育児が楽しい人との違い

育児が楽しいと思えないママと楽しめる母親の特徴

育児を楽しいと感じるママと、楽しいと思えない母親の特徴:イヤイヤ期など子育てが大変な時期は、心に余裕がなくイライラしがち、旦那に愚痴を言ってしまい辛い気持ちになったり、忙しくて家事が出来ないと一人でストレスをため込まず、今は仕方ないと割り切り、大好きな子供の成長を楽しみましょう。

育児が楽しいと思えないママと楽しめる母親の特徴

育児が楽しいママの特徴

楽しそうに子育てをしているママを見ると、羨ましい気持ちになったり、嫉妬してしまう自分が嫌になる女性もいるでしょう。

イキイキと子供と接しているママにも辛い時はありますが、育児を楽しくするコツを知っているとつらい気持ちを引きずらずに済みます。育児を楽しいと感じるママには、どのような特徴があるのか見てみましょう。

小さいことを気にしない

着物姿で扇子を持った女性のイラストとブロックを散らかす子供達

部屋が散らかっていたり、机が汚れていたり、玄関に靴が散乱していても気にならない性格のママはゆったりとした子育てができます。

神経質なママなら顔いっぱいに食べ物がついている子供を見て「何をしているの?」とイライラしてしまうところですが、大らかなママであれば、「面白い!」と笑っていられます。

子供が部屋におもちゃをいっぱい広げても、小さいことを気にしないママは、「時間があるときに片付ければいいや」と考え、ニコニコと眺めていられるのです。

時間に余裕がある

時間に余裕があるママは、気持ちにも余裕が出るので楽な気持ちで育児ができます。母親がゆっくりした気持ちでいると、子供もゆったりと落ち着きのある子になるものです。

時間に余裕がある人は、家事を上手く手抜きできるタイプでもあります。「毎日お掃除しなくてもいいや」「今日のご飯はコンビニのお弁当にしよう」と割り切って手抜きができる人は、心に余裕ができるので子供にもおおらかに接することができます。

周囲に協力者が多い

育児に協力してくれる人が多いほどママは子育てを楽しめます。夫や両親を上手に頼ることができれば、少しくらい子供がグズっても笑って楽しむことができます。

自分の時間も取りやすくなるので、美容室やマッサージに行って上手にストレスを発散できるでしょう。家事をしている間は、夫に子供の面倒を見てもらえる環境であれば、忙しくて子供を叱ることが減るでしょう。

好奇心が旺盛

探検家の女性のイラストとケーキをまるかじりする女の子

ママが子供の行動に興味を持つ好奇心旺盛なタイプであれば、子育てはかなり楽しいものになります。子供は奇想天外な考え方をすることがありますし、子供がいないと行かない場所やできない体験もあります。

そんな育児のすべてを楽しめる好奇心は、ママの毎日を楽しいものにしてくれます。子供が何を考えているのか、子供の目線の先には何があるのかとワクワクしながら子育てをしてみましょう。

ストレス発散が上手い

どんなに楽しく育児をしていても、子供と接しているとやっぱりストレスが溜まります。子供が愛おしいという感情があっても、自分のタイミングでトイレにも行けない状態はつらいものです。

そんなストレスと上手く付き合っていくスキルを持っていると、育児は楽しいものになります。友達や夫とのおしゃべりや、適度に体を動かすことでストレスを上手に発散できる人は、育児をとても楽しんでいます。

クヨクヨしない

育児をしていると、失敗や後悔は当然あります。悲しいことや辛いことも出てきます。しかし、そんなマイナスな気持ちを早く切り替えられる人は、育児を辛いと感じることよりも、どうすれば楽しく育児ができるか考えることができます。

育児を楽しいと感じる人は、心に余裕を持っています。ポジティブな気持ちや好奇心を持っていると、子供と一緒にいる時間がとても楽しくなります。

育児を楽しめないママの特徴

育児を楽しめないからといって、罪悪感を抱くことはありません。育児はそんなに簡単なものではありません。辛くて当然なのです。

しかし、ずっと辛いままではママがダウンしてしまいます。まずは育児を楽しめない人の特徴を見て、当てはまる項目があれば改善していくと、徐々に育児が楽しめるようになってくるでしょう。

真面目で完璧主義者

育児に対して真面目なのは素晴らしいことですが、子供はママの思い通りには動いてくれません。柔軟な考え方をしなくては、育児はとても辛いものになります。家事も育児も完璧にこなそうとすると、ママにとって大きな負担になります。

「部屋は常にキレイにすべき」「8時には子供を寝かしつけなくちゃ」「絵本も読んであげないと」と何もかもを完璧にこなそうと思ってしまう人は、少し肩の力を抜いて子供に接してください。

子供と接するときは「思い通りにならないもの」と思って接するようにしましょう。その自由さが子供の成長につながります。いい意味で完璧にすることをあきらめると、育児は楽しくなっていきます。

