ママHOWTO

おにぎりアレンジが簡単にできる

おにぎりアレンジは簡単!子供のお弁当に最適

おにぎりのアレンジをすることで、おにぎりの見た目が可愛いため子供はもちろん、大人も毎日のお弁当や食卓が楽しく感じます。中に入れる具材の変化を楽しむほか、おにぎらずやスティックおにぎりなどの最新の可愛いおにぎりを楽しみながら続けられるアレンジ方法や、コツを紹介します。

おにぎりアレンジに挑戦してみよう

おにぎりのアレンジの幅が広がっています。旅行やおでかけ時に食べるほか、子育て中だとランチプレートに乗せるにも便利な食べ物のおにぎりは、普通だと三角形や俵型、丸型ではないでしょうか。

現代では、おにぎらずと呼ばれるサンドイッチのような形になっているおにぎりや、料理レシピサイトでも人気のキャンディ型にしたスティックおにぎりなど、子供が見た時にも食べやすそうなアレンジおにぎりが増えてきています。

おにぎりアレンジは見た目が重要

おにぎりをアレンジするのなら、中身も見た目も重要です。ラッピングのほか、形をサンドイッチのように変形したり、スティックのようにしてかわいいスイーツ風に見せたりもできます。

デコ用ふりかけで色づけをして動物に

デコ弁当を作るためのデコ用ふりかけを使ったおにぎりを作る人もいます。おにぎりは、基本、白米の白い色が基本です。デコふりではオレンジやピンク、グリーン、ブルーになります。一口サイズのおにぎりをブルーで作り、コーンで口を、海苔で目をつけるとペンギンおにぎりになります。他にもひよこをイエローで、かえるをグリーンで、ブタをピンクで作ることができアイデアを膨らませてみましょう。

おにぎりの具は冷凍したものを使うと手軽

おにぎりの具を毎日こだわるのが面倒な人には、冷凍食品でおにぎりの具が売っています。お肉、野菜が入った栄養満点の具を温かいごはんの中心に置いて、おにぎりを作るだけで作り方も簡単です。

凍ったおにぎりの具をにぎると、次第に溶けてとろっとした具に変わります。味もすき焼き、ビビンバ、豚角煮、鶏肉があり、ワンパターンになりがちなおにぎりの具を変えることができます。

おにぎりアレンジ1.簡単にできるおにぎらずに挑戦

おにぎらずは、断面がサンドイッチのように見えるおにぎりです。中に具材を入れて、ご飯、のりで包み、包丁で切るだけなので簡単です。

おにぎらずの作り方

  • ラップを敷いた上に海苔をのせて、中央にごはんを乗せます
  • 具材を乗せます
  • その上にごはんを乗せます
  • のりの左右の角を中央に寄せます
  • 上下の角も中央に寄せてご飯の上から海苔で包みます
  • ラップで上からきつく巻きます
  • ラップごと半分に切ります

サンドイッチのように断面がきれいなおにぎらずは、サンドイッチボックスに入れてお弁当にも持って行けます。

おにぎりアレンジ2.スティックおにぎりでデコってみよう

おにぎりと言えば、三角形か俵型が主流でしたが、今はスティックおにぎりが主流です。特に、子育て中の家庭だとスティックおにぎりすると子供が興味を示して食べてくれた意見もあります。一部では、おにぎらずよりも簡単にできると評判です。

スティックおにぎりの作り方

  • ごはんを正方形に乗せ、線上に具を乗せます
  • 具を包むようにしてラップの端をキャンディのように巻きます
  • ごはんに海苔でデコることもできます

おにぎりアレンジは100均グッズがあると簡単

おにぎりをアレンジしたくても、新しい方法に挑戦するには勇気がいるというのなら、100均グッズでラッピングアイテムを買ってくるのがやりやすい方法です。

作ったおにぎりをそのままラップの中に入れることができる商品も売っています。お店で売っているようにテープをはがすことで、コンビニエンスストアで売っているように、のりとおにぎりを別に包めるラッピンググッズもあり、パリッとしたのりが好きな人にも便利。パンダやうさぎの動物柄のほか、大人の人には洗って再利用できるシリコン素材もあります。

おにぎりアレンジをしてみた体験談4つ

かわいいおにぎりアレンジをしている人の意見を集めました。みんなの上手なアレンジ方法を参考にして、子供が喜ぶおにぎりのアレンジをしてみましょう。

アレンジおにぎりでお弁当!

