ご飯を作りたくない時のメニュー

ご飯を作りたくない時の対処法!主婦の定番メニューとは?

ご飯を作りたくない時でも、簡単に作れて家族の満足度が高いメニューやレシピを主婦の皆さんに教えてもらいました。外食や出前、スーパーの総菜などの中食はお金がかかりますから、冷凍食品やストック食材の利用がカギ!料理の手順が簡単なのはもちろん、洗い物が少ないというのも大切なポイントです。

ご飯を作りたくない時の対処法!主婦の定番メニューとは?

今日はご飯を作りたくない!主婦を救った簡単メニューの体験談

今日はご飯を作りたくない…。
自分ひとりなら、外食やコンビニ弁当、スーパーのお惣菜という手段もある。そもそも一人分の食事の支度はそんなに面倒じゃない。

でも、家族の食事作りを担う主婦はたいへんです。

時には外食も良いですが、幼児がいると外食は疲れるだけだったり、育ちざかりの子供がいたら「外食したらいくらかかるんだろう…」と家計への打撃が気がかりな方もいるでしょう。

ご飯を作りたくないけれど、一応、作らないといけない。
そんな日のおすすめメニューのアイデアをご紹介します。

ご飯を作りたくない時に主婦が作る定番メニューは?

ご飯、味噌汁、主菜1品、副菜2品。それらが並んでいる食卓は華やかでしょうが、ご飯を作りたくない時にこれらを一から作るのは非常にハードルが高いです。

そんな時の定番は、麺類や丼物がおすすめ!
大人数でもまとめて作れて、洗い物が少ないというメリットもあります。

ご飯が主役!丼物のメニュー例

丼に盛られたカレーハンバーグ

男の人や子供ってご飯が大好きですから、旦那さんや子供たちは手抜きなんて思いません!
「〇〇丼」といった名前がなくても、「他人丼」でも、冷蔵庫のあまりものを炒めてご飯の上にのせるだけでも、意外においしいですよ!

  • カレー
  • ハヤシライス
  • 親子丼
  • そぼろ丼
  • チャーハン
  • なすの挽肉炒めチーズ乗せ(ドリア風)

パスタ・うどんなどの麺類は常備しておいて損なし!

パスタソースを保存瓶に入れる

お米ではなく、麺を主役にするのもおすすめです!
パスタやそうめんなどの乾麺はもちろん、冷凍うどんなども保存期間が長いというメリットがあります。

パスタは手作りのパスタソースを冷凍しておく、レトルトのソースを使うなどの方法があります。麺の種類を問わず、冷蔵庫にある野菜を適当に使ってソースや汁を手作りすれば、栄養面の課題もとりあえずクリアできます。

そうめん=麵つゆと思わず「今日は中華出汁で、にゅうめんにしよう」など、臨機応援にいきましょう。

電子レンジやオーブンはフル活用

電子レンジでチン

ご飯と味噌汁はなんとかなる。問題はおかず…というときは、簡単に肉や魚、卵を焼きましょう。

魚などはクッキングシートを利用すれば、フライパンに臭いが付かず、洗い物が楽になります。適当な野菜と一緒に包んで、ホイル焼きにするという方法もあります。

また、「焼く=フライパン使用」とは限りません。レンジやオーブンだけでも作れる料理は意外に多く、簡単に一品が完成します。

魚の超簡単な調理例
・クッキングシートを敷いたフライパンの上で焼き魚
・野菜と一緒にアルミホイルで包んでホイル焼き

肉の超簡単な調理例
肉に味をつけてトースターやオーブンで焼く

卵の超簡単な調理例
・溶き卵をレンジにかけてオムレツづくり
・麺をゆでたお湯をつかってゆで卵

時短料理だけど激的美味しい!子供が喜ぶ超レシピ10選
時短料理だけど激的美味しい!子供が喜ぶ超レシピ10選

おすすめ冷凍食品、ストックしておくと便利なお助け食材

冷凍うどん

疲れているとき、時間がないとき、献立が思い浮かばない時、ご飯を作りたくないと思うのは、自然なことです。そんな時のために、日頃からストック食材を用意しておきましょう。

体験談で主婦たちが活用していた冷凍食品やストック食材は、以下の通りです。

ストック・常備しておきたい食材

  • 冷凍ごはん
  • 冷凍うどん
  • 冷凍餃子
  • 冷凍枝前
  • 冷凍の肉団子
  • 冷凍の魚
  • 乾麺(パスタ、そうめんなど)
  • 乾物(高野豆腐など)
  • パスタソース
  • ひき肉※切る手間や包丁を洗う手間がない

特に人気だったのが、冷凍の餃子です。最近の冷凍食品は、とてもおいしくできていて、旦那さんや子供たちの好物となっている例も見受けられました。

ご飯支度が憂鬱な時のお手軽メニュー!主婦たちの体験談15

ご飯を作りたくない時、時間がない時、主婦の皆さんは、どんな献立にしているのでしょうか?
「その手があったか!」と思わず感心してしまう体験談を紹介します。

必ずある調味料と冷蔵庫の余り物で!

