保育園の給食を食べない

保育園の給食を食べない子供の対応はどうする?体験談15

保育園の給食には子供に必要な栄養がたくさん入っています。子供の成長にかかせない栄養をちゃんと摂るには、保育園の給食を食べることが大切です。子供が給食を食べないなら、工夫と努力をしてみましょう。体験談にはそのヒントが隠されています。

保育園の給食を食べない子供の対応はどうする?体験談15

保育園の給食を食べない子供への接し方はどうしたらいい?

保育園の給食は、成長が著しい頃に必要な栄養とそのバランスを考えながら作られています。せっかく栄養いっぱいに作られた給食なのですから、できるだけ全部食べきって、どんどん大きくなってほしいものです。

しかし、「給食を食べたくない」と訴える子供もいます。体調が思わしくない時なら分かるのですが、そうでない場合、どのように子供に給食を食べさせたらいいのか、親は悩んでしまいます。保育園の給食を食べない子供の接し方を考えてみましょう。

子供が保育園の給食を食べない理由は?

給食で野菜を残し、動物を作って遊ぶ保育園児

寄せられた体験談で語られていた保育園の給食を食べない理由は、子供ならではのことでした。ということは、どんな子供にも起こるという事です。もしかしたらあまり深く悩まずに、そんな時期もあるという程度に考えてもいいのかも知れませんね。

  • 家のご飯が美味しいから
  • 給食の味付けが苦手だから
  • 野菜が嫌い
  • 肉が嫌い
  • 好き嫌いが激しい
  • 食べず嫌い
  • 慣れている自宅と環境が違うから
  • もともと食が細い
  • 給食以外のワクワクが止まらない
  • 親以外の人の言うことは素直に聞けない
  • 場所見知りや人見知り

保育園の給食を子供に食べてもらうには?

保育園の給食を食べない子供が給食を食べられるようになるには、様々な工夫が必要です。ここでは、子供に給食を食べさせるための方法を見ていきましょう。

子供に言い聞かせる

子供と仲良く晩御飯を食べる母親

「給食を食べよう」と子供に言い聞かせるのは、一番簡単なやり方です。給食は作ってくれる人たちがみんなのために一生懸命作っていること、大きくなるにはいろいろな食べ物を食べなくてはならないこと、たくさんのお友だちと一緒に食べるのは楽しいことを伝えてください。優しく根気よく丁寧に、食の大切さを伝えましょう。

「今日は一口だけ食べてみよう」と、無理のない食べ方から始めると効果があります。一口食べることができたら、大げさなくらいほめてあげてください。これを繰り返すと子供に自信がつき、いつしか給食が食べられるようになるでしょう。

子供の自尊心をくすぐる

子供の自尊心をくすぐって、苦手な食材を口に運ぶのはいい方法です。「もうお姉ちゃんだよね、お姉ちゃんならトマト食べられるよね」「にんじんを食べるとお兄ちゃんになれるんだよ!」と子供を大人扱いしてみてください。「そんなのうそだよ」とあっさり言われるかも知れませんが、背伸びをしたい時期の子供にはきっと効き目があるでしょう。

子供が食べられるようになるまで待つ

保育園で給食を食べる男の子

まだ保育園の環境に慣れない、先生やお友だちに心を開いていない子供なら、無理に給食を食べさせることはせず、辛抱強く食べられるようになるのを待ってあげてください。子供の心が給食に向いていないのに、食べたくないものを強引に口に入れるのは、よけいに子供の心を閉ざすだけです。ここは、ゆっくりと持久戦でいきましょう。

家で子供が食べられない保育園の給食メニューを作ってみる

保育園の給食で食べられなかった食材は、家庭の食事作りに積極的に取り入れましょう。嫌いな食材が目立たないように、できるだけ小さく切ったりすりつぶしたり大好きなカレーに混ぜてみるなど、工夫をしてみてください。それでも食べてもらえない時は、子供の好みの味付けにする、食べさせる量を減らすなど、さらに工夫をしてみましょう。どうして食べてもらえないのか、どうして嫌いなのか、子供の意見にちゃんと耳を傾けると、いい料理方法を思いつくかも知れません。

