仲良し夫婦でいるため5つの秘訣
夫婦仲が良いと、毎日楽しく、イキイキと過ごせます。結婚後もラブラブなご夫婦を見ると、旦那さんも、奥さんも、笑顔がとっても穏やかです。どうしたらこんなふうに、夫婦仲良く暮らし続けられるのでしょうか?
「夫婦仲が良いです」「妻が大好きです」「夫との関係は良好」と自ら明かす、仲良し夫婦の旦那さんや奥さんに、円満な夫婦関係を続けていくための秘訣を伺ったところ、仲良し夫婦には以下の5つの共通点がありました。
これからもずっと夫婦仲良くいたい。特に理由はないのに関係が冷え切ってしまっている。
そんな奥さん、旦那さんはぜひ参考にしてみましょう!
1.思いやりは「言葉」や「態度」で示す
「うちは仲良し夫婦です」と語る妻と夫、両方が共通してまず挙げるのが『相手への思いやり』です。当たり前の話と思うかもしれませんが、仲良し夫婦に共通しているのは、それを言葉や態度ではっきり示すということ。
「いつもありがとう」「ごめんね」など毎日当たり前に言葉にし、スキンシップもとりますし、プレゼントを贈ることも珍しくありません。
「夫婦なんだから言わなくても分かるでしょ」ではなく、「夫婦だからこそ気持ちを伝えあう」というのが幸せな毎日を過ごすための秘訣です!
2.毎日の会話は非常に大切
仲良し夫婦は、パートナーとの会話を非常に重要視しています。
- 毎週、同じテレビを見るようにする
- 夕食後にコーヒーを飲みながら1日の出来事を報告する
日課として、習慣として、会話のための時間や仕組みを作っている方もいます。
最近やや関係が冷えているという方も、なにか共通の話題があると、会話は弾みやすいはず。テレビはそういった意味で積極的に活用できるのではないでしょうか。
3.相手の趣味ややりたいことを尊重
真の仲良し夫婦は、いつもベッタリとくっついている訳ではありません。お互いの趣味などに費やす時間も大切にしています。
もちろん相手の趣味に関しては、非難したり、制限しません。お互い精神的に自立し、自分ひとりの楽しみも持っているからこそ、相手といる時間を心から大切にできるのでしょう。
4.言いたいことを溜め込まない
時には我慢や妥協も必要ですが、「相手に自分の考えを言えない」というのは、夫婦間では辛いもの。
夫婦だからこそ、お互いの価値観をよく理解しているというのがやはり理想です。
仲良し夫婦は、お互いにありのままの自分でいられるように、言いたいことがあるときは喧嘩になることを覚悟のうえで、ぶつかることは厭わない人も多く見られました。
5.夫婦喧嘩は長引かせない
仲良し夫婦でも、喧嘩をすることはあります。しかし、喧嘩は長引くほど、嫌な気持ちも長引き、毎日が楽しくなくなります。
- 喧嘩をしたら、その日のうちに終わらせる
- 相手が謝ったら、その場で許す
仲良し夫婦は、以上の2つを夫婦喧嘩のルールとしている方が多く見受けられました。
夫婦喧嘩をしても、早く解決することで、仕事や育児に集中できるというメリットもあるのではないでしょうか。
仲良し夫婦が実践している幸せに暮らすための心得
よく他人から「仲が良いね」と言われる、「夫(妻)のことが大好き」と語る旦那さんや奥さんに、仲良し夫婦で居続けるために、実践していることや気をつけていることを伺いました。
夫が語る、仲良し夫婦でいるための秘訣
旦那さんが語る秘訣を見ていると、「奥さんを大切に思っているんだな」「愛しているんだな」という気持ちが伝わってきます。こんなふうに思われたら、奥さんも嬉しいはず。「羨ましい…」となるエピソードばかりです。
思いやりに勝るものはありません
トウチャン(40代後半)
結婚26年目になるのですが、まわりからは「おしどり夫婦」とよく言われます。
妻が大病を患い、入院したこともありましたが、私は出来る限りのことをしていこうという気持ちでそばにいました。そんな様子を周囲が見ていたからかもしれません。
結婚してから7、8年目で子供が産まれ、今年18歳になりました。基本子供は自由に、のびのびと育ててきましたが、年頃になると学校や友人関係など悩んだり、傷ついたり、反抗期もありました。
そんな中でも、妻とはお互い協力し、尊敬し合いながら今まで生活してきました。
お互いに丸くなり、今では喧嘩はほとんどないのですが、若い時は些細なことでぶつかりました。それでもお互い心掛けていたのは、どちらか一方が先に謝ったとしたら、必ずその時に許すこと。家の中では家族みんなが笑顔でいれるように心掛けました。
これからもその気持ちは忘れないでいようと思います。
いつも妻を労わる
橋上通(33歳)
28歳の時に結婚し、結婚生活5年目。妻は同級生です。結婚前の交際期間も5年と長く、当時はクラスこそ違いましたが、知り合って15年以上経ちます。
子供はおらず、妻はそのことを気にしていますが、私は付き合っている頃から妻(彼女)に「いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝えています。何をするにも妻をいたわること。レディーファーストはもちろん、色々な場面で大切にしています。
周囲からは「仲が良くてうらやましい」と言われます。自分としては当たり前のことをしているだけなのですが、照れや気恥しさがあるのか、なかなかそれができない男性が多いのかもしれませんね。
最近、ようやく念願の妊娠が分かったので、今は身重の妻にできるだけ負担をかけないようにしたいと思っています。
お互いに溜め込まないこと!
