おでんと相性抜群のおかず
おでんに合うおかずはコレ!おでんのアレンジ方法も紹介
おでんに合うおかずを汁物、主菜、副菜、主食に分けてご提案します。「おでんはおかずではない」派の家族も満足する献立を多数掲載しています。地域によるスープの違いや、定番のおでんの具、意外にも相性抜群な具まで幅広くご紹介します。残ったおでんのアレンジ、リメイク方法もご提案します。
組み合わせを考えるのが難しい!おでんに合うおかずは?
少し肌寒くなってくると無性に食べたくなるおでんは、家族みんなが大好きな晩御飯の一つです。大きなお鍋にたくさんの具材を煮込んだおでんは、一品でボリューム満点です。しかし、おでんだけだと少し寂しい食卓のような気もします。
実際、「おでんにご飯は合わない」「おでんはおかずにならない」と思う方も案外いるのです。そこで今回は、家族みんなが満足できる、おでんに合う献立を紹介します。また、飽きてしまいがちな2日目の余ったおでんのアレンジ方法も多数提案します。
おでん定食を再現すれば完璧かも?人気店のおでん定食を紹介
家族におでんの他におかずを要求されたものの、何を作ればいいかわからない…。そんな時に参考にしたいのが、人気店のおでん定食です。おでんが名物の各地方には、必ずと言っていいほどおでん定食があります。人気店の組み合わせを参考にした上で、自分オリジナルのおでん定食を作ってみるのも良いでしょう。
関西風おでん人気店のおでん定食の組み合わせはコレ!
お店の看板メニューが関西風おでんのお店のおでん定食は、「おでん+茶飯+昆布の佃煮+お新香+わかめの味噌汁」という組み合わせです。おでんと茶飯というのは昔ながらのポピュラーな組み合わせだそうで、この人気店以外にも同じ組み合わせで定食を提供しているお店を数多く見かけました。
関東風おでん人気店のおでん定食の組み合わせはコレ!
濃い目の味付けで有名な関東風おでんが人気のお店のおでん定食は、「おでん+白米+お新香+生野菜のサラダ+豆腐の味噌汁」という組み合わせです。味が濃い目のおでんスープの中に、大きめの豚バラ肉を加えて角煮風に煮ているお店も多く、白米が進むような工夫をされたおでんが多かったです。
静岡おでん人気店のおでん定食の組み合わせはコレ!
静岡おでんが看板メニューのおでん店では、「おでん+味噌+白米+もつ煮こみ+冷ややっこ+千枚漬け+ネギとわかめの味噌汁」という組み合わせの定食が人気です。おでんは、殆どの具材が竹串に刺さっており、その具材に甘めの味噌をつけて食べるのが主流です。味噌の甘辛さともつ煮込みで、ご飯が進むこと間違いなしの組み合わせです。
おでんのおかずにぴったり!さっぱりヘルシーな箸休めにぴったりの副菜
おでんをメインおかずにしたときや、おつまみにしたいときにぴったりな、箸休めになる副菜を紹介します。野菜をメインに使った副菜はヘルシーで女性にも人気です。朝ご飯や軽く食事を済ませたいときなどは、おでんと副菜の組み合わせで十分満足することができます。
- キャベツの酢の物
- トマトのおかか醤油和え
- 白菜の中華風浅漬け
- アボカドのみょうが乗せ
- レンジ蒸し玉ねぎ
- コールスロー
- カレー味コールスロー
- きゅうりとちくわのからしマヨネーズあえ
- エノキと大葉の小梅和え
- 野菜の生ハム巻き
- かぼちゃとジャガイモのおやき
- からしレンコン
- 白菜の浅漬け
- たこときゅうりの酢の物
- 千切り大根の梅肉和え
- 青菜のお浸し
- いんげんの胡麻和え
- れんこんとさつまいものきんぴら
- かぶの赤紫蘇和え
- やみつき無限ピーマン
- エノキとコーンのバター醤油炒め
栄養満点!おでんには葉物野菜のサラダ
食卓をパッと華やかにしてくれるサラダは、おでんに良く合うおかずです。おでんにも野菜はたくさん入っていますが、その多くが根菜類です。葉物野菜を取り入れることで、食卓の華やかさだけでなく、栄養バランスも整えることができます。シンプルでヘルシーなサラダから、ボリューム満点のサラダまで幅広くご紹介します。
