幼稚園の入園準備はいつから
幼稚園入園準備はいつから?必要なものはリストでチェック
幼稚園入園前のお子さんがいる方へ。幼稚園入園準備をスタートする時期と入園準備品のリストをご説明します。手芸が苦手な方のために手作りグッズを楽にする方法もご紹介しています。幼稚園入園前は、子供の心や生活面の準備も忘れずに行ってください。
幼稚園の入園準備をいつから始める?手作りグッズ&名前つけのコツ
幼稚園の入園準備をいつから、どんなことをすればいいのか分からないママはいませんか?準備が遅いと、入園までに準備が間に合わなくて大慌てをすることになりますので、タイミングを見て準備をしましょう。
幼稚園に入園することは、地域によってはかなりの激戦となることがあります。希望の幼稚園への入園が決まったら、次に気になるのが、「幼稚園の入園準備は何をすればいいの?」ということです。
幼稚園入園を控えた子供がいるママのために、幼稚園入園準備リスト・手作りグッズを楽にするコツ・名前付けグッズなど、入園準備をする前に頭に入れておいた方がよいことを説明していきます。幼稚園入園時に何が必要になるかは、幼稚園により異なります。早めに準備しすぎると無駄になってしまうこともありますので、準備するタイミングも大事です。
1年前から幼稚園入園までの流れ
幼稚園入園1年前から幼稚園入園前までの流れを説明していきます。最近は、幼稚園入園前の2~3歳児の子供を対象としたプレ保育を行っている幼稚園があります。プレ保育に通っている場合には、優先的に幼稚園に入園することができる園がほとんどです。
幼稚園入園までの流れ
- 見学説明会(6月~9月頃)
- 願書配布(9~10月頃)
- 願書提出・選考(10~11月頃)
- 入園説明会・制服採寸(1月頃)
- 体験保育(2月頃)
幼稚園入園までの流れは、地域や幼稚園により少しずつ異なります。願書を提出する前の見学説明会で、選考~入園までの流れをきちんと聞いておくと予定が立てやすいです。
幼稚園入園準備はいつからするべき?
幼稚園入園準備は、早めにすればいいという訳ではありません。無駄なく準備するためには、冬に行われる入園説明会が終わってから開始すると良いでしょう。
幼稚園により必要な物や手提げカバンのサイズなどが、少しずつ異なります。早めに準備してしまうと、幼稚園指定のものやサイズと異なり、買い直しや作り直しをする可能性があります。入園説明会前は、お弁当箱や手提げカバンの生地の下見をしておくだけで十分でしょう。
もし、ご近所にお子さんが通う幼稚園に通園しているお友達がいる場合には、どのような物を使用しているのか見せてもらうのも良いでしょう。
幼稚園入園準備にかかる費用
幼稚園入園準備にかかる費用は、制服などの価格により差がありますが、一般的な私立幼稚園で制服や体操着、文房具類、袋物やお弁当グッズなどを合わせて3~5万円ほどとなります。
ただ、入園金や選考料なども必要になります。入園金は、私立幼稚園の場合安い幼稚園では2万円程度ですが、高い幼稚園だと10万円もかかるところがあります。選考料は5,000円程度の幼稚園が多くなっています。
最近は、幼稚園の保育料に対する補助金も充実してきておりますが、私立幼稚園は毎月2~3万円程度の保育料がかかりますので、幼稚園入園1年前から心づもりしておきましょう。
幼稚園入園準備品リストでチェックしよう
幼稚園入園準備として必要となるものをリストアップしました。幼稚園によって必要なものは少しずつ異なりますので、入園説明会でもう一度確認してください。準備品に関して疑問点があれば、入園説明会の時に質問しておきましょう。入園説明会の機会を逃すと、質問するチャンスが中々ありません。
幼稚園指定の制服
制服は幼稚園により様々です。ブレザー・ズボン・ブラウス・帽子・ジャージと一式必要となる幼稚園もあれば、スモックとTシャツだけという幼稚園もあります。制服は、3年間着用できるように大きめサイズを購入する方が多いです。年少さんの間は、袖をつまんで着ている子供もいます。
- 制服一式(夏服・冬服)
- スモック
- 帽子(夏用・冬用)
- 通園カバン
- クラス帽子
保育用品
保育用品は、幼稚園でまとめて購入するケースが多くなっています。自分で早く購入してしまうと無駄になってしまいますので、ご注意ください。
- お道具箱
- クレヨン
- ハサミ
- のり
手作りグッズ
