子供の習い事はいつからが理想?
子供の習い事はいつから?始めるタイミングを15人に聞いてみた
子供の習い事はいつから始めるべき?小学生以上の子供に習い事をさせている親御さんに、初めて習い事させた時期を伺い、その年齢での習い事は、早すぎた・遅すぎたなどの後悔はないか伺いました。「良い時期だった」という回答の一方で、「焦る必要はなかった」「もっと早くても良かった」という声も!
子供の習い事はいつから始めると良いの?
子供の習い事の始め時っていつなのでしょうか?
もちろん、子供の性格や興味、習い事の種類によって適切な時期は異なります。
しかし、やはり習い事をする子が増える年代や多くの子供が「やりたい!」と希望する時期、そして親が「習い事に通わせて良かった」とメリットを実感しやすい時期というのは存在します。
先輩ママやパパ15名に、子供の習い事はいつから始めたか、その時期に初めて良かったことを伺いました。
子供が習い事を始めるタイミングは「3歳」と「小学1、2年生」に集中
先輩ママやパパの経験によると、習い事を始めた時期は、幼稚園入園後の3歳以降と小学校1,2年生に集中しています。
3歳以降になれば、自分の意志をはっきりと主張でき、社会性も芽生え、先生の言うことを聞けるようになってきます。教育面での関心を持つ親御さんも増えてくるので、子供の適正を見て、なにか習い事をさせたいと思うようになるのでしょう。
一方で、小学生は入学して数ヶ月経ってからや2年生に進級してから習い事を始める子も多いです。学校生活がひと段落すると、「○○がしたい!」と自分から習い事を希望する子供が多くなる年代といえます。
子供が習い事を始める条件
習い事はいつから始めると良いのか、子供の性格によって適切な時期というのは異なります。ただし、生活や環境面では、親としての配慮が必要不可欠です。
生活リズム・学校での勉強などの基礎ができていること
習い事をするのは、小学生や未就学児、例え赤ちゃんでも、朝起きる時間、夜寝る時間など、基本的な生活リズムが整ってからがベストです。子供も新しいことを始める時は、精神的に負担がかかります。体や心が疲れた状態では、習い事そのものを楽しいと思えなくなってしまいます。
小学校に進級してから数か月後、2年生に進級してから習い事を始める子が多いのは、「まずは学校生活に慣れて、勉強を優先する」という価値観を多くの親御さんが持っているからでしょう。
入学など環境が変わるタイミングでも良い
一方で、「小学校入学と同時」など、大きく環境が変わるタイミングで習い事を始めるのがオススメという方も見受けられました。大きく変化する環境の中に習い事を組み込み、一度に生活リズムを作ってしまった方が良いというのがその理由です。
順応性の高い子供や、以前からずっとやりたがっていた習い事ならリフレッシュになり、こうした選択もありなのかもしれません。
就学前の習い事は失敗を計算にいれて始めよう
3歳・4歳で幼稚園や保育園へ入園すると、習い事を始める子は飛躍的に増えます。しかし、まだまだ1つの習い事を続けるのは難しいことも少なくありません。未就学児から習い事を始める際のポイントをお伝えします。
習い事をさせるなら子供が関心があるものにする
未就学児の習い事は、ある程度、親主導で進むのが通常です。ですが、それは親の理想を押し付けるという意味ではなく、親が子供の適正を見抜くということです。
この子は歌っている時がとても楽しそうだ。
体を動かすのが得意かも!
