チャレンジしてみましょう。

また、トイレへ行って座っての動作をしたら、出た、出ないに関わらず、ごほうびにシールを貼るという作戦は、好奇心旺盛なお子さんにお勧めです。筆者の娘は普段あまり与えないキラキラのシールなどが嬉しかったようで効果が見られました。

好きなキャラクターがある場合は、トレーニングパンツやパンツを好きなキャラクターのものにして、気分をあげてあげるのもよいでしょう。補助便座やおまるにもいろいろなキャラクター、遊び心のあるものもあります。

トイレで補助便座に座ることを嫌がる場合は、慣れ親しんだ部屋でおまるに変えてみると、うまくいくこともあります。

トイトレあるある2◆誘っても出ないというのに、その直後に漏らす

「そろそろおしっこ出るかもしれないし、トイレに行ってみようか!」と誘って、「出ないから行かない!」「今はいいの!」などと言われ、引き下がると、その直後に漏らされる…これもトイレトレーニングにはよくあることです。

思わず「だからさっき行こうと誘ったのに!」と言ってしまいたくなりますよね。無理やり連れて行っても大泣きされるし、力も強くなってきてママも一苦労…、その上子供もトイレを嫌になってしまっては悪循環でしかありません。

そういうときには、トイレでおしっこさせるということを表に出しすぎず、「トイレに〇〇(←子供の好きなヒーローなど)の写真をたくさん貼ったのよねぇ~」と連れ出してみたり、「今ならママおトイレ行くけどな~ついでに○○くんもおしっこしたらかっこいいのにねぇ?」などと強制しているわけではないのにトイレに行きたくなるような誘い文句にもチャレンジしてみましょう。

それでもどうにもだめなようならば、いっそのこと漏らされたときの対策をとっておくのも手!
遊んでいる周辺にバスタオルを敷いておく、ペット用のトイレシーツなども我が家では活躍しました。
トイレトレーニング期間中は、主に遊ぶ部屋、場所などにビニールシートを敷いておく、というのも効果的です。

トイトレあるある3◆おしっこは教えてくれるようになったのに、うんちはおむつ…

トイトレのアンケート結果1

トレーニングが少しずつ進んで、おしっこは出る前に教えてくれるようになったのに、うんちだけはおむつでするのには、体勢というのが大きく関係しています。
おむつでうんちをしていると、基本的に立ったまましている子供が多いので、しやすい体勢というのがすでに出来ています。

それが座ってすることによって、力の入れ方がわからなくて、うまくできないという子は少なくありません。

今回トイトレ経験者に聞いたアンケートでも、おしっこが先にできるという子が多いという結果になりました。
補助便座でしている場合、足がつくように台を用意してあげると、力を入れやすく、成功する子も多いようです。トイレに置ける専用の足置き台も売っていますし、補強した段ボールなどでも十分です。
おまるの方が地面に直接足がつくので成功するというパターンもあります。

また、もう少し時間も経てば、力む力も強くなり、自然とトイレでできるようになりますので、焦らずにいきましょう。

トイトレあるある4◆昼のおむつはとれたのに、夜のおむつがとれない!

昼間はおむつがとれても、夜はなかなか外れない!そういった子も少なくありません。
子供はまだ体の機能が整っておらず

・夜間の膀胱の容量が小さい
・尿の量を抑える抗利尿ホルモンの分泌が少ない
・睡眠の質やストレス

といった理由によって夜寝ている間におしっこをしてしまいます。

これは個人差もありますので、夜も早々に外れてしまう子もいれば、夜だけまだおむつという子もいます。いつかは必ず外れるものですし、朝までにおむつにおしっこがまだまだ出ているうちは無理に外すことはありません。

トイトレあるある5◆パンツを嫌がる

おむつをしていると、おむつでしてしまうからパンツにしたいのにパンツを嫌がる。
こういった子は、そもそもパンツの感触が嫌いなのか、パンツをはくとトイレに行かないといけないから嫌なのかそれぞれ理由があると思います。

パンツの感触が嫌なのであれば、いっそのこと暖かい時期であればパンツを履かせないで過ごすというのも一つの手です。

ママに履けと言われているから何となく嫌だ…という自己主張の一種が原因なら、パンツを自分で選ばせてみると、“お気に入り”となって履きたくなる場合もあります。

パンツを履かないとトイレに行かなきゃだから嫌だ、怒られるから嫌だ、など精神的な理由が原因なのであれば、一時トイレトレーニングをお休みしてみる、トイレトレーニングに嫌なことはないのだと思ってくれるように接し方を改めてみる、などが必要かもしれません。

トイトレあるある6◆トイレトレーニングのストレスからか子供が便秘に!

