ガス代を節約する方法

ガス代を節約するために今日からできる方法14選

ガス代が節約できれば毎月の出費が減ります。毎月わずかな節約とは言え、少しずつの積み重ねが節約への第一歩です。お風呂やシャワーの使い方や、料理の方法など、日々の生活の中で気を付けたい節約方法は沢山あるので、今日から実行してみてください。

ガス代を節約するために今日からできる方法14選

ガス代の節約は料金の把握から

光熱費の中でもガス代が占める割合は比較的高いので、節約をして毎月の支払いを安くしたいところです。そのためには、月にいくらくらいガス代がかかっているのか、把握しておく必要があります。

総務省が行った家計調査によると、世帯人数別のガス料金の月平均は以下の通りです。(注1)

世帯人数 ガス代/月
1人世帯 2,179円
2人世帯 3,113円
3人世帯 3,594円
4人世帯 3,367円
5人世帯 3,641円

2人世帯以降は人数が増えてもさほどガス代の差は広がりませんが、1人世帯から2人世帯に変わる時は、月に1,000円も上がるので、結婚してガス代の高さに驚いた方もいるでしょう。

また、ガス代は世帯によってかなり差があるというのも事実です。平均料金を見て「ウチより随分安い…」と思われた方もいるでしょうが、それは使い方にもよります。

「都市ガス」と「プロパンガス」、使用している暖房器具や、ガステーブルとIHテーブルとの違いも大きく影響します。

都市ガスとプロパンガスの違い

都市ガスとプロパンガスの大きな違いは、原料にあり、都市ガスはメタンが主な天然ガスで、プロパンガスはブタンが主な液化石油ガスです。さらに、次のように供給方法にも違いがあります。

都市ガス

地下のガス管を通じて供給されるガスで、料金は公共料金で各家庭についているガスメーターの数値によって決まります。

ガスを気化した状態で、各家庭に供給されます。

プロパンガス

ガス会社によって運ばれてくるガスボンベから供給されるガスで、「LPガス」とも言います。料金は各ガス会社によって設定されています。

液体の状態でプロパンに詰め、気体にしてガスを使用します。

一般的にはプロパンガスよりも都市ガスの方がガス代が安く、料金はガス会社が自由に決めることができ、設定金額が高い場合もあるため、契約しているガス会社によって料金に差が出ます。

ガス代を節約する方法

ガスの契約選択

日々のガス代を節約する前に、ガスの契約自体を変えて節約する方法もあります。ガスの使用頻度などを考慮して、のが節約方法として有効です。その他にも、オール電化や支払い方法の見直しなどがあります。

プロパンガスから都市ガスに変える

都市ガスの方がプロパンガスよりもガス代が安いので、乗り換えることで節約になります。ただし都市ガスを使用するにはお住まいの地域で地下にガス管が通っていないと使用できないので、自治体などに確認する必要があります。確認が出来たらお住まいの地域で利用できる都市ガス会社を調べて申し込みをしましょう。

ガス管が通っていない場合、都市ガスを使用するには工事が必要になります。費用対効果を考え、都市ガスに切り替えるかどうか、判断しましょう。

また、使用するガス器具は、都市ガス用とプロパン用と分かれているので、規格にあった器具を準備する必要があります。

都市ガス自由化

「都市ガス自由化」により、これまでは住む地域によって自動的に決まっていたガス会社ですが、ガス会社を選べるようになっています。

都市ガスを扱うガス会社も増え、各社割引サービスやセットプランが多様化したので、これまでのガス代よりも安いプランを選べるようになったというメリットがあります。

契約するプロパンガス会社を変える

プロパンガスの会社も沢山あるので、魅力的なプランがある会社に変更することもできます。その場合はまず仲介業者に相談をしてみるのがおすすめです。

様々なプロパンガス会社の中から自分好みの会社を選べば、仲介業者から元のプロパンガス会社に解約の連絡をしてもらえるのでお任せしましょう。基本的には切り替えに料金は発生しません。

ガスからオール電化に切り替える

最近増えているのがオール電化の家庭です。すべて電気で賄っているので、毎月の光熱費に「ガス代」は含まれていません。年間平均額もオール電化の方が安いので、都市ガスがない地域に住んでいる方はオール電化の方がお得と言えます。

ガス料金の支払い方法を変更する

契約自体は変えずに、支払い方法で節約することも可能です。ガス代を口座引き落としで支払いをしている家庭が多いですが、クレジットカードで引き落としが可能かどうか確認してみましょう。

可能であれば、支払い方法をクレジットカードに変更すると、毎月支払い金額に応じてポイントが溜まり、たまったポイントは商品に交換したり、支払いへポイントを還元することが出来ます。

ただし、口座割引の場合は割引制度が使える場合がありますので、クレジットカードのポイント還元率と比べて、どちらかお得な方を選択しましょう。

料理をする時に出来るガス代節約方法

ガスレンジの炎

ガス代を占める割合が高いのがキッチンで使われるガスです。しかしキッチンでのガス代は最も節約しやすいガスでもあるので、ご紹介する節約方法を日々の習慣として取り入れてみてください。