子供が得意なこと・好きなものに関する習い事なら、嫌がらずに通ってくれる可能性も高くなります。
「とりあえずやらせてみる」という寛容な姿勢が大切
子供の習い事に失敗はつきものです。未就学児ならなおさらで、自分から「やりたい!」と言ったものの、すぐに「行きたくない」と言い出すのもよく見られる光景です。
忍耐力を身に着けさせるのも大切ですが、習い事はやってみないと向き・不向きがわからないというのもまた事実です。3,4歳程度の子供に、「あなたがやりたいと言ったのだから!」と無理やり習い事を続けさせるのは、本人にとっても、親にとってもあまり良い結果をもたらさないでしょう。
とりあえずやらせてみて、本人も楽しそうで、適性がありそうならラッキー。そうでないなら、「この子にはまだ早かったかな」と軌道修正しましょう。適切な時期が来たら、もう一度同じ習い事をする子もいます。
「音」に関わる習い事は早い方が良い
英会話やピアノなど、音に関する習い事は、耳が発達していく幼児期から始めた方が良いという意見もよく見受けられます。ただし、本人に興味がないのなら、例え幼児期から始めたとしても、得るものはとても少なくなってしまいます。
例え遅くから初めても、本人にやる気があれば、急激に上達する子もいます。仮に遅く始めて不利な側面があったとしても、手遅れ・絶対にできないということは滅多にありません。
また、習い事の目的とは、「ピアノができる」「英語が話せる」というスキルを身に着けるためだけではありません。社会性を身に付けたり、意欲や好奇心を養うことも同じように大切なはずです。
小学生の習い事は子供の意志を尊重して決めよう
小学生になると、周りでは習い事をしている子が大半という状況も珍しくありません。しかし、だからこそ子供も、親も、自分のペースを守る必要が出てきます。
習い事は本人がやりたい時がはじめ時
小学生以上になると、本人が「習い事をしたい」と言い始めることもあります。自分から「やりたい!」と言ったなら、やる気や興味があるはずですから、熱心に続けて、本人の力となる可能性も高くなります。親としても、経済的な事情が許すならできるだけ習わせてあげたいと思い、快く送り出せます。
一方で、「友達がやっているから」と影響される子も少なくありません。
きっかけがなんであれ、習い始めると夢中になることもありますが、やはり小学生以上は見極めも重要。子供が「やりたい!」と言った時には、なぜその習い事がしたいのか本人に考えさせてみましょう。その場の勢いだったということも珍しくありません。
また、子供の本気度を見るために、なぜその習い事がしたいのかプレゼンさせてみても良いでしょう。
親が焦って習わせると失敗する
まわりが習い事をしていると、気になるのは子供だけではありません。親も、周りの子供みんなが習い事をしていると、「なにかさせた方がいいのでは?」と焦るものです。
しかし、親が焦ると、子供の気持ちがついていきません。本人の性格や興味・関心、家庭でのスケジュールなど、習い事の始め時は人それぞれですから、心配はいりません。
子供の習い事はいつから?何歳でどんな習い事を始めたか体験談
何歳から、どのような習い事を始めたか、先輩ママとパパによる体験談です。
習い事をさせてきっかけ、習い事を始めた時期が早すぎたり、遅すぎて失敗だったと思うことはあるか伺いました。
3歳~6歳(小学校入学前)までに習い事を始めた体験談
本人が楽しんで通えるのが1番です
いぐみ(40歳)
現在8歳で小学校2年生の女の子がいて、3歳のころからスイミングを習っていました。スイミングをさせたきっかけは、娘は気管支が弱く軽い喘息ぎみだったので、身体が強くなることを期待して始めました。幸いにも娘はスイミングがとても好きだったので、早すぎ、あるいは遅すぎて失敗したと思うことはありません。
反対にこの時期からスイミングを初めてはじめて良かったと思うことは、小学校に入るまでに四泳法(クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎ)をマスターしたことです。泳げると、授業も楽しいですし、親も安心感があります。
子供の習い事を始めるタイミングは、そのお子さんそれぞれに違うと思います。一度体験に行って、あまり嫌がらずにやることができたら、本人に始めたいか聞いてみると良いと思います。本人がやりたいという意思がはっきりしていれば、あまり長期的に考えず、とりあえずやらせてみると良いと思います。
長男の苦手を克服する習い事
戸塚理恵(30代前半)
男の子なので小さな頃から元気いっぱいで動物や虫が大好きでしたが、心配だったことがひとつありました。どうも運動神経が若干にぶい…外でもよく一緒に遊ぶし、はじめは気にしないようにしていたのですが幼稚園に上がる頃、周りとの差が少しずつ目につくように。そこで幼稚園に入ると同時にスポーツクラブに入れることにしました。
