忘れがちな網戸掃除!網戸掃除の方法をマスターしよう!
網戸の掃除…もう夏が過ぎ去っているというのにやっていません。毎年、夏が終ったころの我が家の夫との会話です。
私「家の中の掃除、リビングもキッチンも掃除が完了したし、これでオッケー!」
夫「え?まだ網戸掃除が終わっていないよ。」
私「え?やっぱ必要?なんだかあまり汚れていないんだけど…」
このような会話が、毎年のように繰り広げられます。0歳と4歳児の現役ママである筆者は、極度の面倒くさがりのため、お姑さんの前では口が裂けても言えませんが、「網戸掃除」はできることならしたくないです。
ですから、網戸を目視確認して勝手に「大丈夫!汚れていない!」と決めつけていました。しかしながら、結構網戸には汚れがついているとのこと。そこで今回は【網戸掃除の仕方】と【網戸掃除のオススメのアイテム】をご紹介します。
パパママの網戸掃除に関して気になることや困ったこと
網戸掃除は、一度きちんとした方法で掃除をしてみなければ、やり方に戸惑ってしまいます。ここでは「網戸掃除に関して気になることや困ったこと」をリサーチしてまとめてみました。
世の中のパパママは網戸掃除のここが気になる!
なんとなく億劫な網戸掃除は、窓掃除と違って手間がかかって面倒くさいイメージがあります。これまで網戸の掃除をしたことがない人にとっては、どうやって掃除をすればいいのか分からないこともたくさんあります。
- そもそも、網戸の汚れって何?
- 網戸掃除の時に必要なアイテムはあるの?
- いつすればいいの?
- どのくらいの頻度ですればいいの?
世の中のパパママは網戸掃除のここが心配!
網戸掃除に関して、気になることや困りごとはたくさんあります。毎日網戸を掃除するわけではありませんので、疑問が浮かぶのも当たり前です。
- 網戸掃除の手順が分からない。
- うまくできるか心配
- どうやって水拭きすればいいのか分からない
- 汚いのが嫌だ
そもそも「網戸の汚れ」って何だろう?どんな汚れ?
「網戸って本当に汚いのかしら?」と思わず言ってしまうほど、網戸の汚れはなかなか目視で確認することはできません。リビングは毎日誰かがいますし、キッチンは毎日料理をするのでどうしても窓や網戸が汚れます。でも、網戸ってどうして汚れるのか分からないという人も少なくありません。そもそも「網戸の汚れ」とは何なのでしょうか。
網戸の汚れは排気ガスや大気中のホコリや塵などです
網戸は常に外気にさらされている部分です。網戸の汚れの原因は
- 排気ガス
- 大気中のホコリやゴミ
- 塵
網戸の場合、目ではあまり確認できませんが、実際に触ってみると手が黒くなってしまうことが分かります。網戸の汚れは、見た目以上にひどい場合が多いのです。
筆者が網戸掃除を決意したきっかけエピソード
0歳と4歳の現役ママである筆者は、料理は得意だけど掃除は苦手です。ですから、網戸の掃除もすっかり後回しになっていました。
ある日、4歳の息子が「ママー見て!手が真っ黒だよ」と見せに来てくれたことがありました。どうやら網戸をガッツリ触ったとのこと。正直、こんなにも網戸が汚いとは思いませんでした。
そして、0歳の娘の行方を探すと、網戸を支えにつかまり立ちをしているではありませんか!網戸の汚れがたくさん付いた真っ黒な手で、指しゃぶりをしようとしています。その時、私の中での網戸のお掃除スイッチが入りました。
0歳児の赤ちゃんは手づかみ食べをしますし、すぐに指しゃぶりをしますので、手が汚れで真っ黒になるのは避けたいです。面倒くさいが口癖の筆者ですが、さすがに網戸掃除を決意したのでした。
網戸掃除に向いている天気がある!いつすればいいの?
網戸掃除はいつすればいいのでしょうか。晴れの日、曇りの日、雨の日など、どの日だと思いますか?答えは「曇りの日」です。
その理由はこちら。晴れの日は水拭きした網戸がよく乾くと思い、網戸掃除には適している日だと勘違いしている人が多いです。晴れの日には確かによく乾きますが、その分汚れが網目にこびり付いてしまうので、汚れを落とすのに苦労します。
しかしながら、曇りの日は湿度も高いので、こびり付いた汚れが落ちやすくなるのです。土砂降りの日は網戸掃除を控えた方が良いですが、湿度がやや高めの曇りの日であれば、問題ありません。むしろ、曇りの日が最適なのです。
網戸掃除の簡単な流れ!日ごろからやっていると大掛かりな掃除は不要!