- グリーンサラダ
- じゃこサラダ
- ほうれん草と豆腐のサラダ
- サラダチキンのサラダ
- ビーンサラダ
- ポテトサラダ
- シーザーサラダ
- コールスロー
- 水菜のサラダ
- 和風トスサラダ
- ひじきと枝豆のサラダ
- レンコンとクルミのサラダ
- 春菊とかぶの甘酢しょうがサラダ
- じゃがいもと明太子のサラダ
おでんに汁物はあり?意外と合う汁物
おでん自体がお出汁で煮込まれていることから、おでんに汁物を合わせる方も少ないでしょう。しかし、「おでんの汁を飲むわけではないから、おでんは汁物に含まれない」と主張する方はもれなくおでんに汁物を合わせます。おでんに良く合う汁物を紹介します。
- なめこと豆腐の味噌汁
- 豚汁
- ほうれん草と油揚げの味噌汁
- みょうがの味噌汁
- はまぐりの味噌汁
- とろろ入りニラの澄まし汁
- かぶの葉とわかめの味噌汁
- わかめとにんじんのスープ
- 卵の中華スープ
- かぼちゃと玉ねぎの胡麻味噌汁
- 青梗菜のニンニクスープ
- 焼きネギとみょうがのお吸い物
- かぼちゃともやしの味噌汁
おでんにちょい足しで満足!サブおかず
おでんだけでも十分満足だけど、もう1品お米が進むおかずが欲しい…。そんな時は卵や肉、魚を使った軽めのサブおかずを作ってみてはいかがでしょうか。ヘルシーな料理も多いので、軽く食事を済ませたいときや、カロリーが気になる女性におすすめです。
- 厚揚げのエビマヨ焼き
- お刺身
- マグロの山かけからしポン酢
- サーモンマリネ
- 豚肉入りきんぴら
- だし巻き卵
- オムレツ
- 豆苗のうまみ炒め
- マッシュポテトと卵のチーズ焼き
- 人参とベーコンのサッと炒め
- ジャーマンポテト
- たこのカルパッチョ
- いかのバター焼き
- 鶏肉とごぼうのきんぴら
- プルルンささみとセリのポン酢びたし
- さんまの甘露煮
- 厚揚げとかぶのオイスター炒め
- 銀杏と黒胡麻の卵焼き
- エリンギの豚肉巻き
ボリュームアップ!おでんにはタンパク質豊富な主菜
「おでんはおかずではない」派の家族がいる場合は、おでんの他にもボリューム満点のがっつり系おかずを用意しましょう。おでんとがっつり系おかず、それに炭水化物を組み合わせた献立に、満足しない人はいません。メインおかずとおでんを多めに作って、次の日のお弁当のおかずにするのも良いでしょう。
- ぶりの照り焼き
- 焼き魚
- 唐揚げ
- てんぷら
- シューマイ
- 春巻き
- 牛タン
- アジの干物
- ししゃものフライ
- メンチカツ
- コロッケ
- 焼き鳥
- 鶏の塩焼き
- 肉豆腐
- 野菜炒め
- 肉団子
- 角煮
- 豚肉と車芙の煮つけ
- サバの甘酢あんかけ
- 牛筋煮込み
- もつ煮
満腹になりたいならご飯や麺類も忘れずに!
「おでんがおかずになる」派にも、「おかずにならない」派にも欠かせないのが、炭水化物です。「おでんはおつまみ」派の方も、締めには炭水化物を食べているのではないでしょうか。
王道の白米はもちろん、「おでんでは米が進まない」という家族がいるご家庭では、炊き込みご飯やお寿司などの味付けご飯を用意している場合が多いのです。おかずをたくさん作るのではなく、メインのごはんを工夫するのも良いですね。
- 白米
- 茶飯
- おにぎり
- 焼きおにぎり
- 海苔巻き
- 五目炊き込みご飯
- トウモロコシの炊き込みご飯
- 漬物混ぜご飯
- 明太子ご飯
- 明太子豆腐丼
- 菜飯
- ちらし寿司
- とろろかけご飯
- わかめご飯
- ゆかりご飯
- お好み焼き
- いなり寿司
- グリーンピースご飯
おでんにアレンジを加えて満足の一品に!
