子育てHOWTO

育児日記はいつまで書くのか

育児日記はいつまで書き続ければいいのか教えて!

育児日記はいつまで続けますか。家事や育児に追われ育児日記を書くことが負担になっているお母さんが子供の成長や気持ちを記録する育児日記を、負担に思うことなく楽しく無理なく続けていく方法、アプリやSNSでの絵日記へ変化を遂げた育児日記を紹介します。自分に合う期間や書き方を見つけましょう。

育児日記はいつまで書き続ければいいのか分からない

育児日記はいつまで続けるのでしょうか。育児日記を書くことで子供のささやかな成長や忘れてはいけない記録を残すことができます。毎日家事や子育てに追われているお母さんが1日を見直すきっかけにもなり、育児日記を書くことで気持ちや頭の整理をすることができます。子育てにイライラしてしまうお母さんも、反省の時間になりますし、手のかかる子供が確実に成長していることが確認できるので、いつまでも書き続けたいと思うのは自然なことなのですが、一方で書き続けるうちに「いつまで書かなければならないんだろう」と次第に負担に感じることが増えるのもよくあることです。

育児日記って何?

育児日記とは子供の成長やお母さんの思いを記録するものです。子供の健康管理や毎日の忘れたくない思い出を残す為、いつか子供と一緒に読み返したいという願いを込めて育児日記を書いているお母さんが多いです。書き方は自由で、育児日記として販売されている内容の決まったものでも、普通のノートに思うままに書き綴ることもできます。

育児日記は、産院でもらったプレゼントや資料の中に入っていたこと、親や友人から「思い出になるから書いてみるといいよ」と勧められたのがきっかけで書き始めるケースが多いです。初めての出産の後に産院から授乳の時間や様子について書くように指導がある場合もあります。

育児日記をいつまで書き続ければいいのか負担になっているお母さんが増えている

育児日記を書き始めると、初めのうちはいいのですが、育児日記をいつまで書き続けていくのか、育児に追われる中で育児日記を書くことが負担になってきます。長く続ければ続けるほどここまで書いてきたのに本当に辞めてしまって良いものかと悩み、負担に思いながらも続けてしまう。育児日記は子供の成長を楽しく残していくものなのに、負担になっているのはおかしな状況です。

育児日記の最初の1冊は短い期間で書き終わるものを選ぼう

育児日記は子供を育てている限りいつまでも書き続けることができます。育児日記を始めるときに期限を決めておくことで、お母さんが納得したところで育児日記を終わらせることができます。育児日記には1年、3年、5年と先の見えるものから、20年と気の遠くなる育児日記も存在します。育児日記を初めて購入する時は、自分の生活スタイルや性格を考えてお母さん自身が自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

初めから育児日記はここまでと期限を決めておくと負担が少なくなる

育児日記をいつまでも続けてしまい、育児日記のやめ時が分からなくならないように、育児日記を始める時に1歳まで、3歳まで、幼稚園に入学するまでと期限を決めておきましょう。最初から期限を決めておくことで、今まで続けてきたのに本当に辞めて良いのかという気持ちを持ちにくくなります。成長の節目を期限にしておけば、多少のことがあっても乗り切ることができる人も多いでしょう。

育児日記を書かないといけないという思い込みを捨てよう

育児日記をいつまで続ければよいのか分からずに続けてしまい、やめ時が分からず負担になるお母さんが多く、何かの節目ではなく辞めようと思い立った日に突然辞めたというパターンもあります。ゆっくり時間を作ることができるお母さんだけではありませんので、子供に手がかかったり、ワーキングママとして遅くまで仕事をしていたり、忙しい家事や育児の合間を使って書く育児日記を続けることは大変なことです。

今日はまだ書いていない、昨日の分が書けていない、書くネタが思いつかない等、不安になったり、負担に思うようであれば、育児日記を書かないといけないという思い込みを捨てましょう。世の中には育児日記を書いていないお母さんも沢山います。育児日記は必ず書かないといけないものではありません。ここまで書いてきた分で十分記録できています。毎日の育児日記が負担になっているお母さんは、いつ辞めても良いことを頭に入れておきましょう。