子供が保育園の給食食べられるようにするためには環境を大切にすることを考えてみよう

保育園に持って行くおやつはパクパク食べてくれるのに、なぜか給食だけは嫌がる子供もいるでしょう。自分の周りを見回しても、嫌いな食べ物が一つもない大人が少ないように、好き嫌いをしない子供に育てるのは簡単な事ではありません。

何でも食べる子供に育てるには、環境が大事です。日頃からいろいろな種類の食べ物を食卓に置いて身近に感じさせる、プランターで野菜を育てながら命の大切さを伝える、大人も好き嫌いをしない、大人も食事を残さない、家族そろって楽しく食事をすることを習慣にするなど、出来ることはたくさんあります。

どうしても栄養の偏りが心配なときは、保育園に持って行くおやつを工夫してみてください。ふかしたいもを茶巾にしたり、おにぎりの具に野菜を入れてもいいでしょう。食べることそのものが楽しいと思えるように、保育園の先生と相談しながら給食を食べられるようにしてきましょう。

保育園におやつを持たせるなら何がいい?体験談15
保育園におやつを持たせるなら何がいい?体験談15

子供が保育園の給食を食べない体験談

ここからは、寄せられた子供が保育園の給食を食べない体験談を見ていきます。なんとかして子供に給食を食べてもらいたいと、奮闘している親の様子がよく分かります。食べることは子供の成長にとって一番大切な生命線です。保育園の先生や家族も一緒に巻き込んで考えていきましょう。

家のごはんが食べたい

ゆう(38才)


3才の息子がいます。保育園の給食をある日突然食べなくなってしまいました。それまでは保育園の給食をおいしいと言って食べていたので、先生からお話しを聞いたときにはびっくりしました。

子供に聞いてみると、昼も家のごはんが食べたいということでした。家のごはんのほうがいいと言ってくれるのはうれしいのですが、保育園の給食は保育園で作っているのでおいしいし、栄養士が考えてくれているのでバランスもよいので食べてほしいと思います。

給食を食べないときには、無理やり食べさせることはしないで、食べられるものだけ食べるというように、保育園では対応してくれたようです。

家でごはんを食べているときに、あなたのために先生たちが一生懸命考えて作ってくれているのだから食べようねと、繰り返し言っているうちに、また食べてくれるようになりました。

味付けが苦手だった

pearl(30代後半)


我が家の長女が5歳ごろです。保育園では、委託業者がキッチンに入り、食育も含め毎日工夫を凝らしたメニューで給食が提供されていました。特別、好き嫌いが多い方ではなかったのですが、油っぽいものや甘い味付けのおかずが苦手でした。

私が自宅で作るものは、ほとんど砂糖は使用しない味付けが多かったので、コンビニやお惣菜の煮物など、甘めの味付けが苦手でした。

子供にも食べやすい味付けにと考えられていると思いますが、保育園ででるものも、いつもと少し違った味付けに、全て食べきる事が出来ない時もありました。

でも、目にも美味しい給食を提供して頂いていたので、彩やちょっとした飾りや盛り付けで完食できました。イベントの時などは特に食欲がでて、残さず食べる事が出来たと思います。

誕生日会やひな祭り、こどもの日など、季節にあった飾りもありました。誕生日会では、親子で参加し、保護者も試食できます。一緒に食べる事で好きなものだけでなく、嫌いなメニューでも完食できました。

野菜が嫌い

ともっち(40代前半)


6歳の男の子がいます。毎日保育園に行くのが楽しみな子でしたが、だんだん今日は行きたくない!と言う日が出てくるようになりました。

理由は、給食の野菜が食べられないから行きたくない!との事でした。野菜全般が食べられない息子です。どんなに野菜を小さくしても、入っていないか確認して食べる息子です。

先生とも相談して、一口でも食べてみよう!今日はこの野菜をちょっとだけ食べてみよう!と保育園でも家でもやっているところです。

そして、保育園で出た給食で食べられた野菜があると、息子は「今日食べた野菜美味しかった」と言われれば、献立を見て家でも作るようにしています。

先生のお陰で、少しずつですが食べられる野菜も増えてきました。息子も、野菜を食べれば大きくなれる!強くなれる!と思っています。

食べられた時は、とても嬉しそうにしている顔を見ると、私も嬉しくて仕方がありません。このまま先生と協力して、もっと食べられる野菜が増える事を願っています。

ヒーローの格好をした子供と野菜のイラスト

自宅と違う環境だから

はるはる(30代前半)


