夫婦喧嘩の仲直りする方法
夫婦喧嘩の仲直りの方法・きっかけを掴んで解決するコツ
夫婦喧嘩で仲直りする方法やきっかけの作り方が知りたい方に解決策を伝授します。無視をする旦那様や奥様の態度にどのように対処すればいいか、夫婦仲を改善するポイントとは?相手が怒っている理由を考え、上手なタイミングで冷静に話し合いましょう。
夫婦喧嘩の仲直りの方法・こじれずに解決するコツ
夫婦喧嘩のあと仲直りするには、一度冷却期間を設けてください。お互い怒っている間は冷静な判断ができませんし、会話もこじれることがあります。
一度お互いが冷静になった後、スムーズに仲直りする方法をご紹介します。相手の性格や状況を考慮して、使えそうな仲直り方法を試してみてください。
無視する心理を知り対処する
夫婦喧嘩では、どちらかが無視を決め込むことが多々あります。これは、単に言い合いから逃げているのではなく、男女それぞれ違った心理が隠れています。まずは、相手を無視する心理を男女別にみていきましょう。
男性が相手を無視する心理
- 激怒して妻に当たりたくない
- 言葉では勝てないとわかっているから
- 仕事で疲れていて言い合う気力がない
女性が相手を無視する心理
- 相手に怒っていると気付かせたい
- 会話しても意味がないと感じている
- 言い合いを避けたい
「無視」対する考え方の違い
女性が、無視をする男性に「どうして無視するの?」「何か言いなさいよ!」などと言うと、夫婦喧嘩がさらにヒートアップすることがあります。逆に、無視されている夫が妻を放置して、喧嘩が複雑になることもあります。
このような状況は、男女で無視する心理が違うために起きます。女性は、夫が怒って無視し始めたらしばらく放置しましょう。男性は、妻が無視し始めたら放置せず気持ちを聞くことで感情を外に吐き出させることが大事です。この方法をとると話がこじれにくく、早く仲直りできます。
男性と女性では考え方がまったく異なる場合があります。男女の違いを理解しておくと、喧嘩がこじれにくくなります。
相手の立場に立って考える
喧嘩をするときは、どちらかが100%悪いということはありません。必ず、どちらにも喧嘩の原因になるような行動や態度があるのです。相手の立場になって、自分のどんな立ち振る舞いが喧嘩につながったのか考えてみましょう。
怒っている人は、喧嘩の相手が自分の非を認めて気持ちを理解してくれたと分かると怒りがおさまるものです。相手の立場に立って話をすると聞いてもらいやすくなります。
「最近疲れていて言葉が冷たかったと思う」「帰りが遅くて不安にさせたね」など、相手がどう感じていたかを考えて会話を始めてみましょう。
「私ならこうする」「俺はこうして欲しい」より、相手から見た自分はどうだったかを考えると、仲直りの糸口が見えやすくなります。
メールやラインで気持ちを伝える
メールやラインは仲直りするうえで、とても便利なツールです。タイミングを見計らって素直な気持ちを伝えてみましょう。
電話や顔を見て伝えると、どんどん論点がずれてしまったり、余計なことを言ってしまう恐れがあります。メールやLINEであれば冷静な気持ちで書けますし、よく読み返しから送信することができます。
余計なことを言ってしまうと自覚している人や、論点がずれて話が飛びやすい人は、メールやラインを活用すると夫婦喧嘩から仲直りしやすくなります。
言葉のチョイスを間違えると、こちらの考えがしっかり伝わらないことがあります。何度か読み返して、誤解を生まない文章を送るようにしましょう
言いたいことがあれば手紙を書く
どうしても納得いかないことや、相手にしっかりと伝えたいことがある人は手紙がいいでしょう。メールやラインより気持ちが伝わりやすいですし、読む方にも真剣に読んでくれます。
喧嘩をすると上手く言葉が出ない人、強がって思ってもいないことを口走る人、余計な一言で後悔することが多い人は、ぜひ手紙を活用してください。
一人で冷静に手紙を読んでもらうためには、お弁当袋に入れておくなどの工夫が必要です。相手が必ず見るであろう場所にそっと置いておきましょう。