トイレトレーニングでうまくいかない、なかなか進まないと、もやもや・イライラするのはママだけではありません。子供も失敗したことは分かるようになってきていますし、もしかしたらママのがっかりした顔から、怒られていなくてもしょんぼりしてしまう子もいるでしょう。

そういった繊細な子は、失敗することを怖がるあまり、パンツにしている間は排泄を我慢してしまうことがあり、それにより膀胱炎や、便秘を引き起こしてしまうことも少なくはありません。
頑固な便秘になってしまうと本人の意志ではどうにもできず、薬のお世話になることもありますし、何より、お腹が痛いと苦しんだりするのは、ママも子供も辛いですよね。

もしもそのような様子が見られたら、うんちをしたくなったときはおむつを履いてもいい、などと子供に少し余裕を与えてあげるといいかもしれません。また、無理にトイレトレーニングを継続することは避け、時期を待つとよいでしょう。

子供も、我慢するとお腹が痛くなる、でも漏らすのも嫌だ、と考えるようになり、トイレに行って排泄をする意味を見出すことができると、その後はすんなりいく可能性があります。

トイレトレーニング中の外出が心配…

まだ、成功したり失敗したり、安定しない時期の外出、どうしようかな?と迷いますよね。
まだまだ失敗が多い時期、人の集まる場所に行く場合は、念のためおむつを履かせていると、ママも子供もストレスなくお出かけを楽しめます。

少しのお散歩、公園などであれば、漏らしてしまってもすぐ帰れますので、パンツにしてみてもいいかもしれません。成功と失敗が半々、くらいの場合はお出かけする場所、時間を加味してパンツにしてみる、おむつにしてみる、とパターンを変えるのもよいでしょう。

いつまでにはずれていれば大丈夫?

トイトレのアンケート結果2

トイレトレーニングを始めるきっかけの多くは、新生活に合わせた完了が目標となるようです。

上記のアンケートでは、男女ともに一番多いのが、3ヶ月以上6ヶ月未満という結果が出ました。
また、次いで多いのが1年以上です。その間、トイレトレーニングが進まない、と悩むママは多くいるのです。

入園前に外したかったのに、と思っていた方も多いと思いますが、入園時点ではおむつを卒業していない子もいます。実際娘の入園時にも、まだおむつだという子もクラスで4~5人はいました。そしてそのどの子も、入園から半年を迎えるころにはトイレでできるようになっていました。

年齢も進んでいる分意思の疎通もスムーズであることに加え、園などでの集団生活での刺激が、トイレトレーニングを一気に進めてくれます。
もしも目標とする時期までにできなくても、必ずタイミングを迎えますので、いつまでにできないとダメ、ということはありません。

行き詰ったときのママの対処法!

どうにも思うようにトイレトレーニングが進まない、そんなときママができる対処法をご紹介します。

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いっそトレーニングをやめてみる

前述してきたように、行き詰ったときはいっそトレーニングをやめてしまうのも良いですね。
ここまでやってきたことが、もったいないなぁ、と思うこともあるかもしれませんが、やってきたことがすべて無駄になるわけではありません。

ママも子供も、張り詰めていた緊張が解け、子供の心身の発達も整うと、その後再開するときにはスムーズにいくこともあります。

お友達の力を借りてみる

よく遊ぶようなお友達で、先におむつが外れている子がいたら、その子がトイレをしているところに、「○○くんすごいねー!お兄さんなんだねー!」と褒め、遠回しに我が子を煽ってみましょう。

同じ立場のお友達が、なんだかお兄さん、お姉さんに見えて、「僕も!」となってくれたら大成功です。

あまり比べすぎてしまうと子供の自尊心を傷つけてしまうことにもなりますので、さじ加減が難しいところではありますが、あからさまに比べないようにしてあげてください。「○○くんはできるのにあなたはまだね」などは言わないようにし、お友達と比べて劣等感を与えないようにするという注意は必要です。