おでんの他におかずを用意するのは面倒な方は、おでんの具の種類をいつもより多く入れたり、スープを変えてアレンジしてみましょう。肉類の具材など、お米がすすむアイテムを投下すれば、ほかにおかずを作る必要もありません。定番の人気具材から、変わった一品まで紹介します。
相性抜群!おでんにぴったりの具材
- 大根
- にんじん
- こんにゃく
- ゆで卵
- はんぺん
- じゃがいも
- にんじん
- トマト
- シイタケ
- ちくわ
- 里芋
- もち巾着
- 厚揚げ
- 結び昆布
- たこ
- いか
- あさり
- 銀杏
- いかボール
- 魚河岸揚げ
- 海老巻き
- さつま揚げ
- 信田巻き
- 焼き豆腐
- 生麩
- ネギま
- バクダン(卵巻き)
- かに
- いわしのつみれ
- ちくわぶ
- かまぼこ
- ごぼうまき
- 厚焼き玉子
- 長天
- おもち
- 糸こんにゃく
- がんもどき
- 牛筋
- もつ
- 鶏手羽元
- 豚バラ肉
- ソーセージ
- ロールキャベツ
- クジラの舌(さえずり)
- クジラの皮(コロ)
- 黒はんぺん
- アボカド
- スパム
- シュウマイ
- タコ焼き
おでんスープを変えてみる!
いつものおでんでは食が進まないときは、おでんのスープを変えてみてはいかがでしょうか。昆布と鰹節の出汁がベースのおでんスープですが、関東風なら濃口醤油とみりん、酒で甘辛い味付け、こってりスープに仕上げます。関西は正反対で、薄口醤油と塩で味付けしたさっぱりスープです。
また、最近話題の「静岡おでん」は独特で、牛すじで出汁を取った真っ黒な煮汁が特徴です。トッピングに青海苔、だし粉(いわしの粉末)、甘味の味噌が欠かせません。普段食べているおでんとは違う味に挑戦するのもおすすめです。
おでんスープを使ったアレンジ料理
「おでんの具材を増やしてみたものの、満足感が足りない。」「おでん2日目で飽きた、もう食べたくない。」そんな時は、おでんのスープを使ってアレンジ料理を作りましょう。いろいろな具材のうまみが染み出したおでんスープは絶品です。おでんスープを活用して、家族全員満足するに違いないアレンジ料理を作りましょう。
おでんスープで煮込みうどんにアレンジ
「わざわざ一品を作るのが面倒くさいな」と思う日は、主食とおかずを一緒に取れる「おでんの汁で煮込みうどん」がおすすめです。作り方も非常にシンプルで、ゆで麺ならそのまま鍋に入れるだけ、冷凍めんなら袋のままレンジで加熱して鍋に入れるだけです。調理器具も必要ないので後片付けもなく、非常にラクな「主婦の味方メニュー」といえます。
しょっぱなからおでんの具材と一緒にうどんを食べるもよし、おでんの締めとしてもよしの万能アレンジ料理です。よく煮立たせてから食べると、うどんがおでんの汁を吸いこんでとてもおいしくなります。
おでんがビッグな茶碗蒸しに?簡単アレンジ
一時期テレビで話題になったおでんのアレンジ方法です。作り方もとても簡単で、おでんの具材が残ったスープに、とき卵を加えて蒸すだけで完成です。お好みでかまぼこやシイタケ、三つ葉など加えると、更に本格的に仕上がります。大鍋での茶碗蒸しに、子供や夫が喜ぶこと間違いなしです。
イタリアンおでん&〆は和風リゾットにアレンジ
おでんの味に飽きてしまったら、イタリアンおでんにアレンジしてみましょう。作り方はとても簡単で、おでんの鍋にカットトマトを加えれば完成です。そこにえびやあさりを加えると、ブイヤベース風になってとてもおいしいです。
また、残ったイタリアンおでんのスープを活用して、ちょっぴり和風なリゾットにアレンジするのもいいでしょう。イタリアンおでんのスープにご飯とチーズを加えれば、あっという間に和風リゾットの完成です。仕上げにパセリを振りかけると見栄えが良くなります。出汁の利いた和風リゾットなので、刻みのりをトッピングするのもおすすめです。
クリーミーなほうとうにアレンジ
「おでんをほうとうに?」とびっくりしてしまうかもしれませんが、このアレンジレシピも絶品なのでぜひ試してみてください。残ったおでんスープに豆乳と味噌を加え、ほうとうの麺を加えて煮立たせれば出来上がりです。
