保育園の送迎、雪の日は大変!

保育園までの雪道に負けない!冬の送迎~通勤どう乗り越える?

保育園までの雪の日の送迎は、歩きにくさや交通機関のマヒ、子供を魅了する雪の魔力…どんな交通手段でも危険はひそみ、遅れが出る可能性も高い?普段の送迎の手段に潜むリスクや車での送迎のリスク回避、交通機関での送迎、家を出る時間を早めるだけでない冬場の安全な登園からの通勤手段を探ります。

保育園までの雪道に負けない!冬の送迎~通勤どう乗り越える?

子供は大好き↑大人はうんざり…↓保育園の送迎を雪の日も安全に完璧に

朝から雪が降っていると、子供は大喜び♪♪♪
それに比べて、大人は園の送り迎えが大変になり、ともすると仕事にも影響しかねないので、朝からうんざりゲッソリしてしまうことでしょう。
雪が降ると自身が危険なだけでなく、ゆっくり走る車が多くなり渋滞し、それに伴いバスも電車も時間通りには来ません。最悪電車なんかは雪の積もり具合では止まってしまったりと、どんな移動手段でも雪がないときよりたくさんの時間がかかってしまいます。

園への送迎だけなら園に子供を無事送り届けることに全力を注ぎ、あとはゆっくり帰りましょ、ということもできますが、仕事がある人はそのあと自分自身のことも無事会社に送り届ける必要があるために、ほっとする間もなく次は急いで会社に向かうということも!

保育園に送り届けたあとなら、子供がいない分多少は本気モードで急ぐことも出来るとは言え、雪の日は転倒や事故にあわないように気をつけなくてはいけません。

雪の日が続くと朝の送り迎えを乗り越えるエネルギーは莫大なものとなり、日々の疲れもたまりやすくなります。皆さんはどう乗り越えているのでしょうか?

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保育園までの雪の道のり…送迎で困ること・大変なこと

雪道を慎重に歩く園児

雪がないなら抱っこひもやバギーで送迎ができても、雪が降るとそれらは一気に危険因子と変わります。
いつもの登園手段が使えなくなる冬場。送迎にどんな危険が潜むのでしょうか?

抱っこひも

子供の年齢1歳半程度ならまだ抱っこ紐が便利!と送迎に活用する方もいますが、足元が見えない前抱っこキャリーを使っている場合、冬場は足元が見えずとても危険です。

バギー

バギーでの送迎は雪が積もっていると車輪が埋まって進めずに、結局、荷物と子供を担いで歩かないといけなくなり、遭難さながらの大変な目に合うことも。凍ってしまっていると滑ることもあります。

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自転車も…

いつも自転車で送迎している人も、そんなに積もってないからと安易に自転車を出すのは危険。子供を乗せることで重心が不安定でかつタイヤも滑るので、いつもより転倒してしまいやすいといえます。

保育園にGo!雪の日の送迎を乗り越えるアイディア

雪の日は、いつも通りの送迎方法ではほぼほぼ時間に遅れてしまいます。
渋滞や歩き難さだけでなく、子供は、雪が嬉しくて歩きたいと言い、注意しながらゆっくりと歩かせていると、少ししてから歩きたくないと駄々をこねだしたり…とても大変です。
少しでも楽に送迎できるような、保育園の雪の送り迎えを乗り越える手段やアイディアを探っていきます。

家はどれくらい早く出れば良い?

雪道を通勤する冬の朝

雪の日は、子供のテンションが上がることと、車や電車などが動きにくくなる為、どうしてもいつもより送迎に時間がかかってしまいます。子供のテンションが上がるだけで、どれくらい遅くなってしまうのかや冬場の朝の移動にどれくらい時間がかかるのか、経験が無ければ分かりません。

お住いの地域がどれだけ雪の影響を受ける地域なのかもありますが、どうしたら時間内に園にたどり着くのか冬時間対策を考えてみましょう。

車のとき

車での送迎は、子供も乗っているのでいつもより走るスピードもゆっくりになり渋滞にハマる可能性は高いと言えます。

混雑する道路と時間帯を避ける

まず第一に、通勤時間に渋滞しやすい道路と特に渋滞する時間をリサーチしておくことが必要です。特に渋滞する道路や時間帯を避けていくか、着時間を逆算しどハマりしても問題ないように家を出る時間を調整すること。
混雑する道路は車の台数が多い分、事故に巻き込まれる可能性は高くなります。できれば混雑する時間帯や道路は避け、遠回りになり時間がかかっても、安全な道を行けるように家を出るようにしましょう。