はじめはおっかなびっくり鉄棒や跳び箱をやっていましたが、先生の指導のもと頑張った結果、次の年には跳べるようになりました。今では体を動かすことが大好きです。
まわりを見ると、やっぱり3、4歳頃を目安に習い事を始めていました。しかし、当時はピアノや水泳が多かったです。私も最初は水泳がいいのでは?と思ったのですが、うちは水に潜るのを嫌がり断念したという経緯があります。
現在7歳ですが、今度は息子が自分から水泳を習いたいと言ったので、習わせ始めました。習い事は、子供の苦手や得意なことを親が理解して、なんらかのサインを感じたら、きっかけを作ってあげるくらいの気持ちで始めるで良いと思います。
少し早かったですが、続けることで成果が出た
雀(50代前半)
ただいま 中3の男の子です。幼稚園から習字を始めさせました。落着きか出るように、字を覚えられるように、きちんと座っていられるように、人と接する事に慣れていけるようにという思いからスタートしました。
最初はおとなしく座って書くことが出来ず、先生に注意され大変でした。しかし、小学校に入りすこしずつ落着きが出てきて、きちんと座って字を書くことが出来るようになり集中力もついてきました。先生も根気強く教えて下さり、良い先生に出会えたと思います。
お姉ちゃんが通っていたので下の子も一緒にと思ったのですが、やはり幼稚園の年長では少し早かったようです。しかし、習字の腕もメキメキ上がり学校で賞などを取りそれが自信にも繋がるところがあり、結果的に根気強く辞めないで続けて良かったと思いました。
習い事の内容にもよりますが、幼稚園の年中、年長でスタートして小学校くらいまで様子を見て向き不向きを判断していくといいと思います。英語も早いうちスタートした方が耳がついていきます。音にかかわるものは早い方がいいと思います。
後は、成果が出るまでは忍耐、根気強く何事も続けることだと思いました
子供がやりたいと思ったタイミング
きりん(30代後半)
子供は小学校二年生の女の子です。5歳から幼児教室と、7歳から習字とピアノを習っています。
幼児教室に行かせたきっかけは、家でドリルなどをするのが楽しそうだったので幼児教室に通ってみたら、もっと楽しく色々勉強が出来るんじゃないかと思いました。習字に関しては字が上手になって欲しいという期待から通わせています。
ピアノに関しては本人がやりたいと言い出したので、音楽に触れ合う良いきっかけだと思い通わせました。幼児教室、習字教室に関しては早すぎ、遅すぎとは感じませんでしたが、ピアノについては習い始めがちょっと遅いかなと思いました。
発表会に参加すると、わが子よりもはるかに小さい子が難しいピアノを弾いているのを見るので、もう少し早めにやらせてあげても良かったのかなと思いました。
とは言えども、子供の習い事は本人がやりたい、興味を示した時から始めるのがベストだと思います。親が無理強いしても興味のないものは全く興味を示さないので、本人の気持ちがとても大事です。
我が家のベストタイミングは5歳
斉藤めい(30代前半)
小学3年生の息子は、年中の5歳の時サッカー教室に通い始めました。体を動かすのが大好きな息子、特にボールを使った遊びは赤ちゃんの時から好きで、サッカーの真似事なんかもよくしていました。年中になり「○○君サッカー習い始めたよ」「○○ちゃんピアノやっているんだって」なんていう会話から「僕もサッカー習いたい」と言ってくるようになりました。
習い事に関しては、息子がやりたいと言ったものをと思っていたので、息子と続ける事の約束をしてスタートさせました。サッカーが上手くなって欲しいというよりは、保育園以外の先生やお友達との関わりを増やし視野が広がること、集団でのルールを学ぶことに期待していました。
結果、始める時期としては丁度良かったと思っています。年中より早く始めていても、何となく行っているだけのようになっていたんじゃないかなと思います。5歳は体力もばっちりあって、周りにもある程度合わせられる年齢なんので、ベストタイミングでした。
やってみないとわからないので失敗も必要
masa(42歳)
現在小学6年生の男の子を育てている父親です。子供の習い事については保育園の頃(4、5歳頃)からいろいろとやらせてきました。空手やサッカー、硬筆、英会話、算数などですこの中で現在まで続いているのは英会話だけで、そのほかの習い事は粘り強く行かそうとしましたが、親の方が根負けしてしまい結局辞めてしまいました。
やはり、親の理想通りにはいかず、子供に合わない習い事もあります。ただ、やってみないと合う・合わないはわからないものなので、これらの失敗も必要なものだったと思います。
英会話は息子に合っていたらしく、なかなか上達し、いろいろなコンテストで賞をもらったりもするようになりました。子供との相性と、その家の生活にあった物を早い段階から習わせる事が重要だと思います。
小学生から習い事を始めた体験談
小学1年生の「6月」から!