まんくん(28歳)
結婚4年目です。子供が今年3歳になり、今第二子を妻が妊娠中です。普段から「ごめんね」と「ありがとう」を必ず声に出して伝えるようには心掛けています。それから、思った事は溜め込まずに相手に伝えるようにしています。
それでも、たまに喧嘩をしてしまうことはあります。しかし、その後はハグとキスを必ずします。それをしないと、ウチでは仲直りした事になりません。仲直りの後は、必ず目を見つめ合ってごめんねと謝ります。
夫婦喧嘩は次の日に持ち越さないように心がけています。喧嘩して次の日をイライラ過ごすよりも、仲直りして次の日を迎える方が気持ちいいですからね。後は2人でコーヒーやお茶を飲みながら、テレビを見るのも仲直りの仕方の1つです。
妻が語る、仲良し夫婦でいるための秘訣
仲良し夫婦である奥さん側の意見としては、微笑ましいものだけでなく、笑えるエピソードが多いのも特徴です。奥さんが旦那さんを上手くコントロールしているからこその夫婦円満なのかもしれません。
「ありがとう」を忘れない
あお(40代前半)
結婚して11年目です。子供は10歳と8歳です。夫婦が仲良くいるために私が普段から心がけていることは、とにかく「感謝を忘れない」ということです。
家族になると何でもなぁなぁになるというか、やってもらって当たり前、みたいな態度になってしまいがちですよね。でも、ちょっとしたことでも「ありがとう」と言い合うことで、いつも仲良くいられます。
ただもちろん夫婦喧嘩をすることはあります。原因は夫の言い方に私がカチンと来たとか、思い返すと他愛もないことなんですけど…。喧嘩をした後はとりあえずお互い必ず「ゴメンね」を言い合ってハグで仲直り。そしてなぜか夜はビールで仲直り祝いの乾杯をします(笑)。単にお酒が飲みたいだけというか、夫婦ともにお酒好きというのも円満の秘訣かな。
よく話す!喧嘩のあとも納得するまで!
りぐみ(40歳前半)
私達夫婦は結婚して13年目です。子供は8、4歳の二人です。夫婦が仲良くいるために普段から心がけていることは、たとえお互いが仕事や用事があって忙しい時でも、できる限り時間をとって会話をすることです。
平日はなかなか時間がとれないことが多いのですが、週末などは子供が寝静まった後にお酒を飲みながら、ゆっくりと話せる時間を作るようにしています。
ですが、あまり激しい喧嘩ではないのですが、時には意見が食い違うことがあり、些細なことで言い争うことがあります。ただ喧嘩をしたらとことん納得がいくまで、お互い話し合うようにして仲直りをしています。おかげで喧嘩しても仲悪くなることはありません。
一緒にテレビを見る
コウキング(21歳)
結婚して1年目ですが、結婚する前は2年ぐらい同棲していました。仲良し夫婦でいるためには、やっぱり「共通の時間を大切にすること」が1番なんじゃないかなと思います。
私の家庭では、夫婦で必ず一緒にテレビでドラマを観ます。月曜~日曜までの各曜日で最低でも1つ以上は観ていると思います。ドラマに限らず、バラエティ番組を観ることもあります。一緒にテレビを観ていると、自然に笑いが起こったり、会話が生まれます。
もちろん喧嘩をする時もありますが、喧嘩の時はお互いに容赦なく言い合います。気の済むまで言い合うと、スッキリして、素直に謝る気持ちになります。
旦那は放し飼いでOK
VR46(40代半ば)
うちは結婚して10年以上経ちますが、大きな喧嘩をした覚えがありません。ご近所さんやママ友からは「いつも仲がいいわよね」と言われています。確かに喧嘩はしませんが、ラブラブかといわれると、全く違います。
我が家では、旦那は遊びたいときは出かけていきます。夜も好きな時に飲みに行き、好きな時間に帰ってきて、たまにサウナで一泊してきます。私は特に何も言いません。
仕事で忙しい日々を送っているので、出かけた時くらいは「何時だからそろそろ帰らなくては」と思いながら、遊んだり飲んだりしても、つまらないと思うからです。
旦那が家事・育児に協力的かというと、そうでもありません。なので、旦那は好きにさせてもらえて嬉しい反面、罪悪感もあるのか、休日に買い物に行けば私が欲しいものはだいたい買ってくれます。わかりやすいご機嫌取りがむしろ可愛く思えてきます。
お互いに割り切っているというか、ドライな部分もありますが、うちにはこれぐらいの温度がちょうど良いのかもしれません。
夕食後の会話が元気の源です!