あんず(35歳)


子供用のお弁当が毎日必要です。アレンジおにぎりを作って乗り切っています。おにぎりラップの日、スティックおにぎりの日、デコのりを使った日、チャーハンをおにぎりにする日……。ごはんはお弁当に毎日必要なので、おにぎりアレンジさえ攻略すれば、子供用のお弁当も苦じゃなくなります。

あとは、ウインナーや卵を焼いたり、隙間は冷凍のゼリーを保冷剤代わりに入れたり、冷凍枝豆を入れたりします。最初は「毎日、お弁当なんて作れるかな」と不安だったのですが、ごはんものを攻略すれば楽ちんだと気づきました。

おにぎりで子供も喜ぶ

中身をこだわれば無限大!(34歳)


子供はお茶碗に入れた白米よりもおにぎりが大好きです。お茶碗に入れたご飯はふりかけをかけても食べてくれないので、おにぎりにしてみました。

少食な子供なので、おにぎりの中身や見た目を変えてできるだけ食べてもらえるようにしています。炭水化物のごはんだけだと栄養価が気になるので、しらすや鮭を一緒にご飯と炊いたり、五目御飯にしたりして、少量でもしっかり栄養が取れるようにしています。

100均グッズは簡単におにぎりアレンジが可能!

もりっこ(34歳)


おにぎりアレンジは、初心者なので手が込んだものはできません。そんな私は取り入れたのは、100均で売っている商品です。

大きめおにぎりはラップで包んでデコ弁当風にできます。プラスチックの振るだけでくま型になるおにぎり型も大活躍です。あとはのりパンチも100均に売っていました。100円なので、常に新鮮なデコおにぎりに挑戦でき、予算も安いのでおすすめです。

SNSアップでやる気全開!

ちゅーこ(45歳)


ママ業をがんばるべく、LINEのタイムラインに子育て記録をつけています。その中でお弁当も毎日タイムラインにアップ。最初は、茶色いお弁当だったのが、ネット映えを意識するようになって少しずつデコ弁っぽくなってきて、先日は運動会に作ったくまのいなり寿司をアップしました。

全員に公開することで、自分自身もお弁当を作るのにやる気が出てきます。最近ではいいね!の数が励みになっていて、友人にはコメントしてくれる子もいます。

ご飯だけのおにぎりは栄養素が不足している

お米の栄養素は炭水化物が多く、筋肉を動かすエネルギーとして知られています。スタミナをつけるには筋肉を作るたんぱく質が必要で、肉や魚を食べなくてはいけないとイメージしがちです。しかし、おにぎりはパワーの源と言っていい食品です。

白いごはんのことを銀シャリと呼んでいますが、これは仏の仏舎利(ぶっしゃり)が語源で、お米のことを日本人が神聖化してきたことが読み取れます。パンと比較してみて、お米のたんぱく質にはアミノ酸が9割も含まれているのに対して、小麦には3割程度しかないことからも、効率的なエネルギー補給としておにぎりが重宝されてきました。

ただ、ごはんのみだと動物性の食品が少ないです。そのため、おにぎりを作るならたんぱく質の具材を足してあげるといいでしょう。

日本人のパワーの源はおにぎり

『怪談』を書いた小説家、小泉八雲が飛脚の昼食を覗いたところ、おにぎりと漬物のみしか食べていなかった話は有名です。外国人でもある小泉八雲は日本人が質素な食事なのに体力仕事ができることに驚いたそうで、昔もお肉を食べることができない人にとって、お米が力の源はお米だったことがわかります。

おにぎりの具なら栄養素豊富な鮭がおすすめ

鮭には消化吸収がいいたんぱく質を多く含みます。美肌効果が高いアスタキサンチンは化粧品にも使われるほどです。ミスユニバースやモデルからも支持されている鮭は、現代人に不足しがちな必須脂肪酸も多く含んでいるのに低カロリーで、鮭は生でも加熱しても食べられるアンチエイジングフードとも言われています。

おにぎりの具にするなら、焼いたものの身をほぐすほか、炊飯器で一緒に炊いて炊き込みご飯のようにすることもできます。

アレルギーが出る可能性も!

