クローゼット収納のコツ
クローゼットの収納スペースを無駄なく活用するコツ3つ
クローゼットの収納スペースを上手に活用出来ていますか?外側から見えないからと言って、洋服やかばん、その他の荷物を詰め放題詰めてしまうのはおすすめできません。子供がいると荷物が多くなってしまうからこそ、整理整頓することが大切です。今回はクローゼット収納のコツをご紹介します。
クローゼットの収納力は自分次第でアップする!
「クローゼットの中は、絶対に見せられない!」「正直ぐちゃぐちゃで、もったいない使い方をしているように思える」というお父さん・お母さんも少なくありません。子供がいるとどんどんモノが増えていって、ふと我に返ったときには収納できずに、たくさんのモノが溢れかえっているということも少なくありません。
そこで、ぜひ上手に活用していただきたいのが【クローゼットの収納】です。クローゼットはあまり人には見せないところだからこそ、上手に活用して、少しでも自宅内をスッキリさせていきたいものです。早速、確認していきましょう。
現役ママ達が抱えるクローゼット収納の悩みとは?
- クローゼットは見えないのを良いことに、洋服や小物を詰め込む場所になっている。
- ハンガーにかけた洋服がクローゼットを開け閉めする時に、引っかかる。
- 汚い。
- どこに何があるのか、わからない。
- そもそもクローゼットって、どうやって使えばいいの?
- 洋服の他に何を収納すれば良いのか、わからない。
- 我が家のクローゼットの収納は、隙間だらけでもったいない!
- ボックスをどのようにクローゼット収納に活かして良いのか分からない。
このように、クローゼット収納や活用法に悩んでいる方は少なくありません。改めてクローゼットについて考えると「クローゼットってそもそも何なのだろう?」と疑問に思ってしまいます。
ちょっとした疑問。そもそも、クローゼットってなに?
「クローゼット収納がうまくいかない」というお父さん・お母さんが多い中で、ちょっとした疑問。そもそも、クローゼットというモノは、何なのでしょうか?
クローゼットとは「洋服や雑貨などを収納するスペース」のことです。洋服やコートをハンガーにかけて収納しておくスペースと、床にボックスを置いて畳んだ洋服や小物を収納できるスペースがあります。
主に寝室に併設されていますが、ウォークインクローゼットと言って、お部屋全体が収納スペースになっているところもあります。衣装持ちの方や家族が多く収納する洋服がたくさんある場合は、ウォークインクローゼットを希望される人が多いです。
クローゼット収納の3原則とは?
「クローゼットはあるけれど、なかなかうまく活用できていない」と感じるお父さん・お母さんのために、クローゼット収納についてとことん掘り下げていくことにしましょう。
クローゼット収納を上手く使いこなしている人には、ある特徴があります。それは、ただ何となく使っていないということです。収納スペースがあるから、何となく洋服やモノをしまって置くというスタイルでは、なかなかクローゼット収納はうまくいきません。
クローゼットの収納を上手に活用している人は、意識的に、あるいは自然と以下の3原則が守られています。「自分は本当に収納が苦手」と思い込んでいる人も、心掛けひとつで収納が得意な人に変身できるかもしれません。
1.隙間なく
クローゼットは限られた収納スペースです。ですから、出来るだけ多くの洋服や雑貨類を収納するためには「隙間なく片づける」というのが鉄則です。
隙間なく片づけるというのは、出し入れが難しいほどにありとあらゆるものをパンパンに詰め込むというイメージではありません。出し入れのしやすさを考慮しながら、無駄なスペースなく、整理整頓していくというイメージです。
ハンガー、ボックスなどを上手に組み合わせて、無駄なスペースができないように工夫してください。
2.奥のスペースを無駄なく
「クローゼットって、結局あんまりモノが入らないのよね・・・」という人は、もしかしたら奥のスペースまで十分に使えていないのかもしれません。クローゼットはヘビーローテーションの洋服だけを収納するスペースではありません。
あまり着用しない洋服やカバン、季節の違う洋服などは、奥のスペースに収納するといいでしょう。クローゼット収納が上手な人は、見える部分にだけモノを置くのではなく、見えにくいクローゼットの奥の使い方が上手です。
奥にもしっかり収納スペースを確保して、クローゼット全体を無駄なく活用できる人が、収納上手な人と言えるでしょう。
3.統一感を大切に
クローゼット収納が上手な人は、統一感を大事にしています。ただ洋服や雑貨品をしまって置けばよいという感覚ではなく、用途に合ったモノの配置を意識して、クローゼットの中のバランスを整えていくことを意識しているのです。
以上が、上手にクローゼット収納をおこなうための3原則です。クローゼットという限られた空間の中で、いかに無駄なく収納スペースを使うかがポイントです。
クローゼットは自宅の中にいくつもあるわけでは、ありません。おうちの中をスッキリさせるためにも、クローゼット収納を充実させていきましょう。
隙間なくクローゼット収納するための3つのコツ!
