簡単!時短掃除術で目指せ 家中ピカピカ!
「掃除だけで午前中全部使ってしまった」「仕事のない休日は掃除と片付けだけで終わっちゃう」という声にあるように、多くの人が家事の中で時短できたら良いなと思っているとされるのが「掃除」といわれています。家の掃除に真っ向挑むと時間も労力もかかってしまい、なかなかうまくいかないのが現状…というケースは多い模様。
そんなとき、知りたいのが時短掃除術ですよね。では時短掃除で正しいのは、以下のうちどれでしょうか?
- 毎日掃除する
- 時々掃除する
- まとめて一気に掃除する
正解は、1番!
「あんな時間がかかる掃除を毎日なんてできっこない!」「時短でも何でもない!」と感じた方がいたら、チッチッチ!違うんです。リビングとその周辺の掃除から、毎日でも1日1回たったの10~15分で終わらせてしまおう!という時短術をご紹介していきたいと思います。
掃除を時短するコツは?時短掃除の基本事項
ここで、時短掃除の基本中の基本の2点を確認していきましょう。
その1 掃除と片付けの連動を切り離す
いざ掃除しようと掃除機を手にするも、実際のところは、まずは散らかった洋服を各自の部屋にしまって、読み終わった新聞を…と、掃除する前の片付け作業に意外なほどの時間と労力を使っているのではないでしょか?
これらは一見切り離せそうにありませんが、ここが落とし穴。いつも連動してしまうから時間がかかって、どちらも中途半端に終わってしまうという呪いにかかってしまっているのです。そこで時短掃除の基本では、掃除のときは掃除だけをメインにし、片付けは最小限に行うことをポイントの1つと考えます。
その2 毎日コツコツ15分
掃除と片づけを切り離す心構えができたら、時短掃除の準備は完了です。これを守ればリビングとその周辺の掃除だけなら1日15分で終わることができます。
1日15分だからこそ、毎日コツコツ続けることができ、毎日やるからきれいが続き、ますます掃除が時短かつ簡単になっていくという好循環が続くようになってくるのです。
こんなにあった!掃除時短テクをぞくぞく紹介!
時短掃除の基本を覚えたら、早速リビングとその周辺掃除の具体的な時短テクニックをみていきましょう。
リビングとリビング周辺掃除の時短テク
リビングはいちばんきれいにしておきたいエリアですが、家族が集まるから人や物の移動が多くなっていちばん汚れるエリアでもあります。だからこそ、基本の15分で毎日コツコツ続けるために、テレビの上や棚の上といったそれほど汚れないエリアは週に1回程度と割り切って、食べかすやほこりがたまる床掃除をメインと考えます。
掃除前の準備(5分)
まずは先ほどの時短掃除の基本に立ち返って、リビングの状態が、散らかっているのか、汚れているのかをしっかり区別する必要があります。
散らかっているものは手早く片付ける
家族が脱ぎ捨てた服や物など散らかっているものは、散らかした本人の椅子の上に置いて自分で片づけるよう促しましょう。
その他に散らかっているさまざまなものは、片付けBOXを1つ決め、そこにすべて放り込み片づけのときに整理します。一通り、きれいになったらお掃除を開始です!
いざ掃除開始!(5分~10分)
掃除といえば掃除機がけ!というイメージですが、時短掃除の基本スタイルは、フローリングワイパーやレンタルモップで掃除機を使わずに床に落ちた食べかすや埃をいっきに集めて、掃除機は集まったゴミを吸い取るだけというスタイルです。
ラグやじゅうたんを敷いている場合には掃除機を使うことになりますが、ここでも手順を意識することで掃除機がけにかかる時間を時短できます。
気を付けるべきは、食べかすや埃が拡散しないよう、テーブルの下やペットのいるエリアなどゴミが多いところから掃除機をかけるという点。これを意識することで、余計な場所へのゴミの広がりが抑えられ、その他の場所の掃除機がけの時間が短縮できます。
廊下や階段など1日1か所(5分)
一通りの掃除を終えたらリビング掃除の終了です。この後の残り5分で、フローリングワイパーやレンタルモップで1日1か所、廊下や階段などリビング周りの掃除をします。
ここの掃除は曜日ごとにスケジュールを決めローテーションで掃除をするか、その日に気になったところをうまくローテーションしていくパターンでもOK。これだけでリビング周辺も含めたきれいなリビングを1日たった15分でずっと保つことができます。
キッチン掃除の時短テクはすぐに捨てるがコツ
基本ですが、キッチン周りも汚れがひどくなる前にコツコツ掃除すると頑固汚れに手こずることは少なくなります。
三角コーナーは撤去してしまおう
三角コーナーを設置されている方もいると思いますが、生ごみはその都度いらない広告や新聞紙に包んでスーパーなどのレジ袋に入れて1日ごとにゴミ箱に捨ててしまえば、三角コーナーを掃除する手間がなくなります。
掃除するべきものが一つなくなるし見た目にもスッキリ!三角コーナーは一般家庭にはなくても不便はありません。
どうしても流れてしまう野菜の切れカスなどは、シンクの排水溝にあるゴミ受け網にかける「ストッキング式の水切りネット」をかけておけば、ほとんどのゴミはそこにとどまるので、数日に1回これを取り換えるだけで終わります。その際2~3回に1回は、排水溝周りのパーツも、使い古したスポンジで掃除してしまえば一石二鳥です。
シンク周りの水はね処理は古布で使い捨て!