手作りグッズは、幼稚園からサイズの指定をされることがあります。幼稚園からサイズの指定が無い場合は、少し大きめに作っておくと良いでしょう。上履き・お弁当箱などは、学年が上がるにつれてサイズが大きくなりますので、大きくなっても十分に入るサイズで作っておくと、途中で作り直さなくてすみます。
- 手提げカバン
- お弁当袋
- コップ袋
- 上履き袋
- ティッシュケース
- 体操着袋
身につける物
靴や下着など身につける物は、サイズが変わることもありますので、できるだけ遅めに揃えるとよいでしょう。ただ、春休みに入ってしまうと上履きが売り切れるお店がありますので、あまりギリギリにならないように気をつけてください。
- 上履き(園指定の場合もあり)
- 運動靴(園指定の場合もあり)
- 靴下(白色など園から指定される場合もあり)
- 下着一式
お弁当グッズ
お弁当箱は、子供が余裕をもって食べきるサイズのものを選びましょう。また、衛生面を考えてデザートは、別の容器に入れることもおすすめします。
- お弁当箱
- デザート容器
- 箸(スプーン・フォークでも可)
- コップ
- ナプキン
その他
ループタオルとは、ハンドタオルの上の角に輪っかがついていて、吊り下げることができるようになっているものです。毎日取り替えますので、洗い替え用に3枚は準備しておきましょう。また、ハンカチは制服・保育時間中に着用するスモック両方に必要になりますので、5枚程度は準備しておくと良いでしょう。
- ループタオル
- レインコート
- 傘
- ハンカチ
- ティッシュ
- 歯ブラシ
手作りグッズを楽に作るコツ
幼稚園入園準備で大変な思いをするママが多いのは、手作りグッズの準備ではないでしょうか。日頃からミシンを利用しているママにとってはそれほど難しくはありませんが、手芸があまり得意でないママにとってはお弁当袋一つ作るのも大変です。手作りグッズを少しでも楽に作る方法を紹介します。裁縫が苦手という方は、参考にしてみてください。
作りやすい生地を選ぶ3>
手作り品は生地選びが大切です。生地選びを間違ってしまうと、作るのに時間がかかってしまったり、子供が使いづらかったりしますので注意しましょう。
手提げカバン・上履き袋・体操着袋
手提げカバンは、キルティング生地を利用すると裏地をつける必要がないので、作り時間を短縮することができます。また、キルティング生地は強いので、子供が手提げカバンの底を地面につけて歩いてしまうことがあっても破れにくくなっています。生地は、濃い色を選ぶと汚れも目立ちにくいです。
お弁当袋・コップ袋
お弁当袋やコップ袋は、厚手の生地を選んでしまうと、子供が巾着部分の紐の開け閉めがしにくくなります。ハンカチ程度の厚さの生地がおすすめです。直線縫いの苦手な方は、チェック柄の生地を選ぶと、チェックの線に沿って縫うと良いので簡単です。
市販品をアレンジする
幼稚園から手作り品でないといけないという指定が無ければ、市販品を購入してもよいでしょう。ミシンを持っていない方は、幼稚園グッズのためにわざわざミシンを購入するよりは、市販品の方が手間もコストも節約できます。市販品でも少しアレンジを加えるとオリジナリティーがでます。
市販品のアレンジ方法
- ワッペンをつける
- 巾着の紐を変える
- 手提げカバンにポケットをつける
おばあちゃんにお願いする
おばあちゃん世代の方は、裁縫が得意な方が多いですので、おばあちゃんに手作りグッズの製作を依頼するのも一つの方法です。おばあちゃんも孫のためと思うと、頑張って作ってくれるでしょうん。生地は子供に選んばせて、制作だけおばあちゃんにお願いするというママも多いです。幼稚園からサイズの指定がある場合は、サイズも忘れずにおばあちゃんに伝えましょう。
オーダーする
幼稚園グッズのオーダーを受けつけている手芸屋さんも沢山あります。自分ではできないような手の凝ったものを作ってくれます。また、最近ではインターネットでオーダーできる手芸屋さんや、手芸の得意な方の個人サイトもあります。
これは便利!名前付けグッズ&用途
幼稚園に持って行く物や身につけていく物には、すべて名前を書く必要があります。一つ一つ手書きで書くのは大変ですので、名前付けグッズを活用することをおすすめします。名前付けグッズの種類と用途を紹介します。
名前スタンプ
名前スタンプは、ハンコスタイルの名前つけグッズです。名前スタンプは、衣類・文房具・お弁当箱など、色々なグッズに使用できます。大きさの異なるハンコがセットになったものも販売されています。イラスト入りのスタンプもかわいいですが、小学校に上がってからも使用することを考えると、名前だけのシンプルなものが良いでしょう。