夫が育児や家事に非協力的

祈っている女性のイラストとこたつでくつろいでお茶を飲んでいる男性

夫が育児や家事に協力してくれないと、ママは心の余裕がどんどんなくなっていきます。そうなると、どんなに可愛いわが子でも育児は楽しくなくなります。

家庭によって協力できる範囲は違いますが、お願いできるところは夫に甘えてやってもらいましょう。最初は「自分がやった方が早い」とイライラするかもしれませんが、それを乗り越えない限り夫はずっと何もしてくれないままでしょう。

手伝う気がないわけではなく、何を手伝えばいいのかわからない男性も多いです。「どうせ協力してくれないから」と決めつけず、手伝ってほしいことと、やり方をセットで伝えるようにしましょう。

何もしない夫にイライラしているだけではなく、上手にお手伝いをしてもらう工夫をしましょう。簡単な家事からお願いして、やってくれたら「ありがとう!本当に助かった」と大げさにリアクションすると、だんだんと協力的になっていきます。

他人の意見に左右されやすい

周囲の意見を真に受けすぎる人は、育児を楽しいと感じられません。ママ友の一言や、義両親の何気ない言葉は、時としてストレスになることがあります。

楽しく育児をするコツは他人の意見に左右されず、子供や家族の状況を見て臨機応変に行動することです。

他人は何かあったときに助けてはくれません。子供と家族、そして自分自身をしっかり見つめて行動していくことが大事です。

感情表現が苦手

無表情な女性のイラストとテレビのリモコンを持って笑顔の女の子

子供と接していて、話しかけたり笑ったりすることが苦手な人は、なかなか育児を楽しめません。子供は何歳であってもママの声を聞き、表情を見て成長します。

どんどん成長していく我が子の姿を見ることはママの特権でもあります。積極的に楽しい時間を過ごせるように工夫しましょう。

感情を出すのが難しい人は、子供と一緒にテレビを見て「これ可愛いね」「○○ちゃんはこの歌が好きなんだね」と話しかけることから始めましょう!

一人の時間が全くない

一人の時間がなくなると人は心の余裕がなくなり、どんなに楽しいことでも楽しめなくなります。子供を預ける人や施設がないと、ママがストレスを発散する場所はありません。こうなると、育児は辛いものになります。

子供を預けて買い物や習い事をすることに罪悪感があるとおっしゃる方もいますが、ストレスを抱えて育児をしているより、スッキリして笑顔の多いママでいたほうが子供も嬉しいと感じるでしょう。

子供を預けることは、健全な育児をするのに必要です。積極的に一人の時間をつくる工夫をしてください。託児所付きのショッピングモールや美容室、習い事教室などが近所にないか、さっそく探してみましょう。

育児が楽しいと感じるのはどんな時?

育児期間は長いようで短いもの。楽しいと感じるときもあれば、辛くて「もうやめたい」と考えるときもあります。

何度もめげそうになることはありますが、これまでのしんどさが報われる瞬間もたくさんあるのではないでしょうか?子育て中のママに、育児が楽しいと感じる瞬間を聞いてみました。

子供が喜んでいる姿を見ると

しいな(30代前半)


私は子供が楽しそうに笑顔で喜んでいる姿を見ると子育てって良いなと思います。出掛けた時とかでも家にいる時でも子供がケラケラと笑う姿を見ると、頑張って子育てしているかいがあるなと思います。

子供が一杯笑う瞬間をたくさん記憶しておいて、好きな事はなるべく覚えているようにしています。好きな事をさせて笑顔が見たいというのも親バカな話かもしれないですが、笑っているのが一番だと思います。

育児を楽しくするコツは、子供と一緒になって楽しむ事だなと思いました。子供を見守るだけではなくて、一緒に楽しむ事を心がけています。

場所や場合は選びますが、子供と一緒に遊んでいる時間は私のリフレッシュにもなっているので、これからも一緒に遊べるだけ遊びたいなと思いました。おもちゃを沢山買うのではなくて、家にあるもので何か作れる物があったら作るようにしています。

子供と一緒におもちゃで遊んでいる母親

子供を産んでよかった!