アレルギーが出やすい27品目の食品として、エビ、カニ、サバと同様、鮭も含まれています。焼き鮭以外では、加工品に使われる着色料や保存料、調味料がアレルギー原因になることもあります。

ほぐした瓶入りの鮭を使う時は、小さい子供であればアレルギーに気をつけてください。アレルギーが出たら早めにお医者さんに行くようにします。

ミネラル分を取れる塩昆布はおにぎりの具に最適

出汁にも使われる昆布は栄養も豊富に含まれています。カルシウムや鉄、ナトリウムやカリウムのようなミネラルを含んでいて、昆布のミネラルは牛乳の約23倍にもなります。カルシウムや鉄分も豊富です。弱アルカリ性に身体を保つにもいい成分です。

塩昆布だと、熱中症対策にもなるミネラル分も摂取することができます。おにぎりを作る時に全体に混ぜるとほどよい塩気が広がります。昆布の佃煮はスーパーでも売られています。

ビタミンB1が多いたらこは1歳過ぎから

たらの卵巣を加工した食品のたらこは、ビタミンB1が含まれ、体内で炭水化物を糖に変えて代謝を促進するはたらきを持ちます。つまり、ごはんとたらこの相性はよく、おにぎりをエネルギー変換するのにもぴったりの製品です。

ただし、塩分が強くなりすぎるので過剰に摂らないようにしましょう。焼きたらこなら1歳過ぎから食べることができます。

ツナ缶で作るツナマヨは子供に人気

子供が大好きなおにぎりの具のツナマヨには、栄養素もたっぷり入っています。ツナ缶には、たんぱく質、DHA、EPAが入っています。缶詰は長期保存もでき、ツナ缶はあらゆる料理に使うことができます。ふりかけやおにぎりの具材がない時にもツナ缶がひとつあればおにぎりを作ることができます。

ツナの栄養素

  • たんぱく質:細胞、免疫物質を作るはたらきがあります
  • DHA、EPA:血流を促す効果、脳の活性化を促して、記憶力や学習能力を上げる効果があるとされています

梅干しは殺菌作用がある

好き嫌いが分かれる梅干しですが、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCが豊富な健康食品です。疲労回復に役立ちます。強い殺菌作用があるため、お弁当に入れることでおかずが腐るのを防いでくれます。

塩むすびはミネラル豊富で夏バテ防止に

たんぱく質ではないですが、塩むすびが暑い夏を乗り切るために注目されはじめています。猛暑日、酷暑日は塩むすびを食べてミネラル補給をすることも大切です。熱中症対策には水分補給だけでなく塩分の補給も重要だからです。

お米は水を吸収させて炊くので、水分量も多く、そこに塩を加えておにぎりにすることで熱中症対策食品になります。子供用には小さいおにぎりにして一口サイズのおにぎりを作りましょう。

おにぎりアレンジで子供の食欲をそそろう

おにぎりアレンジをすることで、子供が大喜びすること間違いなしです。見た目が変わるだけでも、おにぎりを食べてくれる量が増えることもあります。中身の具を変えて味を変えるほか、おにぎらずやスティックおにぎりなど最新おにぎりに挑戦し、見た目もたのしいおにぎりアレンジを楽しんでみましょう。

食が細かったり好き嫌いが激しくてご飯を食べない子供の場合、子供がご飯を食べない!イライラしないで見守ろうを参考に、おにぎりをかわいくアレンジして子供の食欲をそそってあげましょう!