「網戸掃除の仕方が分からない」「どうやって網戸掃除をすればいいの?」というパパママは意外と多いです。特に子育て中はおもちゃや子供達の洋服、キッチン回りなどを整理整頓することで精一杯で、なかなか網戸掃除まで手が回らないのが現状です。
今回は、掃除にとことんこだわる人向けのお掃除方法ではなく、できるだけ簡単に済ませたいという人向けの網戸の掃除の仕方をまとめていきます。
1.サッシのホコリをほうきでとる
「網戸を外したときに、サッシ部分に溜まりに溜まっていたホコリが散らばってしまった」「サッシがホコリの温床になっているわ」というパパやママの声も良く聞こえてきます。
網戸の掃除だからと言って、はじめから網戸に手をかけるのではなく、最初に「窓のサッシ部分」をキレイに掃除していきましょう。
毛先がごわごわしているブラシではなく、毛先が柔らかいブラシを使ってホコリを掻きだしていくイメージです。サッシ部分のホコリや細かなゴミをとっておくことで、網戸を外しても網戸周辺にホコリが散らばることはありません。
2.網戸の網目に付着しているホコリや細かなゴミを掃除機で落とす
サッシのゴミ取りが終わったら、次は網戸の網目に付着しているホコリや塵を取る作業をおこないましょう。ここでは掃除機を使います。掃除機の吸引力が強すぎると、網目が破損してしまいますので、網目のホコリなどは吸引力を【弱】に設定して使うようにして下さい。網目に付着している細かいゴミを事前に落とすことで、次の作業が楽になります。
3.網戸の汚れをダイレクトに落とす!網戸を洗おう
これからご紹介する行程が、網戸掃除のメインイベント!網戸の水洗いです。ガッツリ汚れを落としたいのなら、中性洗剤や重曹水をたっぷりとスポンジに染みこませて、両側から洗っていく方法がベストです。その方法を簡単にまとめました。
網戸の両側からダブルスポンジ洗い!
網戸は外した状態で行います。
- スポンジに中性洗剤や重曹水をたっぷり染みこませて、泡立ておく
- 網戸上部から外側と内側をスポンジで挟み、無理に力を入れずにクルクルと円を描くように洗っていく
- 両方のスポンジに同じくらいの力をかけて、上から下へと洗い上げていきましょう。この時汚れがダラダラと下に落ちていくので要注意です。
これで水洗いは完了です。用意するスポンジはおそらく真っ黒になるので、使い古しのスポンジをご準備されることをオススメします。
4.網戸に洗剤が残らないように水拭きしよう
先ほどは洗剤や重曹のついたスポンジで洗っていきましたが、今度は水のみのスポンジで上から下へと同様の方法でおこなっていきます。3つ目の行程で汚れはきちんと落ちていると思いますので、次は洗剤を洗い流すことに集中してください。最後に雑巾で水拭きすると、流し残しも防ぐことができます。最後に、サッシ部分もキレイに拭き取るようにして下さい。
5.から拭きも忘れずに!吸水力のあるタオルだとから拭きが楽!
水拭きの後は、から拭きをして表面についた水滴や網目に入り込んだ水分を、最後まで吸収させます。普通の雑巾でももちろん良いのですが、吸収力ばつぐんのマイクロファイバークロスを使用すれば、もっと短時間で網戸の水気を取ることが可能になります。
6.網戸掃除のクライマックス!天日干しして完璧に乾かそう
から拭きをした後は、十分に天日干しをしてカラッと乾かしていきましょう。完璧に乾いた状態で、網戸を元の位置に戻すことをオススメします。
以上が、網戸掃除をする時に手順になります。しっかりと汚れを流したいのなら、手間はかかりますが、網戸を取り外した上での作業がいいでしょう。
どうしても取り外すのが難しい場合は、お部屋の中から外側にむけて準備してください。そして、ある程度キレイにした上で外側の網戸掃除に取りかかるのが、お部屋の中が汚れない網戸掃除の方法です。
網戸掃除にオススメのアイテム!100均で手に入るものばかり!