料理の作り置きをする

忙しい主婦の間で今注目されている「作り置き」ですが、ガス代の節約面でも効果的な方法です。週に一度常備菜を作り置きして冷凍しておけば、日々の料理でガス代を使わなくて済みます。

料理の作り置きをする時は、必ず食材にしっかりと火を通し、消毒した容器に入れて、よく冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。

水分が多い料理は腐敗しやすいので、なるべく水分の少ないおかずや、お酢などに含まれているクエン酸の殺菌効果を活用するのもおすすめです。

鍋の使い方を工夫する

お料理をする時には欠かせない鍋ですが、節約に一役買う便利なアイテムでもあります。工夫して使うことで、ガス代を節約することができます。

鍋を同時利用

1つの鍋で食材を同時に茹でたり、ゆで汁を一品に変えることでガス代の節約につながります。

例えばパスタを作る時に、麺と具材となる野菜を一緒に茹でれば、手間も省けますし、水の節約にもつながります。

落し蓋や鍋蓋を活用

落し蓋や鍋蓋をして熱を逃しにくくすれば、調理時間をグッと短縮することができます。

蓋をして鍋に火を入れると早く湧きますし、火を止めても冷めにくいので、蓋は節約するための必須アイテムと言えます。

大きめの鍋で

小さい鍋よりも大きい鍋を使った方が、熱の無駄使いが少なく効率も良くなります。煮物など時間がかかる料理は大きい鍋で沢山作れば作り置きとしても重宝します。

特に中華鍋は熱が均等に広がるので火の通りが早くなり、熱を蓄えて予熱で火を通すことができるので便利です。

圧力鍋・保温鍋

調理時間を短縮し、ガス代を節約するのに効果的なのが、圧力鍋や保温鍋です。忙しい主婦の時短料理にも一役買うので、おすすめの調理器具です。

圧力鍋は煮込む時間がかなり短縮できますし、保温鍋も最初に加熱すればあとは保温するだけで料理が完成するので、節約のお助けアイテムです。

鍋の余熱を活用

圧力鍋や保温鍋ではなく普通のお鍋でも保温調理ができる食材があります。例えば鍋に卵と水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて余熱で10分ほど火を通せばちょうど良い加減の半熟卵ができます。

また素麺など比較的火が通りやすい乾麺は、お湯に入れて沸騰させてから火を止めて蓋をして蒸らすことで歯ごたえがある固めの麺に仕上がります。

鍋底の水滴を拭く

意外な節約方法ですが、鍋やフライパンを火にかける前に、底に付いた水滴を拭き取るだけで、ガスの使用量を減らすことができます。

水滴を蒸発させている分、余計にガス代がかかります。小さなことですが、習慣をつけるだけでガス代が安くなります。

野菜の下茹では電子レンジを使う

電子レンジ

野菜の下茹では、お湯を沸かして鍋で茹でるよりも、電子レンジを使った方が時短にもなりますし、ガス代の節約になります。

ガスの火加減は中火を基本にする

ガスの炎が鍋の底より大きいと、その分ガスの無駄使いになってしまいます。強火にするとかなり大きな炎になるので、火力の強さが勝負となる中華料理以外は基本的に中火で行うのが節約ポイントになります。

また、揚げ物は加熱時間も長いので、できる限り揚げ物の頻度を少なくした方が節約になりますし、これはダイエットにも役立ちます。

調理法で一番ガス代が節約できるのは炒め料理です。炒める時は水を使わないので、早く火が通ります。

次が少量の水でできる蒸し料理です。一方、煮る料理は調理時間が長いので、揚げ物と同じくガス代を消費しやすい調理法です。

火を使わず電気ケトルや卓上IHヒーターを活用する

お湯を沸かす時はケトルを火にかけるのではなく、電気ケトルを使うとガス代がかかりませんので、電気料金の安い時間帯に電気ケトルを使うのが一番効率の良い節約法です。ちなみに、マグカップ1杯くらいの量であれば、電気ケトルよりも電子レンジの方が電気代が節約できます。

また、お湯を沸かす際にペットボトルの水を使う場合は、常温の方が早く沸くので、冷蔵庫ではなく、常温で保存しておいた方が良いでしょう。

基本的に洗い物時はガスを使わない

毎回の食器洗いにお湯を使うと、その分ガス代もかかります。寒い季節は水で洗うのが辛いでしょうが、ゴム手袋をすると少しは冷たさを感じなくなります。

また、冬になると手がカサカサに乾燥する方も多いですが、季節的な乾燥だけではなく、お湯を使って食器洗いをすることでも手が乾燥しやすくなるので、ゴム手袋の使用は手荒れ予防にもなります。

油がついたフライパンなどはお湯で洗わないと汚れが落ちませんが、一度ペーパーで拭いてから洗うと水道とガスの両方が節約できます。

どうしても水洗いが辛いという方は、洗い桶を使用して、あらかじめ溜め洗いをしてから最後のすすぎだけにお湯を使ったり、洗い桶に、ストーブにかけているヤカンのお湯を使うという方法もあります。