西川りょう(30代前半)
結婚して2年目ですが、まだ子どもはいません。夫婦仲良くいるために気をつけていることは、とにかく会話をすることです。
夕ご飯を食べた後、コーヒーを飲みながら、今日あった出来事を話すのが日課です。他愛もない話でも、2人の時間を持つころでリラックスでき、溜まった疲れも飛んでいく気がします。
結婚当初、一緒に暮らし始めてすぐは、お互いに我慢してストレスが溜まっていたのですが、今は思ったことはその度に伝えるようにしたので、イライラは減りました。
小さなことで夫婦喧嘩をすることはありますが、最終的には夫が謝って、お詫びでスイーツなどを買ってきてくれるので、ケンカが長引く事はありません。
一度大喧嘩をした時は、犬好きの私が「いつか一緒に犬を飼いたい」と言っていたことを覚えていて、子犬を連れて帰ってきてくれました。犬を飼い始めたおかげで、夫婦仲も一段と良くなったように思います。
相手の「好きなこと」を尊重する
たかこ(40代半ば)
結婚して17年ですが「仲良し夫婦」とよく言われます。確かに、夫婦喧嘩もほとんどなく、自分たちでも円満な関係かなと思います。
なぜ夫婦仲が良く、喧嘩をしないかというと、お互いに相手の一番好きなことは文句を言わずにさせてあげるからです。例えば、釣りならば釣りを思う存分に、ゴルフならばゴルフを思う存分にさせてあげます。
人間は、好きなことをして時間を過ごせれば、毎日の生活に多少の不満や不安を抱えていても幸せなんだと思います。
主人の良い習慣を真似しました
山田ゆみ(30代前半)
結婚9年目で、8歳と6歳になる子供がいます。主人と私は、常にお互い「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉に出すようにしています。
元々、主人がよく「ありがとう」と言ってくれていたのを、私も真似しただけですが、「ありがとう」と言われると嬉しいですし、逆に主人に「ありがとう」と伝えると、自分もあったかい気分になれます。
例えば料理を作ってくれた時や、コーヒーをいれてくれた時、子供の面倒を見てくれた時、とにかくやってもらって嬉しいと感じたら言葉で伝えるようにしています
喧嘩もたまにありますが、我が家の場合は一晩たてば大体何事もなかったかのように普通の生活に戻ります。日頃から感謝の気持ちを忘れないでいると、お互い尊重し合える関係になれるのかなと思います。
報告・連絡・相談!
たのりん(24歳)
結婚3年目の夫婦です。子どもは1歳の双子ですが、まだまだ新婚気分で、自分でいうのもなんですが、夫とは仲良しだと思います。二人で色々話し合って「感謝を忘れない」ことを毎日のテーマにしています。
何かをしてもったら「ありがとう」と伝える。自分が悪いとおもったら「ごめんね」と謝る。どちらかだけ我慢していては壁が生まれそうなので、常にウィンウィンの関係を意識しています。
そして、ずっと仲良し夫婦でいるための裏テーマは「ホウレンソウ」。すなわち、報告。連絡・相談です。夫婦喧嘩は「仕事で遅くなるのに、事前に連絡をくれなかった」「家族みんなに関係することなのに、断りもなく決めた」など、お互いの意思疎通が上手くできなかったときに起こります。そのため、仕事と同じように、報告・連絡・相談を心がけています。
「言った!」「言わない!」となることもありますが、基本的にはお互いに理解しあえていますし、失敗によっても夫婦の絆が深まると感じています。
別々のことをしていても、居心地が良い
まるこまるこ(30代後半)
結婚して5年です。よく「仲が良いね」と言われます。一緒にでかけることも多いので、そう言われるのだと思いますが、実は家の中ではそれぞれ別のことをして、思い思いに過ごす時間が多いです。
リビングで同じ空間にいても、お互い好きなことに集中しています。話しかけてもいいし、無言でひたすら没頭していても、お互い悪く思いません。付き合っていたころから、「沈黙が苦にならない関係」を築きたいと思っていたので、ある意味で理想の状態です。
夫婦喧嘩は頻繁にします、お互いの性格をよく分かっているので、とことん喧嘩をします。ただ、その後の仲直りは早いです!喧嘩は引き伸ばさないというのをモットーにしています。
次の日には、笑って「おはよう」「行ってらっしゃい」が出来るようにというのが家訓です。もともとが似た者同士だから、上手くいくのかなとも思います。