千葉優子(30代後半)


にゅうめん

ご飯を作りたくもない、でも買いにも行きたくないし、時間もない!
そんな時は、「とりあえずあるものでなんとかする」場合がほとんどです。

醤油、酒、みりん、砂糖、味噌、片栗粉、小麦粉、パン粉、たまご、その他ソースや顆粒出汁を使って、「冷蔵庫の残り物で洗い物少ない!」をテーマにクックパッドや楽天レシピで検索して簡単レシピで済ませます。

最近はそうめんが半端に余っていたので、『中華スープベースのにゅうめん』にしました。使った調味料は鶏がらスープの素、酒、みりん、醤油、小口にして冷凍したネギ、カットして冷凍してあったかまぼこ、溶き卵です。

鍋一個で先にそうめんゆでて湯切りして、またその鍋でスープ作って溶き卵落として、洗い物も少なく済ませました。 

なぜかいつもそぼろ丼!

まりな(45歳)


そぼろ丼

お料理は嫌いではないものの、どうにもこうにも「今日は夕飯を作りたくない」っていう時があります。とはいえ、現在専業主婦で家事がお仕事のようなもの。作らないのは夫に申し訳ない上に家計にも響くしと、そんな時の定番メニューは「そぼろ丼」です。

作り方も簡単だし、ひき肉はいつも多めに買って100グラム位ずつラップに包んで冷凍してあるのでお買い物にいかなくても大丈夫。それにいり卵、青菜、若しくは人参をみじん切りにして炒めて丼にすればそれだけで見た目が綺麗です。

サラダか具だくさんのお味噌汁ができれば完璧です。食後の洗い物も簡単に済むのも嬉しいところ。そぼろ丼は私のお助けアイテムです。

うどん、パスタなどの乾麺を常備!

みかまま(30代後半)


夫、私、小学生と幼稚園の娘二人の四人家族です。体調が悪い、子供の習い事で遅くなった、献立が思いつかないなどという理由で、「今日はご飯を作りたくない」ということはよくあります。

だから「作りたくない気分になる」ということを想定して、いつもストックしているものがあります。それは、乾麺です!長期間保存できるので、安いときにまとめ買いしておくので便利です。

今は、パスタ(子供に人気なのはペンネ)、ゆで時間が短くて便利なそうめん、アレンジがしやすいうどんを常備しています。あとは、その時冷蔵庫にあるものを加えて、一品料理の夕飯です。パパっと食べられるので、主人や子供からも意外と好評です。

お鍋+冷凍餃子と枝前でお酒もすすむ!

りず(36歳)


餃子

専業主婦のため毎日ご飯を作らないといけませんが、どうしてもメニューが浮かばなかったり、外出して時間がないと作りたくない時もあります。主人がお酒好きのため外食はお金のことを考えると気がすすみません。

そんな時は、冬は「お鍋」、夏は「冷しゃぶ」か「焼きしゃぶ」にしています。これだと野菜が多いので、豪華に見えますが、実際は切ったり茹でたりするだけなので簡単に作れます。後片付けも楽です。

そこにいつも常備している冷凍の餃子を焼いたり、枝豆をレンジでチンするだけでおつまみにもおかずにもなるので重宝しています。

「うどん」と「卵」があれば乗り切れるハズ!

ガリッコ(40代前半)


夫婦と中学生の子供の3人暮らし。夕飯を作りたくない日は多々ありますが、毎回出前やコンビニで済ますと、家計はえらいことになります。なので、頑張りすぎずにご飯の支度をしています。

だいたいが麺、特に冷凍うどんの割合が高く、生野菜が余っていたら肉だけゆでて『サラダうどん』、高野豆腐と卵で『卵とじうどん』もよくやります。のせるだけ混ぜるだけなど、一から作らなくて済むようにしています。
冷凍うどんと卵があれば、何とか乗り切れる気がします。卵かけご飯があるくらいだから、『卵かけうどん』もアリなのでは!?