ガス以外での調理を工夫する

ガスを使用する以外の調理法でガス代を節約することもできます。ネットで「炊飯器レシピ」と検索すると、炊飯器を使ってごはんとおかずが同時にできるレシピが沢山あります。

また、アルミホイルにじゃがいもを包んでご飯を炊くことでほっこりと蒸すことができるので、ポテトサラダなどに使うことができます。

昔は石油ストーブの天板で焼き芋を作ったり、お餅を焼いたりする光景が見られましたが、実は煮込み料理や解凍などにも応用できます。他の料理をしている間に乗せておけばコトコトと弱火で温めることができるので手間も省け、ガスも使いません。

ただし、小さい子どもやペットの安全性には、十分に気を配る必要があります。また置きっぱなしで天板が焦げると大変危険ですので、必ず目の届く範囲で行うようにしましょう。

ガスコンロはこまめに掃除する

ガスコンロは、油ハネや吹きこぼしなどですぐに汚れてしまいますが、そのまま使うと熱効率が落ちて、ガスを使う量が増えます。

特にバーナー部分の穴には焦げや汚れが詰まりやすいので、竹串などを使って、こまめに掃除をしましょう。

冷凍食材の解凍は冷蔵庫で行う

食材の温度が低いほど、調理の際にガス代を消費します。夕飯に使う冷凍食材は、あらかじめ冷蔵庫に移し、解凍しておくことで調理時間が短縮できます。

入浴する時に出来るガス代節約方法

シャワーと浴槽

お風呂で使うガスも、キッチンと同様、ガス代の割合の多くを占めています。特に家族の人数が多い場合は、お風呂の使い方でかなりガス代が節約できます。

湯船にお湯をためるのとシャワーどちらが節約になるか

湯船にお湯を溜める場合の量は約200リットルで、これはシャワーを17分間出しっぱなしにする量と一緒です。

一人暮らしの場合は、サっとシャワーを済ませるの方が、湯船にお湯をためるよりもガスを使わずにお得です。

家族が多い場合は、皆がシャワーを使うよりも、湯船にお湯を張って、体や髪の毛を流す時だけシャワーを使う方がガス代の節約になり、体を流すお湯は、シャワーを使わずに湯船のお湯を使うと、さらにガス代の節約になります。

お湯の追い炊き機能は極力使わない

家族が多い場合は、1日に何度か追い炊きをする家庭もあるでしょうが、追い炊きの回数を減らすことで、ガス代がかなり節約できます。

200ℓのお湯が張られている浴槽を1回追い炊きすると約4円かかると言われていて、毎日入浴して、1日1回追い炊きすると、年間約1,500円になりますし、家族が多く、追い炊きの回数が多ければ多いほどガス代がかかります。

一番の節約法は皆一緒にお風呂に入ることですが、そうもいかない場合はお湯が冷めないように、出来る限り時間を空けずに入るのがおすすめです。時間が空く場合はフタを閉めたり、お湯に浮かべておく保温シートを使用するのも良い方法です。

ガスと水道の節約にシャワーヘッドを変える

シャワーの使い方によっても、かなり節約度が変わります。基本的に身体や髪の毛を洗っている間にシャワーは必要ないので、流すまでは止めておく習慣をつけるとかなり節約につながります。

最近はホームセンターなどで、節水用のシャワーヘッドが販売されていて、使わない時はワンタッチでお湯を止めたり、通常のシャワーヘッドよりも穴の数が少なく、穴も小さくなっていて、お湯の使用量を減らすと共に、ガス代を節約することにつながります。

お湯の設定温度を上げ過ぎない

お湯の温度が高いほどガス代が高くなります。冷めることを考えて、最初に湯船に熱いお湯を張るよりも、適温で沸かした方が節約になります。

浴槽のフタをこまめに閉める

お風呂のフタは、面倒だからほとんど使わないという人もいるようですが、鍋蓋と同じく保温効果はもちろん、お湯を沸かす時にもフタをしておくとガス代の節約につながります。

ガスを使った床暖房の節約方法

床暖房

ガス温水床暖房は寒い季節は非常に助かります。しかし、安定運転まで1時間程かかり、スイッチを入れた時と安定運転時のエネルギーの差は4倍にもなります。

ガスの契約のプランにもよりますが、料金の安い時間帯に合わせ、朝と夜にタイマーをセットして利用するのが一番の節約方法です。

1日中、安定運転を続けた場合、ガス代がかかりますが、例えば、朝晩2時間ずつのタイマーにすればガス代が少なく済みます。消してもしばらくは温かいことを計算し、タイマーをセットするのも賢い方法です。

日々のガス代節約でより豊かな生活に

ガス代を節約する方法は、日々の生活の中に溢れています。毎日使うお風呂場やキッチンで、少しでも意識的に節約方法を実践することができれば毎月のガス代が安くなるはずです。

また、せっかく選べるようになったガス会社を見直すのも良い方法なので、自分のライフスタイルに合ったガス会社を見つけるのも、効率的な節約方法でしょう。

ガス代を節約すると共に、暮らしに欠かせない電気代を節約できるのも、賢い主婦と言えます。電気代は節約できる!を参考に、ガス代と電気代、ダブルで節約にチャレンジしてみましょう。

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