現在3歳になる男の子がいます。保育園には、1歳から今年の3月まで保育園に2年間通っていました。保育園では、園内での手作り給食だったのですが、先生のお話では、通い始めの頃はほとんど食べていなかったようです。

まず、自宅とは違う環境ということで、子どもにとってはそれがストレスだったのではと考えています。家でよく食べてくれますし、体も順調に成長して、クラスの中では大きい方でした。

私としては、手作りで栄養バランスがとれた給食を食べてほしかったのですが、それについてあまり深く考えず、少しでも食べられた時は「美味しかった?良かったね」など、子どもの負担にならないように声をかけていました。

そうしているうちに、子どもの方から○○食べられたよ!と教えてくれるようになりました。また、周りの友達が美味しそうに食べるのを見て、そのまねをしているうちに、結果たくさん食べるようになりました。

好きなものしか食べない

ひとみ(40代前半)


娘は3歳10ヵ月で、幼稚園の給食は、好きなものしか食べない状況がずっと続いていました。いつも園からお腹をすかせて帰ってくるため、頭を悩ませていました。

慎重派の娘は、はじめて目にするものはとにかく口にしません。そのため、家でも娘の好きなもの、食べてくれるものを作る傾向にあったのがいけなかったのだと反省しました。そして、あまり本人の好まないものも、あえて作るようにしました。

野菜の形を可愛くくり抜いたり、盛り付けを工夫し、気分よく食べてもらえるようにし、味付けは、やや甘めにしたりと、子供が食べやすいよう工夫しました。

また、娘の興味のある、健康に関する話や、お姉さんになりたいという気持ちを汲み、一口も食べないで嫌いといっていたら、色々な物が食べられなくなるよね、お姉さんにそれではなれないし、病気しやすい体になってしまうね、お友達ともそれじゃあ楽しく遊べないねぇなど、様々な話もしました。

すると、「もう、お姉さんだから食べられるようになったの。」と、積極性が出て、苦手なものも少しずつ食べられるようになってきました。とにかく子供の気持ちに寄り添い、色々な食べ物に慣らせることが大切だと感じました。

もともと食が細い

やゆ(30代中旬)


当時、1歳になったばかりの女の子の話しです。保育園での給食(離乳食)を食べずに、親も先生も困り果てていました。もともと、授乳期の頃から食が細い子で、ミルクも一回の期定量を飲み干すことができず、半分飲んだらいいほうでした。

成長がゆっくりだったのか、9ヶ月でやっと寝返りをするようになったので、抱っこをしている時間が長く、あまり動かない子供でした。保育園に入園してからも変わらず、のんびりとしているか、大半を寝て過ごしていました。

ただでさえエネルギーを消費してない上に、好き嫌いもあり、野菜&果物は苦手なので、給食が進みません。先生が食べさせても、口からだしてしまうことが多々あったそうです。

お家では、給食の献立表を参考に同じような料理を作り、味や食材に慣れてもらうことを、頑張っていました。なかなか食べ進まない野菜も、お姉ちゃんが食べさせてあげると、パクパク食べ始めました。

それ以来、苦手な物、食べ慣れない物は、お姉ちゃんに食べさせてもらい、味に慣れることを進めていきました。それから歩くようになり、運動量が増えたので、徐々に給食を食べるようになり、2歳になる頃には、だいぶ好き嫌いも減りました。

好き嫌いが激しい

やかまま(23歳)


子供は現在1歳4ヶ月です。離乳食は割と食べる方で、周りのみんなにもよく食べる子ね!と言われていましたが、最近は好きなものは食べ、嫌いなものは口に全く運ばなくなってきました。

保育園から何をよく食べるのか、そして何を食べないのか、連絡帳を通して教えてもらうようにしています。

食べないものに関しては、家では細かくみじん切りにして、なるべく分からないよう工夫して料理を作っています。また、甘いものは大好きなので、ジューサーで野菜と果物を混ぜてジュースにして飲ませたりもしています。