名前シール
名前シールは、クレヨンなど文房具の名前付けに便利です。防水タイプの名前シールであれば、お弁当グッズにも使用することができます。色々な大きさのシールがセットになったものを購入しておくと、貼る物に合った物を選んで使用することができるので便利です。名前シールは、インターネットでオーダーするママが多いです。
名前アイロンシール
名前アイロンシールは、布にアイロンで接着するタイプの名前付けグッズです。パンツ・肌着・靴下など衣類の名前付けに便利です。アイロンは、きちんと接着しないと使用していくうちにはがれてしまうことがありますので、説明書をよく読んで利用してください。
100均名前付けグッズ
最近は、100円均一ショップでもかわいい名前付けグッズが販売されています。防水お名前シール・アイロンシール・好きな大きさにカットできるアイロンシールなど、種類も豊富です。あまり名前付けにお金をかけたくないというママは、一度100円ショップを覗いてみてください。
下着類は手書きでもOK
パンツ・肌着・靴下などは、汚れたり、体が大きくなったりして、短期間で着られなくなってしまう子供も多いです。短期間しか使用しないものへの名前付けに時間をかけたくないという方は、油性マジックで名前を書いておくだけでも良いでしょう。字には自信が無いという方もいるでしょうが、先生が見て誰のものかわかれば十分です。
幼稚園入園前の子供の生活面の準備
幼稚園入園前には、入園グッズの準備だけでなく、子供が幼稚園に行って困らないように生活面の準備をしておくことも大切です。ただ、幼児期の子供の成長スピードには個人差があります。決して焦る必要はありませんので、お子さんのペースに合わせて準備を進めて行きましょう。
トイレに一人で行けるようにしておく
幼稚園入園時にオムツがとれていない子供もいますが、できれば自分一人でトイレに行くことができるようにしておきたいです。また、幼稚園によっては入園説明会の時に「入園時にはオムツがはずれているように」という話があるところもあります。
着替えが一人でできるようにしておく
幼稚園に入ると、制服のブレザーを脱いでスモックに着替えるなど、ひとりで衣服の脱ぎ着をする必要があります。幼稚園の制服が届いたら、子供が一人で脱ぎ着できるように練習してみましょう。ボタンの止めは、外しに苦労する子供が多いです。パジャマなどでボタンの練習をするのも良いでしょう。
お弁当を自分で出して食べられるようにする
幼稚園のお弁当の時間になると、お弁当箱を袋から出して、お弁当箱を自分で開けて準備をします。お弁当箱を買うときには、子供が自分で開け閉めしやすいものを選びましょう。また、家でお弁当箱を袋から出し、お弁当箱を開けて食べ、食べ終わったら元通り袋に入れるという流れを何度か練習しておくと安心です。
早寝早起きで生活リズムをつけておく
子供の生活リズムが乱れている場合は、幼稚園入園前までに早寝早起きのリズムをつけるようにしましょう。幼稚園に入ると毎日ある程度同じ時間に起きて準備をしなければなりません。朝起きる時間が遅いと朝食を十分に食べることができず、幼稚園に行っても元気がでないということになってしまいます。朝早く起きるためにも、夜早く寝かせてあげてください。
親も準備が必要!幼稚園入園前に考えておくこと
子供が幼稚園に入園すると、親の「役員決め」が行われます。役員にはバザーなどのイベントを企画したり、通園路に立って子供の安全を見守るなど、子供の幼稚園生活をサポートする大切な役目があります。
幼稚園によって、立候補か指名か分担か制度が異なります。自分が役員をするのかどうか心の準備も含め、あらかじめ幼稚園に確認しておくようにしましょう。
幼稚園入園準備は気持ちの準備も大切!
保育園入園に必要なものは色々とありますが、余裕を持って準備しておくと焦ることなく入園を迎えることができます。入園説明会が終わったら早めに準備を開始してください。
幼稚園入園の準備は、グッズだけでなく子供の気持ちの準備も大切です。今まで親とずっと一緒に過ごしていた子供が、親と離れてお友達と過ごすのですから、子供も初めはとても不安になることでしょう。入園前の時期は子供の様子をよく観察して不安そうな気配を見せたら、そばにいる時間を増やすなどフォローしてあげてください。