「なんとなくクローゼットの中に統一感が無いの」「クローゼットの中の隙間が無駄に感じる」というお父さん・お母さん。子供がいると、子供の洋服・タオル・かばん・帽子などさまざまなアイテムが増えますので、しっかりと片づけることができるクローゼットの収納を無駄なく活用していきたいものです。そこで、クローゼットの隙間を作らないためのコツをまとめました。
1.洋服の丈を揃える
隙間なく、そして収納に統一感を出すのなら「揃える」というアクションに力を入れていく必要があります。そこでポイントとなるのが、「洋服の丈」です。ハンガーにかける時には、一番多いと思われる腰骨くらいの着丈の洋服、ワンピースやチュニックなどの洋服に多い腰よりも下の位置の着丈の洋服、そしてマキシワンピースなどのくるぶし丈の洋服に分けていきましょう。このようにすることで、クローゼットの中に統一感が生まれて、スッキリと収納することができます。
0歳と4歳の現役ママも試してみた!メリットを体感
私は典型的な面倒くさがりなので、整理整頓が煩わしくて仕方ないという人です。当然洋服をハンガーにかけて収納していく時も、着丈などを意識することなど全くなくポイポイとかけていましたが、これが結構トラブってしまいました。見た目もあまりよろしくないですし、何よりどこに何を収納したのか分からなくなってしまうことが多かったのです。
私「ねぇ、何か気に入っていたTシャツが無いんだけど・・・」
夫「クローゼットの中にあるでしょう?」
私「ないから言ってるんじゃん!」
夫「ほら、よく見て。ワンピースとワンピースの中に埋もれているよ」
私「あ、あった。ごめんね」
夫「もう、これじゃ収納しているかどうか分かんないね」
確かにどこに何があるのか分かりやすくするために、ハンガー収納しているのに、これでは意味がありません。着丈の違う洋服同士が隣り合っていると、どうしても洋服が埋もれてしまったり、把握しづらくなってしまいます。ですから、着丈によってハンガー収納を分類するのはとても良かったです。着丈を揃えてハンガー収納することで、夫婦げんかも少なくなりました。
2.ハンガー収納とボックス収納のダブル使い
クローゼット収納で余分なスペースを出さずに収納するためには、「ボックス収納」がとても大切な要素になってきます。ハンガーにかけるのは「わりとよく着る洋服」、そしてボックス収納するのは「比較的あまり着ない洋服」と分類しましょう。
床に直接ボックスを置くので、ハンガー収納とは違うスペースの収納が実現します。あまり着ない洋服や下着を収納していくために、ボックスを購入することをおすすめします。
3.かごやトレーなど、収納ボックスを使い分ける
ボックスは規格があるので、どうしても余分なスペースが出てきてしまいます。そこで筆者が活用しているのが「かご」です。柔らかい素材のかごであれば、スペースに合わせて収納することができるので、便利です。
クローゼット奥のスペースを無駄なく使うには、つっぱり棒がオススメ
クローゼットの奥の部分を収納スペースとして使うのは、難しいです。奥に収納スペースを設けた場合、以下の悩みが出てきます。
- 届かない
- 取りにくい
- 何を収納したのか分からなくなる
- 出し入れしにくい
でも、これらの悩みを全て解決してくれるのが「つっぱり棒」です。スペースに合わせて長さを合わせることができるので、とても便利ですし、つっぱり棒で高さのある収納ができるので見えにくいという悩みも解決します。季節の違うコートやジャケットなどをかけてはいかがでしょう。
統一感がクローゼット収納を成功させる!コツとは?