網戸掃除をしていく際に、準備しておくと「便利なオススメアイテム」をご紹介します。網戸掃除をより効率的にするためには必要なものです。ぜひ、参考にしてください。
網戸の汚れを落とす中性洗剤を購入しよう
網戸掃除の際にとても便利なのが、網戸専用の中性洗剤のハンドスプレーです。網戸に直接シュッシュと振り掛けると、網目まで染みこんでいくので、とてもお掃除がしやすくなります。網戸掃除があまり得意ではない、面倒くさいという人には強い味方になります。
網戸には排気ガスやチリなどが原因の汚れがこびり付いているので、なかなか水洗いでは落ちません。ここはひとつ、中性洗剤の力を借りていきましょう。使用後はしっかり水で洗い流すと徹底すれば、問題はありません。
100均のお助けアイテム!重曹やセスキ炭酸ソーダも便利
キッチン周りの汚れを落とすために活用する「重曹」もオススメです。重曹を常備しておくと、バケツに水と重曹を混ぜ合わせて、洗剤の代わりに使用することができます。
また、重曹と同じように、「セキス炭酸ソーダ」もたんぱく質を分解する働きがある物質です。水1リットルに対して、小さじスプーン2を溶かしいれて使って下さい。洗浄効果が期待できます。あらかじめスプレー状態で販売されているものもありますので、要チェックです。
実際に使ってみてビックリ!これは使える網戸ワイパー
網戸ワイパーは筆者が実際に使用したアイテムの中で、最も便利だと感じたアイテムです。洗剤付きの特殊シートのおかげで、中性洗剤のスプレーをする必要もありません。
なんと、特殊なシートで網戸を拭き取るだけで良いのです!便利の一言です。これなら、外での作業もサッと終わるので、面倒くさがりの筆者にとっては何だかありがたい限りです。
100均でも売っているメラミンスポンジ
網戸の汚れ落としの際には、メラミンスポンジをご準備下さい。水だけで落とすことができるというのが、キャッチコピーのスポンジなので、頑固な汚れを落とす際にも大活躍してくれます。
短時間で網戸掃除をパパッと済ませたいという人には、水を染みこませるだけで落とすことが出来る、メラミンスポンジが重宝します。自分で使いやすい大きさに切ってお掃除できるのも、ポイントが高いです。100円均一でも売っているくらいなので、値段もお手頃価格です。是非、お使いになってみてはいかがでしょう。
網戸掃除をする際に準備すべき、おすすめのアイテムをご紹介しました。どれも、高価なモノではありません。お手頃価格で購入できるものばかりなので、ぜひ購入されて試してみてください。網戸掃除がグッと簡単に、そして掃除のクオリティも上がることは間違いありません。
まとめてするのが基本ではない!小まめな網戸掃除が必要
半年に1回、年末に1回など、網戸掃除にルールなどありません。網戸掃除は、自分が思いついた時にしましょう。子供がいるご家庭ではホコリや細かなゴミが気になるでしょうから、普段の掃除のついでにするのがいいでしょう。
方法はいたって簡単です!濡れた雑巾で、網戸を拭くだけでOK。雑巾が真っ黒になってしまいますので、出来れば何度か使った雑巾や使い古したタオルなどで拭くようにしましょう。特に窓をあけて過ごす機会が多くなる春~秋にかけては、清潔な環境の中で子供達が暮らしていけるように、小まめに網戸を拭くようにしてください。
気が付いた時に小まめに網戸掃除をしていれば、大掃除の時にそれほど手間はかかりません。大掃除の時には、普段の網戸掃除に少し手の込んだお掃除テクニックをプラスしてあげるだけで、大丈夫です。
網戸掃除をするとスッキリ!
網戸の汚れは目視ではなかなか確認出来ないので、掃除を忘れてしまいがちな部分でもあります。しかしながら、網戸は常に外気にさらされているわけですから、汚れやすい部分であるのは間違いないのです。
網戸掃除は、年末の寒くて時間的に余裕のない時期におこなうのではなく、気持ちにも時間にも余裕の持てる「秋ごろ」に行うのがいいでしょう。網戸掃除をすると、心身共にリフレッシュすることができます。
また、網戸掃除のついでに窓掃除もやってしまいましょう。窓の掃除はこれで完璧!簡単きれいにするグッズの紹介を参考に、手早く簡単に網戸掃除のついでに窓掃除もしちゃいましょう!