育児日記書は書かなくても大丈夫です。

育児日記をいつまでも続けてしまうお母さんもいる中、1度も書いたことがないというお母さんもいます。どちらが子供を思っているのかというわけではなく、どちらのお母さんも子供の成長を楽しみ、奮闘しながら毎日育児をしています。書かないと忘れてしまうのではないか、書かないと良いお母さんではないのではないかという恐怖心は捨ててしまいましょう。

途中からお母さんの日記へシフトチェンジしてもOK

育児日記はいつまで続けるものなのかと思っているお母さんで、育児日記が苦痛ではなく、趣味や息抜きの時間になっている場合は日記として続けていくのも良いのではないでしょうか。時にはイラストを交えたり、色をつけてみたり、楽しむ工夫を加えお母さん自身の日記にシフトチェンジしてみると、子供の様子も記録でき長く楽しく続けることができます。

書くことが減ってきたら間隔をあけて書こう

育児日記を毎日つけていたお母さんも、子供の成長の変化が落ち着いてきたら日数を減らしていきましょう。毎日成長が見られた赤ちゃんの時とは違い、週に1度、10日に1度と日数を開けたとしても子供の大きな変化を感じることができます。毎日書くことがなくても週に1回や1ヶ月に1回と間を開けると育児日記に残したいと思うできごとが起こります。書くことに困ってきたら日数を開けてみましょう。

育児日記をいつまでも楽しく書くなら絵日記風にアレンジ

育児日記をいつまでも楽しく続ける方法として、SNSで絵日記を投稿している人が多くいます。絵が得意なお母さんが面白おかしく子供の成長を綴っている絵日記は人気も高く、本を出版している人もいるほどです。絵日記を書くことをお母さんの趣味にしてしまえば、育児日記も苦痛なものにはなりません。言葉だけでは表現仕切れないことも絵を加えることで分かりやすく、共感を呼ぶものに変わります。数年後自分で見返した時に、こんなこともあったなと楽しむこともできます。大変な育児の場面でも、子供の楽しい場面を切り取って記録していくのはお母さんにも楽しい時間になるのではないでしょうか。

大切なことだけを育児日記に書き込む派もいる

育児日記は、それぞれのお母さんオリジナルのものも多く、中には大切なことだけ書いて残しているというお母さんもいます。歯が生えてきた等の体の変化や、お誕生日や七五三等の行事,旅行に行ったこと等、書く内容ができた時にだけ育児日記を書いているのです。自分のペースで無理なく子供の成長を残すことができますので、忙しいお母さんやずぼらお母さんにもおすすめです。

育児日記はSNSへ形を変えても大丈夫

育児日記をいつまでも続けるのではなく、育児日記代わりに、子供がいつ頃何ができたのかという思い出をSNSに残す人も増えています。写真と共に見直す事ができますし、同じ頃に生まれた他の子供とお母さんとも成長を共有したり、その歳にしか分からない悩みを相談したりすることができます。子供の顔出しが気になる場合はイラストにしてみたり、関連画像にしてみたりとSNSと上手に付き合う方法を考えましょう。

育児日記の代わりにアプリを使ってもいい

育児日記をいつまでも続けるのが大変な場合、空いた時間にさっと記入することができ、すぐに見返すことができるスマホアプリが便利です。思い出として残すというよりは、忘れてはいけない記録をアプリに記入しておくというイメージです。必要な場合はプリントアウトしてみたり、母子手帳等に書き写すことができます。後で書こうと思っていてそのまま忘れてしまうことが多い場合は利用してみてはいかがでしょうか。

育児日記には何を書けばいい?

育児日記は決まりがないので何を書いてもいいです。多くのお母さんは、赤ちゃんの時は授乳やミルクの回数、排便の回数、睡眠時間等を記入しますが、少し大きくなっても今日はこんなことができるようになった、こんなことを言った、こんな遊びをしたなど、思い思いに書いてください。

  • その日の子供の様子
  • 歯が生えた、オムツがとれた等の子供の成長
  • 面白かった子供の場面
  • 予防接種の記録
  • 誕生日やイベントの記録

育児日記を選ぶ時のポイント

育児日記は本屋さんや雑貨屋、ベビー用のお店に取り扱いがあります。ネットで購入する場合はレビューを参考にできますので、使いやすさ等が分かりやすいというメリットがあります。実際に店舗で購入する場合は素材の質感や、分厚さ、内容を何冊か見比べることが可能です。