どうしても作れない日(体調不良や帰宅が遅くなったとき)は、コンビニやスーパーでお弁当やお惣菜を買うこともあります。デリバリーに頼ることもあります。ただ、何でもない日に夕飯に惣菜が多いとき、体調を心配されてしまいます。

白米をメイン料理にしてしまいます。

谷口智子(30代前半)


炊き込みご飯

夫と中学生の子供がいます。今日はご飯を作りたくないな~と思う日は、何品もおかずを作るのが面倒なので、白米がメイン料理になるような一品料理にします。カレーやハヤシライス、チャーハンや親子丼が一品ですぐに作れるので定番です。
ただ、これだと「手抜きをしてしまったなぁ~」と罪悪感があります。

手抜きをしていないように見せるために一番おすすめなのは、『炊き込みご飯』です。ご飯を炊く時に炊飯器に具材やだしや調味料を入れて普通に炊くボタンを押すだけで、立派なメイン料理のできあがりです。

あとはインスタント味噌汁と5分ほど焼いただけの餃子とか買ってきたコロッケとかで夕飯を乗り切ります。作りたくない日は後片付けもしたくないので、切ったり炒めたりの手間もできるだけ少なく済ませています。

料理嫌いなので、やる気があるときにストック!

本田美奈子(40代前半)


パスタ

小学生の子どもがいます。夕飯を作りたくない時なんてしょっちゅうです。それは私が料理を作るのが嫌いだから。子ども時代から食にはたいして興味なし。とりあえず食べられればいいやって感じです。

そんな私が「夕飯を作りたくない」ときに使うものは冷凍スパゲティです。料理を作りたいと思う時(週に1回くらい)にまとめて材料を購入し、すぐ調理しておきます。

オイル系パスタはその場で炒めたほうがおいしいと思いますが,クリームソースやミートソースはシチューなどと同じであらかじめ作っておいて冷凍し、食べるときにレンジで解凍するだけ。当日はお湯を沸かしてパスタをゆがくだけ。スパゲティは楽チンです。

餃子、焼きそば、ピザ、牛丼の具

ゆんゆん(35歳)


週末の夕飯や休日のお昼ご飯など、面倒で作りたくないと思う日は多々ありますが、外食するとお金が勿体無いので簡単なもので済ませます。

よく作るのはパスタで、茹でてソースをかけるだけですぐに出来るので助かります。ミートソースやカルボナーラなど、パックに入ったパスタソースは必ず常備してあります。

ご飯が食べたいときは手軽に出来る丼物を作ります。ご飯も余ったものを冷凍してあるので、レンジでチンして使えます。親子丼も定番ですが、茄子と挽き肉を甘辛く炒めてご飯の上にかけるだけでも美味しいです。
鶏胸肉や合挽き肉などは、こうした丼物を作るときにいつでも使えるように冷凍庫にストックしています。
それすらも面倒なときは、冷凍の牛丼の具をチンしてかけることもあります。

ホットプレートを出すと、子供たちは嬉しいみたい

しんゆう(30代前半)


お好み焼きを作る準備をする子供

我が家は旦那と子供と3人暮らしです。主婦ですが、ご飯作りたくないとしょっちゅう思います。特に夏場は台所に立つのも暑くてしんどいです。でも、何かしらは作ります。買ったものより、作ったもののほうが子供は食べてくれるからです。

カレーや丼ものは手っ取り早く作れるので便利です。またホットプレートを引っ張り出して、焼きそばやお好み焼きも定番です。材料を切って準備すれば、パパと子供であとはわいわい作ってくれるので、意外に楽です。

フライパン+クッキングシートで焼き魚

まりも(20代後半)


フライパン

共働きなので、仕事から帰って来てからご飯を用意する気がなかなか起きません。しかし、レトルト食品に頼ってしまうと金銭的にも、栄養的にも心配なので、手を抜きながら作ります。

よく使う手法としては、常にストックしている冷凍の魚を焼くことです。レンジで解凍してから、魚焼きグリルは使わず、フライパンにクッキングシートを敷いて焼いてしまいます。臭いがつかず、洗い物が楽で、十分おいしいと思います。

魚はご飯が進みやすく、栄養も豊富です。焼くだけで立派なメインになるので簡単です。
あとはご飯と味噌汁を用意するだけ。サラダや納豆があればそれで完成です。

男子2人、冷凍の肉団子のお世話になってます

あんぱん(46)


四人家族で、子供は男の子が2人です。本当に食べ盛りで 毎日気持ちいいくらいよく食べてくれますが、食べ過ぎて困ることもしばしば。仕事から帰ってきて「ただいま」と言うと、「おかえり」じゃなく「おなかすいた」と返されます。

毎日、急いで夕食を作ります。できるだけ手作りの母の味を食べてほしいのですが どうしてもできない時は やっぱり冷凍食品に頼ってしまします。 

うちの御用達は「肉団子」です。常に冷凍庫にストックしています。塩、コショウくらいしか味が付いていないので アレンジがしやすく たびたび登場の肉団子でも 飽きずに美味しく食べてくれています。丼仕立てにすると ご飯もたくさん食べられます。副菜も少なくできるし、おすすめです!