シンク周りの水はね処理には、小さく切った古着のきれはしを用意しておき、それで気になったらさっと拭いてそのままゴミ箱へ捨ててしまうというのがおすすめの時短テクニックです。
水道栓などについた水垢はメラミンスポンジが便利!水に濡らして軽くこするだけで、たいていの水垢は落ちます。茶渋などにも有効なので、気づいたときに使っていくのがポイントです。
コンロには紙おしぼり!
コンロの掃除に役立つのがコンビニでもらう紙おしぼりです。紙おしぼりシートの適度な厚みのあるデコボコ面と湿り気が、コンロ周りの汚れを驚くほどさっととれるから不思議です。
これも汚れが硬くなってしまうと、キッチン用スプレーをして汚れが柔らかくなるのを待ってから掃除するというひと手間がかかってしまうので、汚れが硬くなる前の2~3日に1回は掃除をしたいエリアです。
レンジフードは事前カバーで汚れを防ぐ
レンジフードは一度、油汚れがこびりついてしまうと、業者に分解掃除を依頼しなくてはならなくなるので汚れる前のケアーがポイントです。
その対策になるのが大手ネット通販や大型量販店で600円~1000円ほどで売られている「レンジフードカバー」です。これは油を通しにくいシートが取り付けられた枠をレンジフードに後から取り付けるタイプのもので、汚れてきたらそれを取り換えるだけで手が届かない奥の方の油汚れを簡単に防ぐことができます。
お風呂掃除の時短テクは終わったらすぐにやる
お風呂掃除の時短テクは「自分を洗ったらお風呂も洗う」がキーワードです。これを守れば基本的な汚れは5分もかからずに終わります。
湯船の湯垢汚れも洗剤なしでこするだけ
湯船の湯垢は最後にお湯を捨てるときに、そのお湯を使って浴槽専用スポンジで軽くこすれば、洗剤を使わなくてもたいていの湯垢はすぐに落ちてしまいます。
ポイントとなるのは、「お湯が温かいうち」という点なので、湯船の掃除はお風呂に最後に入った人がやるというルールを家族で守れたら嬉しいですね。
最後に浴室のかべ中の温度を冷水シャワーで一気に下げる!これでピンクの湯垢など雑菌の繁殖汚れを抑える事ができます。
鏡や水道蛇口はお風呂上りに古布でさっとひと拭きでOK
プラス、お風呂上りに、乾いた布でさっとふき取っていれば水垢がたまることはほとんどなくなります。このとき先ほどご紹介した古布が大活躍します。少し大きめに切った薄めの古布をお風呂周りにストックしておき、最後にさっと拭けるようにしておきましょう。使った古布はお風呂のドア取っ手などにかけておけば翌日には乾いていますし、汚れが気になったら洗わずに捨ててしまえるから心置きなく使えますね。
最後に捨てるときはお風呂の窓やサッシの汚くなりがちな部分をさっと拭いてから捨てましょう。
トイレ掃除の時短テクはアイテムを工夫する
トイレ掃除は便利になったアイテムをうまく活用していくことがポイントです。
トイレの便座はトイレットペーパーにスプレーできるタイプが簡単!
