ママ友の面倒臭さを半減する方法

ママ友は面倒クサイ!ママ友付き合いをこなす考え方とコツ

ママ友ってなんだか面倒くさい…つかず離れずの距離感が難しいママ友関係は、少し歯車が狂っただけで面倒に感じるようになります。ママ友が面倒に感じるとき、その理由をママ友特有の関係性から探りながら、いかに上手に関係を築きつつ楽しく過ごせるお友達関係の維持のヒントを導き出しましょう。

ママ友は面倒クサイ!ママ友付き合いをこなす考え方とコツ

今日の友は明日の敵?!子供を通したママ友同士の付き合い方の極意とは

ママになると誰しも入っていく世界、それがママ友の世界です。楽しいおつきあいができれば万々歳なのですが…必ずしもうまくいくとは限りませんよね。これまでの友人関係や職場の人間関係とはまた違った難しさがあります。

昨日まで仲良く喋っていたのに、ある日からパタッと交流がなくなる…なんて話も、珍しくはありません。

今日の友は明日の敵?!今回は、ママ友付き合いの難しさについて取り上げ、ママ友付き合いを面倒に感じない極意を探っていきましょう!

ママ友付き合いがめんどくさい…と感じるのはこんなとき

ママ友付き合いが大変で悩むママ

近づきたいけれど、近づきすぎるとちょっと面倒くさい。それが、ママ友との関係なのかもしれませんね。世の中のママたちが、「ママ友付き合いってなんだか面倒だなあ…」と感じるときって、どんなときなのでしょうか?

だからママ友って!!ついつい近所のママにイラっとした瞬間

優越感と劣等感が入り組む世界

ペンネーム(年齢)| ゆりこ(33歳)

子供が幼稚園児です。
意識はしていないし、「うちの子はうちの子!」と思ってはいるけれども、やっぱり我が子が他の子よりも体格が良かったり、文字を早く覚えていたりすると、いい気分にはなります。反対に、仲の良い子がうちの子よりも先に、スイミングのグレードが上がったら、少し焦ってしまいますね。
こういう小さなところから、ママ友同士の嫉妬みたいなものが始まるんだろうなあと思いつつ、なるべく平穏に暮らしたいと思う日々です。

これからの近所付き合いに不安…

ペンネーム(年齢)| マンション住まい(40歳)

いわゆる大型マンションに住んでいます。
昔から住んでいる土地だったし、小学校の校区的にも悪くない場所だったので、まさか子供を介したしんどい人間関係があるなんて思いもせず…
どちらかというと、引っ込み思案でおとなしい性格の息子は、幼稚園で男の子たちの中に混じると、後ろからついていくようなタイプです。はっきりした性格の子に泣かされてしまうことも何度かありました。
同じマンションで、しかも上の階の人だから、雰囲気的に強く言うこともできずにいます。親御さんも、裕福なのを鼻にかけたような感じの人で、マンションではちょっと有名。
ドラマの中みたいに、その人と上手くやるグループと、私のようにひっそりかかわらないようにしているグループに分かれています。
このままのメンバーで小学校に上がるとなると、息子がちょっと不安です。せっかくいいマンションを思い切って買ったのに、外れくじを引いた気分です。

ベタベタするママが苦手

ペンネーム(年齢)| プーちゃん(25歳)

ほんのちょっとしたことなんですけど、同じ児童館に通っているママが、少し面倒です。
悪い人じゃないんだけど、何かにつけてズカズカと入り込んでくるというか、何でも私の真似をしてきます。あんまり気の合わない人なのかも。
通う児童館を変えればいい話なのかもしれませんが、子供も楽しそうに遊んでいるし、「〇〇ちゃんがいるから児童館に行く」みたいな雰囲気を醸し出します。
人付き合いが苦手で、しかも実家の遠い孤独育児中なので、その人がいなくなったらまた一人になってしまいます。そう考えると、まあもうすこし我慢するか…となるのですが、正直しんどいです。

どうして面倒になる?原因は「ママ友関係」の性質にある!

ママ友付き合いがうまく行きづらいのは、ママ同士という立場の難しさに理由がありました。

ママ友のめんどくささは、思春期のリバイバル?!

ママ友との付き合いが上手く行かないママ

知らないところで悪い評判が噂になっていたり、あの人にしか言っていないような話を周りのママたちが知っていたり…。関係がうまくいっている間は、ママ友は、苦労や大変さを共感できる頼れる相手です。特に子どもがまだ満足におしゃべりできない頃は、1日で唯一はっきりとした会話を出来る相手かもしれませんね。

しかし、ひとたび歯車が狂いだすと、急にいがみあうようになる可能性が高い相手でもあります。
昨日までうまくいっていたのに、次の日からいきなりよそよそしくなるなんて、なんだか思春期の女子みたいではありませんか?まさに、今日の友は明日の敵状態。