仲直りを本音で話すきっかけにする
何か言いたいことがあるときや、喧嘩の内容にまだ納得がいっていないときは、仲直りを本音で話し合うきっかけにしましょう。
「この前は○○してごめんなさい」と、先に自分が悪かった点は謝ります。話ができそうなら、一度じっくり話したいと伝えて時間をとってもらいましょう。モヤモヤしたままにしておくと、溝が深まってしまいます。
女性が男性に話すときは「相談したい」「意見を聞きたい」というワードを入れると、話し合いに応じてもらいやすくなります。
コミュニケーションで仲直り
相手も仲直りしたいと感じている場合、夫婦であれば雰囲気でわかるものです。パートナーの性格などもありますが、マッサージで夫婦喧嘩のギスギスを和らげるのもいい方法です。
信頼している人に触れられると、安心感でリラックスすることができ、夫婦喧嘩の仲直りにはぴったりです。マッサージ以外にも、ハグをしたり手をつなぐといった行為もおすすめです。
触れ合うことで、言葉以上に気持ちが伝わることがあります。女性から仲直りする場合は、優しくハグして「ごめんね」と言い、上手に許してもらいましょう。
コミュニケーション不足は喧嘩の大きな要因になります。日頃から意識してコミュニケーションをとるようにしましょう。
自分が悪いとおもったら素直に謝る
完全に自分が悪いと分かっている喧嘩なら、早めに素直になり自分から謝りましょう。夫婦は協力し合うチームであって敵ではありません。失敗や間違いがあれば、早めに非を認めて関係を修復するべきです。
相手を許せないと感じるなら、喧嘩ではなく冷静に話し合うのが理想的です。悪いところを責めて上位に立とうとする必要はありません。
夫婦の関係が悪くなると相手の上に立とうとしたり、相手を負かしてやろうと思うことがあります。夫婦の間で勝ち負けを決めたところで、何の得にもならないことを理解すれば不毛な喧嘩は減っていきます。
プレゼントで仲直り
夫から妻に仲直りのプレゼントするときは、以前会話の中で「これ欲しいな~」と呟いていたものを送ると感激されます。お花も女性には嬉しいプレゼントです。口では嫌味を言ったとしても、内心は嬉しいものです。
妻から夫へのプレゼントは、夫の好きなおかずを作って待っていることでしょう。モノを送るより料理で思いやりを見せ、感謝の気持ちを言葉で伝えると男性の自尊心を満たすことができます。
相手がまだ怒っている場合は、思ったような反応が返ってこないこともありますが、本音では喜んでいることが多いので、確実に仲直りの近道になります。
プレゼントは分かりやすい愛情表現のひとつです。喧嘩して仲直りしたいときには、恥ずかしさなどは忘れて「ごめんなさい」の一言と一緒に相手の喜ぶプレゼントをわたしましょう。
夫婦喧嘩を減らす方法
夫婦喧嘩が多くなってくると、仲直りの方法を実践するだけでは修復できなくなる可能性もあります。そうなる前に、日頃から2人の関係を良くする工夫をしておきましょう。「最近ケンカが増えて不安」という方は取り入れてください。
積極的にコミュニケーションをとる
喧嘩の多くはコミュニケーション不足が原因と言う場合が多いので、積極的にコミュニケーションを取りましょう。会話の多い夫婦は円満な関係が続きます。できるだけ会話をするように心がけましょう。
パートナーが会話に参加してくれないときは、できるだけ長く一緒の時間を過ごしましょう。一緒にテレビを見る、一緒に寝る、一緒に出勤するなど工夫をすることが大事です。
たまには手抜きをしてもいいので「家事や仕事が忙しいから…」と言わずに、夫婦関係を良くするための時間を取りましょう。
感謝の気持ち相手に伝える
パートナーへの感謝の気持ちは、誰もが持っているものです。しかし、それを口に出して相手に伝えている人はあまり多くありません。
夫婦でも思っていることは言葉にしないとわかりません。関係が悪化してから「わかってくれていると思っていた」と言っても遅いのです。
