食器の収納や収納アレンジ方法
食器の収納を見直してすっきりおしゃれな空間を目指そう!
食器の収納に困っている時は、毎日の食卓に必要な食器を見極めて整頓することが大切です。未使用の食器が食器棚の奥で眠ったまま前列の食器しか使用していない、食器を重ねすぎて出し入れがしにくい、そんな状態を回避する方法を紹介します。プラスアレンジも加えておしゃれな空間を目指しましょう。
食器の収納を見直す時に頭に入れておくこと
食器の収納を使いやすくするには、よく利用している食器を把握すること、食器の数を見直すこと、部屋の雰囲気を考えて収納方法や色にこだわることが大切です。今ある食器の収納状態からやり直すことは大変なことですが、食器の収納がすっきりして綺麗なキッチン周りだと、料理もはかどりますし気分も変わります。
食器をすっきりストレスなく使おう
食器をすっきりと収納するには、どの食器がどこにあるのか把握出来ていてすぐに取り出せるようにし、数を持たないことが基本です。お気に入りだけ厳選して使用する方が頻繁にお気に入りの食器が使用でき、食器の数も厳選されるので収納にもストレスがなくなるのです。
食器の収納のセンスがないなら統一することを目指そう
おしゃれに食器を収納したいけれどセンスがないという人は、はじめに食器の色やジャンルを統一することを目指してみましょう。統一した状態からスタートすれば、そこから試行錯誤したりアレンジを加えていくだけです。食器の収納は、まずは統一することから目指しましょう。
食器の収納の取りやすさのコツは重ね過ぎない
食器の収納でやりがちなこととして、同じ大きさの食器はついつい重ねがちです。用途やデザインが違って同じタイミングで使用することがない場合、下に重ねた食器は取り出すのが面倒になり、やがて使わなくなってしまいます。ラックや板を一段増やすだけで取りやすくなり、食器のローテーションも増えます。
食器を重ねて収納する場合は2種類までに徹底する
食器の枚数にもよりますが、何種類も重ねることがないように2種類までと徹底してしまいましょう。見た目のバランスも良くなりますし、上に重ねた種類のお皿を手で押さえると下のお皿を取り出すことができます。
沢山の種類を重ねてしまうと、1度上に重ねたお皿を取り出さないと下のお皿が取れなくなります。なるべく動作が少なくすむように食器を収納していきましょう。
食器の収納では何もない空間も必要
食器の収納を増やしても、食器を詰め込み過ぎてしまっては出し入れが難しくなります。食器の収納には食器を出し入れする為の程よい空間も必要です。収納場所に手を入れてお皿が取り出しやすい空間を忘れずに作っておきましょう。
子供が食器を出し入れしやすい環境を作ってあげよう
子供が小さいころはママが用意していたお皿やコップも、少し大きくなると子供は自分で用意をしようとします。そんな時に子供が触ると割れてしまったり危険なもの、触らせたくないものがある場合は移動させておきましょう。
高い位置に子供が使いたい食器が置いてあると、踏み台や椅子を持ってきて取るということも考えられます。プラスチックのコップくらいは、子供が自分で用意出来る位置や場所に配置してあげましょう。
食器の収納にありがちな悩み
食器の収納にどのような悩みや不満があるのでしょうか。使いやすく、なおかつすっきりおしゃれに収納したいと思っている人が多いですが、実際どう手をつければよいのか分かっていないのが現状です。
- 出し入れがしにくい
- いつも前列の同じものばかり使ってしまう
- どこに何があるのか分かりにくい
- 食器が多すぎる
- 重ねすぎて取り出しにくい
- おしゃれに収納したい
- ごちゃごちゃしている
食器の収納場所はどこ?使いやすい場所にしよう
食器を収納している場所はどこでしょうか。動線を考えるとキッチン周りやダイニングテーブル横が理想的ですが、家庭によってそれぞれ収納のしかたが違います。
- 食器棚
- キッチン下の引き出し
- キッチン上
- カウンター
- ダイニングテーブル横
家族の人数にあった食器棚の大きさになっているか
結婚した当初は夫婦2人暮らしだった家庭は、家族が増えることを予想して食器棚を購入しましたか?夫と子供と3人家族の予定が、いつのまにか5人家族になっていて食器棚が小さいという現象が起きていませんか?
