電気代おすすめ節約術!

電気代は節約できる!今からできる効果的な節電方法

電気代を節約する方法は、日常生活のあらゆるシーンに溢れています。無意識のうちしている電気の無駄使いを改めれば、電気代はかなり節約できます。家電の使い方や契約プランの見直しなど、今すぐ始めることができる節約方法で、毎月の出費を減らしましょう。

電気代は節約できる!今からできる効果的な節電方法

かしこく電力会社を選んで電気代を節約しよう!

電気代の節約、心がけていますか?これまでは、住んでいる地域によって、決められた電力会社と契約する以外に選択肢はありませんでした。しかし、現在は今までの電力会社だけではなく、新しい電力会社を選択して電気を買うことができます。

電力を売る側としても、需要を拡大するために、最近は便利なサービスやお得なプランを用意している電力会社が多いので、かしこく電力会社を選ぶことで、電気代が節約できるのです。

これまで契約していた大手電力会社のままでプランを変更したり、新しい電力会社のお得なプランを利用することで、直接電気代の節約につながります。

電気代の契約プランの確認と電力を多く使う時間帯の把握

カップルが電気契約について話し合う

まずは、ご自宅の電気代を再確認するために、契約プランを確認してみましょう。もし、1日を通して電気代が同額に設定されているプランに加入している場合は、電気をよく使う時間帯と、あまり使わない時間帯を考えてみてください。

電気代の契約プランには、夜間や、土日の電気代が安いプランなどがあります。家族の生活スタイルに合ったプランに切り替えると、電気代はかなり節約できます。

例えば、夜間の電気代が安いプランを選び、毎日使う洗濯機や食洗器などは全てタイマーを使い、安い時間帯に行えば、確実に今より電気代を節約することができます。

契約アンペアを低くして基本料金を下げる

電気代の基本料金は、契約アンペア数によって決まっていて、一般的な家庭の契約アンペアは40~50アンペアで設定されています。

40~50アンペアは、テレビやエアコン、テレビ、エアコン、照明器具、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなどの一般的な家電を同時に使えるくらいの電力です。

もしこれらを同時に使用することがない場合は、契約アンペア数を低くして電気代の基本料金を下げることが可能です。

電気料金の支払いをお得な方法に変更する

クレジットカード

電気代の支払いは、口座引き落としやコンビニなどで支払う方が多いですが、クレジットカードで払うと、料金に応じてクレジットカードのポイントが貯まります。

貯まったポイントに応じて様々な商品と交換できたり、さらに、ポイントをクレジットカードの支払いに充当できるカード会社もあります。

ポイント還元率は各カード会社によって違いますが、口座引き落としの場合の割引額と比較して、お得な方を選ぶといいでしょう。

電気代がかかる家電の使い方を見直そう

電気代の節約に一番効果的なのは、家電の使い方を見直す方法です。意外と知らない家電別の電気料金を知っておけば、節約意識を高めるきっかけになります。

電気代が高い家電には次のようなものがあります。

電気代が高い家電トップ10

1.エアコン
2.洗濯乾燥機
3.食器洗い乾燥機
4.冷蔵庫
5.照明器具
6.テレビ
7.アイロン
8.炊飯器
9.ドライヤー
10.電子レンジ

上記のランキング内の家電を電気料金のい時間帯に使うことを徹底することで、電気代がかなり節約できます。それでは、今よりももって節約するために、電気代が高い家電の賢い使い方をご紹介します。

エアコンの温度設定で節約

エアコンの温度を設定

エアコンを使用する時に一番気を付けたいのが設定温度で、室内の温度と設定温度の差が大きいほど電気代が高くなります。冬の電気代が高いのは、夏のエアコン使用時よりも、室内温度と設定温度の差が大きいからと言えます。

設定温度は冷房時が28度、暖房時が20度に設定するのがベストです。これだけで年間2,000円くらいの節約になります。エアコンは、スイッチを入れて立ち上げる時に一番電力を使うので、つけたり消したりすると電気代が高くなります。

リモコンで「自動運転」に設定しておけば、余計な電力を使わずに済みます。また、エアコンをつけっぱなしも電力を使うので、就寝時はタイマー機能を活用しましょう。その他、エアコンの電気代の節約に、以下のことも役立ちます。

窓を有効利用する

室温を調節するために窓を有効利用し、設定温度との差を少なくするのも節約法です。

熱さと寒さは窓から入ってくるので、夏は日中の日差しをカーテンやブラインドでカットして、室温が上がらないようにし、冬はカーテンを開けて日差しを入れて室温を上げます。

また、寒い季節は窓に断熱シートなどを貼って冷気を防ことで、部屋の熱を逃がしにくくなるので、エアコンの熱効率効率が上がります。

季節によって風の向きを変える

冷たい空気は下の方に溜まりやすいので、冷房している時は部屋全体に冷たい風を行き渡らせるために風の向きを水平にします。

反対に、暖かい空気は上の方に溜まりやすいので、暖房する時はエアコンの風を下向きにして部屋全体を温めます。

適温の空気を循環させることで、温度設定を変える必要もなく、快適に過ごせるので電気代も安く済みます。

特に冬場は、扇風機やサーキュレーターと併用して、エアコンの風を循環さると、効率良く部屋を暖めることができます。

フィルターはこまめに掃除するべし!

