ママ友との会話はココに注意!距離を縮める話題
子供がきっかけとなって知り合うことができたママ友。せっかくのご縁ですから、仲良くなって、楽しい幼稚園生活や保育園生活、小学校生活を送っていきたいものですよね。
ですが、同じ年頃の子供を持つからこそ会話には注意をしなくてはなりません。配慮のない話1つで、ママ友の心が離れて行ってしまうこともあるのです。
ママ友と会話するときはどんな点に注意すれば良いのか、もっと仲良くなるために会話で距離を縮める方法等について探っていきましょう。
ママ友の家庭のことを詮索するような話し方は避けよう
会話は会話自体を楽しむものであるべきです。相手から何かを聞き出すための、事情聴取のような会話に仕立てていくなら、一緒に話をしたいと思う人はいなくなっていくでしょう。
例えば「旦那さま、見かけたよ!とっても爽やかな方ねえ」というなら相手の気分は悪くなりませんが「旦那さま、見かけたよ!日曜なのにご出勤?お仕事、うまく行っていないの?」と言うならばどうでしょうか。会社のことなども話さなくてはいけないのかなと言う風に会話が流れていきますのでママ友も警戒してしまいますよね。
また、そこまで親しくしていないママ友に「最近、お姉ちゃんあまり見ないけど、受験どうだったの?○○中学受けたんだよねえ」と言うならばどうでしょうか。受験に成功した場合は良いですが、失敗していた場合には、言いたくないことも話さなくてはならないのかと、相手の気分を害してしまいますよね。
どんな話も話題の中心に自分を持っていくのはNG!
いつも「わたしはねえ・・・」「うちの子はねえ・・・」と自分と自分の子供の話しかしないのも、ママ友からは嫌がられます。あなたが「話したい!」と思う気持ちがある分、相手にも「話したい!」という気持ちがあって当然なのですから、いつもあなたの話ばかりではうんざりしてしまうのも仕方のないことなのです。
また、ちょっと手の込んでいる自分中心ママもいます。「○○ちゃん、大丈夫?さっき、泣いていたけど」と相手の子供が心配であるかのような話しをしながら、いつの間にか自分の子供の話題へと誘導していくのです。
「そういえば、うちの子は誰とももめていないし良かったわ。」なんて自分の子供を褒めるために相手の子供を利用したのかと思わせるような発言をした日には「この人とは付き合いたくない!」と相手の子供のママは強く決心するでしょう。
ママ友ばかりに喋らせて自分は聞いてばかりもNG
聞き上手は会話上手とも言いますが、ママ友との付き合いの中ではあまりにも聞き役に徹するのはNGです。適度に自分の家の話や子供の話をしないと「あの人は自分のことは話さないのに、他の家の話ばかり聞きたがる」と悪くとられてしまうことがあるからです。
家のことが全部筒抜け?おしゃべりなママ友への対策
会話が上手で誰にでも仲良くしゃべることができるということは、優れたスキルの持ち主ということが言えるのですが、あまりにも誰にでも何でも話してしまう人は、ママ友としてはちょっと問題があると言えるでしょう。
親しいと思ってちょっと自分のことを話したら、次の日には幼稚園中のみんなが知っていた・・・ということもあるのです。このようなおしゃべりな人とは、どのように付き合って行くことができるでしょうか。
ママ友に直接注意をするのはNG
「うちの家のこととか、あまり他人に言わないでくれる?」と、直接注意をするのがもっとも早い解決法だと思うかもしれませんが、それは違います。
このように噂を広めるのが好きな人は、息をするような感覚で人のうわさや悪口を言って生きていますので、それをストレートに咎めるなら「本当のことを言っただけなのに。何が悪いの?」と開き直ったり「私が言ったんじゃないけど」と嘘をついたりします。
また「本当にごめんね、もう言わないから」と例え謝ったとしても、それは絶対に本心ではありません。心の中では「恥をかかされた」と逆恨みをしている可能性が大なのです。
ですから、そのような人にストレートに注意することは恨みを買ってしまうことにもなるのです。