結婚当初の食器棚ではキャパオーバーになっている可能性があります。買い替えが可能である、食器棚を増やすスペースがある場合は食器棚自体を見直してみましょう。
食器を収納する時や購入する時に色を考えよう
食器の収納をすっきり見せるために食器の色を考えましょう。こだわりがあり統一しているのであれば印象にばらつきが出ませんが、いろいろなジャンルの食器を所有しているのであれば、グループ分けをしてなるべく同系統の食器を近くに収納するようにしましょう。
ホワイトはすっきりシンプルな印象になりますし、色物の食器がある場合は同じ色を集めてグラデーションに収納すると、色にまとまりができすっきり見せることができます。木製やナチュラルな色は温かみのあるイメージ、和食器は和んで落ち着く印象になります。
食器の色やイメージに合う収納アイテムを使おう
部屋のインテリアに合う食器棚にすることや、食器の雰囲気に合う収納を選びましょう。ホワイトで統一しているのであれば、ホワイトのボックスを利用する、ナチュラルな収納にしたいのであれば、カゴやワイヤーラックをアクセントに使うなど、収納も食器のイメージに合うセレクトをしましょう。
食器の収納を見直してローテーションのマンネリ化を防ぐ
食器の量が多いためお皿を重ねて収納すると、どうしても上から順番に使用していくことになります。上にあるものや前列だけ使用している状態になるので、下の方に重ねられたお皿は使用頻度が極端に少なくなります。食器のローテーションもマンネリを解消するには、食器を取り出しやすい収納にする必要があります。
未使用の食器が収納されたまま眠っていない?
食器を収納する場所に、頂き物の食器などが未使用で収納したまま眠っていませんか?好みではない、使い道がないなどの様々な理由があるでしょう。使わないのであれば、そのまま収納場所を占領しているのは勿体ないことです。
リサイクルショップやフリマ、フリマアプリで使わない食器が必要とされることがあります。捨てるのは気が引けるという方は一度処分の方法として検討してみましょう。
食器を隠す収納と見せる収納を上手く使い分けまよう
食器を収納する時に全てが見えてしまっていては生活感が出てしまいますし、全てを隠すことは難しいものです。隠すところは隠して、見せる所は見せる、メリハリを付けた収納を頭に入れて食器の収納を見直してみましょう。
生活感の出る食器の収納の見た目をすっきりさせるには?
食器の収納の見た目をすっきりさせたい時は、繰り返しになりますが色を統一することです。ホワイトなら圧迫感もなく、見た目もすっきりします。様々な色がある場合は色別に統一したり、ごちゃごちゃしている場所はカーテンやリメイクシートで目隠しをつけたりするだけで、生活感を隠すことができます。
イベント用の食器の収納は取り出しにくくても良い
イベント用食器はスムーズな収納である必要はありません。クリスマスやハロウィン、お正月、節句などのイベント用の食器は頻繁に利用することがないので、取り出しにくい場所に収納してもイベント時に出し入れするだけなのでストレスも少なく済みます。シンク上の棚や食器棚の下部分などの普段開ける回数の少ない場所に収納しておきましょう。
食器の収納スペースに困っているのなら食器を減らしてみまよう
1人暮らしをしていた時から使用していた食器を結婚の時に持ってきたり、お祝いやお返しで貰ったり、中には食器集めが趣味の人もいたり、必要以上の食器を持ち収納に困っている人もいることでしょう。
食器の収納スペースに困っている場合は、毎日の食卓で使っている食器を一度確認しましょう。本当に必要な物だけに厳選して、あまり出番の少ない物は食器棚から出しましょう。
和でも洋でも使える食器をチョイスしよう
和食用、洋食用と食器を変えていると食器の数は増えてしまいます。食器の収納スペースに困っているのであれば、なるべく和食でも洋食でも利用できるような柄やデザインにしておくと、食器の数を抑えることが出来ます。
シンプルな食器が味気ない場合は、焼き物の食器を選んでみると料理も映えます。用途の限られる柄物の食器ではなく、料理をメインに出来る食器を選びましょう。
大皿使いで食器の収納スペースを空けよう
食器の収納に困っていて食器を減らしたいのであれば、大皿を最大限に活用しましょう。家族が多い場合は、ひとりひとりおかずごとに食器を利用していると、食器の数も洗い物も増えてしまいます。
大皿で盛り付け、各自小皿に取り分けるスタイルにすると、食器の数はかなり減ります。取り分けることの出来ない料理の時以外はこの方法が使えますので、使う食器も決まり、余分な食器を処分することができます。
今ある食器棚の収納を増やす方法を考えましょう
新しく食器棚を買い替えない場合は、今ある食器棚やキッチン周りを利用して食器の収納を増やしましょう。必要な食器の整理が終わったら、食器収納に使えそうなデッドスペースや自宅の収納に合ったアイテムを検討してみましょう。
食器の収納スペースに困ったらキッチンの棚やカウンターも活用する