やはり、嫌いなものがそのまま料理に出てくるとなかなか食べませんが、気づかぬようにするとよく食べる傾向にあります。工夫が大切ですね。

好きなものは食べる

りぃ(30歳)


現在5歳で年長組の息子がいます。1歳から保育所に入れていますが、3歳ごろから好き嫌いがハッキリしてきて、保育所の給食も食べるものと食べないものが分かれてきました。

ご飯やスパゲッティなどの炭水化物は好きでよく食べますが、緑の野菜や味噌汁などの汁物、きのこ類は特に嫌いで、自ら食べようとはしません。3歳の時に発達検査を受けたこともあり、保育所の先生も柔軟に対応してくださっています。

食べるように言葉で促したり、スプーンですくって口の方へ持って行っても食べようとしない場合には、あと一口は頑張ろう、というように量を決めて、本人の納得を得るようにしてくれています。本人も、あまり多くない量なら食べられています。

給食を食べる保育園児達と見守る先生

牛乳が嫌い

natsu(40代前半)


4歳の男の子の母です。離乳食終わった頃から、何度も挑戦していましたが、どうしても牛乳が嫌いなようで飲んでくれませんでした。2歳から幼稚園に行くようになり、お給食で牛乳も出るのですが、やはり全く口をつけていませんでした。温めて飲ませてみたり、少し甘くしてみたりしましたが、なかなか飲めませんでした。

その頃から、甘いコーンフレーク(シュガータイプ)を分からないくらいに牛乳を浸して出したところ、拒絶せず食べられました。それから、しばらく慣れさせて、ほんの少しずつ牛乳を増やして浸して食べるのを繰り返しました。

まだ牛乳そのままは飲むことはできませんが、コーンフレーク入りなら、牛乳を飲めるようになり、このまま続けたらお給食の牛乳も飲めるようになるのでは?と期待しています。

ワクワクが止まらない

もん(37歳)


現在中学生の我が家の長男が幼稚園だったとき、給食を食べる事がとても大変でした。小さな頃はもりもり好き嫌いもなく普通に食べていたのですが、年齢が上がるにつれてだんだんと箸のスピードが遅くなり、いつも最後まで食べていました。

どうやら彼の頭の中は、食べることよりもワクワク色んな事を考えるのが楽しくて楽しくて、給食に集中できなかったようです。なので、食事をする時は横に先生が座ってくれて、色んな食材や料理の仕方など話をしながら食を知る事で、興味を持たせていました。

もともと色んな事に凄く興味がある子で、なんでも知りたがる特性を活かし、この子に合った方法を試してみました。なかなかスムーズには行きませんでしたが、年齢とともに食べる事が好きになり、今ではたくさん食べるようになりました。

感覚が鋭すぎた

マナピン(37歳)


息子は4歳の年中組です。年少から入園しましたが、決まったものしか食べないなどひどい偏食がありました。息子の好きなものがない日は全く手をつけないことがザラでした。家でも偏食には困っていたので園の先生に度々相談をしていました。

ある日先生から、園でのお友達との関わり方や行動を見て、発達に問題がある可能性があるので検査に行くことを勧められました。検査の結果は食べ物に対する感覚が鋭すぎての偏食だったようです。

担任の先生が担当医と情報を共有し、色々な方法で給食を食べさせる努力をしてくれました。小さく切ったり、ミキサーにかけたり、麺はふやかしたり・・・。初めてのものはスプーンに少しだけ乗せて舐めさせるなどの工夫をしてくださり、食べえれるものが少しずつですが増えていきました。

親以外の言うことは素直に聞けない

みずりん(29歳)


子供は現在4歳です。入園して間もない2、3歳の頃、嫌いなものは食べないだけでなく、気分で食べないこともありました。家でも好き嫌いがあったので、少しずつ家庭で慣らして保育園には入ったのですが、やはり保育園に慣れないこと、親以外の言うことは素直に聞けなかったり、周りに人も多く圧倒されたりと様々な理由もあったのだと思います。

保育園からすれば、残してばかりいると問題視されるのだと思いますが、私からすると、本人が空腹でかわいそうだという思いが強かったです。

無理に口うるさく言うのは保育園を嫌がってしまいそうなので、あえて口うるさくはせず、前の日より何か食べられるようになったり、挑戦できたりしたときにいつも以上に誉めて、私の嬉しい気持ちを伝えるようにしました。