横浜あんかけラーメン・王将の餃子でお家中華!

ハル(38歳)


あんかけラーメン

夫、小学生の息子、幼稚園生の娘、そして私の四人家族ですが、PTAの集まりや懇談会、習い事の送迎で疲れてしまい、「今日は晩御飯は作りたくないなぁ」なんていう日もあります。

そんな時こそストック食材の出番です。我が家は夫が麺類大好きで、子供たちは餃子が大好き。だから『中華の日』にします。冷凍庫から「あんかけラーメン」と「冷凍餃子」をおもむろに取り出します。

麺をゆでて、溶かした餡を上にのせるだけ。餃子はフライパンに並べて蓋をして5分焼いたあと蓋を開けて水分を飛ばせばできあがり。なんともお手軽ですが、夫も子供たちも大満足なメニューです。

週に一度くらいは、こんな風にお母さんのお仕事を少し楽にさせてもらっています。

コンロを使わず、レンジをフル活用!

相田咲(20代後半)


旦那と小学生の息子との3人家族です。今日はどうしてもご飯を作りたくない時、外食やお弁当で済ませることもありますが、節約したい時やあまり動きたくないなって時には冷凍食品のお世話になります。

例えば、我が家の昨日の手抜き料理は、ご飯を炊いて、冷凍食品のナスと挽肉炒めの上にチーズをトッピングしレンジでチン。それに千切りキャベツとミニトマトをトッピングしました。コンロは一切使用していません。
冷凍食品以外でも、レンジは大活躍で、お皿に卵と調味料を混ぜてオムレツを作ったりもします。

麺類と丼ものが定番

りお(30歳)


肉どんぶり

「今日はご飯を作りたくない」という時に良く作るのが麺類、もしくは丼ものです。麺類については、常にスパゲティとそうめんを常時していて、同じくストックしているレトルトのソースや、冷蔵庫に残っている野菜を使って簡単にパスタにします。そうめんを茹でて、あとは卵や野菜を使った副菜を一品加えるだけ、というメニューが定番です。

丼ものは、冷凍庫にストックしている肉類と冷蔵庫に残っている野菜を炒める、もしくは煮たものをご飯の上にのせるだけなので、こちらもよく作ります。簡単で、しかも満腹感も得られるメニューなので、「ちょっとだけ頑張ろうかな」と思えるメニューです。

冷凍食品も、色々食べ比べてみると発見がある

とんちゃん(26歳)


旦那と 0歳児の子供がいます。子供のお世話がたいへんで、ご飯を作りたくない時は、よく冷凍食品を利用します。子どもがまだ小さくて、寝不足が続いたり、ぐずぐずという時があるので、冷凍食品なら電子レンジで解凍するだけだし、旦那も好きな冷凍食品があるので文句を言われることもとくにありません。

今は、チャーハンだけでも種類がたくさんあるので色々試してどこのチャーハンや唐揚げが美味しいのか食べ比べしたりする時もあります。電子レンジで温めて、容器はそのまま利用できるタイプだと、洗い物も少なく済むので重宝します。

ご飯を作りたくないのは身体と心のSOSの可能性もあり

「今日は作りたくないから、簡単に済ませよう」というのは誰にでもあることですし、手抜き料理が悪いなんてことはありません。専業主婦にしろ、共働きにしろ、時にはこうして手を抜かないとパンクしてしまいます。

しかし、ご飯作りたくない、自分もあまり食欲ないし、なにもしたくない…。そんな精神状態が続いているようなら黄色信号です。「やる気がでない」というのは、単に気持ちの問題ではなく、身体や心の病気が隠れている可能性もあります。
一度、本当に家事や仕事をなにもしない日を設けて、心身を休めましょう。パートナーに相談することも大切ですし、心療内科等の受診も検討しましょう。

とにかく料理も、掃除も、育児も、仕事もしなくちゃいけなくて疲れた!という方は、家事が嫌いでもいい!気が楽になる手抜き家事テクニックの記事も参考にしてみてください。