車内掃除のポイント

車内掃除の方法・ゴミやホコリを残さずキレイにするコツ

車内掃除をして車の中をキレイにしたい方に車内清掃のポイントと用意しておくと便利な道具を教えます。子供がいるご家庭は特に汚れや食べかす、ゴミやホコリが気になるもの。窓ガラスやダッシュボードの手垢をピカピカにするコツをマスターしましょう。

車内掃除の方法・ゴミやホコリを残さずキレイにするコツ

車内掃除の前に用意しておきたいグッズ

車内の掃除を始めるときは、事前の準備が大切です。掃除を始めてから「○○がない」「アレ買っておけばよかった」となると、時間のロスになりやる気も半減します。

小さな子供がいると、お菓子の食べこぼしや公園で遊んだあとの土汚れなどで、比較的車内は汚れがちです。車内の掃除に必要な道具を揃えて、さっそく車内清掃に取り掛かりましょう!

車内の細かいゴミ掃除には掃除機が必需品

ハンディ掃除機

車内の掃除になくてはならない道具は掃除機です。掃除機は車内の掃除になくてはならない道具です。シートの脇や細い場所にノズルが入らず、思うようにお掃除が進まないことがあるので、細口のノズルを取り付けておくのが理想的です。

車内の掃除にはハンディークリーナーが便利ですが、電源が取れるのであれば普段使っている掃除機でOKです。家庭用の掃除機が使えない場合は、ガソリンスタンドや洗車場に行くと10分100円程度で掃除機をかけることができます。

車内の隙間掃除にブラシ・ペンキ用の刷毛(はけ)

刷毛

車内の掃除で隙間のホコリや砂などを取り除くにはペンキ用の刷毛(はけ)が便利です。安いものだと毛が抜けて不便なので、ある程度しっかりしたものがいいでしょう。

シートや足元のカーペットに入り込んだ汚れはブラシを使ってかき出しましょう。車内は細かい隙間が多いので、刷毛やブラシで汚れをかき出しながら掃除機をかけると、狭い場所もキレイになります。

車内掃除専用の洗剤

ダッシュボードやシートが子供の手垢などでかなり汚れている場合は、専用の洗剤を使いましょう。汚れがひどくない場合は水拭きでも大丈夫ですが、ヤニや手垢が取れないようなら専用のクリーナーを購入しておきましょう。

シートの汚れには洗濯用洗剤・スプレーボトル

スプレーボトル

天井やシートの汚れがひどい場合は、洗濯用洗剤を水で溶かした液をスプレーボトルに入れて準備します。基本的には水拭きで良いのですが、タバコのヤニや長年の汚れが染みついている場合は、洗剤で落とした方がキレイになります。車内の臭いが気になる人にも効果的です。

車内の吹き掃除や拭き取りにマイクロファイバークロス・バケツ

ダッシュボードやシートの汚れ拭きにはマイクロファイバークロスが便利です。拭き残りが少なく、クロス自体も洗うと汚れが落ちやすいので、2~3枚準備しておくといいでしょう。

雑巾は頻繁に洗って常にキレイにしておきたいので、近くに洗い場がなければバケツを準備しておきましょう。

車内の内窓掃除に新聞紙・窓用のタオル

丸めた新聞紙

内窓の掃除用に新聞紙を準備します。窓用の洗剤を使ってもいいのですが、拭きむらが残ったり油が浮いたりすることもあります。新聞紙だとエコで簡単にお掃除できるのでオススメです。

新聞がない場合はキレイなタオルを2枚準備しましょう。1枚は濡らして使い、もう1枚は乾拭き用です。

髪の毛やペットの毛には粘着ロールクリーナー(コロコロ)

粘着ロールクリーナーを準備しておくと、髪の毛やペットの毛など掃除機で吸えないものを取るのに便利です。フロアマットに枯草や芝生などが入り込んでいると掃除機では取りづらいので、コロコロで仕上げましょう。

届かない汚れ部分には割りばし・綿棒

綿棒

ダッシュボードの細かな隙間や、エアコンの吹き出し口を掃除するときに使用します。あまり汚れていないようなら雑巾でサッと拭く程度でいいのですが、汚れが気になるなら準備しておきましょう。

掃除に必要なものを事前に準備しておくと、掃除が一気に進むのでスムーズです。ガソリンスタンドに行く場合も、刷毛やブラシを持っていくと早くキレイに仕上げられます。

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キレイに車内を掃除するコツ8つ

車内の掃除をするときは天気のいい日を選び、時間に余裕を持ってスタートしましょう。あらかじめ車内清掃のコツやポイントをチェックして、掃除の計画を立ててください。

1.車内掃除の前に車内の物はすべて出しておく

車内にものが残っていると、掃除のやり残しや時間のロスにつながります。掃除するときは、車内のものをすべて出しておきましょう。不要なモノは捨てるなどして整理をするとスッキリします。

