子供に部屋を片付けさせる方法

子供に部屋を片付けさせるコツ・整理整頓できる子の育て方

子供部屋の片付けで悩んでいるママはたくさんいます。モノが多くなってしまう場所ですし、子供に何度「片付けなさい!」と言ってもやらなくてイライラすることもあるでしょう。整理整頓上手な子に育てるための注意点と、少しの工夫で子供が部屋を片付けたくなるコツ、注意点をまとめました。

子供に部屋を片付けさせるコツ・整理整頓できる子の育て方

子供が片付け上手になる8つのコツ

子供部屋の片付けに頭を抱えているママは多いでしょう。何度「片付けなさい!」と言っても、子供は面倒くさがってなかなか動いてはくれません。

そんな子供の姿勢にイライラして、また叱ってしまう…。そんなマイナスのスパイラルに陥るのは、ママも子供もつらいものです。

片付けやすい環境を整えて、片付けを好きになってもらえば、問題は徐々に解決します。子供部屋の片付けのコツと注意点を見ていきましょう。

1 収納場所を決める

子供部屋の整理ボックスとクローゼット

子供に部屋を片付けてもらう前に、持ち物をどこに収納するかちゃんと理解できているかを確認しましょう。

  • 洋服をかける場所や収納する場所はどこか?また足りているか?
  • 学校・習い事・趣味などの道具置き場が決まっているか?
  • 勉強道具を仕舞う場所は細かく決まっているか?

子供の生活に必要なものが、収納できる場所がしっかり決まっているかチェックしてください。おおまかにしか決まっていないと、子供はどこに何を片付けていいのか把握できません。

子供の机の中やクローゼットの中が、外に出ている物の数の割にガランとしている場合や、ゴチャゴチャしている場合は、収納場所が曖昧になっていることが考えられます。

まずは子供部屋に行き、部屋に散乱しているものをチェックしましょう。「片付けられてない=収納場所が曖昧」な可能性が高いので、子供と一緒に収納場所を決めていきましょう。

2 不要なものを減らす

物が散らかる子供部屋

物が多くなりすぎると、収納に入りきれず部屋はどんどん散らかっていきます。子供部屋は、特に必要なものが年々変化していくので、使っている物とそうでないものが混在しやすい場所です。不要な物は捨てさせなくてはいけません。

「いらない物を捨てなさい!」と言うだけで、どこに何を捨てていいのかわからないなら、子供のやる気は起きません。燃えるゴミ・燃えないゴミ・紙類といった分類を教え、ここに捨ててと優しく指示してあげましょう。

子供部屋は、特にプリント類が多くなります。紙ゴミを捨てる箱や紙袋を常に置いておくと、子供も整理がしやすくなります。

お住まいの地域に合った分別方法で「今日は〇〇のゴミだけ、この袋に入れて」と、わかりやすい指示を出しましょう。「今日は着ない服」「今日は本や雑誌」とシンプルな方法から試すと、子供は作業しやすくなります。

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3 片付けの手順を分かりやすく伝える

子供は親が思っているほど、片付けや掃除の手順が理解できていない場合があります。親が手順を教えてあげなくては、片付けをしたくても何をすればいいのかわからず子供は手が進みません。子供部屋を自発的に片付けさせたいなら、わかりやすい方法を教えてあげましょう。

簡単な片付けの手順

  • 窓を開けて換気する
  • 明らかに不要なもの(お菓子のゴミ、プリントなど)を捨てる
  • 決められた収納場所に、散らかったものを片付ける
  • 掃除機をかける
  • 雑巾で机や棚を拭く

片付け終わったら、仕上げにファブリックミストなどで部屋を良い香りにしてあげましょう。片付けの流れが分かり、掃除をした後の達成感や爽快感を味わうと、子供は片付けや掃除が楽しくなります。

子供部屋の片付けの手順が分かったら、他の部屋のお片付けも任せられるようになります。子供にどんどん家の掃除を頼んで、整理収納上手になってもらいましょう。

4 一緒に片付けをする

子供部屋と一緒に玩具の片づけをする母親

子供に片付けをさせたいなら、「○時になるまでに片付けなさいよ」「ママが帰ってくるまでにやっておいて!」と言って、1人で掃除をさせるより、最初はママも一緒に片付けるほうがやる気が出ます。