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家庭の多様性が、マウンティングの対象になる

子どもが生まれるまでの人間関係は、常に自分が中心にありました。例えば、友人関係一つをとってみても、仲良くなる相手は、自分とフィーリングが合う人や共通の話題が多い人でしたよね。職場でも、同僚や上司・部下から評価を受けるのは自分。そう、これまでは、あなたの背後にある家族や家庭状況は全く関係のないコミュニティばかりだったのです。

でも、ママ友との関係は、そうではありませんよね。まず、何より子どもが軸になりますし、そうすると、おのずとそれを取り巻く家庭環境が気になりだします。夫の職業、年収、どんな家に住んでいるのか、車はあるかないか、実家に助けてもらえるのか…これら一つ一つの要素が、自然とマウンティングの対象になってしまうのです。

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自分が一番幸せでいたい!その気持ちが妬みに…

幸せになりたいと願うのは、きっとみんなが望んでいること。独身のときは、彼氏とうまくいっているだとか、仕事で良い評価をもらえただとか、やっぱり自分軸で幸福が左右されていました。

しかし家庭ができると、私たちは自分の人生だけではなく、築き上げている家庭の幸せに責任を持つようになります。そうすると、今までよりもより強く「幸せでありたい」と願うのです。

自分の作っている家庭は、あのお宅よりも恵まれている…!ふとしたときに生まれる優越感が裏目に出たとき、それが妬みへと変わってしまうというわけです。

年齢に幅がありすぎるのに、立場は同じという難しさ

年齢差のあるママ友

当然のことですが、25歳のママと、40歳のママでは、生きてきた世代が全く異なります。会社であれば、随分歳の離れた部下や上司といったところでしょうか?

「年齢は違うのに、子どもが同い年だから立場は一緒」これもまた、ママ友の関係を難しくさせています。フラットな関係だとわかっていても、年齢があまりにも違うと、どこかお互い気を使いますよね。

永遠の疑問、ママ友(女)はどうしてつるむのか!?

女性がつるむのは、はっきり言ってしまえば、本能のせいです。私たち人間は、古来、男性が狩りに出て、女性は女性同士で助け合って群れや子どもたちを守っていました。女性はコミュニティを強化することが一つの仕事。だから男性よりもおしゃべりが好きで、コミュニケーション能力に優れています。嫌でも女性がつるむのは、残されたDNAのせいなのです。

そんな女性が、なぜママになると「つるむ」のを強化させるのか。
それは、外の世界とのつながりに深い関係があります。

独身時代や子どもがいないときには、職場や様々な友人知人の中で流動的に過ごすことができました。「あの頃は、外の世界で生きていた!」と実感しているママもいるかもしれませんね。
しかし、子育てが始まると環境は一変。生活の中心は自分から子どもに変わり、これまで何気なくできていたことができなくなります。カフェ一つも、一人では行けません。華やかな独身の友人たちとは、だんだん話が合わなくなっていきます。

徐々に感じていく孤独感。これを払拭するのが、ママ友の存在なのではないでしょうか?似た境遇にいる者同士、わかりあい、同じ話題で話すことができます。育児における孤独感が、ママ友同士の結束を強くする肥料なのです。

園の話題で盛り上がるママ友

ママ友との関係を面倒にしない7つのポイント

デリケートなママ友との関係を、悩みの種にしないで済むポイントはどこにあるのでしょうか?面倒に思わずに過ごせるなら、それが一番ですよね。面倒なことに巻き込まれないためのママ友7つのポイントをまとめてみました。

PTAは3分前に会場入り、終わったら即効帰る

小学生ママがママ友たちと合う機会といえば、PTA活動ですよね。学校によって活動の内容や頻度は違うものの、6年間のうちに何らかの役員が回ってきます。

集まったママたちの間では、おしゃべりに花が咲きます。楽しい会話だけならいいのですが、自然とマウンティングが行われていることもあって、煩わしく感じている人もいるようです。

そんな人が実践するコツは、会が始まる直前に入室し、終わったらすぐに帰ることです。忙しそうにしていると、声をかけてくる人もあまりいません。ときには少し空気を読む必要もありますが、大勢のママ友付き合いが苦手な人は、こういうスタンスでも良いかもしれませんね。

大勢のママ友付き合いが苦手な人はダラダラ話さずさっと帰るのもコツ

ママ友は選ぶ!

ママ友は、誰かれなしに仲良くしようとするのではなくて、大勢の中から選ぶことも大切です。もちろんそれができるのは、お子さんが保育園や幼稚園に通い出して、ママ友候補の人数が増えてからかもしれませんが…。ママ友として良好な関係を作っていけるのは、一体どんな人なのか、いくつか観点を挙げてみましょう。

経済的なレベルが近い人

家庭の経済レベルが違えば、生活の様子はもとより、価値観も大きく違うものです。
既婚女性同士の会話は、日々の生活の話やお金の話が多いですよね。経済レベルが違いすぎると、お互い感覚的に話がかみ合わないなと感じるようです。

家族構成や置かれている状況が似ている人

ママ友同士のひがみや劣等感の火種となりやすいのが、自分の置かれている環境です。例えば、子どもが複数いる、夫が協力的、実家が近所でサポートを受けられるなどを挙げることができます。
育児や家庭の状況に余裕がなければないほど、これらの家庭の条件に恵まれている人を「羨ましい」と感じてしまいます。

状況が似ている人なら、自分の悩みにも共感してもらえますし、情報交換をするなど有益な付き合い方もできますよね。

感覚がなんとなく合う人

感覚が近い仲良しのママ友

一個人として誰かと親しくなるときには、おそらくその人の経済状態や家庭環境を気にすることはあまりないはずです。あなたも、学生時代からこれまで、どこかフィーリングの合う仲間たちと過ごしてきたのではないでしょうか?