ほうとうの麺は自宅で簡単に作ることができるので、この機会に挑戦してみるのも良いでしょう。カボチャやいんげんを加えると、更にほうとうらしくなり、おいしくいただくことができます。
おでんスープを炊き込みご飯にアレンジ
おでんのスープを活用した炊き込みご飯は、おでんのリメイク料理としても人気の一品です。作り方はとても簡単で、お米を研いで30分ほど水を吸わせてから水を切り、そこにおでんのスープと細かく刻んだ具材をいれるだけです。
具材を足したいときは、きのこ類や油揚げをチョイスすると「五目炊き込みご飯」風になってとてもおいしいです。刻んだねぎをトッピングすれば完成です。
おでんをカレーにアレンジ
「もうおでんを見たくない」と思うほどにおでんを食べ飽きてしまったときは、おでんの鍋にカレールウを加えてカレーに変身させちゃいましょう。具材が物足りなく感じたら、おでんの具材には入っていない肉などを新たに加えても良いです。ほんのり出汁の風味がする和風テイストのカレーは絶品です。はまること間違いないでしょう。
おでんをシチューにアレンジ
「おでんをシチューにアレンジ?」と驚かれるかもしれませんが、実は意外とおいしいんです!作り方もとても簡単で、おでんの鍋にシチュールウと牛乳を足して煮込むだけで完成してしまうのです。
おでんの出汁が効いていることから少し和風テイストなシチューになり、普段食べているホワイトシチューとは一味違った味わいになります。白菜や根菜類、ソーセージやベーコンなどを新たに足すと、具沢山になり、満足感のある一品になります。洋風料理が食べたいときはぜひトライしてみてください。
おでんをお好み焼きにアレンジ
出汁の利いたおでんスープを活かすなら、お好み焼きにアレンジるするのも手です。おでんの具材は細かく刻み、キャベツ、薄力粉、卵、おでんスープを加えて混ぜて焼くだけで完成です。おでんスープと、出汁のしみ込んだ具材をたっぷり使ったお好み焼きは、おいしいこと間違いなしです。
おでんを筑前煮にアレンジ
おでんの残りの具と、うまみが染み出したおでんスープを活用して、筑前煮にアレンジすることもできるのです。このとき使うのは普通の鶏肉ではなく、焼き鳥の缶詰です。焼き鳥の缶詰を加えることで香ばしさとジューシーさがプラスされます。
おでんの残りの具材だけで足りないときは、新たにレンコンやニンジンなどの具材を加えてもいいでしょう。お弁当のおかずにもなってしまう筑前煮は、万能のおでんアレンジ料理です。
おでんを卯の花にアレンジ
卯の花(おから煮)は、箸休めにもってこいの副菜です。おでんが卯の花に変身してしまうなんて信じられませんが、おでんの残りの具材とスープを使えば簡単に作ることができてしまうのです。
細かく刻んだおでんの具材とみじん切りしたにんじん、おからを混ぜ、おでんのスープで煮立たせます。味を調え、仕上げに刻んだ青ネギを散らせばあっという間に卯の花の完成です。
まさか前日のおでんが卯の花に生まれ変わるなんて、誰も気づきません。出汁が効いたとてもおいしい卯の花が完成するので、ぜひ作ってみてください。
おでんに合うおかずやアレンジ方法はたくさんある
「ご飯に合わない」「おかずではなく、おつまみ」と言われがちで、料理の組み合わせを考えるのが大変なおでんですが、意外にも献立の幅が広く、アレンジやリメイク方法がたくさんあることがわかりました。リメイク方法を覚えておけば、大鍋で大量におでんを作ったときも安心して2日目を迎えることができます。
地方によっておでんの具材やスープの味わいも大幅に変わってくるので、普段食べているおでんに飽きてしまったら、新しい味に挑戦してみるのも良いでしょう。
おでんは具材をだし汁で煮込む簡単料理で、料理を作りたくない!というときにもおいしいのに手抜きで活躍してくれる料理です。ご飯を作りたくない時の対処法!主婦の定番メニューとは?を参考に、料理を作りたくないというときにおでん以外で役立つメニューをチェックしてみましょう!