「早く帰ってくれて嬉しい!」「毎日ご飯が美味しいよ」「疲れているのにありがとう」「あなたと結婚出来てよかった」など、感謝の気持ちはどんどん口に出して相手に伝えましょう。ありがとうという言葉ひとつで喧嘩は劇的に減ります。
自分の人生を充実させる
相手にイライラしたら、自分の人生が充実しているか振り返ってみましょう。自分の人生に満足していないときはパートナーにイライラすることが多いものです。仕事でストレスを抱えている、理想の生活ができていないなど、何らかの不満が募ることもあるでしょう。
しかし、自分の人生が充実していない原因はパートナーのせいではありません。自分の人生を楽しくできるのは結局自分だけ。相手を変えようとせず、まずは自分の人生を充実させることを考えてみましょう。
パートナーに期待しすぎない
パートナーに対して「こうしてくれるだろう」「こうするのが当たり前」という期待が大きくなりすぎると喧嘩が増えてしまいます。夫婦とはいえ他人です。こちらの期待通りに動くロボットではないので「当たり前」はないのです。
逆に、期待しすぎないと夫婦の関係性に溝ができます。男性は頼られることで愛情を感じるので、妻の方が夫に期待せず頼らなくなると、距離が生まれてしまいます。
夫婦喧嘩の後、スムーズに仲直りすることも大切ですが、不毛な夫婦喧嘩をしない工夫も必要です。
夫婦喧嘩の仲直りエピソード
夫婦喧嘩しないようにと気を付けていても、意見が食い違うことやイライラすることは出てきます。そんなときどのように対処しているか、夫婦喧嘩の仲直りエピソードを聞いてみました。
夫婦は鏡!お互いを労うのがベスト
ゆみ(30代前半)
慣れない育児にストレスが溜まりに溜まった時、目についたのはやっぱり近くにいた旦那でした。「二人の子供なのに、どうして私だけこんなに大変な思いをしているんだろう」と思って、旦那に爆発しました。
旦那に「俺だって仕事で大変なんだ!」と逆ギレされ、夫婦仲がギクシャクしてしまいました。冷静になって、自分が働いていた時の事を振り返って上司やお客さん、ストレスいっぱいだったなと思い出しました。
喧嘩になった次の日は、旦那の大好物を食卓に並べて仲直りします。我が家の一番の仲直り法です。そうすると旦那も、オムツ交換を手作ってくれたり、仲直りの姿勢を見せてくれます。
夫婦揃って、自分の方が大変なのに!となってしまうとお互いを思いやれなくなります。私が旦那を労うようにすると、旦那も私を労ってくれます。
お互い大変だよねって労いあえるよう、まず自分から労うようにして喧嘩にならないよう心掛けています。
水に流すように忘れる
まさよ(40歳)
結婚して一緒に暮らすようになって、はじめの頃は、自分も男の人の性質が良く分かっていなくて、仕事から疲れて帰ってきた主人をさらに疲れさせるような言動をとっていたような気がします。
喧嘩が絶えない毎日でしたが、主人が疲れて帰ってきたときは、横から色々話さず、そっとしておいて、何か話したいことがあるときはメールで軽く先に言っておいたり、休みの日の気持ちが穏やかな時に話すようにしています。
最初の頃は夫婦喧嘩をしても、すぐには腹立たしさが消えず、何日もモヤモヤして引きずって、主人と口も聞きたくないぐらいでしたが、今では無理にでも気持ちを切り替えることにしています。
イライラした気持ちを引きずっていても、幸せにはなれないし、顔も暗くなっていく気がします。なるべく喧嘩にならないように、相手の顔色を伺いながら暮らしていますが、もし喧嘩になったとしても、さらっと忘れることにしています。
ケンカをしたら、まず相手と距離を置いく
なつこ(40代前半)
夫とケンカをしてしまった時はお互いに言い分は言いますが、一旦離れます。夜だったら先に寝てしまうとか昼間だったら買い物に行くなどして一時休戦。
すると「言い過ぎたな」とか「相手の言い分の一理あるかも」とか自分の反省もできますし、相手もそうです。しばらく時間をおくとだいたい気が収まっているので、そのまま普段通りに接します。
