ママHOWTO

保育園の連絡帳の書き方のコツ

保育園の連絡帳の書き方~困った時のネタ40で迷わない!

保育園の連絡帳、書き方のコツを知っておこう!体調面、食事や睡眠などの生活面、家での子供の様子など、連絡帳に書くべき基本的な内容を例文つきで解説し、保育士の先生とのコミュニケーションがうまくいくコツや注意点を紹介。書くことがない…となった時のための連絡帳のネタも40個集めました!

保育園の連絡帳にもう悩まない!「書くことない」ときのネタまとめ

保育園の連絡帳は、働くママやパパが日々の子供の様子を知ることができるとても重要なアイテムです。

ですが、保育士が記入してくれた保育園での1日の様子を、読むのは楽しみだけど、自分が連絡帳を書くとなると何を書いていいのかわからない。気づけば事務的な内容ばかりということも。

そこで、連絡帳の書き方のコツや例文を紹介します。
連絡帳のネタを40個用意していますので、「書くことがない!」と思った時は、参考にしてください。

保育園の連絡帳に書くべき内容

連絡帳は保育士と保護者をつなぐ大切なものです。
保護者は園でお世話する保育士に子供のことを伝え、保育士は保護者に園での様子を伝えます。

子供の体調で気になる様子はないか、排便の有無、食事の量など基本的な連絡事項はできるだけしっかり書きましょう。

子供の体調(熱・せき・鼻水など)は良いか、不調気味か

体調の変化などは具体的に書くようにしましょう。具体的に書くことで保育士もお世話しやすくなります。

また、家でのケガ(頭をぶつけた、転んでひざを擦りむいたなど)を記入します。家での出来事なのか園での出来事なのかを区別できます。

連絡帳に書くべき体調に関する例文

食事や睡眠など生活の様子に変わったところはないか

乳児の場合は、前日や当日の母乳やミルクを何時にどのくらい飲んだのかを記入します。連絡帳によっては、自由記載欄ではなく、夕食や朝食を書く欄があります。離乳食を始めた場合は、離乳食の進み具合や食べている食材などの情報を共有していくようにしましょう。

その他に「朝食をあまり食べなかった」「昨夜はよく眠れました」「夜中目が覚めてしまってあまり眠れませんでした」「朝、いつもより早く起きてしまいました」など記入しておくと、園で機嫌が悪い時の判断材料になります。

他には、「家ではあまり野菜を食べないが、園ではどうですか」など、気になることを質問してもいいでしょう。

連絡帳に書くべき食事や睡眠に関する例文

保育園へのお迎えの時間・延長保育の連絡

登園したときに担任の先生に会えればいいですが、違う先生だったり、朝は忙しくバタバタしているので言い忘れてしまうこともあるので、お迎えの時間や迎えに来る人がいつもと異なる場合などは連絡帳に記入しておきましょう。
延長保育に関しては、できるだけ事前に直接伝えておき、当日に連絡帳で確認すると確実です。

連絡帳に書くべきお迎えの時間・延長保育に関する例文

家庭での子供の様子は自由に書いてOK

園から帰宅してからの出来事、子供が最近興味を示したこと、一人歩きができるようになったなどの成長を書いておくと、園でもやってみたり、先生が上手にコミュニケーションをとってくれます。昨日・今日の出来事に限らず、「最近の出来事」であればOKです。

また、保育士が「ボール遊びをしました」と書いてきたことに対して、「家でもボール遊びをしました」や「家ではボール遊びをしないのでびっくりしました」など返事をすると書きやすくなります。

家庭での子供の様子に関する連絡帳の例文

保育園の連絡帳の書き方のコツ

まずは、肩の力を抜いて連絡帳と向き合ってみましょう。保育士との交換日記のようなつもりで連絡帳を書くようにすると書きやすくなります。

子供がやったことや一緒にしたことなど事実をそのまま書けばOK

保育園の連絡帳に書く内容は些細なことでも構いません。毎日書くものですから、そう面白い出来事などは起こらないのが当たり前です。
例えば、「パパとお風呂に入りました」や「ご飯をたくさん食べました」など簡単なことでいいので、まずは思いついたことを書いてみましょう。