考え方を変えてみる

トイレトレーニングが進まないが、子供は特に気にしていない。
おもらししても気にしないし、落ち込んでいる様子もない、このままトイレトレーニングを地道にするしかない、…でも、さすがにママの気持ちが滅入ってしまった。そんなときもありますよね。

そんなときにはママの考え方を変えてリフレッシュすることも大事です。「後に生まれたもう○○ちゃんは外れているのに」と、オムツ外れで子供の優劣を比べるような気持ちがあることなど落ち込みの原因を認識し、「でも考えてみたらまだ生まれて2~3年ぽっちしか経っていないのよね」とできなくても仕方ないことなのだと理解してあげましょう。

筆者は行き詰って鬱々としたときは、生まれたころの写真などを見て初心に帰ったりします。すると、少し優しい気持ちに慣れて、ママにも余裕が出てくるかもしれません。

トイレトレーニング完了って?段階を踏んでいこう!

マイペースでトイトレをする女の子

一進一退のトイレトレーニング。どこまでできたら完了って言っていいの?と疑問に思いますよね。
2~3歳前後で行うトイレトレーニングでは、昼間のおむつが外れるようになったら完了という傾向があります。昼間のおむつが外れる段階をご紹介します。

自分からトイレに行く宣言をして一緒に行く

「ママ、おしっこ!」と始まり、ママがトイレまでついていって、脱がして座らせて拭いて、までをしてあげる段階です。

最初はおしっこが出る感覚がわかって、トイレに間に合ったということをたくさん褒めてあげてください。この段階に慣れて来たら、少しずつ洋服を脱ぐ練習をさせていきましょう。

自分からトイレに行って、出たらママを呼ぶ

「ママ、おしっこ行ってくる」と言って、自分で服を脱ぎ、出たらママを呼んで拭いてもらう、という段階です。自分で服を脱げるなら、一つ前の段階より失敗が多くなります。
行こうと思ったのに間に合わなかった、という経験は、「早めにトイレに行かないといけない」「念のためトイレに行っておく」という概念を覚えるのにも必要です。

この時期は子供が一人でも脱ぎ着しやすいようなズボン、パンツにしてあげましょう。ジーンズよりはスウェット生地のボトムスがおすすめ。おもらししてもママも洗濯が扱いやすく、水分を含むと重たくなりますので子供にも『おしっこをもらしちゃった』がわかりやすいはずです。

自分からトイレに行って、自分で拭いて出てくる

自分からトイレに行き、最後まで一人でできるようになる。こうなると、昼間のトイレトレーニングが完了したと言えます。

一人でできるようになると、かえって手伝うことを嫌がったりもしますので、やる気が見られたときには任せてみてください。その分、下着の汚れが増えますが、そうしたときには、その下着の洗濯のお手伝いをさせたりして、しっかり拭くことの大切さ、方法を教えてあげましょう。

おうち以外でもできるように練習

トイレで排泄ができるようになってきたら、お友達のおうちに遊びに行く際、おばあちゃんおじいちゃんのおうちに行く際、外出の際には、ぜひトイレを借りて、自分のおうち以外でもトイレができるように少しずつ練習していきましょう。

自宅外だとパンツでいることはいろいろ不安だと思うのでおむつでもいいでしょう。
出る、出ない、にかかわらず、おうち以外にもトイレはあるというのを知り、慣れていくのが大事です。

トイレットペーパーの使い方、手の洗い方など、トイレのマナーも少しずつ教えていきましょう。

周りが気になるのは仕方ない!その子のタイミングがまだきていないだけ

普段の育児でもいえることですが、発達というのは非常に平均や人との差が気になるものです。
後から始めたお友達が、我が子より先にパンツになっている…焦りも感じることと思います。

しかし、周りが気になってしまうのは仕方ありません。皆同じです。
対策を講じてそれが実を結べばよいですが、もしどうにもならないときには、自分が焦っているということを再認識し、イライラした気持ちも、もやもやした気持ちも自分の中で受け止め、我が子にぶつけることのないようにうまく昇華できる方法を考えましょう。

もしも子供にぶつけてしまったなというときには、あとになってもママが本当に反省して謝れば、きっと伝わります。また、周囲に何か言われて、精神的に辛いなと思ったときにこそ「うちの子、まだタイミングじゃないのかな?」と笑顔で切り返すことも大切です。

トイレトレーニングがただ辛いだけのものにならないように、自分と我が子にとってのベストを選んでいけるのが大事なのではないでしょうか?