トイレの便座の掃除のアイテムはいろいろ出ていますが、ペーパータオル式はコスト面でちょっと割高になるので掃除の回数がつい減りがちです。そこでおすすめなのが、トイレットペーパーにさっとスプレーするだけで便座回りなどの掃除ができる「スプレータイプ」のトイレ便座洗浄剤です。
自分のトイレが終わった後、消臭スプレーもかねてさっとひと拭きしておけば、尿の飛びはね臭も気にならなくなります。床や壁などは気になったときに、さっとひと拭きすれば完璧です。
便器内の汚れはスタンプ式洗浄剤がおすすめ
便器内の黒ズミ対策には便座内に直接スタンプするタイプがおすすめです。タンクに入れたり、直接、便器内の水に投げ込むタイプだと、どちらも「詰まり」の原因になるという欠点がありましたが、これは薬剤を便器内でも水の中ではなく側面に張り付けておくものなので、その欠点をカバーしつつもトイレ掃除の回数を激減させることができます。
子ども部屋掃除は片付けがコツ!
子ども部屋もの掃除は、ほぼ片付けがメインとなるといっても過言ではありません。子ども部屋の掃除の時短的は散らかさない部屋にするということが大前提といえます。
しまうことからはじめよう
子ども部屋の掃除はまずは「しまうこと」から始まります。それもすべてをきちんと整理するのではなく「おもちゃ入れ」「ぬいぐるみの棚」「洋服の引き出し」のように種類や役割別に応じて、そこに突っ込むだけでも、まずは良しとして褒めてあげましょう。部屋に物が散らかっていないことが癖になれば、自分からきれいにしまうようになっていきます。
ゴミ箱はいらない?
ゴミ箱というとちょっと大きめのものを部屋の隅にというイメージがあると思いますが、子ども部屋で一番汚れるのが消しゴムカスや勉強中に鼻をかんだティッシュや噛み終えたガムなど机周りが多いのです。そこで活躍するのがスーパーで買った品物を入れる小さなビニールが収まるくらいの小さなゴミ箱を机の上に設置する方法です。
ゴミ箱の中にはビニール袋をセットしておいて、ゴミがたまったら、子ども自身が小まめにビニールごと取り換えるようにすれば、いつでも清潔な部屋をキープすることにつながります。
時短掃除を助けるグッズと家電を大調査!
これまでもいくつかの掃除時短グッズをご紹介してきましたが、時短掃除に役立つ噂のグッズや家電をさらに調査してみました。
リビングの時短掃除に役立つグッズ
大手ネット通販で話題になっている商品をご紹介します。
マイクロファイバーつきモップ
マイクロファイバー布がフローリングのチリや埃を驚くほど吸い取ってくれます。水に濡らせばひざまずくことなく部屋中水拭きができるから、簡単時短掃除を叶えつつ家中ピカピカになります。マイクロファイバー布は取り外せて取り換えが可能です。マイクロファイバー布は某インターネットショッピングサイトのホームキッチン部門売り上げ第1位を獲得しています。
手動式掃除機
先端についたブラシがじゅうたんや畳に絡みついたゴミや塵をからめとってくれます。電気代も騒音も気にしないでいいから、すぐに掃除が癖になり時短掃除につながります。掃除機よりもゴミがとれる!というレビューもあるほどで、大手通販サイトで星4.5のレビューを獲得しています。
お風呂の時短掃除に役立つグッズ
テレビでも取り上げられたことのある便利グッズをご紹介します。
バイオの力でカビを抑制する
天井に貼るタイプで、その中にいるバイオの力でお風呂のカビ発生を抑制するグッズがおすすめです。目に見える効果は感じにくいのですが、その期限がきれたとたんカビが目に付くという意見が多数寄せられています。大手通販サイトで星4.1の高評価です。
浮かべるだけの湯垢取り
湯船のゴミ取りでなく、ゆあかとり!湯船のお湯に浮かべておくだけで、湯垢や皮脂油をとってくれるすぐれものです。湯船の掃除が断然楽になります。
手作りで!時短掃除に役立つグッズ
時短掃除グッズの中でも、手作りできてで超便利なグッズはお掃除の必需品になりそうですね。
古布スポンジ
伝線したストキングに古い靴下などの古布をつめてお手玉状にしたらできあがり。ストッキングが起こす静電気で、窓の外側の汚れや細かい部分の埃をしっかり吸着してくれます。
古布スティック
わりばしなどの先端に古布を巻き付けただけのものですが、窓のサッシやお風呂場の細かい隙間掃除には効果が絶大です。
サッシやリモコンの掃除はボンドでできる?!