フィルターにゴミが溜まっているとエアコンの運転効率が下がるので、電気を使う量も増えます。

フィルターは少なくても月1回はキレイにすることを心がけましょう。

ちなみに、月2回掃除をすると年間約800円の電気代が節約できます。

室外機周りにも要注意!

室外機の周りに物が置いてあると、効率が下がって電気代が高くなります。

また、暑い季節は室外機に日が当たって温まることで効率が下がってしまうので、日よけを設置することで、節約につながります。

エアコン以外を使って電気代を節約する方法!

夏場はカーテンを閉めて直射日光を部屋に入れないようにしたり、涼しい風が通る場合は網戸にしたり、扇風機の風を利用して涼むこともできます。

問題は冬場ですが、電気ストーブ、オイルヒーターよりは、エアコンの方が消費電力は少ないですが、石油ストーブも電気代の節約には一役買う家電です。

部屋の一部分だけ温めると良い場合は、エアコンよりこたつや電気カーペットの方が、電気代がかかりません。

洗濯乾燥機にたくさん入れない

洗濯乾燥機

洗濯乾燥機は思った以上に電気代がかかる家電で、乾燥を1回行う際にかかる電気代は、ドラム式洗濯乾燥機が約50円、縦型の洗濯乾燥機で約60円になります。

大量に洗濯物を乾燥機にかけると、乾くまでに時間がかかり、その分乾燥機を回す時間も長くなりますので、洗濯乾燥機を使うときに効率よく節約をするには、なるべく洗濯物を少なく乾燥機にかけることです。

とは言え、育ち盛りのお子さんがいる家庭では山のような洗濯物が出るので、毎日洗濯をする必要があります。その場合は、契約プランを確認して安い時間帯を利用するのがおすすめです。

夜間の電気代が安い場合は、寝る前にタイマーをセットしておけば節約になります。理想的なのは、天気にも左右されますが、洗った洗濯物を外干しするのが一番の節約です。

乾燥機のフィルターをこまめに掃除する!

エアコンと同じく、洗濯機もフィルターが汚れていると、乾燥効率が悪くなります。フィルターのお手入れサインが出たらすぐに掃除をしてください。

サインが出なくても3ヶ月に1度くらいは掃除することで電気代の節約になります。

食器洗い乾燥機の乾燥機能を使わない

食器洗い乾燥機

現在は、システムキッチンの中に食器洗い乾燥機が組み込まれている場合も多く、働くママが増えたことで後付けで食洗機を設置している家庭も増え、食器洗いが楽になりました。

手洗いするよりも電気代や水道代の節約に役立つ優秀な家電です。しかし、使い方によってはさらに節約することも可能です。食洗器は洗濯機と同じく、乾燥過程で一番電力を消耗します。

乾燥機能をOFFにして、高温洗浄の余熱を利用すれば十分に食器は乾燥するので、終わったら扉を開けて自然乾燥しましょう。

さらに、洗濯と同じく、まとめ洗いをすることで電気代が節約できるので、その日に使った食器を溜めておき、タイマー機能で電気代が安い時間帯を利用すると、年間で3,000円程電気代がお得になります。

冷蔵庫は温度を設定できる

冷蔵庫の電気代を節約するポイントは庫内の設定温度にあります。冷蔵庫の冷え具合は庫外との温度差に関係するので、寒い季節は設定温度を弱に下げて電気代も節約しましょう。

また、冷蔵庫の置き場所によっても節約は可能です。上部、裏、左右にある程度隙間があった方が効率良く放電できますし、周りに物がないと周囲の温度が下がって庫内が冷える効率も上がります。

適度な隙間が空いていたり、上部に物を置かないだけで年間1,000円ほど電気代が節約できます。

テレビはこまめに消して明るさを下げる

TVのリモコンを押す手

テレビはエアコンと違い、つけたり消したりする電気代が高いわけではないので、こまめに消すことが電気代の節約になります。つけっぱなしが一番電力を消費するので、誰も見ていない時は消すように心がけます。