Kana(22歳)


子育てをして楽しいなと思った事は、子供と公園で思いっきり走って一緒に笑い合ったり、一緒にスーパーへ行って一緒に話しながら買い物をしているときです。

授乳期の時は、間近で子供の寝ている姿や飲んでいる時の顔を見ることができ、自分しか味わえない子育てを楽しみながらも、すごく大変な時もたくさんありました。

時々泣きたくなって子供の前で泣いたこともありましたが、純粋な子供はすぐに近寄って慰めてくれました。育児はやっぱり大変だけど、子供を産んで良かったと思いました。

私が人生で一番嬉しかったのは妊娠がわかったこと、初めて胎動を感じたこと、出産で産声をあげて生まれて来てくれたこと、初めての寝返りを見せてくれたこと、顔を見て笑ってくれたことです。

会話が成り立ってきたり、鬼ごっこが出来るようになってくるともっと楽しいと感じました。不安事や悲しかった事なども全て子供が吹き飛ばしてくれます。

子供の寝顔を見た瞬間

なな(20代前半)


私は最初のころ、あまり育児が楽しくないと言いますか本当に辛くて一人で抱え込んでいるのが大変でした。

ですが子供が成長していく過程で、やはり母親の私だからこそ近くにいるので子供のいろいろな面を見ていくことができます。

例えば最初のころは一言でも話したときや「ママパパ」といったときはすごく感動しましたしすごく嬉しく思いました。

また最近では成長もしてきているので、二人でお出かけをしたり、いろいろな話をしているときに「産んでよかった」と思います。

一番は寝顔を見ているときが達成感もありますし育児は楽しいなと思えます。辛いことは本当に多かったのですが、私は自分の時間も楽しむために、リフレッシュもしっかりしていました。

友達とのショッピングや、ママ友に相談をすることでかなり楽になりましたし、育児にもしっかりとリフレッシュが必要だということがわかりました。

娘と一緒にバレンタインチョコレート作り

あみい(36歳)


子供が女の子だとわかったときから、一緒にキッチンに立つことを楽しみにしていました。しかし、キッチンは包丁やコンロなど、小さい子供には危ないものだらけです。

3歳を過ぎたので、先日やっと一緒にお料理をしました。作ったのはパパへのバレンタインチョコレートです。娘が市販のスポンジケーキをハートのクッキー型で抜きます。私はその間にチョコレートを湯せんで溶かしておきました。

そして、娘がケーキをチョコレートでコーティングし、アーモンドなどでデコレーションし、冷やして出来上がり。とても簡単な手抜きバレンタインです。

でも3歳児にとっては大きな挑戦でした。娘がチョコレートを作っているのを見ながら、こんなこともてきるようになったのかと思い、成長を感じられて楽しかったです。そのチョコレートを食べた夫もきっと同じ気持ちだったと思います。

手作りチョコレートのイラストとコック帽をかぶっている母と娘

何気ない日常が楽しい

のびのび(40代後半)


うちの子はまだ2歳前なので新米の親としても2年弱となりますが、一歳半位で歩ける様になり、最近は少しずつ言葉を話す様になりました。

会話として成立する手前ですが、あの赤ちゃんがここまで大きくなったのかと思うと感無量です。

どちらの家庭でもそうかもしれませんが、心がけていることは挨拶です。朝の挨拶、いただきます、ご馳走さまでしたと基本を教えてそれをきちんと覚えてくれます。

大人になっても挨拶出来る様に今からたたき込んでいます。それから離乳食も終わり、大人の食事内容に近づいてきていますが、朝食は家族揃って取るようにしています。

食べることは成長に欠かせない行為です。夕飯は仕事の関係で無理なので一日一回は家族みんなでテーブルを囲みます。

食事はリラックスした雰囲気で楽しくするものだということを教えています。楽しい瞬間とは日常の何気ない中にたくさん溢れていると思います。

子供が書いてくれるお手紙

あこ(30代後半)


幼稚園に通う年長の娘が、字を覚えた頃から一生懸命絵手紙やお手紙を書いてくれるようになりました。

カタカナはまだ書けないので、「ちょこれとありがとう」「はんばぐおいしかったよ」「おとさんはやくかえつてきて」など、ひらがなばかりで間違えている言葉で一生懸命に書かれたお手紙は、娘の気持ちが伝わりとても嬉しいです。

次はどんなお手紙をもらえかと思うと楽しみです。お手紙ブームをきっかけに主人や小学生2年生になる娘も巻き込んで家族4人で交換日記を始めました。

子供達が大きくなった時に一緒に見返す楽しみもできて書くのも苦になりません。主人も仕事から帰宅すると1番に交換ノートを見ています。

いつまで続くか分かりませんが、子供達も喜んで書いてくれるのでノートも3冊目に入りました。可愛いノートを選ぶのも家族4人の楽しみです。

育児を楽しいと思えなくても大丈夫!

育児が楽しいと感じることはとても素晴らしいことですが、つらくて逃げだしたくなる時もたくさんあるでしょう。

ママが育児を楽しいと思えるかどうかは、子供の年齢や周りの環境も大きく影響します。他人と比較して育児を楽しいと思えない自分を責めないことも心の安定には必要です。周囲の人の協力が得られる環境であれば、一人で抱え込まず甘えてみましょう。

可愛いママになるには?には、ママである自分を好きになるためのヒントがたくさん書かれていますので、そちらも参考にしてみてください。