クローゼットはあまり人からは見えない部分ですし、最大の目的を収納としているので、オシャレやセンスの良さはあまり気にしていないという人も少なくありません。しかしながら、ちょっとした気遣いで、ただの収納スペースではなくセンスの良いスペースに早変わりします。早速、確認していきましょう。
1.ハンガーを揃える
洋服をかけるハンガーを揃えるだけで、グッと統一感が増してクローゼットの中がセンス良くなります。ハンガーがバラバラだと、洋服の掛けたときの肩の位置がバラバラになって、統一感は生まれません。また、洋服の素材や種類によっては、ハンガーからずり落ちやすく、クローゼットを開け閉めするたびに洋服が床に落ちているということにもなりかねません。
そこでオススメするのが、ずり落ち防止のハンガーを買い揃えて、統一感を出すことです。特別なテクニックなど必要ありません。クローゼット内のハンガーを揃えるだけで、見た目が格段に良くなります。
2.洋服は同系色をまとめる
ハンガーに洋服をかけて、クローゼット内に収納する際には、「着丈」と「色ごと」にまとめていくようにしましょう。先ほどは着丈ごとにまとめるメリットについてお話しましたが、色ごとにまとめていくのもメリットがあります。
色ごとに洋服がまとまっていると、グラデーションのようで見た目もキレイですし、また洋服のコーディネートを考える時に便利です。自分が今どのような洋服を持っているのかが把握しやすいので、同じような洋服を購入することも少なくなるでしょう。
3.使う頻度で収納場所を統一
洋服を色ごとに分ける方法もオススメですが、筆者が試してみて意外と便利だったのが「使う頻度で収納場所を統一する方法」です。よく着る・まあまあ着る・たまにしか着ない・特別な時にだけ着るという4つのカテゴリーに分類をして、一番取り出しやすいところによく着る洋服を収納しましょう。
現役ママが良く使うクローゼット収納アイテムのブランドまとめ
子育て中は毎日普通に暮らしているだけなのに、不思議とお金がどんどん出ていってしまいませんか。子供と外出するだけで「ママ、おやつ買って~」「ぼく、がちゃぽんするまでぜったいに帰らないから」と子供にせがまれて、無意識のうちに細かなお金を使ってしまうのです。
ですから、他人様から見えない部分の収納アイテムに関しては、あまりお金をかけたくない・・・という人が多いです。そこで、子育て真っ最中のお父さん・お母さんにオススメの収納アイテムのブランドをまとめました。
ニトリ
シンプルだけど、機能性の高い収納アイテムが充実しているのが「ニトリ」です。コストパフォーマンスも良いので、収納しやすいようにクローゼット内を整備したいという人は、是非ニトリで買いそろえてはいかがでしょうか。季節や子供の人数、荷物の量によって収納方法は変わっていきますが、ニトリのアイテムだったら買い換え時にも金銭的な負担は少ないでしょう。
無印良品
無印良品の商品は決してずば抜けてお安いわけではありませんが、シンプルで使いやすいデザインの収納ボックスがオススメです。厚手のプラスチックの収納ボックスは、ペコペコしないのでとても使いやすく、重ねられるのがポイントです。無印良品には、小物入れ~大きめの収納ボックスなど、さまざまなサイズのものが揃っているので、是非用途に応じて使い分けてください。
東京インテリア
東京インテリアは、無印良品やニトリとは少し違って、色合いもデザインも楽しめるものが多いです。ニトリよりも平均価格はやや高めですが、クローゼット内をできるだけオシャレにしたいというママたちにはオススメです。
片付けが苦手でも、クローゼット収納は上手になる
今回は【クローゼットの収納】についてお話しました。クローゼットの収納は心掛け次第で、誰でも上手になることができます。隙間なく、無駄なく、揃えて収納を意識するだけで、クローゼット内に統一感が生まれて見栄えも良くなるでしょう。今回ご紹介した収納方法は、どれもお金をかけないで出来るものばかりですので、是非お試しになってはいかがでしょうか。