食器棚を増やせない、買い替えが難しい場合は、キッチンの棚やカウンターを利用しましょう。食器の収納は、必ず食器棚にしなければならないことはありません。動線を考えるとキッチンやダイニングテーブル横がスムーズですので、キッチンの棚やカウンターも有効に活用しましょう。
100均アイテムで上手に食器を収納しよう
100均には、食器棚の不満を解消できるアイテムが揃っています。本来の使用方法にこだわらずに、使えるものは上手に活用して、ストレスのない食器収納にしましょう。
DVDラックやブックスタンドのように、本来の使用方法にこだわらず、シンデレラフィットする大きさなら利用価値があります。アイデアが浮かんで使えそうと思ったら1度チャレンジしてみましょう。
デッドスペースに中段を作り出す吊り下げラック
100均の吊り下げラックはあまり奥行きがないものが多く、奥行きのある食器棚だと前方だけに付きますので他のアイテムとの組み合わせが肝心になります。吊り下げラックを取り付けても、下の食器がスムーズに取り出せるようにしておきましょう。吊り下げラックには重みのある食器はさけて、軽いプラスチックの物や子供の食器等を収納するようにしましょう。
購入前に食器棚の幅、高さ、奥行きは測っておきましょう。メモしておくと便利です。
幅を自由に変動できるブックスタンド
ブックスタンドを使ってお皿を縦に収納する方法です。重みのある陶器のお皿は難しいですが、プラスチック製の物は立てて収納すれば、平置きしていたお皿のスペース分、収納スペースが増えます。
トレーを使って奥まで自在に引き出せる収納
取手の付いたトレーを利用すれば、奥まで並べていた食器も手前まで引き出すことが出来ます。正面に並んでいるものばかり使ってしまうコップやグラスの収納に最適です。引き出して奥まで確認できるので、何があるのか一目で分かります。
A4ファイルボックスで大皿を収納
大皿は場所を取るので他の食器の土台になりがちです。いざ使いたい時には、上に重ねている食器をどける手間がかかります。料理を作りながらお皿の準備をして盛りつけるときに、食器をどけることからしなくてはいけないのはストレスです。大皿をパッと取り出せる収納に変えましょう。
A4ファイルボックスは紙の素材やプラスチック素材、デザインも様々です。食器棚の高さのあるスペースやキッチンのシンク下の深い引き出し等、取り出しやすい場所を探してみましょう。
広いスペースはツッパリ棒を縦に使って区切り収納を作ろう
シンク下のような広いスペースは、ツッパリ棒を配置してスペースを区切りましょう。大皿、まな板、トレイ、鍋蓋等の収納が可能です。広い空間はそのまま使用するのではなく、区切ることでひとつひとつの収納の幅が広がります。余っているスペースがあったり、鍋やフライパンが占領しているのであれば、一度見直してみる価値があります。
ガラスの扉はリメイクシートで目隠ししよう
DIYの流行によって、100均には沢山のリメイクシートの商品が揃っています。ガラス用のリメイクシートもありますので、食器を収納した中が見えるのを避けたい場合は、リメイクシートを利用しましょう。ステンドガラス風などの柄物のリメイクシートもありますが、柄を持ってくることによって雰囲気が損なわれたり、余計にごちゃごちゃしてしまう場合はすりガラスのようなリメイクシートもありますので、自宅に合ったものを選びましょう。
食器を綺麗に収納出来たらアレンジをプラスしてみよう
食器の収納が綺麗に整頓出来たら、次はおしゃれな空間にする為に少し手を加えてみるのも良いでしょう。ホワイトで統一しているのなら、一部に木製のナチュラルな収納を投入して温かみを少しだしてみたり、ナチュラルで統一しているのであれば、ブラックを入れて引き締めてかっこいいイメージにしてみたり、色や物で1点プラスするだけでぐんとおしゃれな印象に変わります。
おしゃれに見せたいのならグリーンを足してみましょう
ホワイトで統一していても、ナチュラルに統一していても、観葉植物などのグリーンが意外にどのタイプのインテリアにも合います。土が苦手なら水だけで育てることもできますし、エアプランツのように土が必要ない植物もあります。カウンターに少し観葉植物を置くだけでもイメージが変わります。すっきり綺麗な収納が完成したら、プラス1点投入してみましょう。
おしゃれな人が作っているのはカフェコーナー
キッチン周りのスペースやカウンターに紅茶やコーヒー、ポットなど、ティータイムに必要な物と共にカフェ風にティーセットを吊るしてみたり、並べてみたり、おしゃれな人は小さなスペースでもカフェコーナーを作り、少し和むことができる空間を作っています。
食器の収納を見直して整頓されたすっきり綺麗な空間にしよう
食器の収納にストレスを感じて困っていたら、必要な食器を見直して、厳選することが大切です。頻繁に買い替えることがない食器なので、こだわりを持って購入しましょう。出し入れが快適で、お気に入りの食器をヘビーローテーションできる素敵な食卓を目指しましょう。