幸い夫はしつこい性格ではないので、何日も口をきかないというようなことはありません。しかも子供がいると、いつまでもケンカしているわけにはいかないので、自然と仲直りができるようです。
ケンカを減らすようにするには、普段から思っていることをためずにその都度言うようにしています。不満はたまるとあとで何倍にもなって爆発しそうですので、言いたいことは言うようにしています。
また、こちらのお願いを聞いてもらいやすいように、日頃から夫の頼みもなるべく聞くようにしています。何より日々の思いやりが大切だと思っています。
しばらく時間を置く
ぷぅまま(20代後半)
いつも飲み会で帰りが遅いなどささいなことで喧嘩になります。喧嘩になったらしばらくお互い喋らず、時間を置いて二人とも冷静になってから話をするようにしています。
お互いイライラした状態で話をしても火に油をそそぐだけだからです。喧嘩になると日頃の不満なども勢いで言いたくなりますが、ぐっとこらえて冷静になってからやんわりと言うと旦那も聞いてくれます。
またなるべく喧嘩にならないように、日頃から思ったりしたことはその時に相手に言うようにしています。不満が募れば募るほど怒りが爆発した時、喧嘩がひどくなるからです。
相手への不満がなければ喧嘩になることもありません。実際に思うことをその時に言うようにお互い心掛けるようになってから、喧嘩をすることがなくなりました。
また言い方も直球で言うのではなく、やんわりと言うと相手もイラッとしないので気を付けています。
とにかくスキンシップ
れいみー(30代前半)
子供に対してでもそうですが、とにかくイライラした時ほどスキンシップを取るようにしています。具体的にはごめんなさいと謝る時には必ず相手の手を握るようにしています。遠い場所から声だけで謝るよりも、こちらの方がお互いにモヤッとした気分を消化させやすいです。
どうしても喧嘩はしてしまうのですが、減らすためには何事も過度に期待しないようにしています。旦那といえども元々は他人なのだから自分が思ったように動いてくれない、考えてくれないのが当たり前です。
しかし、長年生活してくるとまるで自分の半身であるかのように錯覚しがちです。そのため、相手にも自分と同じ行動や考えを強制するようになることがあります。
相手に対して不満を感じた時は、まずは相手にそれをぶつけるのではなく、それは自分が相手に対して求めすぎではないかと考えるようにしています。それによって自分を客観視することが出来て、相手にも優しくなれます。
貴重な男性からの意見
自分から謝る
安藤優雨(34歳)
喧嘩は大体どちらか一方だけが悪いという事は少ないと思いますが、自分が年上というのもあり、早めに謝ることが仲直りのコツだと感じています。
そうすることで、相手も「私もここは悪かったかも」と前向きな仲直りが出来ます。自分の非を認める部分があるならば、早く率先して謝った方が解決は早いように感じます。
喧嘩自体をしないために心掛けていることは日々の生活や家事などで、いろいろと気づいたことがあれば相手に言われる前に率先して行う事です。
娘もまだ小さく妻は育児でイライラしている時もあります。そんな時は「これやろうか?」と優しく声をかけたり、先回りして行うと妻の負担が軽減して、喧嘩になる事は減ってくると思います。積極的に育児に関わることで娘とのコミュニケーションにもなり、一石二鳥です。
夫婦喧嘩の仲直りは素直で分かりやすいのが一番!
一緒に暮らしていく中で夫婦喧嘩はあって当然です。仲直りをして以前よりわかり合えたのであれば、それは大切なコミュニケーションになります。
夫婦は一番近い関係なだけに、仲直りするときは素直にわかりやすい感情表現を心がけましょう。駆け引きや遠回しな言い方をすると、余計に喧嘩がこじれてしまいます。
仲直りをした後は、喧嘩を蒸し返さずパートナーといい関係を築きたいもの。旦那が優しいから大好き!幸せな家庭を作る円満エピソードを参考に、旦那に優しく接してもらうためのヒントを見つけてみましょう。