パンプキン(41歳)
小学4年生の女の子です。小学1年生から習字を習っています。習わせたきっかけは、小学校の近所にあり、下校してそのまま通える習字教室があると聞いたからです。
「字は綺麗に書いてほしい」という思いもありましたし、私自身も習字を習って良かったと習い事の一つなので、即決まりました。習い始めたのは1年生の6月です。やっと学校生活に慣れた頃だったので、最初は疲れている感じがあり、習わせるには早すぎたかなと心配になりました。しかし、意外と早く慣れて楽しく通っていたので、いい時期に始めたなーと思います。
種類にもよりますが、習い事は小学校低学年までには始めた方がいいかなと思います。スポーツ関係は幼児期から体の動かし方を身に付ける方がいいんでしょうね。でも、習字ピアノなどのような習い事は、小学校に入学してからでも充分間に合うと思います。
体を丈夫にしたいという目的がありました
とんちゃん(30代前半)
小学3年生の男の子がいます。小さい頃から風邪がひきやすく、季節性の喘息の様な症状もあると言われたことがあります。少しでも体を丈夫にして、息子の体力をつけてあげたいと思い、直接本人に何かスポーツでやりたいことはないか聞いてみたところ、水泳がやりたいと言われたので小学2年生から始めることにしました。
1年生から始めている子はやはり上級クラスに上がっていくのも早く、もっと早くから習わせてあげたら良かったかな?と思う時もありましたが、毎週夕方からの時間なので、1年生の内は、体力的に持たなかったかもしれないなぁと感じます。学校生活に慣れてきた2年生からで良かったと思いました。
まずは学校での勉強、遊びが基本だと思っているので、基礎作りが出来始める、2年生から3年生で習い事を始めるのがベストだと思います。
焦らずに見極めて
笹だんご(40代後半)
現在、中学3年生の女の子です。小2の時、バイオリンを習い始めました。きっかけは、イベントで中学生のオーケストラ演奏を観たことでした。もう2年生なので、何かやらせたいとずっと思っていました。しかし本人にその気がなかったのですが、その演奏には興味を持ったように感じたので、まずは体験レッスンに行ってみました。やってみるという答えが返ってきたので、バイオリンと譜面台を購入しました。
ところが、殆ど練習せずにレッスンに行く有様なので、これは早まったなぁとは思いました。何とか半年は続けましたが、たぶん体験レッスンまで受けて、断りづらかったのだと思います。
5、6年生の時に、手芸教室に通いましたが、これは楽しんでいましたし、色々な技術を身につけたので、本当に良かったです。少し難しくても、この学年だったので作れたものもあるので、ベストなタイミングだったと思います。
ということで、バイオリンは私の焦りからきた失敗でした。もう少し子供の様子を見てたらよかったと後悔してます。でも、無駄な経験ではなかったと思っています。私の経験上、習い事は、子供が楽しんでやっているのなら、何歳から始めてもいいと思います。
小2での習字がベストな理由
桜井一花(40代前半)
中学一年生の女の子がいます。8歳の時から習字を始めました。小学生に入って、1年生の頃は先生が丁寧に字を見てくれます、しかし、2年生になると急に乱れた字になってきました。字をきれいに書くということについて、集中力と丁寧さを期待して習わせたいと思いました。
始めた時期としては、ちょうど良かったと思います。私自身も同じ8歳で習字を始めました。字を書くのが好きになり、かなり上達したのを覚えています。
子供の習い事はいつからがベストといのは、子供の性格によって大きく違うと思います。学校の生活だけで大変な子もいれば、余裕がある子、家庭での指導ができないなどそれぞれ事情があるからです。娘にとっては、8歳はぴったりでした。
学校での授業が始まる前がおすすめ
むうる(30代後半)
中学3年と中学1年の姉妹がいます。共に小学校1年生から習字を習い始めました。女の子は字がうまいに越したことはないですし、学校で習字が始まる前に少しでも上達してほしいと思ったからです。私自身、小学校3年生から習字を習っていましたが、遅すぎたと思っていたので我が子は1年生から始めました。
幼児期からも考えましたが、しっかりと座って一定時間落ち着いて臨んだり、習字道具を責任持って扱うのに1年生というのはちょうど良い時期だったと思います。低学年のうちは硬筆も手厚く教えてくれるので普段の字も上達しました。また、冊子に自分の作品が掲載されたり進級したりすると、とても励みになり子供のやる気も持続します。
子供の習字は入学で環境も変わり、少しお兄さんお姉さんになった自覚が持てるようになる小学校1年生で始めるのが良いと思います。
6,7歳の子供の適応能力を信じて!