記録しておきたい項目がたくさんある育児日記を選ぶ

育児日記を選ぶ時は、出来るだけ長く書き続けられるように、自分が書きたいと思う項目がたくさんあるものを選ぶといいでしょう。外出先で時間の空いた時に書く場合は見た目も気になりますし、育児日記とはわからないようなデザインの可愛いものも沢山出ていますが、大切なのは中身です。

写真を貼ったりイラストを描くスペースのあるものや、全ページカラーで見るたびホッとするイラストがあるもの、忘れがちな予防接種を記録できるもの等、内容は様々ありますから、購入する時は必ず、中身を確認して、自分が記録しておきたい内容のあるものを選ぶようにしましょう。

長く続けられるようにお気に入りのデザインを選ぶ

育児日記を長く続ける予定の人は、書きやすさや、気にいったデザインのものを選びましょう。思い出として長期間保存するのであれば、丈夫なものを選ぶことも必要です。長い付き合いだからこそ飽きがなく、お気に入りのデザインを選ぶことで大切に使用することができます。

自由に書けるフリースペースがあるものを選ぶ

せっかく始めた育児日記が中途半端に途中で終わってしまうのは悲しいものです。書ききることを目標に無理のない育児日記を選びましょう。数年続けるのが目標であれば1年単位で次の育児日記を購入するのも良いでしょう。写真を貼る場所や絵を書けるスペースがあったり、時系列が分かりやすいものだったり育児日記の中身は自分が自由に書いていけるものかを確認しましょう。

育児日記に書く情報はあとで役に立つ

育児日記をつけることで、子供がいつ何をしたのか子供の成長を記録することができます。毎日育児に追われていると大切な成長を記録することを忘れがちです。育児日記をつけることで子供の成長を病院の検診や保育園や幼稚園で聞かれた時に正しい情報を答えることができます。実際にずぼらな筆者の育児日記は出産後1週間で止まっていた為、いつ寝返りしたのか、いつ歩き始めたのか、いつ喋り出したのか覚えておらず、検診で聞かれる度に困りました。

育児日記は子供の変化に気付きやすい

育児日記をつけることで子供の少しの変化に気付きやすくなります。少し前から元気がなかったな?と思えば時期を見返すことができますし、最近わがままが酷いと思えば、そういえば子供との時間が取れていなかった等、毎日バタバタと過ぎる中で子供の少しの変化に気付きやすくなります。

育児日記は子供の成長や思い出を残すことができる

育児日記を書くことで子供の成長や思い出を残しておくことができます、驚かされた成長や日々の些細な幸せを全て記憶しておくことは難しく、忘れたくない場面もあるでしょう。育児日記に記録していることを読み返すことで、思い出の場面を思い出すきっかけを与えることができます。子供が小学生になると学校で自分の生い立ちを勉強する機会があります。筆者の1週間で終わっている育児日記は娘に笑われてしまいましたが、しっかりと記録された育児日記なら自分の成長を学ぶことができ参考になりますし、子供も嬉しいのではないでしょうか。

育児日記は兄弟が増えたら書き続けていくのが大変

育児日記を数年書いていると、下に弟や妹が出来る場合があります。1人、2人、3人と子供が増えると忙しさも増し、育児日記を書く時間が取れなくなってきます。兄弟が増えることも考え、生まれてから1年等の短い区切りにしておくと兄弟が生まれてから、2冊も3冊も書くことになりません。先を見据えて、育児日記の期間を設けたり、下に弟や妹ができたら止めようときっかけを決めておくことが大切です。

育児日記は兄弟ができたらまとめて書こう

育児日記を書いているうちに下に子供が増えた場合、子供一人一人の育児日記をつけるのではなく、一つの育児日記に兄弟の成長をまとめて記録していきましょう。一人一人の育児日記を書き続けることは大変です。兄弟の可愛いやりとりや思い出も残すことができるので、子供が増えてからの育児日記は1冊にまとめて書くのがおすすめです。

育児日記はいつまでか決めて負担にならないように書いていこう

育児日記をいつまで続けるかは自分次第です。もうそろそろ止めても良いかなと思ったら、思い切って止めても良いですし、何か別の形で残して行きたいなと思ったら、楽しく続けて行く方法を考えましょう。子供の成長や思い出を残す作業が負担になるのは残念なことです。育児日記は必ず書かないといけないものではありません。いつでも止められることを頭に置いて力を抜いて記録していきましょう。