また、明るさの設定は下げた方が節約になるので、支障がない程度に明るさを下げましょう。

パソコンはスリープ状態に

パソコンはエアコンと同じで、起動時とシャットダウンの際に一番電力を使います。1度のONとOFFで、2時間起動していた場合と同じ電力を使います。

少しの間だけ使わない場合は、電源を切るのではなく、スリープ状態にしておきましょう。デスクトップよりノートパソコンの方が、節電効果は高いです。

さらに、パソコンは日々進化しているので、5年前の商品と比べると、

  • デスクトップ:1時間に約3,600W
  • ノートパソコン:1時間に約1,800W

これだけ節電できると言われています。使用する時間が長い場合は、思い切って買い替えた方が節約になると言えます。

掃除機は一気にかける

掃除機

掃除機は、スイッチを入れたり切ったりする時が一番電力を使うので、あらかじめごみをまとめておいてから一気に吸うのが節約ポイントです。

モード切替ができる掃除機の場合は、出来る限り弱い方で掃除した方が、電気代は安く済みます。掃除機も、フィルターをこまめに掃除して、ごみを吸い取りやすくすることで節約になります。紙パックの場合もサインが出たらすぐに交換しましょう。

照明器具の電気代の節約方法

照明器具に白熱電球を使用している場合は、全てLED電球に変えるだけで消費電力が1/5程に抑えることができます。

LED電球の値段は高いですが、寿命は20年と白熱電球とは比べ物にならない程長いので、何度も買い替える必要がないのでお得と言えます。

特に、一晩中点けておく外の照明などをLEDに切り替えると、電気代の節約になります。照明の場合もスイッチのON/OFFで電力を消費するわけではないので、テレビと同じく、とにかく使っていない時はこまめに消すことが節約ポイントです。

トイレの電気代を節約する

寒い季節になると、便座を温めてくれる機能を使用する人が多いですが、設定温度は低くした方が節約になります。

また、せっかく温めているのにフタを開けっ放しにすれば放熱してしまうので、使用後はフタを閉める癖をつけましょう。

熱い季節は便座暖房やウォシュレットの温水機能をOFFにしておくだけで年間1,000円程の節約になります。

使っていないときの待機電力にも要注意!

コンセントにプラグを指しこむ

実は、家電を使用していない時でも、コンセントにプラグを挿しているだけで待機電力が消費されているのをご存知ですか?家電の使用が多い家庭では、待機電力だけで年間約1万円も電気代がかかります。

基本的に、使わない家電のプラグを抜くのが節約方法ですが、いちいち抜くのが面倒くさい場合は、スイッチ付きの電気コードにしてこまめにスイッチを切るようにすれば、わざわざプラグを抜かなくても節電できます。

旅行などでしばらく家を空ける場合は、全てプラグを抜いてしまうか、ブレーカーごと切ってしまうのも節約法です。また、使っていない部屋があれば、その部屋のブレーカーを落としておけば待機電力は発生しません。

古い家電は消費電力が高いので買い替えるのも電気代の節約に!

家電は消耗品と言われていますが、古い家電を使用していると機能的にも劣りますし、電気代もかかります。古い家電と比べると、最新の家電は省エネ効果が高くなっているので、かなりの節電効果が期待できます。

特に、冷蔵庫や洗濯乾燥機、テレビ、エアコンのようにほぼ毎日使用する家電は、初期費用は高いですが長い目で見ると節約効果が大きいでしょう。

家電を使わずエコ生活に切り替えるのも効果的!

電気代の節約と言えば家電の使い方が主流になりますが、エコ生活に切り替える地道な方法も意外に効果があります。

家電に頼らない生活

暑さ寒さをしのぐ方法には、家電を使う以外にも効果的な方法があります。暑い時は遮光カーテンにしたり、窓の外でキュウリやゴーヤなどツル系の家庭菜園を楽しんで「緑のカーテン」を作るのも、電気代と食費の両方が節約できる方法です。

寒い時は、家族で寄り添ってキャンドルを焚いたりしながら、非日常空間を楽しむのもたまには良いのではないでしょうか?人間には100w電球と同量の発熱量があるので、皆でくっついて過ごすのも心から温まる方法です。

また、暑い時はうちわ、寒い時は湯たんぽなど、昔ながらの伝統的な方法を取り入れてみるのも節約の一環として、十分に効果を発揮します。

自然エネルギー電力を活用する

屋根の太陽光発電パネル

電気に代わるエネルギーとして、太陽光や水力、風力発電などの自然エネルギーがあります。中でも太陽光発電は、屋根にパネルを装着して利用しているご家庭も多いですが、太陽光パネルを設置するとかなりの費用がかかるので、手軽に使える太陽光発電の商品を活用してみましょう。

最近は小型の太陽光パネルがあり、パソコンやスマホの充電を行うことができるので、毎日充電をする人にとってはかなり電気代が節約できます。また、災害時にも利用できるので、備えておくと役立つでしょう。

電気代の節約は今すぐ始めることができる!

電気代は普段の生活の中で、ちょっとしたことに気を付けるだけで、節約することができます。契約自体を再確認して見直したり、家電の使い方に気を付けるだけで電気代が節約できるので、是非今日から始めてみましょう!

電気代の節約だけではなく、食費も無駄なく節約したい方は、食費を節約したい人必見!も、ぜひ参考にしてみてください!