気の合うママ友が欲しいなら、アンテナを張って、感覚的に気の合いそうな人を選びましょう。会話のペース、その人の雰囲気、言葉遣い、服装…フィーリングを感じるところは、案外たくさんあります。

子どもの話以外もできればなお良し

ママ友の関係は、子どもが中心。ですから、おのずと話題のほとんどは、自分たちの子どもの話になるでしょう。

しかし、それでは子どもの進級や進学、遊び仲間が変わるといった変化で、お付き合いがぱったりとなくなる場合も多いものです。もちろんそれでも構わないのですが、細く長くお付き合いしていけるママ友を作りたいのなら、育児以外の話題ができる相手がいいでしょう。趣味や好きなことが同じ人は、子どもを抜きにしても仲良くできます。

独身時代の友達ではないことを肝に銘じて!

何度も言いますが、ママ友はあくまでお子さんの友人関係を中心とした関係です。子どもの評価はママの評価、ママの評価は子どもの評価となることを、忘れてはいけません。

子ども同士の仲良し度≠親同士の仲良し度

子ども同士がいくら仲良しだからといって、無理に親同士も親密になる必要はありません。お子さんが小学生くらいになれば、お子さんの世界はもうすでに確立されつつあります。親が過度に介入する必要はありませんよね。
そういう意味でも、ママ友付き合いは、お子さんが大きくなるごとに弱くなっていっても大丈夫です。

最初のうちから深い話はしない

親しくなりたい気持ちは抑え気味に。はじめのうちは、ママ友との距離を詰めすぎないようにするのが鉄則です。早く共通点を作りたい気持ちもわかりますが、通常よりもゆっくり時間をかけて距離を近づけていきましょう。

特に、家庭内のこと、夫の職業や収入については、はじめから話さないようにします。子どもの話であっても、その気がなくとも自慢話に聞こえてしまうときもあります。まずは、あたりさわりのない会話から始めるのが、良好な関係を作るコツです。

広く浅く、そつなく

広く浅くな関係をとるママ友達

トラブルを避けるには、少人数で深い関わりを持つよりも、ママ友の範囲を広げて、一人ひとりとの関係を浅くしておくこともポイントです。

一つのコミュニティだけではなく、幾つかの別のコミュニティにママ友がいれば、より平和的ですね。幼稚園の中だけではなく、習いごと仲間、児童館仲間、近所のママ友、など、いろいろなところに知り合いを作っておくと良いですね。

しつこい誘いや過度な関わりは NG

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ママ友のしつこい誘いを断る10の方法を解説!ママ友とはライトに付き合って行きたい人もそうでない人も親しき仲にも礼儀あり!ママ友の胃もたれするほどしつこい勧誘テクをガッチリしっかり断りましょう!

同じ幼稚園や同じ保育園というように、家庭の置かれている状況が似ていても、考え方や生活スタイルが同じ家庭はありません。あなたにも家庭があるように、相手にも家庭があります。
家庭というのは、一つのチームですから、しつこい誘いや過度な関わりで乱してはいけません。

良かれと思ってやってもらったことでも、「実はチョット迷惑…」なんてこともありますよね。普通のお友達なら断りやすくても、我が子が関わるママ友には、なかなかビシッと断れないものです。頻繁にお誘いしたり、家庭のお休みを潰したりするようなことは避けましょう。

最大のコツは「適度な距離」を保つこと

ママ友に苦手な人が…トラブルに発展しにくい距離の置き方
ママ友に苦手な人が…トラブルに発展しにくい距離の置き方
ママ友に苦手な人がいて、しかもその人とお付き合いしなくてはいけない状況のとき、どのように対処していけばよいのでしょう?ママ友が苦手と感じる理由や人間関係に波風を立たせない付き合い方を探ります。

適度な距離感を持っているママ友

ママ友は、これまでの友人関係とは全く違った性質を持つコミュニティです。そのことを頭に入れておけば、まず大丈夫。

実際のお付き合いでは、つかず離れずの「適度な距離」を保つように心がけましょう。「子どものお友達の親」と割り切って付き合うと気がラクです。ママ友関係は、良くも悪くも、子どもが置かれている環境が変われば、自然と疎遠になっていく場合も多いものです。
「運が悪かった!」と思うときもあるかもしれませんが、うまくいかないときには素直に距離をとることもおおいにアリです。お子さんの世界とママの世界は、繋がっているようで繋がっていない、関係ないようで、関係が深い、そんな場所なのです。