車間距離を十分にとり、急なハンドル操作をしない

また、雪の日の運転は、何時も大丈夫だろうと思っていてはいけません!周りが滑ってぶつかってくる可能性も無きにしろあらず、注意をしていても自分も滑ってしまうかも知れません。
第二に路面が凍結しているような気温の日は車間距離を特に十分にとり、急なハンドル操作は絶対にしないこと。

タイヤチェック&タイヤはスノータイヤを準備しておく

タイヤの状態もチェックしておきましょう。タイヤがすり減った状態では、本当に減速しにくい(止まりにくい)、逆に発進しにくいもの。雪のない道路ではなかなかわかりにくいことですし、滑ってぶつかってから気をつければよかったと後悔しても遅いのです。
また、雪道を安全に運転するためには、スノータイヤは必須。スノータイヤに履き替える地域ではなくても、天気予報次第ですぐにスノータイヤに履き替えられるように準備しておきましょう。

チャイルドシートは後部座席に!

チャイルドシートも万が一子供の安全を守るために必須ですが、設置場所は助手席ではなく後部座席が基本!助手席に設置すると脇見運転、エアバッグ作動の衝撃、チャイルドシートでサイドミラーが確認しにくいなど危険要素が多く海外諸国では助手席のチャイルドシート設置は違法であることも!チャイルドシートを前向きに設置できるようになっても設置は後部座席(ミニバンは2列目)にするようにしましょう。

電車、バスのとき

バス会社でも多少調整しながら時間を設定していても、冬場は乗客の量が増えたり、車が渋滞する分、時間にずれや遅れが生じやすいものです。
いつまでたってもバスが着かない場合は、バス会社に確認をしてみる方法もありますが、バス停で寒い中子供を待たせるのは可哀そうですよね。どうしてもバスを利用しなくてはならないときは、遅れの生じない時間帯に変更する方がストレスは少ないでしょう。

電車や電車の遅れはスマホでも確認出来るようになっていることも多いです。電車の場合も、余裕をもってどれくらい遅れているのか・止まっていないかを確認できたら、遅れを回避する手段も見つけやすいかもしれませんね。

家を早く出て間に合うようにしても、子供はそんな親の努力似合わせてくれる生き物ではないので、バス停や駅までの道は、歩きにくさや子供が遊びながら向かうことを視野に入れ、10~30分は早く出るようにしましょう。

徒歩圏内ならば歩いて行ってしまうのもあり!

ママと一緒に保育園へ向かう男の子

家から保育園まで、いつも通りの手段やバス・電車などを使おうとせずに、子供がしんどくならない程度なら、徒歩での登園にしてしまうのも1つの手段です。
あまりに電車やバスが頼りにならないと思ったら、普段よりは時間がかかっても歩いていった方が確実です。子供たちも「歩いて行こうねー」と言えば、歩く先々に気を引くものが沢山あるので、時間はかかりますが楽しみながら前には進んでくれるものです。
ですが、テンションが上がりすぎて走って滑らないように、しっかり見ていてあげないといけません。

子供はソリに乗せると楽しい

毎年ある程度の降雪量が見られる地域以外では、雪が積もっているのは滅多にないことなので、子供は遊びたくて仕方ありません。普通に歩いていくのも良いですが、色んな所に目が行って、動き回られると大人は怪我をしないか心配でハラハラしっぱなしです。

道路に雪が積もっているときは、そりを使ってみるのも良いかも知れません。
ソリなんて、大人が牽引するので朝から体力的に大変でも、子供がおとなしく乗ってくれれば、ある程度安全に送迎することが出来ます。仕事があるときはそりを保育園に預かってもらえたなら助かりますね!

子供は雪遊びしながら歩くから更に時間がかかる

雪遊びなんて滅多に出来るものではないので、降り積もったときは当然子供は雪で遊びたくなります。雪だるまを作ったり団子を作ったり、雪に文字を書いてみたり、フワフワの雪に突進したり…、あるきにくさから来る時間ロスだけでなく、とにかく全力で雪を楽しみながらの登園になります。

そのため、徒歩での登園は目一杯時間がかかります。歩き出したと思ったら、もう止まって遊んでるの繰り返しで中々前に進めない…などあっても、時間に余裕を持てれば問題にはなりません。

雪は謎に子供の心をがっちり掴みますので、いつも靴下を履かせて~とごねていた子も、ママと一緒に居たい・行きたくないと泣いていた子も、朝起きて「雪が降っているよ」と教えてあげれば、自分で靴下を履き早く外に出たいと泣かずに準備をするかも知れません?
朝は、専業主婦でも働いている人でも忙しいですが、滅多にないことなので出来るだけ遊ばせてあげたいですね。いつもより早く家を出て、出来るだけ多くの時間たまにしかできないことで遊ばせてあげましょう。