窓のサッシや錆びついた部分、リモコンに木工用ボンドを薄く塗って乾かします。乾いた後、優しく剥がすと、汚れや錆びがきれいにとれると噂です。ただし色剥がれがないかなど、試したい箇所に事前に少し塗ってから試してくださいね。
時短掃除に役立つ家電グッズ
掃除家電はとても進化しています。また昔では考えられなかった手頃な価格で手に入る商品も出てきているので要チェックです。
コードレス掃除機なら掃除が楽になる
掃除機がけで意外と面倒なのがコードの絡まりやコンセントのつけかえの手間です。コードレス掃除機なら、気になるところへさっと運んでゴミを取ることができるので「すぐに掃除」が癖になり、掃除がどんどん楽になります。
憧れのロボット掃除機
自動掃除機は時短掃除を目指す人の憧れの存在ですね。これがあるとほとんどの床面掃除が終わっているので、ロボットが入れない隙間や階段などを気になるときにお掃除するだけで終わります。
なぜか、動物に嫌われがちな掃除機であるにもかかわらずペットの興味を引きつける魅力も持ったロボット掃除機。最近ではなんと1万円台の自動掃除機も登場していますから、検討の余地はあるかもしれません。
食器洗い乾燥機を使えば1日分の食器洗い時間が一気にカットできる
食器洗い乾燥機はもともとキッチンに備え付けられているイメージがあるかもしれませんが、後付けタイプも家電量販店などで多く販売されています。狭いキッチンにも置ける小さめタイプなら3万円代からあります。高温乾燥機能つきのタイプにすれば、衛生面でも安心です。
時短テクニックで大掃除だって乗り切る!
大掃除は時間がかかって大変ですよね。網戸をはずしたりと完璧にできる方はいいのですが、今回は時間も労力もない!という方に向けて時短でできる簡単大掃除のコツをお伝えします。
時間割を決めてコツコツとやるのがコツ!
大掃除は範囲が広いのでどうしても時間がかかってしまい、年末に間に合わなかったという結果になりがちです。そこで重要なのがスケジュールを決めてコツコツやるということです。何も12月から始めなくてはならないという決まりはないので、11月ごろから、まずは家の中の細かなところからはじめると成功しやすいといわれています。
できるだけ洗剤を使わない!が大掃除の時短術
洗剤を使うとどうしても二度拭きの手間が出てきて、時間が倍かかるという結果に陥ります。台所周りの電子レンジや冷蔵庫の汚れは、先ほどご紹介した「マイクロファイバー布」、コンロの油汚れや水道栓の水垢は「メラミンスポンジ」を使って水だけで掃除をすれば大幅な時短と労力カットにつながります。
窓掃除の時短テク
窓掃除は大掃除の悩みのタネですよね。時短でできる方法をみていきましょう。
網戸掃除はフローリングワイパーで一発劇落ち!
網戸掃除はフローリング用ワイパーやハンディータイプのワイパーで拭けば、たいがいの汚れは落ちるんです。はずして掃除する時間がないときはぜひ試してみてください。
窓ガラスはスプレータイプの窓用洗剤で二度拭きいらず!
スプレータイプの窓専用洗剤を窓に対しZの形にスプレーします。あとはワイパー(スクイージー)を窓に対し斜め45度くらいの角度であてて、上から下に垂直におろしてきます。
これだけで基本的に二度拭きは必要ありません。サッシに垂れてきた洗剤はそのままサッシ掃除の洗剤として使えて一石二鳥です。窓の外側で汚れが激しいところは乾いた古布でさっと拭いてから行うのがコツです。
大掃除に役立つ時短掃除グッズと家電
大掃除を便利にする時短掃除グッズや家電がいろいろと販売されています。こういったアイテムの助けも借りながらうまく進めていくのがコツです。
100円均一で見つける!自分だけの便利グッズ
大掃除の季節になると100円ショップでは大掃除の便利グッズがたくさん出てきます。窓掃除に便利なスクイージーはもちろんのこと、サッシなど細かな部分専用のブラシ、軍手式になったマイクロファイバー布などその種類はさまざまです。一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
高圧洗浄機で汚れを一気に流し落とす
家周りや車の洗浄に役立つのが高圧洗浄機です。水で一気に汚れを落としてくれるので時短掃除には欠かせません。ノズルを変えれば網戸や窓掃除にも使えます。
コツコツやるが究極の掃除の時短術
いろいろとご紹介してきましたが、一番のポイントは、汚れやゴミを溜めずにコツコツやるということです。トイレにいったら今日は便座を拭く、明日はトイレの床の床を拭くなど「コツコツ・チマチマ掃除」なら一度にかかる時間は30秒もかからないことがほとんどです。今日からちょっとずつ始めてみてはいかがでしょうか。