ゆかり(40代前半)
息子が二人いますが、小学1年生中学年までスイミングに通わせていました。というのも、小学生になると学校でも夏にプールの授業が始まります。他の科目は親がある程度のことを教えてあげることができますが、泳ぎに関してはなかなかそうはいかないと思ったからです。授業が始まって泳げないで恥を掻くよりも、少しでも泳げた方が自信に繋がるのではないかと思って通わせました。
実際、6,7歳の頃って「水が怖い」という気持ちはあるようですが、順応力がすごくあるんです。次男なんかシャワーの水が顔にかかるだけで大泣きだったのですが、スイミングに通って5回目くらいで平気になっていました。
小学生も高学年になると勉強の方にも力を入れなくてはならないので、身体の発達や出来る時間を考えると小学生低学年で通わせて正解だったと思います。
遅めのスタートで大丈夫です
六角寧々(40歳)
現在小学1年生の女の子に、夏休み頃から習字を習わせています。文字を美しく書く能力を身に付けるには、ベストなタイミングだと思ったからです。入学してすぐは、学校生活に慣れさせたいと思っていたので、習い事は一切させませんでした。
娘は、入学して周りのお友達がいろんな習い事をしているのを知って「習い事したい!」と言ってきました。私はすぐにはさせなかったので、娘に不満を抱かせたので、この点はマイナスだったかもしれません。
けれど、私はあまり早くに習い事をさせることはいいとは思っていません。習得できる年齢まで待っても十分だと思います。それに、習い事には送り迎えが必要ですし、下に弟妹がいたりすると、その子が熱を出したりすると休ませないといけなかったりして不経済です。
子供の習い事は、理解力がついてくる5歳以降か、他の兄弟との兼ね合いで親子ともに無理なく通える時期がベストだと自分の体験から思っています。
小学校入学と同時が良いかも
りょう(37歳)
小学2年生に進級するタイミングでスイミングスクールに入りました。本人は1年生時から友達の影響でスクールに入りたがっていましたが、送迎などの親の都合で、2年生に上がってからになってしまいました。
学校の水泳の授業では、水に潜ることもできませんでしたが、スクールに通って3ヶ月で、25mを泳ぐまでになりました。ただ、習い事を始めてから、早寝早起きが出来ない日が増えてしまい、生活リズムの乱れを感じます。どうしても夜に宿題をするので、寝るのが遅くなってしまうのです。
小学校に入ると同時に始めたら、少しは違ったのかなと思います。幼稚園から小学校に上がるタイミングで、生活リズムが大きく変わるついでに習い事を始めてしまえば良かったと感じます。
特に、幼稚園・保育園では夕方まで園にいた子供達は、授業が早く終わる1年生のうちに、夕方に習い事に通う新生活に慣れてしまうのが良いのでは、と思いますね。
1年かけて何を習いたいか決めさせました
ひめ(30代前半)
小学四年生と五年生の年子の女の子がいて、それぞれが小学三年生、四年生の頃から同じようにピアノ教室に通っています。きっかけは姉の習い事がしたいという一言でした。学校で習い事をしている友達に感化されたようでした。それに同調するかのように妹も言い出し、1年かけて本当にやりたい習い事を子供たちにゆっくり考えさせました。
その時だけの感情で決めてしまうのではなく、子供たちが途中で投げ出さずに続ける力に期待したからです。早すぎた、遅すぎたと思うこともなく、今現在、子供たちも楽しんで継続できています。
「○○ちゃんがしているからやりたい」ではなく、子供自身が本当に自分がやりたいことに確信が持てた時が習い事をさせる一番のタイミングだと思います。
子供の習い事は「やりたい」を尊重するのがおすすめ
親ならば、あれをやってほしい、これもできるようになってほしいと、山のように願いがありますが、子供に習い事をさせる時は、親の気持ちよりも子供の気持ちを優先させた方が長続きすることが多いです。焦らなくてもいいので、「やってみたい?」の声かけを心がけるようにするといいでしょう。