交通状態によってお休みしてもOK

バギーカーが滑り車道に出てしまうママ

雪が降って、子供は保育園に行って友達とも遊びたいかも知れませんが、電車が止まったりバスが運行中止になったりしたとき、園まで少し距離があって登園がきびしいときは保育園に無事つけるかどうかすら疑問になるようなときはお休みするのも一つの手段。

雪くらいで休ませるなんて…と思う人も居るかもしれませんが、保育園は義務教育ではありませんし、安全に送迎する手段が無いなら、逆にお休みするべきときもあるでしょう。
どうしてもその後出社しなければならない等の事情があれば、そういったとき日中の育児を頼める人をピックアップしておくのも作戦のひとつです。

働いている人が職場のためにできること

今の時代、子育てをしながら働いている人は沢山居ます。子育てと仕事を両立したいけど、子育てに左右されてしまうことはどうしても多く悩んでいる人も少なくはありません

子供を園に行かせないと仕事にも行けません。子育ての事情でなるべく会社に迷惑をかけてしまわないように色々考えてしまいますよね。
ですが、子育てと仕事の両立と簡単に言っても、子供を実際に育てたことのない人やパートナーに全てをおまかせしている人にはその大変さはわかりません!『子供がいても健全に働けるかどうか』は子のいる社員だけが頑張ることではなく、会社のスタイルがどうかも大きく関与します。大切な子供のことで無条件に怪訝な目をする会社が減るべきでしょう。

…と、ある程度は開き直り、親として、そして社会人として出来ることをしっかりとしていきましょう。
特に仕事を持つ人が雪で保育園への送迎に時間がかかってしまうとき、どうすれば良いのか・何かしなければいけないことは無いかをさぐっていきます。

会社に都度連絡&予め伝えておくことでできること!

会社へ連絡するワーキングマザー

雪が降って、電車時間を早めるなどの対策をしても電車の遅れの影響にのまれて会社に遅れてしまう…などは不可抗力が大きいと言えます。利用していた交通手段が止まってしまうと、タクシーを呼んでも渋滞で中々来ないなんてことにも…!
こんなときは、会社には遅れが出たときに連絡を入れるのはモチロン、予め雪の日などは遅れてしまうかも知れないということもちゃんと伝えておきましょう。予めわかっているかどうかで対策できることもあるからです。

子供がいるということは、遅れる可能性や抜けなければいけなくなる可能性も増えるということ。理解は得られにくいこともいまだ多くありますが、理解を得られにくいからと一人抱え込むのは正しいとは言えません。会社に影響を与えてしまいかねないことは前もって伝えておくのなら、自分側でも会社側でも何かしらの予測回避や対処ができます。

仕事のスケジュールをいつも以上に管理、周りにもシェア

天気予報はいつもチェックし、前日に雪が降る可能性が高いと予測できるときは、次の日の仕事内容を確認しスケジュールを調整しておきましょう。
遅れてしまったときのために、朝一の重要な仕事などは少しずらす、周りの人にも協力してもらうなどして、大きな迷惑にならないように事前の準備が必要です。

焦って向かわないこと!

雪道を歩いて送迎に向かうママ

遅刻してしまうかも知れないと、冬道を急いで歩いたり焦って運転すると事故につながる可能性がとても高く危険です。自分が転倒してケガするだけでなく、どこの誰が歩いていて・車で滑ってぶつかってくるか分かりません。ケガや事故となると仕事どころの騒ぎではありませんので、会社に連絡し安全に通勤しましょう。無事に通勤をするのも社会人としての安全・健康管理の一環です。

家を早めに出ても何かと時間がかかる冬道の登園~通勤ですが、家を出れば子供を安全に保育園まで送り届けるということに集中し、安全のためにも焦ったりイライラしないように気をつけましょう。

保育園までの雪道送迎も楽しみながら安全に

雪の日の送迎は遅刻や危険を回避するために朝から忙しく大変!お母さんは毎日ヘトヘトになってしまいます。わきでは子供がお構いなしに雪でのんきに遊んでいて、ついイライラしてしまうかも知れませんが、悪いのは子供ではなく雪の魔力です。雪には子供を魅了する魔力があるのです。

イライラしたり焦る気持ちが、登園や通勤ペースをうまくつかめなかったり、思わぬ危険を招いてしまうこともあります。保育園まで雪道…大人にとっては疲れる要素満載ですが、楽しむくらいの余裕をもって落ち着いて送迎するようにしていきましょう。