まだまだ嫌いなものありますが、だいぶ成長し食べられるようになりました。また年齢を重ねれば我慢も覚えるので、焦ることはないと思います。

肉が嫌い

まま(36歳)


うちには現在小学三年生の女の子がいますが、極端な肉嫌いです。その代わり、子供が嫌がるピーマンやゴーヤでもパクパク喜んで食べるので、周りのママ達からは羨ましがられています。

でも、実際はかなり大変でした。保育園では、毎日給食でしたが、他のお子さんが喜ぶ唐揚げ、ハンバーグ、ウインナー、全部食べません。ひき肉も嫌がって、ちょっとでも混ざっていると、全く手をつけない事もありました。

先生には申し訳ない気持ちでしたが、給食が嫌で保育園嫌いになっても困るので、無理に食べさせないようお願いしていました。

そして、家では食べられる肉料理を探して毎日試食会をしていました。牛肉、豚肉、鶏肉を焼いたり炊いたりミンチにしたり。味付けや食感を変えて、どの肉のどの料理法なら食べるのかを探っていきました。

うちの子は、牛肉を一口サイズに切って、焼肉ソースをかけたものなら食べたので、それを豚肉や鶏肉に変えて少しずつ慣らし、慣れた頃には味付けを変えてみたり、ミンチでミートボールにしてみたり、食べられるという自信をつけさせていきました。

今でも肉料理は大好きではありませんが、学校の給食は頑張って完食できるようになりました。

食べず嫌い

ハルヒサ(30歳)


うちの長男は今4歳で、去年から保育園に通っています。まず保育園に慣れるのに1ヶ月ほどかかり、元々好き嫌いの多い子供で、給食に出てくるメニューにも慣れるのに時間がかかりました。

自分の好きなカレーや揚げ物、麺類など嫌いな野菜が入ってなければ食べられるみたいで、最初は好きなものだけ食べているようでした。

先生からそう言われ、味噌汁の具も野菜が食べられないので、手をつけないとか好きなものと嫌いなものが混ざった和え物だと、嫌いなものだけキレイに残すようで、時間がかかりそうだなと感じたのを覚えています。

まずは、家で給食のメニューを再現することにしてみました。味噌汁も嫌いな野菜をまず少ない量からチャレンジさせ、なるべく味が染みているように野菜の味をあまり感じさせないよう作ったりしました。

子供の好きなしょうゆやソースの味がするものは、少しずつ食べるようになり、食べたことのない野菜は細かく形もわからないようにして、徐々に形そのまんまの状態で鍋の具のように出してみたりすると、約1年たった今、ほとんどの野菜は自分から食べるようになりました。

場所見知り人見知り

むぎちゃ(33歳)


現在8ヵ月の女の子を育児中です。生後7ヵ月のころから保育所へ行き始めたのですが、場所見知り人見知り、緊張などがあったのか、保育所の給食はもちろんミルクも受け付けず、先生も私も悩んでいました。

家では完母だったため、哺乳瓶の乳首も嫌がっていました。離乳食も嫌がってほぼ食べない状態。保育所の方からは当然ながら「この状態が続けば保育が難しい」とまで言われました。

しかし、1~2週間様子を見ていると、本当に少しずつですが、ミルクを飲むようになり、給食も一口一口食べられるようになりました。先生も何とか色々な方法を試してくれ、家でもなるべく楽しめる様に無理強いはせず、しばらず自由に食べさせました。

今でもまだまだ平均に満たないですが、食べ物にも興味を持ち始めています。

子供が保育園の給食を食べないときは食べない理由を考えてみよう

子供が保育園の給食を食べない時は、あれやこれやと対策を考える前に、まずは食べない理由を子供に聞いてみましょう。好き嫌いが理由なら、嫌いな食材を気にならないように細かく切って与えるなど、家庭でも工夫をすることができます。量が多くて食べられない、楽しくないことがあったということなら、保育士との連携が必要です。給食を食べさせる対策をとる前に、食べない理由を聞い考えることが大切なのです。