露骨にママ友を避けるのもNG
あることないこと言いふらされるのはイヤだからと言って、露骨におしゃべりなママ友を避けるのも考えものです。
返って「なんで私を避けるのだろう」と、あなたに興味を持ちあなたの周辺の話題を探ろうとしてくる可能性があるからです。おしゃべりなママ友の好奇心をかき立てないためにも、自然に接するようにしましょうね。
おしゃべりなママ友には聞き役に徹する方が良い
ママ友と付き合うときは、聞き役に徹せず、話し役にも徹せず、聞いたり話したりを適切な配分で行うことが大切です。
ですが、おしゃべりなママ友、あることないこと言いふらすママ友と付き合うときは、無理に自分から話題を提供するのではなく聞き役に徹することもアリかもしれません。
「ねえ、お宅はどうなの?旦那さま、公務員なんでしょう?ボーナスすごいんじゃないの?」と話題を振られても「最近は公務員と言っても、民間とあんまり変わりないみたいよ」と話しをぼやかすように無難な答えを提供するくらいに留めておきましょう。
少しずつママ友と距離を置いていくようにするのもアリ
いくら注意をしていても、おしゃべりなママ友や言いふらすことに命をかけているママ友は、あなたやあなたの家族に関する情報を仕入れようとしかけてくるかもしれません。
仲良く付き合っているなら、いつ自分が話題や悪口のターゲットになるか分かりませんので少しずつ距離を置くようにするほうが良いと言えるでしょう。
同じお稽古事をしているなら曜日やスクールを変更したり、幼稚園が一緒なら送り迎えの時間を変えたりすることも良いでしょう。
ママ友との会話が続かない!困ったときはどうする?
もちろん、ほとんどのママは、悪意を持って悪口を言いふらしたり、人の家庭内を詮索したりするわけではありません。「子供を通じて、親同士も仲良くなりたい!」と純粋に思っている人がほとんどですので、できれば気の合うママ友をたくさん作っていきたいですよね。
「お友だちになりたい!」という気持ちがあっても、元々人見知りで初めての人とは何を話していいか分からないママも多いでしょう。
また初めてでなくても挨拶が済むと話題に詰まってしまうこともあるかもしれません。ママ友との会話が続かないときは、どうすれば良いでしょうか。
こちらの情報を提供してから会話を促す
「もう最近、ぜんぜん言うことを聞かないのよね。朝もご飯食べながらゲームしようとするし・・・ほんと、男の子って大変?うちだけかしら?」という風にちょっと暴露ネタを言いながら相手に会話を促すと、相手のママも自分の家を詮索されたような気持ちにならずに「そうそう!」と会話しやすくなるかもしれません。
ですが「私は○○大学を出ているの。あなたは?」とか、「主人は○○商社に勤めているの。あなたのご主人は?」と言う風に、いくら自分の情報を提供したとしても、あまりにもプライバシーに踏み込むような会話はそこまで親しくない人とはふさわしくないですよ。
ママ友得意分野に話題を振る
いつもとってもオシャレな女の子のお母さんなら、「いつも○○ちゃん、本当にかわいいわね。お洋服のセンスもとっても良いから、うらやましいわ」と話を振って見るのはいかがでしょうか。
ここで露骨に「どのお店で買っているの?」などと聞いてしまうと引いてしまうママもいますので、「センスがよい」「かわいい」と褒める程度にとどめておきましょう。会話が盛り上がっていったら、どのお店で買っているのかとか、セール情報等に発展することもありますよ。
また、運動神経の良い男の子のお母さんなら、「体操教室とかに通っているの?ほんとうに運動神経も良くって、素敵なお子さんね!」と褒めつつ話題を振ってみるのも良いでしょう。
お稽古ごとの話に発展するかもしれませんし、スポーツの話題に発展するかもしれませんね。
ママ友のことを好きになる