子供はいくつになっても、どんなに面倒くさそうにしていても、「ママと一緒」が大好きです。片付けをするときにママが一緒にいるだけで、安心できるので、片付けや掃除が好きになるきっかけになるでしょう。

「これはいるの?」「この絵懐かしいね」と、子供と会話を楽しみながら片付けをしてみてください。きっと、子供も嬉しそうに片付けをしてくれます。

一緒にお掃除をしも、なかなか動き出さない子もいるでしょう。それでも叱らず、ベビーステップでいいので根気よく手伝わせてみましょう。今日は不要なプリントを捨てられた、次は掃除機をかけられた。これを続けてみてください。

5 子供が好きなインテリアにする

自分の気に入っている空間は、自然とキレイにしたくなるものです。子供部屋のインテリアを好みのものにしてあげると、片付けしたくなる部屋になります。

簡単にできるものでは壁紙を変えることです。プロに頼んでもいいのですが、子供と一緒にパパやママがDIYを楽しんでみるのもいいでしょう。

簡単に張り替えができる壁紙もありますし、賃貸でもキレイに剥がせるクロスも出ていますので、興味がある方は探してみましょう。

子供の好きなおもちゃやぬいぐるみ、フィギュアを並べられる収納を作ったり、理想のインテリアを聞いて色合いや雰囲気を近付けてあげたり、工夫次第で子供は自分の部屋をもっと好きになります。これが、片付けをしたくなる心につながっていくのです。

子供の願い通りにしてあげるのではなく、あくまでもできる範囲内でOKです。わがままを聞くのではなく、子供と工夫して過ごしやすい空間を作るという気持ちで部屋作りをしましょう。

6 収納方法や片付けをママやパパが実践

整理棚の整理をするお母さん

どんなに叱っても、どんなに丁寧に片付けを教えても、ママが片付けをしないと子供が片付け上手になることはありません。子供部屋以外の場所も、子供に教えたようにママやパパでキレイに片付けして、見本を見せましょう。

共用部分は家族みんなで片付けをすれば、短時間で済みます。家族みんなに片付けをしてもらうには、どこに何を収納するのかをわかりやすくしておかなくてはいけません。

家族が場所を覚えるまでは、貼り紙をしておくのもひとつの方法です。収納の場所が曖昧になっているなら、どこに何を収納するのか決定しておきましょう。

家族はどこに何が収納されているのか知らないことがあります。「ママ、〇〇どこにある?」と頻繁に聞かれるなら、家族が分かるように物の収納場所を決めて「爪切り」「文具」などと紙を貼っておきましょう。

7 褒めて伸ばす

片付けを率先してやって欲しいなら、子供をどんどん褒めて伸ばしてあげてください。子供は褒められると、次も褒められたときと同じような行動を取ります。「わぁ、1人でこんなにキレイにしたの!?」「凄いね、ママ本当に助かるよ」と大げさに伝えてあげましょう。

ママも片付けを頑張った日には、子供や夫に褒めてもらいましょう。「ここ、キレイになったと思わない?」と伝えて、それを褒めてもらってママの気持ちをストレートに相手に伝えます。片付けは楽しくて気持ちいいものだと相手に伝わりやすくなります。

子供だけでなく、夫が片付けをしたときも思いっきり褒めてください。子供も呼んで「パパがキレイに片付けてくれたよ!」と一緒に喜びます。家族みんなが片付けを好きになってくれるでしょう。

8 片付けや掃除の楽しさを伝える

子供を褒める母親

片付けは面倒なことではなく、楽しいことだと子供に伝えられたら、子供はどんどん片付けや掃除をしてくれるようになります。しかしお片付けはどんなに楽しくても、やっぱり疲れてしまうものです。

疲れを喜びに変えるには、プチご褒美を活用するといいでしょう。子供が片付けを頑張った日には、頑張ってくれたからと言って、美味しいものを一緒に食べましょう。ケーキやアイスなど子供が好きなものにすると、子供はより片付けをした後の達成感を味わえます。

子供部屋を片付けたら、キレイになった子供部屋でお疲れさまパーティーをするのも楽しいです。「キレイだと気持ちいいね」と言いながら、子供と一緒に食べるスイーツは格別です!