ガソリンスタンドで掃除機をかける場合は段ボールを準備しておくと荷物入れになり、早く作業ができます。荷物を移動しながら掃除すると効率が下がります。掃除機をかける前に荷物をすべて車外に出しましょう。

2.車内からフロアマットを出してキレイにする

フロアマットを洗う

フロアマットは天気が良い日であれば、ブラシでこすりながら水洗いします。干す時間や場所がなければむやみに水洗いせず、掃除機と粘着クリーナーで掃除しましょう。濡れたままのマットを敷くと汚れやカビの原因になります。フロアマットは掃除がすべて終了してから敷きます。掃除中は汚れない場所によけておきましょう。

3.車内の天井掃除は水拭きが基本

車の天井は基本的に水拭きで構いません。喫煙者が乗っている場合や汚れがひどいときは、洗濯用洗剤を水で薄めてスプレーボトルに入れたものを使います。液が垂れてシートを汚す可能性もあるので、事前に新聞紙かビニールをシートに敷いておきましょう。

天井に洗剤をスプレーして、固く絞った雑巾で拭いていきます。特に汚れがひどい場所は、歯ブラシやブラシでゴシゴシとこすります。

注意してほしいのは、天井の素材を傷めないようにすることです。見えにくい部分で、あらかじめ試してからお掃除を開始してください。古くなっている天井は、素材がボロボロと落ちることがあるので特に注意しましょう。

4.ダッシュボードは水拭きしよう

ダッシュボードは水拭き

ダッシュボードも水拭きでOKですが、家族に喫煙者がいる場合や手垢が気になる人は、車内のインテリア専用クリーナーを使用します。まずは水拭きで全体を拭いた後、専用クリーナーでもう一度拭きます。

子供がいると、ドアの樹脂パーツに靴汚れが付くことが多々あります。専用クリーナーはこうした場所にも使えるので準備しておくといいでしょう。仕上げに専用のツヤ出し剤を使うとよりキレイになり、汚れや劣化の防止にもなります。

5.掃除機は奥から手前に向かってかける

掃除機をかけるときは部屋と同じように、奥から手前にかけていきます。自宅にあるハンディークリーナーを使う場合は、天井→ダッシュボート→シート→フロアとかけていきましょう。ガソリンスタンドで掃除機をかける場合は、右半分と左半分に分けるなど効率の良いやり方で構いません。

6.シートは洗濯用洗剤で拭いてしっかり乾かす

車のシート

シートの汚れが軽度であれば水拭きでじゅうぶんです。汚れがひどい場合は、天井と同じ要領で洗濯用洗剤をスプレーボトルに入れたものを使用します。シートに軽くスプレーして、固く絞った雑巾で拭きましょう。

汚れが特にひどい場所は洗剤を多めに吹き付け、しばらく雑巾でパックしておきましょう。汚れが浮き上がったら絞った雑巾で拭きます。

本格的な掃除がしたい人は、スチームクリーナーもおすすめです。車内の天井やシートを快適にお掃除できます。天井やシートは拭いた後はしっかり乾かすことを忘れないでください。

7.車のエアコン掃除は自分でせずにプロに頼む

エンジンルーム

エアコンの臭いが気になる場合は、カーディーラーなどプロにお任せして掃除してもらいましょう。車に詳しい人は専用のクリーナーを使ってエアコンの掃除をすることもありますが、パーツを取り外す手間が加わるので心配であれば無理はしないほうがいいでしょう。

エアコンの掃除の相場は、おおよそ5,000~8,000円程度です。自分で洗浄される場合は、説明書をよく読んで慎重に作業してください。

8.車内の掃除後はしっかり乾燥させる

シートや天井、フロアマットは必ずしっかり乾燥させてください。湿ったままにしておくとカビの原因になります。掃除が終わったら、ドアをすべて開けて風通しを良くしておきましょう。早く乾燥させたい場合は、乾いたタオルで拭いておくと短い時間で乾きます。

時間が長くとれない人は、日を分けて部分的に掃除しましょう。汚れを放置しておくと掃除が大変になるので、汚れが軽いうちにサッと済ませるのがベストです。

車内の掃除は計画的に短時間で済ませよう!

車は小さな空間ですが細かな部分が多く、土足で乗るため汚れもひどくなりがちです。掃除に時間がかかる場合があるので、しっかり計画を立ててから取り掛かりましょう。

家族で協力して掃除するのも、素敵な思い出になります。子供と一緒に掃除をすると「汚さないようにしよう」と言う気持ちが芽生えるきっかけにもなります。リビングや部屋の掃除を短時間で済ませたい方は、時短掃除術を参考にしてポイントをおさえておきましょう。