話題が浮かばないときでも、まず、相手のことを好きになることで、会話が楽しくなることもあります。ドラマやネット情報の影響で、『ママ友』というと「怖い」「陰口を言われていそう」「マウンティングする女子ワールド」とネガティブなイメージを持つ方も少なくありませんが、ママ友みんながそのような怖い存在ではないのです。
相手のことを好きになると、「好き」と言う気持ちが相手にも伝わります。すると、相手のことや相手の子供のことも温かい気持ちで見ることができるようになりますから、話題に詰まっても息苦しくならずに済みますよ。
また本当は悪口や噂話が好きな人であっても、自分のことを「好きだ」と言ってくれる人のことを悪くは言いづらいですよね。相手を好きになることが最高の防衛手段でもあるのです。
話題のお菓子や新しいお店などの話題も
子供がきっかけとなってお友だちになったとしても、いつも子供の話題ばかりというのも変ですよね。女子として興味を持つことならなんでも、ママ友同士での話題になります。
例えば、公園で子供を遊ばせるときに新発売のお菓子を持って行ってみんなにふるまうのも良いですね。お菓子がきっかけとなって、「○○社のチョコレート、食べた?結構いけるよ!」と、学生のノリで会話が弾むこともあります。
また、新しいお店の話題も良いですね。子供連れでも行きやすいお店の情報や、高すぎずに気軽に行けるお店などについても、盛り上がる話題になるかもしれません。
その他にも、美容院情報やスポーツクラブやヨガ教室などの、ママがでかける場所についての話題も良いかもしれません。
年齢的にも近い場合には、テレビドラマなどの話題も良いかもしれません。今、人気の連続ドラマの話題や海外ドラマの話題なども、気の合うママ友となら楽しく話すことができるでしょう。
子供のお稽古ごとについて
「スイミングスクール探しているんだけど、うちの子、まったく泳げないから、一から教えてくれるところって知ってる?」などと子供のお稽古ごとについての話題も無難な話題ですので、あまり親しくないママ友とでも話すことができるでしょう。
ただし、お稽古ごとについて話すときは、「私の子供が行っているところがすばらしいから、ぜひ行ってみるのはいかが」と言う風に、自分がオススメする立場にならないように気をつけなくてはなりません。できれば、相手のママ友に教えを請うという立場を崩さないように話すようにしましょう。
相手に「○○ちゃんはどこに行っているのか教えて!」と言われたら、行っているところを教えるのは問題ありませんが、合う合わないは人によって違いますので、「うちの子には合っているみたいだけど」と付け加えるのを忘れないようにしましょうね。
とにかくママ友を褒める
「いつもはつらつとしていてステキですよね!」「○○ちゃんがとっても優しいって、うちの子もいつも言っているんです!」「いつも仲良さそうで、ほんと素敵な親子だなあって思っていたんですよ」等、まずは相手を褒めるのはいかがでしょうか。
褒められて嬉しくない人は少ないですし「ちゃんと見ていてくれるんだ」とあなたとあなたの子供に対する評価も上がるかもしれませんよ。
もちろん、的外れなことを言うのは厳禁です。大人しい子供なのに「いつも○○くんて、元気でリーダータイプですよね!」とか、元気すぎて先生も手を焼いているのに「ほんとにしっかりとしているお兄ちゃんですよね」と言うなら、「なんだ、適当なことばかり言っているんだ」と、あなたへの評価が急落してしまいます。
話し過ぎもNG!話をしないのもNG!ちょうどいいって難しい
簡単なようでも、ママ友との会話は注意が必要です。仲違いしたまま幼稚園の3年間、小学校の6年間を過ごすのは本当に辛いことですよね。
そのためにも、話し過ぎて自己中心的と思われることも避けなくてはなりませんし、話しをしなさ過ぎて愛想が悪いと思われたり、相手のことばかり詮索していると思われたりするのも避けなくてはなりません。
ちょうど良い会話というのは本当に難しいものですが会話を上手に楽しむことでママ友との付き合いが楽しくなるのも事実です。自分のペースで楽しいママライフを送っていけるようにしましょうね。