子供部屋を片付けさせるときの注意点

子供部屋の片付けのコツがわかったら、次は注意点をチェックしておきましょう。子供に片付けを覚えさせるために、ついやってしまいがちなことですが、できるだけ控えるようにしましょう。

親の意見を押し付けない

子供がせっかく片付けを頑張っているときに、親の意見を押し付けるとやる気を失います。特に、捨てる物に関しては注意が必要です。

子供と大人の感覚は違うので、高かったけど今は入らなくなった服やクリスマスにプレゼントしたおもちゃ、おじいちゃんからもらった本など、親が捨てて欲しくないものを平気で捨てることがあります。

「これは取っておきなさい、高かったのよ!」というのは、親の感情です。子供は日々成長していて、捨てると決めたものは今の自分には必要ないのでしょう。もったいないと感じるものは、ママがもらって人にあげたりフリマに出したりして、子供のいらないものを手放す気持ちを否定しないようにしましょう。

子供がいらないといったモノは、一緒にネットオークションに出したり、リサイクルショップに売りにいくのもおすすめです。次の人に「売る」という経験は、今使っている物を大切にするきっかけになります。

手を出しすぎない

子供を怒る母親

「やっぱり片付けてないじゃない!」とブツブツ言いながら、代わりに片付けをするのはNGです。子供が片付けを覚える機会を奪ってしまうので、いつまでも部屋を片付けられない子供になってしまいます。

手順や方法を教えるのは必要ですが、ママはあくまでも指導するだけです。作業は子供に主導権を持たせてあげてください。

私たちが新しい仕事を覚えるとき、上司が横から手を出して何でもやってしまう人だと、私たちはいつまでも仕事が覚えられません。それと同じだと思って、手を出すのグッと我慢しましょう。

人と比べない

兄弟やお友達と比べて「〇〇ちゃんの部屋は、いつも自分でお掃除するのにどうしてできないの?」と、人と比べるような発言をするのは逆効果です。子供はそれを聞いた途端にやる気を失くします。

夫に「〇〇さんの奥さんは料理が上手いのに、何でママは…」と比べられたら、大半の女性は腹を立て料理する気がなくなります。子供もその気持ちは同じです。

他人と比較するより、昨日の我が子と今日の我が子を比較して「昨日より片付けられるようになったね!」と褒めてあげた方が、子供のヤル気はアップします。

片付け以外でも、親はつい子供と他人を比較してしまいます。他の面でも、人と比較しないように注意しましょう。

「らしくしなさい!」は禁句

「女の子らしく部屋を片付けなさい!」「いい加減、中学生らしく片付けなさい!」と伝えても、子供には片付けの重要性が伝わりません。

片付けをする本当のメリットを伝える方が、子供は片付けに前向きになってくれます。

子供に伝わりやすい片付けのメリット例

  • いつでもお友達が呼べるよ
  • 部屋がスッキリしていると忘れ物が減るよ
  • おしゃれな子って部屋がキレイなんだって

子供が「だったらやりたい」と思うようなメリットを、お子さんの興味のあることや性格に合せて使い分けてみてください。

〇〇らしくあることより、自分らしくいることの方が大切です。子供の個性をしっかり見て、我が子にしか作れない部屋の空間作りをサポートしてあげてください。

子供部屋の片付けは楽しく広い心で!

親は自然と片付けを覚えていきますが、子供は今から覚える段階です。ママと一緒に子供部屋を片付けることは、子供にとって楽しい時間になるはずです。

子供が少々片付けやお掃除が下手でも、叱らず広い心で見守ってあげましょう。最初だけ我慢すれば、「片付けなさい!」とカリカリすることは少なくなります!

そろそろ子供に自分の部屋を持たせたいと考えているママは、子供部屋はいつから必要?もあわせて見てみましょう。

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