子供ことは先生もよくわかっているはず!具体的に書くと様子が目に浮かぶ

思いつたことを書けるようになったら、次はその出来事を具体的に書いてみましょう。
具体的に様子が思い浮かぶように書くと相手に伝わりやすくなります。

例えば

→パパとお風呂に入って、とても嬉しそうでした

→公園に行って遊びました。滑り台がお気に入りで何度も滑りました

毎日保育園で過ごしている子供のことは、先生だってよくわかっているはずです。その子の様子がわかるように書くと、イメージを共有しやすくなります。

保育園での様子はどうですか?質問や悩みを書いても良い

連絡帳には、育児の悩みや不安を書いてもOKです。

例えば

など、子供の悩みを保育士と共有できるので、気軽に質問してみましょう。

連絡帳に書くことで、保育士も気を付けてみてくれます。変化があれば知らせてくれますし、家と保育園では様子が違うこともよくあるので、子供の新しい一面を発見できます。

家庭の様子が伝わることが大事!子供以外のことも書いてOK

子供のことを書くのが基本ですが、時には保護者のことを書いても問題ありません。

例えば、

保育園の連絡帳は、保育士の先生方が子供の体調や生活の様子を知るためのツールですが、保護者の人柄や精神状態に察せられれば、おのずと家庭の状況がわかるのです。

保育園の連絡帳を書くときの注意点

体調の変化やお迎えの時間など、最重要事項は必ず記入するのは基本的なことですが、その他に気を付けたほうがいい点を紹介していきます。

文章はかたすぎず、やわらかすぎず、「です・ます」形式で書く

連絡帳は連絡事項を書くので、文章がかたくなる傾向にありますが、子供のことを書くので必要以上にかたい文章にする必要はありません。

とはいえ保育士は『友達』ではありませんので、「~です」「~でした」など礼儀をわきまえた文章を意識して書きましょう。

長文にならないように書く・返事は期待しない

保育士は子供たちがお昼寝をしている間などに連絡帳を書いていることが多く、人数も多いので長文すぎると読むのが大変になります。あまり長文にならないよう気を付けましょう。

また、時には返事が簡潔な時があるかもしれませんが、「子供のお世話が大変だったんだな」と寛大な気持ちで受け入れましょう。

大事なことは直接保育士の先生と話す

子供から「○○くんに叩かれた」や「ケンカした」と聞かされたら、少しドキッとしますよね。また、時には子供の口から先生や保育園についての不満や不平が漏れることもあります。

このような時は、文章だと誤解を招きやすいので直接保育士とお話しすることをおすすめします。「〇〇ちゃんとケンカしてしまったようですが、詳しい話を聞きたいので都合のいい時を教えてください」と記入しておくといいでしょう。

保育園の連絡帳ネタリスト40

「連絡帳に書くことがない…」と思ったときは、このネタリストを見て、昨日~今朝にかけての出来事を思い出しましょう。

  1. 体調面での不安(鼻水や咳、排便の様子)
  2. 外傷の有無(転んで擦りむいた、ぶつけた部位)
  3. 寝た時間、起きた時間
  4. 寝つきは良かったか
  5. 寝起きの機嫌はどうだったか(自分で起きたか、起こされたか)
  6. 昨夜の夕食で子供が喜んだメニュー・嫌がったメニュー
  7. 朝食で子供が喜んだメニュー・嫌がったメニュー
  8. 帰宅後にした遊び
  9. 子供から聞いた園での活動(「○○した」と教えてくれた)
  10. 夕食時や寝る前に子供と話した会話の内容
  11. 意味がよくわからない子供の言葉(「○○」ってなにかわかりますか?)
  12. 寝る前に読んだ絵本と子供の反応
  13. よく口にするお友達の名前
  14. 最近、はまっている遊びやおもちゃ
  15. 子供ができるようになったこと(発達面での成長記録)
  16. 子供が上手になったこと(ボタン掛け、ハサミの使い方など)
  17. 着替えなどの身支度の様子(一人で頑張れているか)
  18. 好きなアニメやキャラクター
  19. よく口ずさむ歌
  20. 最近の口癖(覚えた言葉、よく口にする言葉)
  21. 子供がよくするママやパパ、先生の真似
  22. 子供が興味を持っているもの(電車・動物など自由に)
  23. 楽しみにしている園の行事
  24. 教室に展示してある子供の製作物の感想
  25. お手伝いしてくれたこと
  26. 叱ったこと
  27. 褒めたこと
  28. 子供が泣いた出来事
  29. 子供が喜んだ出来事
  30. 気候と服装の相談(園の室温はどうかなど)
  31. トイレトレーニングの進み具合
  32. 「イヤイヤ!」と主張したこと
  33. 「自分でやる!」と主張したこと
  34. 家でしたイタズラ
  35. ヒヤリとした危ない瞬間
  36. パパやママの帰宅時間
  37. 祖父母との関わり(電話がかかってきて嬉しそうだったなど)
  38. 週末の過ごし方(行った場所、次に行く予定の場所)
  39. 延長保育などいつもと違うお迎えの予定
  40. 育児の不安・悩みを相談

一歩進んだ保育園の連絡帳の活用術

保育園の連絡帳を書くのは、なかなか大変な作業ですが、どうせなら楽しんで連絡帳を活用しましょう。イラストが得意な方は、たまにイラストを挿入しても良いでしょう。

成長記録として連絡帳を書くのもアリ!

連絡帳は、子供の成長記録にもなります。何気ない日常の一コマでも、後から見返した時に「こんなことで悩んでいたんだ」「こんな時期があったんだな」と思い出を振り返ることができます。

毎日、書くことに悩む連絡帳も、子供の成長記録と考えるとモチベーションも上がり、些細な子供の変化を書きやすくなります。

パパも連絡帳を書いてみよう

いつもママが連絡帳を書いている場合、時々はパパにも書いてもらうようにしましょう。

行事やお迎えでパパが保育園にきた時、先生とコミュニケーションをとりやすくなります。また、保育園での様子を夫婦で共有できるのでおすすめです。